第71回センバツ 沖縄尚学 初優勝!!
ランク | 試合番号 | 勝利予想ー敗戦予想 | 予想コメント | 結果 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1回戦 | 1日目第1試合 | 東海大三3ー5浜田 | 開会式直後。東海の守備と浜田の投手とどちらが乱れるかが鍵。 浜田は3,4点取りそうなので、東海打線が5点取れるか? | ●
第2試合 | 比叡山0ー1沖縄尚学 | 村西投手から尚学打線が3点以上とれるか?尚学投手陣のがんばり | も必要。 ●
| 第3試合 | 市川2ー1鳴門工 | 好投手渡辺から得点力のある市川打線が何点取れるか?また | 鳴門工の守備も心配。市川打線が爆発すると大差に。 ○
| 2日目第1試合 | 駒大岩見沢14ー5神戸弘陵 | 左腕西嶋とヒグマ打線の戦い。立ち上がりに不安のある西嶋が | どう切り抜けるか。また、駒大古谷投手が怪我からどれだけ 回復しているかに注目。 ○
| 第2試合 | 玉野光南2ー0東北 | 投手力は玉野が安定。打力は機動力のある東北がややリード。 | 実力伯仲だが一歩間違えば大差にもなりうる。 ○
| 第3試合 | PL学園6ー5横浜 | 1回戦屈指の好カードでもあり因縁のゲームでもある。共に打力が | 両チームの投手力を上回りそう。総合力でPLややリードか? ○
| 3日目第1試合 | 長崎日大2ー3駒大高 | 投打に長崎が上回る。駒大は投手の坂上の力投が不可欠。 | ●
| 第2試合 | 東邦1ー5平安 | 東邦・朝倉が評判通りの投球をすれば有利。制球を乱せば平安打線 | が爆発。 ●
| 4日目第1試合 | 日大三5ー2福井商 | 左右2枚の好投手をもつ福商と日大打線の戦い。栗山投手が | 打ち込まれると接戦も。 ○
| 第2試合 | 水戸商4ー2岩国 | 水商好投手三橋を岩国打線が打てるか?水商も打線が弱い | ので3点勝負か。 ○
| 第3試合 | 延長10回 | 明徳義塾3ー2滝川二 好カード。滝川二も攻守にまとまり明徳増田投手から先取点 | を挙げると面白い。また、迫力のある明徳打線と滝川・福沢投手 の攻防も注目。 ○
| 第4試合 | 海星5ー4九産大九州 | 迫力はないがまとまりのある両チーム。夏春連続の海星が経験 | で1歩リード。九産は岡本投手を攻略したい。 ○
| 5日目第1試合 | 延長12回 | 日南学園3ー1峰山 このブロックで、日南を破るとしたら峰山・川原投手が完封 | したときだけか?何とか1,2点勝負に持ち込みたい。 ○
| 第2試合 | 延長13回 | 柏陵5ー7静岡 実力的には評判の市川・高木2枚を持つ静岡が上回る。しかし今回は | 柏陵のひたむきさを買いたい。清水投手の力投も条件。 ●
| 第3試合 | 延長10回 | 今治西12ー8金足農 金足・北島投手と今治打線の戦い。実力的にはほぼ互角か? | ○
| 6日目第1試合 | 延長14回 | 高崎商6ー7高田 投手を中心にした同型のチームカラーだが、投打に高崎商が | やや上回る。 ●
| 2回戦 | 第2試合 | 沖縄尚学5ー3浜田 | 比叡山の村西投手から1点取った沖縄。今度は5点ぐらい取れそう。 | ○
| 第3試合 | 駒大岩見沢3ー8市川 | 守備に不安を見せた駒大。試合巧者の市川にそこをつかれ | なければ打ち勝ちそう。 ●
| 7日目第1試合 | PL学園15ー3玉野光南 | 投手力に不安のPL。玉野・福明投手が初戦のような投球をすると | 接戦になりそう。PLは5点取りたい。 ○
| 第2試合 | 延長10回 | 平安9ー7駒大高 初戦は平安・香川、駒大・坂上両投手が、見事な投球。打線は | ともに好調ながら、長打力で平安にやや分がある。 ○
| 第3試合 | 日大三0ー3水戸商 | 水戸商・三橋投手と日大打線の勝負。また、初戦好調だった | 水戸商打線が変化球の多彩な日大・栗山投手を打てるか? ●
| 8日目第1試合 | 明徳義塾1ー5海星 | 海星・岡本投手が初戦のような出来だと、明徳の一方的な試合 | になる。岡本投手が踏ん張り、接戦に持ち込みたい。 ●
| 第2試合 | 日南学園3ー0静岡 | 苦戦の末初戦を勝った同志の一戦。投打に日南が上回るが | 静岡・高木投手が立ち上がりを無難に切り抜ければ、 投手戦になる可能性もある。静岡は先取点が欲しい。 ○
| 第3試合 | 今治西7ー3高田 | 高田・松田投手対今治打線の闘い。打ち合いは今治に | 分があるので高田は接戦に持ち込みたい。 ○
| 準々 | 決勝 9日目第1試合 | 市川2ー4沖縄尚学 | 強打の駒岩を討ち取った市川・高室投手が今度は強打の | 尚学打線に立ち向かう。守備でミスの出た方が敗れる。 ● | 第2試合 | PL学園6ー0平安 | 打ち合い予想。平安・香川投手の出来が鍵。2回戦のような | 出来だと、PLの大量点もあり得る。PLは継投も含めて5点以内に 抑えたい。 ○ | 第3試合 | 海星3ー4水戸商 | 水戸商・三橋投手から海星打線が何点取れるか?海星・岡本投手が | 2回戦のような投球を見せれば、打力で海星が競り勝てそう。 ●
| 第4試合 | 日南学園5ー8今治西 | 好投手との対戦が続き爆発していない日南打線。今回は | 爆発して、連投の春永投手を助けたいところ。 ●
| 準決勝 | 10日目第1試合 | 延長12回 | PL学園6ー8沖縄尚学 実力的にはほとんど差がない。尚学・照屋・比嘉両投手が | がんばれば、4,5点の勝負に。PL・植山投手は平安戦 のような投球を心がけたい。 ●
| 第2試合 | 水戸商11ー3今治西 | 好投手・三橋と好調今治打線の闘い。比較的軟投派には抑え | られている今治打線だが、振り切る打撃が出来るか?三橋投手が 3点までに抑えると水戸商ペース。 ○
| 決勝 | 11日目第1試合 | 水戸商2ー7沖縄尚学 | 連投の投手の出来が左右する、打撃は互角。水戸商・三橋投手 | の分だけ水戸商有利か?沖縄は守備も気をつけたい。 ●
| |
目標的中率 .750 どうなるかな?(結局.548という低率で終了)
優勝候補三点予想 | 日南学園 | 明徳義塾 | PL学園
ダークホース三点予想 | 駒大岩見沢 | 海星 | 滝川二
| だめ押し三点予想 | 比叡山 | 東邦 | 長崎日大
| |
---|
予想は大ハズレ。結局ノーマークの沖縄尚学が優勝しました。
< 総評 >・沖縄に初の紫紺の大旗・
沖縄尚学の初優勝で幕を閉じた第71回センバツ高校野球大会、かなり番狂わせが多い大会だった。
まず、優勝の沖縄尚学は打力は良いと言われていたが、比嘉・照屋の両投手が予想より安定していた。何よりも
エラーをしても一向に暗くならないチームの雰囲気が素晴らしいと思う。
準優勝の水戸商は三橋投手が評判通りの投球を見せ、特に2回戦で強打の日大三を完封したゲームは圧巻だった。
ここは予選のチーム打率の低さにだまされてしまった。甲子園ではコツコツと振り切る打法で強打のチームに生まれ変わっていた。
そのほかのチームではPL学園は不安の投手力が準決勝で露呈してしまい、今治西は3投手の継投でしのぐ春の大会らしからぬ
戦法で見事勝ち進んだ。日南学園を破った準々決勝は見事な猛打だった。
さて、優勝候補と言われたチームでは日南学園は評判の打線が湿ってしまい明徳義塾は投手力の
不安が出てしまった。また、比叡山・村西、滝川二・福沢、峰山・川原らがいずれも好投しながら初戦で姿を消したのは
非常に残念だった。それにしても的中率.548はひどい結果でした。夏に挽回いたします。<完>
Aブロック:投攻守のバランスでは駒大岩見沢が一歩リード。対抗は関東大会優勝の市川。これを投手力の比叡山・鳴門工・神戸弘陵が追う展開
Bブロック:横浜・PL学園の勝者が一番手。これを東邦・平安の勝者が追う展開。投打がかみ合えば長崎日大も力はある。
Cブロック:明徳義塾・滝川二の勝者が勝ち進みそう。滝川二が勝った場合は海星にもチャンスがある。日大三は投手陣ががんばれば浮上も。
Dブロック:日南学園が断然リード。投手力がいい高崎商・静岡は日南を1,2点以内に抑えるとチャンスあり。
地区名 | 代表校 | コメント | 回数 | 投手力 | 守備力 | 攻撃力 | 総合力 | 初戦戦績 (戦後) | メモ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道 | 駒大岩見沢 | 3年ぶり | 7回 | B+ | A | A | B+ | 3勝3敗 | ベスト4(65回) ベスト8(55回) |
東北 | 金足農 | 9年ぶり | 3回 | B+ | B | B | B | 1勝1敗 | |
東北 | 5年ぶり | 14回 | B | A | B | B | 8勝5敗 | ベスト4(44回) ベスト8(50・52・57回) | |
関東 | 市川 | 8年ぶり | 2回 | B | B | B | B | 1勝 | ベスト4(63) |
横浜 | 2年連続 | 9回 | B | B | B | B | 5勝3敗 | 優勝(45・70回) | |
高崎商 | 初 | A | A | B | B | ||||
柏陵 | 初 | B | C | C | Bー | ||||
水戸商 | 7年ぶり | 2回 | A | C | C | B | 1敗 | ||
東京 | 日大三 | 5年ぶり | 14回 | C | B | A | B | 7勝4敗 | 優勝(43回) 準優勝(34・44回) |
駒大高 | 初 | C | B | B | C | ||||
北信越 | 福井商 | 3年ぶり | 14回 | A | B | C | B | 5勝8敗 | 準優勝(50回) ベスト8(47回) |
東海大三 | 19年ぶり | 2回 | B | C | B | C | 1勝 | ||
東海 | 海星 | 6年ぶり | 2回 | A | B | B | B+ | 1敗 | |
静岡 | 19年ぶり | 14回 | A | B | B | B | 2勝3敗 | ベスト8(39回) | |
東邦 | 3年ぶり | 23回 | A | B | A | B+ | 9勝5敗 | 優勝(61回) 準優勝(60回) | |
近畿 | PL学園 | 2年連続 | 18回 | B | A | A | A | 13勝4敗 | 優勝(53・54・59回) 準優勝(56回) |
比叡山 | 3年ぶり | 5回 | A | A | C | B+ | 1勝3敗 | ||
神戸弘陵 | 5年ぶり | 4回 | B | B | B | B | 1勝2敗 | ベスト8(66回) | |
平安 | 2年ぶり | 33回 | B | B | A | B | 11勝8敗 | ベスト4(33・46回) ベスト8(69回他) | |
峰山 | 初 | A | B | C | B | ||||
滝川二 | 3年ぶり | 3回 | A | B | B | B+ | 2勝 | ||
高田 | 44年ぶり | 2回 | B | B | C | C | 1勝 | ベスト4(27回) | |
中国 | 玉野光南 | 9年ぶり | 2回 | B | B | B | Bー | 1勝 | |
岩国 | 2年連続 | 5回 | B | B | C | C | 4敗 | ||
浜田 | 17年ぶり | 4回 | C | B | C | C | 1勝2敗 | ||
四国 | 明徳義塾 | 4年連続 | 8回 | B | A | A | A | 6勝1敗 | ベスト4(55回) ベスト8(56・68回) |
鳴門工 | 26年ぶり | 2回 | A | C | C | B | 1勝 | ベスト4(45回) | |
今治西 | 2年連続 | 7回 | B | C | A | B | 5勝1敗 | ベスト4(67回) ベスト8(45回) | |
九州 | 日南学園 | 2年ぶり | 3回 | A | A | A | A | 2勝 | ベスト8(67回) |
九産大九州 | 初 | B | B | B | B | ||||
長崎日大 | 6年ぶり | 2回 | A | B | B | B+ | 1勝 | ベスト8(65回) | |
沖縄尚学 | 31年ぶり | 2回 | B | C | B | C | 1敗 |
< 解説 >・優勝候補を探る!・
今回は「A」評価は3チーム。まず、日南学園が投攻守の3拍子そろっていて1番手の印象。対抗は明徳義塾。昨夏のPL戦の悔しい大逆転負けの雪辱戦となる今回は、投手力が昨年より落ちます。増田投手のがんばりが鍵でしょう。
もう一校はPL学園。ここも投手力が昨年より落ち、3点ぐらいの失点は覚悟の戦いになりそう。
「B+」は6チーム。駒大岩見沢は例年の強打と古谷投手がかみ合えば上位を狙える。海星は岡本投手が健在。攻守に安定している。東邦は剛球投手の朝倉次第。打撃も力強いので面白い存在。
比叡山は好投手村西を中心に打線のがんばり次第で勝ち進みそう。滝川二は本格派の福沢投手を柱に攻守に力強い。長崎日大も山中・崎田両投手が良くここも打撃次第で上位が狙える。
「B」評価の中では市川・横浜・高崎商・日大三・静岡・福井商等が大化けする可能性を持っている。そのほか水戸商の三橋投手、峰山の川原投手、鳴門工の渡辺投手らの活躍も楽しみだ。
また、「高校野球らしいチーム」柏陵の試合ぶりも楽しみだ。
ブロック | 優勝校 | 2位 | ベスト4 | ベスト8 |
---|---|---|---|---|
北海道=1 | 駒大岩見沢 | 旭川工 | 室蘭大谷・駒大苫小牧 | 美幌・東海大四・仁木商・石狩南 |
東北=2 | 金足農 | 東北 | 仙台育英・酒田南 | 東陵・青森山田・日大東北・盛岡中央 |
関東=5 | 市川 | 横浜 | 柏陵・高崎商 | 水戸商・甲府工・真岡・桐生一 |
東京=2 | 日大三 | 駒大 | 国士舘・修徳 | 八王子・東海大菅生・創価・早稲田実 |
北信越=2 | 福井商 | 東海大三 | 高岡商・金沢 | 松商学園・鯖江・北陸・高岡一 |
東海=3 | 海星 | 静岡 | 東邦・岐阜三田 | 浜名・津田学園・四日市工・愛産大三河 |
近畿=7 | PL学園 | 比叡山 | 平安・神戸弘陵 | 高田・峰山・智弁和歌山・滝川二 |
中国=3 | 開星 | 玉野光南 | 岩国・浜田 | 関西・広陵・広島工・倉敷工 |
四国=3 | 明徳義塾 | 鳴門工 | 今治西・高知 | 鳴門一・帝京五・尽誠学園・高松商 |
九州=4 | 日南学園 | 九産大九州 | 沖縄尚学・長崎日大 | 伊万里商・東海大二・小倉東・樟南 |
雑居ビル入り口 このぺージのTOPへ 98夏・甲子園大会の結果 98夏・地区予選代表校予想の結果