第14回信州のワイン試飲会レポート

平成19年11月13日(火)
by かつたろう

写真です11月13日(火)PM6:30開宴。
今年も例年同様、長野市の
THE SAIHOKUKAN HOTEL(旧・ホテル犀北館)2階グランドボールルーム。
費用は一人5000円の立食形式です。(例年同様)
かつたろうは昨年に続き開場時刻前に到着。会場前には多くの人が並んでいました。今年も参加者が多かったようで
テーブルの周りは満員でした。ただ昨年に比べてテーブル数は増えていたように思いました。そこは評価します。
早速株式会社井筒ワイン「NACカベルネソービニヨン樽熟2005年」
を一本目にいただきました。「JAPAN WINE CONPETITTON」銀賞受賞作です。
色も濃く香りもよく渋さもあり本格派。もったりしたコクもあり。→
(今回はボトルではなく各社のテーブルの様子をお伝えしていきます)
写真です
株式会社林農園「桔梗ヶ原メルロ2004」
今回は「赤」をメインに試飲してみることといたします。これは先のワインより飲みやすいのですが、香りは弱い印象です。
写真です
写真ですマンズワイン株式会社小諸ワイナリー
「ソラリス信州カベルネソーヴィニヨン2002年」
毎年お気に入りの一本。今回も例年よりやや軽めながら色も濃くしかも飲みやすい。相変わらずパフォーマンスが良いです。
右が一本め、左が二本目。色の濃さが違いますね。
チーズは株式会社・諏訪角商店さん、
パンはリトルマーメイドさんです。
写真です
写真です次はサントリー株式会社「塩尻 信州メルロ2003」赤
これもメルロ100%とは思えないバランスの良さ。
写真です木の花屋「キャベツのスープ」
高校の同窓生のMさん、毎年ご苦労様です。相変わらずおいしかったです。
信濃ワイン株式会社「2006スーパーデラックス「メルロー」(樽熟成)
メニューの鳥のモモ肉ともよく合う。軽めというか軽快。
写真です
写真です
ここでようやく主催者のご挨拶と参加されているソムリエさんのご紹介です。
料理は和風ピラフ、パスタ、鶏肉などいろいろです。写真はこの試飲会名物のローストビーフを切り分けているところです。
写真です小布施ワイナリー「ドメイヌ・ソガ」
を狙ったもののすでに終了後。参加者のみなさん狙いは的確ですね。
そこで「イタリアンな辛口」をいただきました。軽やかな飲み口ながら微発泡?のせいか下に刺激を感じます。
そういえば長野県産のワインはフランス系のぶどうが多く「サンジョベーゼ」などのイタリア系のぶどうはあまり見かけませんね。
株式会社アルプス「シャトーアルプス信州メルロー1996」
「1996」というヴィンテージだけ見ても飲みたくなります。さすがに口当たりはなめらか。まさしくメルローといった味わいの一本でした。
写真です
写真です午後7時半をまわったあたりから、いよいよお待ちかねの「抽選会」です。各社の提供賞品が並んでいます。
写真です会場ではローストビーフの切り分けがまだ続いています。わたしは3回もお替りしてしまいました。タレが抜群においしいです。
写真ですこれがそのローストビーフのお皿。
付け合せのポテトもおいしかったです。

感想

 開会の挨拶で「長野県産ワインに対する消費者からの評価が上がってきた」と会長さんがおっしゃっていました。「長野県原産地呼称制度」が引き金になりフランスで栽培されている「カベルネソービニヨン」「メルロー」「シャルドネ」などが栽培されるようになり、ここ1,2年で製品化されそれとともに消費者にもおいしさが伝わってきたと感じています。しかし山梨県の巻き返しも始まっており今後一段の精進が必要かと思います。
 今回は、不況のせいか試飲用のワインが各社とも例年より早めに終わってしまったように思いました。あまり残っても困りますがそのときは抽選会の賞品にまわすなりして、参加者から「もうワインないわ」といった声が多数聞こえてこないようにして欲しいと思いました。
 また、各社看板の美味しいワインがレベルアップしてきていることはうれしいことですが、庶民の願いとしては「1000円程度で3000円クラスの味」のワインを飲めることが重要です。ここら辺の価格のワインのレベルアップも是非お願いしたいものです。


雑居ビル入り口

1階 田舎映画館

2階 フランスワイン研究会

3階 高校野球先読み倶楽部

4階 管理人室

5階 駅前雑居ビル電子掲示板

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