そこで、今回も勝手に代表校の戦力分析をしてみました。正しいかどうかは大会が終わるまでわかりません。(部長談)解説へ
ランク | 試合番号 | 勝利予想ー敗戦予想 | 予想コメント | 結果
1回戦 | 1日目第1試合 | 帝京11ー8中部商 | 開幕戦から好カード。帝京は東の横綱。投攻守にレベルが高く春の関東大会でも優勝している。対する中部商も玉寄・安里・糸数と本格派投手をそろえ、投手力では大会屈指のダークホース。守備に不安を抱える中部商は初回の守りが破綻しないことが肝心。逆に初回に強い帝京は開幕直後の異様な雰囲気の中そこをつけるか。 | ○
| 第2試合 | 海星8ー1日本文理 | 実力的にはあまり差はない。海星・エース山崎を日本文理打線が攻略できるかがカギ。守備に不安がある日本文理はミスで得点を許さないことが肝心。新潟県勢はここ4年で1回しか初戦突破してないので得意の打ち合いに持ち込み活路を開きたい。 | ○
| 第3試合 | 智弁学園6ー0拓大紅陵 | 一回戦屈指の好カード。ともに優勝候補の一角。スライダーが切れる智弁学園・エース田中は立ち上がりが不安。拓大がそこにつけ込むと拓大ペース。拓大エース信太(しだ)は先攻して打たせて取る本来の投球に持ち込み最後は飯塚で逃げ込みたい。智弁学園4番上田の出来も試合を左右しそう。 | ○
| 2日目第1試合 | 智弁和歌山5ー4札幌第一 | (延長10回) 智弁和歌山の打線対札幌第一投手陣の対決。札幌は野辺・西浦と本格派をそろえ投手力は良い。智弁和歌山打線を抑えるようだと面白くなる。毎年投手力が不安な智弁はエース田林が安定。ただし終盤までに突き放しておきたい。 | ○
| 第2試合 | 大阪桐蔭3ー5東邦 | この試合も好カード。ともに総合力が高く、優勝候補の一角でもある。投手力は長峰という切り札を持つ分、東邦がややリード。打力は大阪府大会では2割台の打率と結果は残せなかったが、大阪桐蔭がリード。東邦は愛知県勢甲子園緒戦4連敗というプレッシャーにも勝つ必要がある。 | *言い訳・強打の大阪桐蔭のはずが、終盤まで東邦・長峰投手のスライダーを見極められなかったのが敗因。4番西岡の前後の選手が当たらなかったのも痛かった。 ●
| 第3試合 | 川之江5ー1仙台西 | ともに投手力がよく、締まった試合を期待したい。川之江は横手投げの長身エース鎌倉が三振も取れ連打を許さない。対する仙台西はエース左腕横沢の出来がカギ。総合力では川之江に分があるので仙台西は足を絡めた機動力でかき回しリードして後半を向けえることが出来れば勝機もある。 | ○
| 第4試合 | 報徳学園3ー7浦和学院 | 文字通り、今大会の決勝戦と読んでもいいような大一番。総合力は互角。報徳は大谷、浦和は須永とともに春より安定感をましたエースがマウンドを守る。打力もともにハイレベルで浦和学院は機動力がある。試合の予想としてはなかなか点を取るのが難しいと思うので、少ないチャンスをスクイズなりで生かしたほうが逃げ切るだろう。1,2点の投手戦を試合を予想。 | *言い訳・報徳学園は勝負どころで浦和学院・須永投手のカーブを打てなかった。9回表も抑え切れなかったのが敗因。 ●
| 3日目第1試合 | 桜美林6ー1倉吉北 | 夏の甲子園緒戦賭けが続く鳥取県勢だが今回はチャンスあり。ともに打たせてると投手を中心にした守りから入るチーム。機動力は桜美林に分があるが、総合力ではほぼ互角。先取点と守備の堅さが勝敗を分けそう。 | ○
| 第2試合 | 桐光学園3ー0鳥栖 | (延長13回) ともに好投手を持ち総合力も高い。桐光学園は左腕エース清原に安定感があり3,4点には抑えそう。対する鳥栖の2年生エース内山は調子に波があるが好調時はそうそう打たれない。桐光学園の打線も強力とはいえないが内山投手を捉えれないようだと低得点ゲームの投手戦が予想される。 | ○
| 第3試合 | 明徳義塾5ー0酒田南 | 総合力で優勝候補の一角、明徳義塾が上回る。試合の焦点は明徳投手陣対酒田南打線。明徳は春の四国大会の優勝校、酒田南は春の東北大会の優勝校だ。曲者がそろう酒田南打線が明徳の田辺・鶴川両投手を捉えれば面白くなる。酒田南投手陣はそれまでに明徳の筧・森岡を抑えておくことが必要。 | ○
| 第4試合 | 青森山田6ー3開星 | ここ3年間出場校がすべてベスト8以上に勝ち進んでいる青森県勢。今回の青森山田はやや力が落ちるがエースの笹川を中心に投打のバランスは取れている。対する2年連続出場の開星は投手力に難があるので打ち合いに持ち込んで打ち勝つ展開を狙いたい。青森山田の機動力に開星の守備が乱れないことも重要だ。 | ○
| 4日目第1試合 | 富山商1ー4柳川 | 今年の富山商は好投手・中沢を擁し力がある。名門・柳川も3点ぐらいが限度と思える。後は富山商打線が粘り強い投球を見せる柳川・松橋、盛、両投手から何点取れるかが焦点。柳川は予選で多かった守備の乱れが出ると勝ち目は薄くなる。 | *言い訳・柳川・松崎投手の粘り強い投球に富山商打線が的を絞れなかった。守備も乱れ中沢投手の足を引っ張ってしまった。 ●
| 第2試合 | 常総学院3ー2宇部商 | 総合力で常総学院が上回るが、宇部商も昨年のチームよりは実力を上げている。ともに打力が看板だが、宇部商・古谷投手と常総学院打線の対決が焦点。昨夏、花咲徳栄相手に12失点を喫した宇部商は今回どれだけ失点を抑えられるか。打ち合いになれば7,8点を争うゲームになりそうだ。常総学院は継投期がカギ。 | ○
| 第3試合 | 鳴門工9ー2日大東北 | 投打にセンバツ準優勝校の鳴門工がかなり上回る。鳴門工はエースの丸山、細谷の安定した投手力を誇り打線も山北・浜永を中心に得点力がある。日大東北は早めの継投で目先を変え、なんとか接戦に持ち込み終盤に勝負をかけたいところ。 | ○
| 第4試合 | 樟南0ー1一関学院 | 樟南は打力に難があるが優勝候補の一角に名を連ねる。センバツでは緒戦で敗れ真価が発揮できなかった樟南・岩崎投手の投球が焦点。一関学院がセンバツでの広島商のように、足を使った攻撃でかき回せると面白い。一関学院投手陣の粘投も必要。 | *言い訳・樟南は打撃に難があると書いたが、まさか一関学院・阿部投手に完封されるとは!樟南・岩崎投手は評判にたがわない好投見せる。 ●
| 5日目第1試合 | 玉野光南4ー2久居農林 | ともに打撃が看板。投手陣に抑えきるだけの力がないだけに先に打線に火がついた方が有利。6人の左打者を持つ久居農林打線を玉野光南エースがどう抑えるかも注目。また、久居農林・世古投手の出来もカギを握る。5,6点の勝負になるのではないか?案外2番手投手が明暗を分けるかもしれない。 | ○
| 第2試合 | 熊本工1ー3小山西 | 古豪と新鋭の対決だが、実力的にはさほど差がない。投手力は熊本工・本田、小山西・池田ともに安定感がありほぼ互角。打線は山本という超高校級選手を持つ分だけ熊本工に分がある。小山西としては機動力を使って先取点を上げ、終盤の反撃を抑えて逃げ切る戦いに持ち込みたい。 | *言い訳・熊本工打線、小山西エース池田のカーブ打てず!頼みの4番山本もヒット一本に抑えられる。小山西は会心のゲーム運び。 ●
| 2回戦 | 第3試合 | 日章学園8ー9興誠 | 投打にブラジル人留学生を擁する日章学園が上回る。興誠・エースの今泉は日章学園のスケールの大きさに潜む「荒さ」をついて、大量点を取られないようにするのが肝要。興誠の打線も力があるので、日章学園投手陣の制球が定まらないうちに得点を挙げて優位に試合を進めたい。 | *言い訳・興誠もよく打ったが、試合内容では日章学園が勝っていたはず。采配と運のなさが残念。興誠は見事な勝利! ●
| 6日目第1試合 | 遊学館8ー3桐生市商 | 好投手対決。遊学館・2年生左腕小嶋、桐生市商・中井ともに今大会でも注目の好投手。投手戦が期待される。打線はやや遊学館が有利だが大量点を取るのは難しいのでバントを多用して確実に得点したいところ。桐生市商は1,2年生しかいない遊学館の立ち上がりをつけるか。 | ○
| 第2試合 | 中京5ー3柳ヶ浦 | 地区予選での記録がピカイチの中京・2年生エース榊原に地方大会エラー0と守備も堅く打線も活発な柳ヶ浦が挑戦する。2年前は打線が不発で緒戦負けだった中京は、継投策の柳ヶ浦投手陣から早めに得点を奪いたい。3年連続初戦敗退の岐阜県勢は久しぶりの勝利を目指す。 | ○
| 第3試合 | 広陵3ー2日本航空 | センバツ1勝の広陵が投打に日本航空を上回る。広陵はエース・西村とタレントぞろいの中軸ががっちりかみ合い今大会でも優勝候補の一角。守備も堅く隙は少ない。対する日本航空も3投手を擁し打線も三沢・三木と中心選手がおり、チームのタイプは似ている。昨夏も優勝候補の宜野座を破っており、投手陣が好投すると一波乱起こす力はある。 | ○
| 第4試合 | 佐久長聖11ー7東山 | 投手力に難があり、つなぐ打線が特徴のよく似たチームカラー。佐久長聖は調子を崩している本来のエース野村の出来がカギを握る。野村が早めに降板するようだと2番手の日野・中野・長井の継投で東山打線を抑えるのは難しい。東山は木村・関の投手陣が大量点を許さないのが条件。ともに守備も甘さを残すので、好守にミスが出ると一方的になる危うさもある。 | ○
| 7日目第1試合 | 尽誠学園17ー1秋田商 | 総合力で尽誠学園が上回る。選抜ベスト8の尽誠学園は井上、酒井と投手力も充実、打線はやや小粒ながらつないで大量点を奪う。対する秋田商はやや投手力に不安があり、できれば打ち勝つ展開に持ち込みたい。4年連続緒戦負けが続く秋田県勢としてはなんとか先取点をあげて、成田投手の好投と、打線の早めの援護が必要。 | ○
| 第2試合 | 福井10ー0旭川工 | ともに投手力、守備力がよく、打力はそこそこのよく似たチームカラー。福井はセンバツベスト4の福井商を決勝で下しての出場と波に乗っている。エースの藤井は2年せいながら三振の取れる本格派。対する旭川工も山本・福田と安定した投手力を持ち守備からリズムを作っていくタイプ。両チームとも先取点がゲームを支配していく重要な要素となりそうだ。 | ○
| 第3試合 | 帝京5ー0光泉 | 総合力で帝京が上回るが、帝京はエース高市の復調がどうしても必要。打ち合いになっても優位は変わらないが浅野投手だけではいずれ苦しくなる。対する光泉は双子の馬場兄弟バッテリーがカギを握る。力で抑えるだけの球威はないので、コーナーを丁寧について帝京打線を不発に終わらせたいところ。早めに打ち込まれると大差もありうる。 | ○
| 第4試合 | 智弁学園3ー0海星 | 好投手の呼び声高い智弁学園・田中投手を海星打線が捕らえられるかが焦点。1回戦の拓大紅陵打線から10三振を奪い完封した田中は速球とスライダーともに一級品。立ち上がりさえ無難にこなせばそう連打は浴びない。海星は立ち上がりに得点できるかと、エースの山崎の力投が不可欠。低得点ゲームになれば勝機もある。 | ○
| 8日目第1試合 | 東邦1ー4智弁和歌山 | ともに力のあるチームで好カード。視点としては東邦・長峰、三浦の投手陣対、1回戦ではいささか不発気味だった智弁和歌山打線の対決。東邦の2投手はなかなか力があり、強打の大阪桐蔭を3点に抑えた。智弁和歌山が打ちあぐむようだと、着実に得点を挙げる攻撃が得意の東邦が優位となる。智弁和歌山打線、特に4番の岡崎にあたりが戻るかがカギ。 | *言い訳・東邦投手陣は予想通りの出来。打線が再三のチャンスで一本でなかった。とくに2回あった満塁のチャンスで1点に終わったのは痛かった。 ●
| 第2試合 | 浦和学院5ー6川之江 | 緒戦で優勝候補筆頭の報徳学園を倒した浦和学院に、川之江の好投手鎌倉が立ちふさがる。報徳学園・大谷投手から7点を奪った浦和学院は打線も協力。鎌倉投手の球が真ん中に集まるようだと、抑えるのは難しい。打力で引けをとる川之江は浦和学院・須永・鈴木両左腕から確実にチャンスを生かす打撃で3点勝負に持ち込み、鎌倉の力投で逃げ切りたい。 | *言い訳・7回を終わって1−5となったときは浦和学院楽勝だと思った。須永投手があれだけ捕らえられるとは驚き。川之江は鎌倉・武村両投手の踏ん張りが勝因。 ●
| 第3試合 | 桐光学園5ー0桜美林 | 投打のスケールの大きさで桐光学園がややリード。不安材料は1回戦で延長戦を戦ったエース清原の疲れの取れ具合。試合後者の桜美林は先制するとエース岡本の打たせて取る投球もさえ、術中にはまる恐れもある。緒戦やや貧打気味だった桐光学園は早めの援護で投手陣を楽にして優位に戦いたいところ。 | ○
| 第4試合 | 明徳義塾9ー3青森山田 | 投打に明徳義塾が上回る。青森山田・左横手投げのエース笹川は変則投球で一順は抑えそうだが、強打の明徳相手には2順目からが問題。継投策も視野にいれ大量点を許したくない。ただし、1回戦で見せたように今年の明徳の攻撃は多彩。これをどう抑えるかはなかなか骨が折れそう。打線のほうは明徳・田辺・鶴川投手から何とか先制し接戦に持ち込み一方的にならない試合展開にしたい。 | ○
| 9日目第1試合 | 常総学院3ー0柳川 | ともに名門校で実力も伯仲。投手陣が乱れなければ接戦必至だ。常総学院は緒戦で宇部商・古谷投手の力投もあって3得点と打線は抑えられた。一方柳川は大会屈指の左腕富山商・中沢を終盤攻略し勢いがある。常総学院はエース飯島、2番手内田の継投で柳川打線の爆発を抑えながら柳川・松崎投手を捕らえ優位に試合したい。福岡県大会決勝で再試合の末代表になった柳川は粘りがあり、守備が乱れなければ接戦は柳川ペースか?常総・木内監督の采配も見もの。 | ○
| 第2試合 | 鳴門工5ー3一関学院 | 緒戦、わずか2安打で強豪・樟南をうっちゃった一関学院・阿部投手が今度は鳴門工打線をどう抑えるか?鳴門工は樟南より打力はあり、振りも大振りせずにシャープだ。3番山北、4番浜名が、5番、梅原は当たっていて阿部投手との対決が楽しみ。一関学院は鳴門工・丸山投手から先取点を奪い、一回戦のような逃げ切る展開に持ち込みたい。阿部投手の力投が今回も不可欠。 | ○
| 第3試合 | 小山西7ー8玉野光南 | (延長11回) 好投手対決。小山西・左腕池田は強豪・熊本工を1点に抑える低めに決まるカーブが秀逸。熊本工打線に最後まで捉えさせなかった。対する玉野光南はエース田中のスライダーが武器。この両投手の出来が試合内容を大きく左右しそう。打線はそこそこ同志なので機動力、バントも含めて先取点を取ったほうが有利になりそうだ。 | *言い訳・4−7だった9回裏、2つの死球とスリーランが明暗を分けた。中盤からは小山西が押していただけに起死回生の1発だった。玉野光南2番手の塚本投手の好投も勝因。 ●
| 3回戦 | 10日目第1試合 | 遊学館8ー4興誠 | 緒戦で15三振を取った遊学館・小嶋に緒戦で9点を上げた興誠打線が挑戦する。興誠打線は140キロの速球も捕らえる力強さがあるので、変化球とのコンビネーションが重要。興誠のエース今泉は緒戦で22安打を浴びたが、遊学館打線に大量点を与えないことが肝心。早めに打ち込まれるようだと苦しい意展開になる。 | ○
| 第2試合 | 広陵7ー2中京 | 総合力で広陵が上回る。広陵は緒戦苦戦しながらもエース・西村のストレートの威力で相手を3点に押さえ、中軸の3番黒田、4番中東が打って勝ち上がるなど、雰囲気はいい。対する中京はエース榊原のスライダーの切れが今ひとつで修正しないと広陵打線には痛打を浴びそうだ。広陵打線に大量点を許さないよう、接戦に持ち込めば中京も勝ち目は出てくる。 | ○
| 第3試合 | 尽誠学園12ー5佐久長聖 | 総合力で尽誠学園が上回る。佐久長聖は先発投手の出来が焦点。初戦同様日野投手か?初戦17得点の尽誠学園に大量点を許さず6回終了までに5点差で抑えたら、終盤神がかり的な爆発をする佐久打線が逆転のチャンスもある。尽誠学園は井上投手が単調にならないように注意したい。尽誠学園は初回からコツコツ得点し大差で終盤を迎えたい。 | ○
| 第4試合 | 帝京17ー7福井 | 実力的にはほぼ互角。初戦で14奪三振完封の福井・藤井投手に帝京打線がどう対応するか。初戦を見る限りでは好きのない投球の藤井投手も福井県大会決勝では4回で6失点を喫している。試合後者の帝京が立ち上がりを攻めて得点できるかがカギ。光泉戦を完封した高市・浅野両投手の出来と福井打線との対決ももうひとつの注目だ。 | ○
| 11日目第1試合 | 智弁学園3ー7智弁和歌山 | 試合展開が読めずに中なか予想が難しい。好投手田中を持つ智弁学園が有利だがそろそろ調子が落ちてくるころでは?という予測と智弁学園打線が下り調子なのが不安点。その点智弁和歌山は田林投手の失点が計算でき、打線も例年に比べて長打はないもののしぶとく得点を重ね戦い方は安定感がある。田中投手の出来も重要だが、智弁打線が田林投手から3点以上取れるかが鍵を握りそう。 | *言い訳・智弁学園・田中投手が1,2回戦より出来が悪く、智弁和歌山・田林投手はコーナーを突いた丁寧な投球が好投を生んだ。田中投手の直球を狙った智弁和歌山打線の作戦がちでもある。 ●
| 第2試合 | 川之江4ー3桐光学園 | 好投手対決だが安定感で勝る川之江・鎌倉がやや優位か?優勝候補の一角・浦和学院になげ勝って波に乗っている。左腕の武村も使えそう。一方2試合連続完封の桐光学園・清原投手だが制球力が安定せず苦しい投球だった。桜美林戦はここぞというときに切れたカーブが今回も決まらないと苦しい。4,5点勝負なら川之江、2,3点勝負なら桐光学園にも勝ち目が出てくる。 | ○
| 第3試合 | 明徳義塾7ー6常総学院 | 総合力で明徳義塾が上回る。常総学院・飯島、内田両投手の踏ん張りが不可欠。4,5点に押さえ込めば試合巧者の常総学院が接戦に持ち込むことも可能になってくる。例年投手力が問われる明徳義塾だが田辺・鶴川・竹内と安定感があり大量失点はなさそうだ。明徳が先取点を取ると一方的にもなりかねないので、常総学院は是非先取点がほしいところ。 | ○
| 第4試合 | 鳴門工7ー3玉野光南 | 総合力でセンバツ準優勝・鳴門工が上回る。3番山北。4番浜永の中軸は当たっている。鍵は鳴門工・丸山投手の出来。一関学院戦の様に球が上ずると打撃戦になり玉野光南にも勝ち目が出てくる。玉野光南は2回戦で四死球連発の田中投手がどう立ち直るか。継投策も含め、点差をつけられずに終盤を迎え得意の粘り強さを出したい。2回戦であたりが出なかった鳴門工下位打線の出来も注目。 | ○
| 準々決勝 | 12日目第1試合 | 明徳義塾7ー2広陵 | 優勝候補同士の好カード。広陵・西村投手対、明徳義塾・強力打線の対決。常総学院戦、神がかり的な8回の2本のホームランで逆転勝ちした明徳義塾は例年より粘りがある。ストレートには威力があるものの落ちるボールがない広陵・西村はある程度の失点は覚悟しなければならない。打ち合いは明徳に利があるので広陵は機動力も含め先手を取り接戦に持ち込みたい。 | ○
| 第2試合 | 智弁和歌山7ー1鳴門工 | 総合力でやや智弁和歌山が上回る。接戦を勝ち抜いて調子が上向き加減の智弁和歌山は、連投になるエース田林の制球力がカギ。滝谷投手との継投も含めて5点までに抑えたい。一方、これも連投になる鳴門工・エース丸山は、細谷投手との継投も視野に入れて智弁和歌山打線を爆発させないようにしたい。両投手とも完封は無理なので打線がより援護できたほうが勝ちに近づく。 | ○
| 第3試合 | 川之江3ー2遊学館 | 川之江・鎌倉、遊学館・小嶋と今大会屈指の好投手を持つ両チームの対戦。実力は互角。打撃力もほぼ互角で連打で得点する遊学館に対して、川之江はチャンスを確実にものにするうまさがある。4,5点勝負の接戦を期待。連投になる川之江・鎌倉のスライダーの切れに注目。また遊学館・小嶋はランナーが出ると球が真ん中に集まるので、川之江は機動力でどう揺さぶりを賭けるか注目。 | ○
| 第4試合 | 尽誠学園4ー5帝京 | 優勝候補同士の好カード。ともに135キロを超えるストレートとスライダーを武器にするピッチャーがエース。両チームともストレート系の球には強いので打ち合いを予想。7,8点勝負か?帝京は高市・浅野、尽誠学園は井上・酒井・宮城と投手陣総動員で防戦に努める。コーナーを突くコントロールと丁寧な投球が出来たチームが有利。守備は足を怪我したサード碩野をはじめ尽誠学園に不安がある。 | *言い訳・帝京・エース高市、尽誠学園相手に4失点は立派。尽誠学園はここまで接戦を経験していないつけが来てしまった。 ●
| 準決勝 | 13日目第1試合 | 智弁和歌山6ー1帝京 | 実力的には帝京がやや上回る。ただしチームの好調さでは智弁和歌山に分がありそう。智弁和歌山はエースの田林の登板が予想される。帝京は浅野投手か?打力はほぼ互角。田林投手のコーナーを突く投球ができれば帝京もそうは得点できないだろう。逆に序盤で打ち込まれると帝京の大勝もありえる。先取点の行方がカギとなりそうだ。 | ○
| 第2試合 | 明徳義塾10ー1川之江 | 明徳義塾の先発投手が誰かで試合展開が変わりそう。エースの田辺で3連投か、控えの鶴川か?明徳が3点以上先制されると投手力のよい川之江がペースを握れる。川之江は準々決勝同様、武村ー鎌倉の継投か?打力は明徳義塾に利があるので川之江は3,4点の投手戦に持ち込み逃げ切りたい。鎌倉投手のスライダーが明徳打線に通用するかも注目だ。 | ○
| 決勝 | 14日目第1試合 | 明徳義塾7ー2智弁和歌山 | 総合力で明徳義塾が上回る。投手力はエースの田辺、鶴川、竹内の明徳と、エース田林、本田、滝谷の智弁和歌山はほぼ互角。2番手投手として鶴川投手が計算できるようになった分、明徳に安心感はある。打力は3番森岡、4番筧という決め手を持つ分明徳義塾がやや有利。とくに3番森岡は上り調子で完全に抑えるのはむずかしい。智弁和歌山は4番・岡崎が打つと盛り上がるので、終盤の下位打線の奮起とともに食らいついていきたいところ。2年前から夏の甲子園11連勝の勢いが生かせるかどうか。 | ○
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目標的中率 .700 どうなるかな?
地区名 | 代表校 | コメント | 回数 | 投手力 | 守備力 | 攻撃力 | 総合力 | 初戦成績 | コメント |
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北北海道 | 旭川工 | 6年ぶり | 3回 | B | B | B | C | 2敗 | * |
南北海道 | 札幌第一 | 初 | B | B | B | C | |||
青森県 | 青森山田 | 3年ぶり | 4回 | B | B | A | B | 2勝1敗 | 81回ベスト8 |
岩手県 | 一関学院 | 10年ぶり | 5回 | C | C | C | C | 2勝2敗 | |
秋田県 | 秋田商 | 2年ぶり | 13回 | B | C | A | B | 7勝5敗 | * |
山形県 | 酒田南 | 4年連続 | 5回 | A | B | A | B+ | 1勝3敗 | |
宮城県 | 仙台西 | 初 | B | C | C | C | * | ||
福島県 | 日大東北 | 4年ぶり | 6回 | C | B | C | D | 1勝4敗 | |
茨城県 | 常総学院 | 2年連続 | 8回 | B | B | A | B | 5勝2敗 | 69回準優勝・75回ベスト4 |
栃木県 | 小山西 | 初 | B | B | B | C | * | ||
群馬県 | 桐生市商 | 初 | A | A | C | B | * | ||
埼玉県 | 浦和学院 | 2年ぶり | 6回 | A | A | A | A | 3勝2敗 | |
千葉県 | 拓大紅陵 | 10年ぶり | 5回 | A | B | B | B+ | 3勝1敗 | 74回準優勝 |
山梨県 | 日本航空 | 2年連続 | 3回 | B | C | B | B | 1勝1敗 | |
東東京 | 帝京 | 4年ぶり | 8回 | A | B | A | A | 5勝2敗 | 77・71回優勝、69回ベスト4 |
西東京 | 桜美林 | 4年ぶり | 4回 | B | B | B | B | 2勝1敗 | 58回優勝 |
神奈川県 | 桐光学園 | 初 | A | B | C | B+ | |||
新潟県 | 日本文理 | 5年ぶり | 2回 | B | C | A | C | 1敗 | |
長野県 | 佐久長聖 | 4年ぶり | 4回 | B | C | B | B | 2勝1敗 | 76回ベスト4 |
静岡県 | 興誠 | 初 | B | B | B | B | |||
愛知県 | 東邦 | 3年ぶり | 14回 | A | A | B | B+ | 5勝8敗 | 59回準優勝 |
岐阜県 | 中京 | 2年ぶり | 5回 | A | B | A | B | 3勝1敗 | |
三重県 | 久居農林 | 初 | B | B | B | C | * | ||
富山県 | 富山商 | 2年ぶり | 13回 | A | B | B | B+ | 3勝9敗 | * |
石川県 | 遊学館 | 初 | A | B | C | B | |||
福井県 | 福井 | 11年ぶり | 5回 | A | A | C | B | 2勝2敗 | |
滋賀県 | 光泉 | 初 | B | A | A | B | |||
京都府 | 東山 | 19年ぶり | 4回 | C | C | A | C | 3勝 | |
大阪府 | 大阪桐蔭 | 11年ぶり | 2回 | B | A | B | B+ | 1勝 | 73回優勝 |
兵庫県 | 報徳学園 | 4年ぶり | 10回 | A | A | A | A | 8勝1敗 | 63回優勝 |
奈良県 | 智弁学園 | 2年連続 | 13回 | A | A | B | B+ | 8勝4敗 | 77回ベスト4 |
和歌山県 | 智弁和歌山 | 2年ぶり | 11回 | B | B | B | B+ | 5勝5敗 | 82・79回優勝 |
岡山県 | 玉野光南 | 2年連続 | 2回 | B | B | C | B | 1勝 | * |
広島県 | 広陵 | 22年ぶり | 16回 | A | B | A | A | 10勝5敗 | 49・13回準優勝62・50・46回ベスト8 |
鳥取県 | 倉吉北 | 3年ぶり | 5回 | B | A | B | C | 1勝3敗 | |
島根県 | 開星 | 2年連続 | 3回 | C | C | B | D | 2敗 | |
山口県 | 宇部商 | 2年連続 | 11回 | B | B | A | B | 6勝4敗 | *67回準優勝 |
香川県 | 尽誠学園 | 2年連続 | 8回 | A | A | B | A | 5勝2敗 | 74・71回ベスト4 |
徳島県 | 鳴門工 | 2年連続 | 3回 | A | A | B | A | 1勝1敗 | * |
愛媛県 | 川之江 | 11年ぶり | 5回 | A | B | B | B+ | 2勝2敗 | * |
高知県 | 明徳義塾 | 5年連続 | 9回 | B | B | B | A | 8勝 | 80回ベスト4 |
福岡県 | 柳川 | 2年ぶり | 7回 | B | C | B | B | 4勝2敗 | 82回ベスト8 |
佐賀県 | 鳥栖 | 19年ぶり | 2回 | A | A | B | B | 1勝 | * |
長崎県 | 海星 | 12年ぶり | 15回 | C | B | B | B | 6勝8敗 | 58回ベスト4 |
熊本県 | 熊本工 | 6年ぶり | 15回 | B | A | B | B | 11勝3敗 | *78・20回準優勝・64・59回ベスト8 |
大分県 | 柳ヶ浦 | 4年ぶり | 7回 | B | A | B | B | 4勝2敗 | 76回ベスト4 |
宮崎県 | 日章学園 | 初 | B | C | B | B | 1勝1敗 | ||
鹿児島県 | 樟南 | 4年連続 | 14回 | A | A | B | A | 8勝5敗 | 76回準優勝・82回ベスト8 |
沖縄県 | 中部商 | 初 | A | C | B | B+ | * | ||
地区名 | 代表校 | コメント | 回数 | 投手力 | 守備力 | 攻撃力 | 総合力 | 初戦成績 | コメント |
「A」は優れている・「B」は全国レベル・「C」は弱点です。
「 解説 」 組み合わせ(ネットスケープの方は申し訳有りません。一部「PRE」タグが認識されません)
智弁和歌山・東邦・大阪桐蔭あたりも来そう。
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2002夏・地区予選代表校予想の結果 2002春・センバツ大会の結果 2002春・センバツ代表校予想の結果
2001夏・甲子園大会の予想と結果 2001夏・地区予選代表校予想の結果 2001春・センバツ大会の結果 2001春・センバツ代表校予想の結果
2000夏・甲子園大会の予想と結果 2000夏・地区予選代表校予想の結果 2000春・センバツ大会の結果 2000春・センバツ代表校予想の結果
99夏・甲子園大会の予想と結果 99夏・地区予選代表校予想の結果 99春・センバツ大会の予想と結果 98夏・甲子園大会の予想と結果
日章学園 ─┐ ┏川之江 A:投手力のチームが集まった。総合力では日章学園だが、バラ
興 誠 ━┛┐ ┏└仙台西 ンスの取れた遊学館もチャンス。興誠・桐生市商は打力がカギ
遊学館 ━┓┛遊学館 ┏└┌報徳学園 B:広陵がリード。中京が追う。日本航空も実力はある。
桐生市商 ─┘ 川之江┃ ┗浦和学院 C:尽誠学園がリード。追うのは佐久長聖か。尽誠以外の3校は
柳ヶ浦 ─┐ | ┌倉吉北 いずれも投手力に不安がある。
中 京 ━┛┐広陵 └┌┗桜美林 D:帝京は総合力でリード。中部商は投手力を前面に出したい。
広 陵 ━┓┛ ┗┌鳥 栖 福井・光泉も投手力がよく低得点ゲームになればチャンスあり
日本航空 ─┘ ┗桐光学園 E:智弁学園、智弁和歌山、大阪桐蔭、東邦、拓大紅陵どこもベス、
東 山 ─┐ ┏明徳義塾 ト8の力がある。大阪桐蔭、智弁学園がややリードか?
佐久長聖 ━┛┐ ┏└酒田南 F:報徳学園ー浦和学院の勝者が断然リード。川之江はダークホー
尽誠学園 ━┓┛尽誠学園 ┏└┌開 星 ス的存在。桐光学園とベスト8を争う模様。
秋田商 ─┘ 明徳義塾┃ ┗青森山田 G:明徳義塾がリード。常総学院、富山商が追う。酒田南も今回は
福 井 ━┓ | ┏柳 川 好チーム。青森山田、柳川も侮れない。宇部商も去年よりUP
旭川工 ─┘┐帝京 └┌└富山商 H:鳴門工、樟南がリード。熊本工が追う展開。ともに投手力は全
光 泉 ─┐┛ ┗┌宇部商 国上位レベル。打線の勝負となりそう。熊本工は投打にバラン
中部商 ┐┛ ┗常総学院 スがとれ、玉野光南、小山西もまとまっている。
帝 京 ┛ ┏鳴門工
海 星 ┓ ┏└日大東北 「 ベスト8予想 」
日本文理 ┘┐ ┏└┌樟 南 日章学園(遊学館)・広陵(中京)・尽誠学園(佐久長聖)
智弁学園 ┓┛┐ 鳴門工┃ ┗一関学院 帝京(中部商)・大阪桐蔭(智弁学園)・報徳学園(浦和学院)
拓大紅陵 ┘ |智弁和歌山 | ┏玉野光南 明徳義塾(常総学院)・鳴門工(樟南)
智弁和歌山┓ ┃ └┏└久居農林
札幌第一 ┘┓┛ └┌熊本工 といったあたりを予想します。優勝候補は下に上げておきました。
大阪桐蔭 ┐┘ ┗小山西
東 邦 ┛
<準々決勝>
鳴門工 ┐
智弁和歌山┛智弁和歌山┓
尽誠学園 ┐帝 京 ┘智弁和歌山┐2
帝 京 ┛ |
広 陵 ┐ ┃明徳義塾
明徳義塾 ┛明徳義塾 ┓明徳義塾 ┛7
川之江 ┓川之江 ┘
遊学館 ┘
これだけ挙げておけばどれか当たるだろう?→結局、ダークホースに上げておいた明徳義塾が優勝しました!
優勝候補三点予想 報徳学園 浦和学院 帝京
ダークホース三点予想 明徳義塾 広陵 樟南
だめ押し三点予想 尽誠学園 鳴門工 智弁学園
第84回夏の甲子園大会 第74回センバツ大会 第83回夏の甲子園大会 第73回センバツ大会 第82回夏の甲子園大会
第72回センバツ大会 第81回夏の甲子園大会 第71回センバツ大会 第80回夏の甲子園大会 第70回センバツ大会
年 センバツ出場校予想 センバツ大会勝敗予想 夏の大会出場校予想 夏の甲子園大会勝敗予想
1998年 94.4%(36校中34校) 82.9%(35試合中29試合) 70.9%(55校中39校) 66.7%(54試合中36試合)
1999年 93.8%(32校中30校) 54.8%(31試合中17試合) 75.5%(49校中37校) 62.5%(48試合中30試合)
2000年 90.6%(32校中29校) 67.7%(31試合中21試合) 69.4%(49校中34校) 66.7%(48試合中32試合)
2001年 88.2%(34校中30校) 63.6%(33試合中21試合) 61.2%(49校中30校) 66.7%(48試合中32試合)
2002年 87.5%(32校中28校) 61.3%(31試合中19試合) 61.2%(49校中30校) 77.1%(48試合中37試合)
雑居ビル入り口