11月8日PM6:30開宴。(松本会場) 場所はホテル・ブエナビスタ松本2階。JR松本駅からは徒歩7分ぐらいでした。 費用は一人5000円と変わらず。 立食形式で、料理も十分食べられます。今回支配人は初めての松本会場でしたが、料理はなくなるとお替りが運び込まれ、十分充実していました。(写真は開演5分後) ← | |||||||||
まず最初は株式会社 あづみアップル スイス村ワイナリーの「ピノーノワール2003 赤」 酸味が強く、舌への刺激あり。「若い」です。ピノなので色は薄めですね。 | |||||||||
今回は5人のソムリエ・シニアソムリエの方が参加されていました。 会場が込み合っていたので、なかなかお話できませんでした。 | |||||||||
安曇野ワイン株式会社「シャトー安曇野 赤 2002」 NAC認定。メルロー種。濃い目ではあるがマイルドな飲み口で飲みやすい。ややコクが足りないか? | |||||||||
株式会社アルプス「シャトーアルプス信州メルロー1996」 小売価格は5250円だそうです。メルローながら本格派。コクもあるし渋みもある。1996年ものだとさすがに熟成も進んで旨味がありさすが5000円台の味という感想です。 | |||||||||
ここらで一休み。会場で出された料理。テーブル狭しと置かれています。ピラフ・お寿司・ローストビーフ・ハム・ソーセージなどをいただきました。(ちょっとピンボケですみません) | |||||||||
小布施ワイナリー「ドメーヌ・ソガ シャルドネ」 やや甘みがあり、酸味が足りない?(支配人は酸味好き) 飲み口はマイルドでいろんな料理と飲めますね。 | |||||||||
サントリー株式会社「塩尻 信州シャルドネ 2003」 ここのワイナリーは、初登場です。昨年までの「サンクゼール」の替りですかね? シャルドネとしては滑らかな飲み口ですーっと口に入ります。味のバランスは良いです。 | |||||||||
会場ではここら辺で抽選会が始まりました。支配人はここ数年はずれています。確率的には25%程度の方が当たるようです。 賞品はワインやチーズや豚肉でした。 信濃ワイン株式会社「2003桔梗ヶ原メルロ・長野県原産地呼称認定」 | 昨年も支配人大絶賛のワイン。飲み口はマイルドで、ボルドーの若いタイプ(ボルドーACタイプ)に似ている。酸味・旨味・コクの味のバランスは良い。
| 株式会社井筒ワイン「NACシャルドネ2003 樽熟」 | ボトルの写真が無くてすみません。長野県独自の「原産地呼称認定ワイン」です。昨年見直した井筒ワインですが、今年も味はすっきり、バランスも良く果実の甘みもあり新鮮さもあってトップレベルのおいしさでした。 株式会社 林農園の「エステートゴイチ シャルドネ」 | 林農園さんのワインは洗練されているものの味が細く、小さくまとまっている印象がありますがこれも酸味・旨味が弱くすっきりしています。逆に言えば上品なワインといえるでしょう。 マンズワイン株式会社小諸工場の「ソラリス信州カベルネソーヴィニヨン2000年 赤」 | 何回も出席していると、「かつておいしかったワイン」を覚えてしまっています。これも数年前に感心した一本で、今回の出品のかなでは唯一のカベルネソービニヨン。本格派でコクもあり、酸味・旨味のバランスも良かったです。相変わらずおいしかった。
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今年も誕生して5年目の長野県独自の「原産地呼称認定ワイン」(略称NAC)が多数ありました。おいしさにはややばらつきがありますが、総じてレベルは高いといってよいでしょう。
今回試飲した中でのNO1は赤は「シャトーアルプス信州メルロー1996年」と白は「井筒ワイン・NACメルロー2003樽熟」でした。白は二年連続の支配人の中のNO1です。
この試飲会には毎年参加していますが、「シャルドネ」種を原料とする白ワインの品質は確実に上昇しています。ただ昨年に比べるとやや足踏みもあるかな?といった印象を受けました。今後の希望としては、試飲のワインのだいたいの価格が示されていれば、目安になると思います。5000円のワインはおいしくて当然ですから。
今回は初めて松本会場に参加してみましたが、人数の割には会場が狭く感じました。また入り口左横のブースでは、グラスの補充が間に合わず赤ワインを飲んでいたグラスに注いでもらうことがありましたので、これは「試飲会」としての基本を考えると許されないことだと思いますので主催者に一考を願いたいです。
なお、本文中には出てきませんが、「株式会社 諏訪角商店」「JAグループ長野直販」「有限会社サン・コーポレーション」さんがそれぞれ彩りを添えてくれていましたのでご報告しておきます。
会場のブエナビスタホテルは駅からも近く、便利でした。料理もおいしかったです。