第76回センバツ大会 32代表決定!!
地区名 | 県名 | 代表校 | コメント | 回数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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21世紀 | 岩手 | 一関一 | 49年ぶり | 2回 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
愛媛 | 八幡浜 | 初
北海道 | 鵡川 | 2年ぶり | 2回
| 東北 | 宮城 | 東北 | 2年連続 | 17回
| 山形 | 東海大山形 | 16年ぶり | 3回
| 関東 | 茨城 | 土浦湖北 | 初
| 千葉 | 拓大紅陵 | 8年ぶり | 4回
| 山梨 | 甲府工 | 17年ぶり | 4回
| 群馬 | 桐生第一 | 13年ぶり | 2回
| 栃木 | 作新学院 | 4年ぶり | 8回
| 東京 | 二松学舎大付 | 2年ぶり | 4回
| 北信越 | 石川 | 金沢 | 3年ぶり | 8回
| 福井 | 福井 | 2年連続 | 3回
| 東海 | 愛知 | 愛工大名電 | 3年連続 | 7回
| 愛知 | 東邦 | 2年連続 | 26回
| 静岡 | 常葉菊川 | 初
| 近畿 | 大阪 | 大阪桐蔭 | 13年ぶり | 2回
| 兵庫 | 杜 | 初
| 京都 | 立命館宇治 | 初
| 奈良 | 斑鳩 | 2年連続 | 2回
| 兵庫 | 報徳学園 | 2年ぶり | 15回
| 滋賀 | 八幡商 | 11年ぶり | 6回
| 中国 | 広島 | 広陵 | 5年連続 | 20回
| 岡山 | 岡山城東 | 2年連続 | 3回
| 四国 | 愛媛 | 済美 | 初
| 高知 | 明徳義塾 | 3年連続 | 12回
| 徳島 | 鳴門工 | 3年連続 | 5回
| 九州 | 福岡 | 福岡工大城東 | 2年ぶり | 3回
| 熊本 | 熊本工 | 9年ぶり | 19回
| 佐賀 | 佐賀商 | 4年ぶり | 6回
| 宮崎 | 日南学園 | 5年ぶり | 4回
| 希望枠 | 秋田 | 秋田商 | 24年ぶり | 4回
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地区 | 北海道 | 東北 | 関東 | 東京 | 北信越 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 | 21世紀 | 希望枠 |
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予想 | 駒大苫小牧 中標津 | 秋田商 一関一 | 作新学院 春日部共栄 | 関東一 日大豊山 | 新潟明訓 武蔵工大二 | 海星 常葉菊川 | 報徳学園 高田商 | 倉敷商 鳥取城北 | 八幡浜 高知商 | 龍谷 明豊 | 耐久 | 関東一 |
補欠校 | 駒大苫小牧 北海 | (秋田商) 学法石川 | 埼玉栄 前橋工 | 関東一 日大豊山 | 新潟明訓 遊学館 | 宇治山田商 海星 | 智弁和歌山 高田商 | 鳥取城北 倉敷商 | 高知商 三本松 | 九産大九州 明豊 | 清峰 | 九産大九州 |
選出の感想
無責任に代表校32校はここだ!(昨年は34校中29校的中)
ブロック | 出場確実 | 出場有力 | 補欠校か?
21世紀=2 | 桐朋 | 八幡浜 | 耐久
| 北海道=1 | 鵡川 | 駒大苫小牧
| 東北=2 | 東北 | 東海大山形 | 秋田商
| 関東=5 | 土浦湖北 | 拓大紅陵 | 甲府工 | 桐生第一 | 埼玉栄 | 作新学院
| 東京=1 | 二松学舎大付 | 関東一
| 北信越=2 | 金沢 | 福井 | 新潟明訓
| 東海=3 | 愛工大名電 | 東邦 | 宇治山田商 | 海星
| 近畿=6 | 大阪桐蔭 | 社 | 立命館宇治 | 斑鳩 | 八幡商 | 智弁和歌山 | 報徳学園
| 中国=2 | 広陵 | 岡山城東 | 倉敷商
| 四国=3 | 済美 | 明徳義塾 | 鳴門工 | 高知商
| 九州=4 | 福岡工大城東 | 熊本工 | 日南学園 | 佐賀商 | 龍谷
| 希望枠=1 | 秋田商 | 関東一
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この色はボーダーラインと思える高校
代表候補 | 補欠校候補 | 補欠校候補 |
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鵡川 | 駒大苫小牧 | 中標津 |
< 解説 >
優勝した鵡川は当確。第74回大会で21世紀枠選出以来のセンバツに今度は実力で選ばれそうだ。伝統の強打は今年も健在。加えて投手力も充実し甲子園でも勝てる戦力を有する。「希望枠」の候補校となる補欠校には準優勝の駒大苫小牧が今年は順当に選出されそうだ。駒大苫小牧もエース鈴木を中心に総合力では鵡川に勝るとも劣らない布陣。北海道が2枠なら文句なしに選出されているチーム力を誇る。ベスト4に進出した中標津は平成2年の夏の甲子園に出場したとき以来の快進撃。このところ甲子園にご無沙汰の古豪北海も復活の兆しを見せた。
代表候補 | 代表候補 | 補欠校候補 | 補欠校候補 |
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東北 | 東海大山形 | 秋田商 | 一関一 |
< 解説 >
今回は無難に2校選出されそう。優勝の東北は注目の好投手・ダルヒッシュを中心に夏、準優勝に終わった甲子園で雪辱を目指す。投手力がしっかりしているので打線の強化が必要か。準優勝の東海大山形も実力上位と思われた秋田商を始め、日大東北・学法石川を破っており、決勝でも優勝した東北に1−3と善戦、まず順当に選出されそう。注目の補欠校は秋田商が好投手佐藤を有し、準決勝で東北に0−12のコールド負けの一関一を上回ると思われる。
さらに2回戦で東北に1−2と善戦した双葉も可能性は低いが望みはある。今回の東北大会はコールドゲームのほかは接戦が多く投手力が良いチームが目立った。
代表候補 | 補欠校候補 | 補欠校候補 |
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二松学舎大付 | 関東一 | 日大豊山 |
< 解説 >
昨年「1枠」になった東京。今回も関東地区との1枠争いとなるが、情勢はやや不利と思う。優勝の二松学舎大付は左腕エースの松木と得点力のある打線がかみ合い初の東京地区優勝で当確。昨夏一昨年夏共に決勝で敗れて甲子園に出場できなかったうっぷんをやっと晴らした。補欠校候補は準優勝の関東一。やや投手力に不安はあるが東京地区が2枠になれば十分出場可能。関東地区の埼玉栄・作新学院らとの比較検討になるが、選ばれる可能性はある。他には日大豊山・国士舘がチーム力の高さを示した。東京地区2枠になれば日大豊山が補欠校になりそう。優勝候補だった帝京もチーム力は高かったが、準々決勝で拓大一に逆転負けしたのが惜しまれる。(一部訂正)
代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 補欠校候補 | 補欠校候補 |
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土浦湖北 | 拓大紅陵 | 甲府工 | 桐生第一 | 埼玉栄 | 作新学院 | 春日部共栄 |
< 解説 >
今回はベスト4に進出した4チームはすんなり選ばれそう。優勝した土浦湖北は好投手・須田を持ち、見事初優勝。打線もバントで送り得点につなげる堅実さがあり手堅い試合運びを見せる。準優勝の拓大紅陵は2試合サヨナラ勝ちを経験したねばり強いチーム。投手力に安定感が増せばバランスの良いチーム力になる。ベスト4の桐生第一・甲府工はやや小粒ながら得点力もあり投手陣も大崩れしない。総合力が高まれば甲子園でもそこそこやりそう。4枠ならこの4校で決まりだろう。さて、5枠になった場合の残る1校だが、埼玉栄・作新学院が甲乙つけがたい。ともに県大会は準優勝で県内に他に当確のチームは無い。強いて言えば埼玉栄は関東大会優勝の土浦湖北に4−6と惜敗していること、(作新学院は拓大紅陵に2−3)一回戦で、県大会で作新学院を破っている文星芸大付に3−2と勝っている事が有利な条件。作新学院は優勝候補と見られていた横浜創学館を10−7と破っているのがプラス材料。選ばれるとしたらこの2校のどちらかだろう。ベスト8残りの前橋工は甲府工に1−8とコールド負けしているのが悪印象。逆に初戦で甲府工に3−4と善戦している聖望学園は 補欠校の2位には選ばれるかもしれない。ベスト8の春日部共栄は桐生第一に5−7と惜敗しているが関東大会で1勝もしていないのが響きそう。ただし埼玉栄に県大会で勝っているのが評価されれば滑り込む可能性も無くは無い。ほかに甲府一も準優勝の拓大紅陵に4−5でサヨナラ負けしており、補欠校の候補の一角だ。神奈川県勢の出場はきびしい。
代表候補 | 代表候補 | 補欠校候補 | 補欠校候補 |
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金沢 | 福井 | 新潟明訓 | 武蔵工大二 |
< 解説 >
優勝の金沢は投手力も豊富で伝統の打撃も健在。文句なしで選出されよう。準優勝の福井は昨年のチームからはスケールダウンしたが、こちらも投手陣が豊富で投打共に今後の伸びしろが見込める。以上の2校で当確だが補欠校争いは新潟明訓が地域性でまず浮上。新潟県予選3位でのいわゆる滑り込みの出場だったが富山第一・松商学園と強豪を破ったことは評価される。遊学館がベスト4のもう一校だが、福井に1−8と7回コールド負けに終わっているのが印象が悪い。それに同じ石川県の金沢が当確なのもマイナス要素。ただし実力はあるチームなので補欠2位の可能性は残る。代わりに浮上するかもしれないのがベスト8の武蔵工大二。遊学館と同じく福井に2−7と敗れているが7回までは2−2の接戦を演じているのが点差と共に評価される可能性がある。またそういう意味では初戦で福井に3−7と敗れた桜井も可能性が無いとはいえない。
代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 補欠校候補 |
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愛工大名電 | 東邦 | 宇治山田商 | 海星 | 常葉菊川 |
< 解説 >
明治神宮大会で愛工大名電が優勝したため、従来の3枠から今年は1減の「2」だったが、結局例年通りの3枠になる。(2枠+神宮枠1)優勝の愛工大名電は昨年は期待されながら甲子園では今ひとつ不発に終わった印象が強いが、今年は伝統の強力打線に左腕エース丸山という柱が立ち、総合力はアップしている。準優勝の東邦も好投手・岩田を持ち接戦に強い試合運びは例年通り。順当に選ばれよう。問題は残る1校。ベスト4の海星は強打者・竹野が健在で試合内容も延長で東邦に5−8というものなので、同じベスト4の常葉菊川を試合内容で上回る。(常葉菊川は0−6愛工大名電)しかしベスト8止まりながら
宇治山田商はエース江川・広垣の2枚看板が昨夏の甲子園でも評価が高く、東邦との試合内容も4−5の一点差負け。さらに海星が三重県3位校に対して宇治山田商は三重県優勝校。海星を抑えて選出される可能性は十分ある。常葉菊川は昨年に続いて今一歩のところで代表を逃がしそうだが好投手高橋を持ち昨年よりチーム力はアップしていると見た。岐阜県勢はきびしい。
代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 補欠校候補 | 補欠校候補 |
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大阪桐蔭 | 社 | 立命館宇治 | 斑鳩 | 八幡商 | 智弁和歌山 | 報徳学園 | 高田商 |
< 解説 >
昨年は誰もが納得いかない理由で大阪代表が選出された、なんでもありの近畿地区。今年も予想が難しい。当選確実なのは優勝した大阪桐蔭、準優勝の社ともに例年の近畿地区V校・準V校ほどのずば抜けた実力はないが、好投手を持ち打線に破壊力がある点で文句なしで選出されよう。ベスト4の立命館宇治はここ数年夏の府大会決勝で涙を呑んでいたが今回は選ばれそうだ。残るベスト4もう一校の斑鳩も好投手高間を擁し、準々決勝で智弁和歌山を倒したこともあり順当に選ばれよう。すると、残る2枠をベスト8の4校とその他有力校で争う構図となる。
その中で一番手は地域性で優位に立つ八幡商。準々決勝で社に0−3と敗れているが、大敗ではないのでかなり有力。残る1議席はともに実力では八幡商を上回るのではないかと思える智弁和歌山か一昨年の全国優勝校報徳学園が争う様相。試合内容では和歌山県大会で智弁和歌山を下している南部を初戦で7−2と破っている報徳学園が有利に思えるが、智弁和歌山もまた兵庫県大会で報徳学園を破っている育英に7−4と勝っているのでこの点では差がつかない。報徳学園は大型左腕の片山を擁しチーム力も高いが智弁和歌山の有利な点は、報徳学園は同県の社が当確ということだ。また甲子園でおなじみの坪内・滝谷両投手が健在というのもプラスになるかもしれない。
そうすると、昨年「なんとしても大阪勢を!」ということで?近大付が選ばれて代表校は6県仲良く一校づつとなったのは記憶に新しい。
今年もし残り2枠に八幡商と智弁和歌山が選ばれると、昨年同様に各県一校づつとなる。さらに昨年、当然選ばれる(主観ですが・・)と思われたのに補欠第一位に終わったのが和歌山県の南部。同校は今年は選出される可能性は低いが、同じ県の智弁和歌山が最後のいすに滑り込む可能性は昨年の因縁も踏まえると高いと思える。または智弁和歌山・報徳学園共に選ばれて、八幡商が涙を呑む可能性もなくはない。
ベスト8残りの一校高田商は同県の斑鳩が当確な事と、大阪桐蔭に0−12で5回コールド負けしていることから補欠2位に入れるかも微妙な情勢。
あと初戦で敗れた実力校としては育英・京都外大西を挙げておこう。補欠2位の候補でもある。
代表候補 | 代表候補 | 補欠校候補 | 補欠校候補 |
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広陵 | 岡山城東 | 倉敷商 | 鳥取城北 |
< 解説 >
優勝した広陵、準優勝の岡山城東は共に好投手を持ち投打のバランスもとれて文句なく選出されそう。広陵は昨年のセンバツ優勝チームに比べるとかなり小粒になったが、打撃は好調で投手陣に安定感が増せば甲子園でも活躍できそう。岡山城東は好不調の波が大きいエース出原の出来次第。残る1枠を今回は四国地区と争うことになった。そうするとこの2校に続くのがどのチームかが重要になる。
ベスト4の倉敷商は岡山2位校。打線は強力で総合力は高い。ベスト4もう一校の鳥取城北はエースの藤尾が安定。しかし総合力ではやや非力で地域性で倉敷商を上回るのが優位な点。もし鳥取城北が3校目として四国勢と比較されると総合力では不利、倉敷商が3校目として比較され、しかも比較相手が鳴門工の時だけ選出される可能性が出てくると見ている。ただし鳴門工相手でもやや不利と見る。3枠になった場合岡山県が2校占めるのは難しいかもしれない。
補欠校争いはこの2校に加えて、岩国・熊毛南の山口県勢が俎上に乗る可能性がある。
代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 補欠校候補 | 補欠校候補 |
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済美 | 明徳義塾 | 鳴門工 | 八幡浜 | 高知商 |
< 解説 >
四国は2枠が決定済み。優勝の済美はとにかく打線が強力。宇和島東を何度も甲子園に導いた上甲監督の作り出した新鋭校が甲子園に登場しそうだ。準優勝の鳴門工はこのところ甲子園常連だが、決勝で済美に3−10と大敗したのが大きく運命を変える恐れが出てきた。準決勝で済美に敗れた明徳義塾は7−8と接戦だったので、得点差を比較されると逆転で明徳義塾が2校目として選出される可能性が十分考えられる。ただし明徳義塾も7−0から逆転負けしているので選考委員の印象は悪いかもしれない。いずれにしてもどちらかが中国地区3校目と比較されるが四国大会11試合中一点差の試合が7試合と白熱した四国大会の方が「レベルは上」と判定されると予想しておく。補欠校候補はベスト4のもう一校八幡浜が有力。本来四国地区3校目を争っても良い位置にいるが、直接対決で鳴門工に敗れているし、明徳義塾との比較でも戦力的にはやや不利な印象だ。また同県の済美が当確なため一般枠での選出はきびしいが補欠校には順当に選ばれそう。他に鳴門工に準々決勝で3−4と敗れたが高知商も補欠校の候補。香川県勢では三本松が補欠校に割って入れるか?
代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 補欠校候補 | 補欠校候補 |
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福岡工大城東 | 熊本工 | 日南学園 | 佐賀商 | 龍谷 | 明豊 |
< 解説 >
地区枠は例年通りの4枠に決定。優勝の福岡工大城東はやや投手陣に不安を抱えるが、攻撃力は全国上位レベルなので甲子園での活躍が楽しみなチーム。準優勝の熊本工は逆にエースの石見を中心にまとまったチーム。守りから低得点の接戦に持ち込むことが出来れば得意パターンになる。ベスト4の中では日南学園が3番手か。豊富な投手陣と甲子園経験者が多く残り投攻守のバランスが良い。県大会決勝、主力温存ボロ負けの厳重注意も影響はないと見ている。残りのいすはベスト4に入った佐賀商がなんとか逃げ切るのではないか?福岡工大城東に0−4と完敗だったが「コールド負け」ではないので希望が持てる。しかし毎年番狂わせが起こる選出が定番の九州地区。下克上が起こるとしたら一番手は同じ佐賀県優勝で、直接対決で佐賀商に勝っている(8−5)龍谷。準々決勝でも熊本工に3−4とサヨナラ負けの接戦を演じており、佐賀商に代わって選出される可能性は十分ある。これは昨年の北信越地区のパターンでもある。(準優勝の福井商が落ち直接対決で勝っている福井が選出された)。また例年逆転選出の主役を演じるのが福岡県。
今年も東筑が九州大会で2勝2完封、24イニングで失点したのがわずか1イニングという高野連好みの防御の堅さ
がアピールの材料。不利な点は同県の福岡工大城東が当確なことだ。もう一校明豊も候補に挙がる。佐賀商が0−4と敗れた福岡工大城東に5−7と善戦している。点差を単純に比べると佐賀商を上回ると見ることが出来る。以上の中から4校目の選出校と補欠校が選ばれる可能性が高い。
[ 21世紀枠 ]
代表候補 | 代表候補 | 補欠校候補 |
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桐朋 | 八幡浜 | 耐久 |
< 解説 >
今回も各地区共によく考えられており、どこが選出されてもおかしくない顔ぶれ。昨年度は、「特色のあるチーム」(困難克服校)=隠岐、「地域に良い影響を与えた」(文武両道)=柏崎、というように選出されている。それに習って、今回も2つのグループに分けて予想を展開してみたい。しかし今年はそのどちらとも取れる高校が多いので異論があるかもしれない。ここでは前者(七尾・耐久・鳥取城北・清峰)と(函館中部・一関一・桐朋・津西・八幡浜)に分けてみよう。
また、21世紀枠4年目の今年は過去に選出された地区「北海道・東北・北信越・中国・九州」のうち昨年中国地区が2校目選出となったので、地域性はあまり考えないこととする。さらに今年の注目キーワードは「私立」選出された過去6校とも「公立校」なのでそろそろバランス感覚が働くと見ている。。ここら辺を頭に入れて考えてみよう。
前のグループは混戦模様だが、まず挙がってくるのは耐久。今年は一般枠での和歌山県代表が当落線上にあり、近畿地区は過去に選出されていない。また耐久は進学校・伝統校でもあり後者のグループに入れても良いのだが、ここで「みかん狩りのボランティア」というアピール要件が出てくる。昨年の隠岐も「ボランティア」が選出要因の一つになったので、案外重要な要件かもしれない。耐久はこれらから十分選出要件を満たすと見ている。続くのが七尾。過去の選出校は「過疎地枠?」(言葉が悪かったら失礼しました))と感じられるところから、能登半島に位置し進学校でもあり伝統校でもある七尾も要件は満たしている。もちろんこの七尾も後者のグループでも良いのだが、「能登半島からは甲子園未出場」という点と「能登半島」=「困難克服」というイメージがあり前者のグループの要件もあると見て前者に入れた。さて、私立という点では鳥取城北が存在する。しかし21世紀枠代表校としてはややアピールするものが不足かと感じているがどうだろうか?たしかに今一歩で甲子園出場を逃しているという意味では9校中最も惜しい位置にいると思えるがそれが勘案されるかどうか。
清峰は九州地区大会にも進出し実力的には十分だが、旧産炭地というロケーションと特色あるカリキュラム(総合科の単位制)のアピールがどう評価されるか。
後のグループでは桐朋の評判が高い。進学校としては東京大学に例年20人以上合格者を出し、5校の中では実績は一番かもしれない。また最近注目の中高一貫校で、しかもそろそろ選んでおきたい「私立」。都大会で日大三にコールド勝ちというのも「戦力も大丈夫です」という大きなアピールになりそう。今年こそ「公立」の壁を破れるか?。続くのが八幡浜。2年前に21世紀枠の補欠校に選ばれており、過去に四国地区は選出されていないことからこちらもかなり有力。実力的にも四国大会でベスト4に進出しており「初出場でない」ことはハンデにはならない見込み。また八幡浜市は「過疎指定地域」になっていることから前者のグループの顔も持ち総合的に有力であることに間違いはない。函館中部・一関一は共に悲願の復活出場を目指すが、桐朋と競り合うとなると「話題性」でやや不利か?。2校のうちでは一関一が好投手・木村を擁し東北地区大会でもベスト4に進出しており文武両道で選出される可能性は残る。津西は高校生らしいチームとして好感は持てるが、マナーのよさでは耐久もおり、他校に比べそれ以上のアピールに欠けるきらいがある。
総合的に考えると桐朋が有力。これに耐久、八幡浜が続くと見た。ただし「桐朋」「耐久」と選ぶと、どちらも地区大会に進出していないので(桐朋は都大会=地区大会に進出していますがコールド負けなので・・))、高野連の恐れる「両校とも甲子園でボロ負け」(関係者の皆さんすみません)の可能性が残る。なんと過去21世紀枠で選出されている6校は、「安積」を除いてすべて県大会を勝ち抜き地区大会に進出しているチームなのだ。(鵡川は道大会=地区大会)よって地区大会進出校の中でも実力が高い八幡浜を選んで安全策を取ると読んでみた。大穴としてともに地区大会に進出している清峰・鳥取城北も注目。特に本命の桐朋がハズレると鳥取城北は俄然浮上しそうだ。好投手を持つ一関一も可能性は0ではない。
こうやって見ると、戦績以外で選出する21世紀枠は非常に予想が難しい。どこを選んでも後から理由が付けられる気がするのは私だけだろうか?
[ 希望枠 ]
代表候補 | 補欠校候補 |
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秋田商 | 関東一 |
< 解説 >
76回大会での「希望枠」の選出方法は、「候補9校について、対象となる昨秋の公式戦4試合の「被塁打数」「与四死球」「失点」「失策数」の4項目を比較する。例えば「失点が最少の高校が9点、2番目に少ない高校が8点、……、失点が最多の高校は1点」という方式で点数をつけ、その合計得点で出場校を決める。」 というものに変わった。
希望枠は、明治神宮枠を取った「東海地区」以外の9地区の補欠校の中から防御面に優れた一校が選出されるわけである。4項目のうち入手できた「失点」については下記の参考資料(部長調べ)通りである。最も「失点が少ない」ということは「失策数」はまだしも「被塁打数」や「与四死球数」も少ないはずである。こうやって見ると秋田商の失点が最も少ない。続いて龍谷・関東一が少ない。駒大苫小牧・新潟明訓・報徳学園も十分圏内といえそうだ。選出される可能性が低そうなのは倉敷商・作新学院・八幡浜といったところか。
忘れてはならないのは、部長の予想が外れて補欠校に選出される可能性のあるチームの成績だ。昨年は「旭川実」がまったくのノーマークから一気に選出されてしまったので、出来るだけチームは多めに上げておこう。これを見てみると秋田商に続いて八幡商・東筑・三本松・日大豊山が失点が少なく有利。第2グループとして岩国・双葉・明徳義塾・高知商・九産大九州などが続く。逆に補欠校になっても希望枠での選出が難しいと予想されるのは前橋工・甲府一・拓大一・遊学館・桜井・高田商・鳴門工・明豊などである。
総合的に見て秋田商が有力候補であることに間違いはなく、関東一・龍谷・報徳学園も有力。また八幡商が一般枠にかからなかったり日大豊山・東筑が補欠校に選ばれると、希望枠での選出の可能性が出てくる。曲者?は三本松。21世紀枠で八幡浜が選出されてしまい、しかも四国地区が「3枠」になると補欠校を高知商と争うことになる。高知商も三本松も失点が少ないので、大逆転での選出もありえるので注意が必要だ。同様に鳥取城北が21世紀枠で選出され、かつ中国地区が「3枠」の時は岩国・熊毛南にもチャンスが出てきそうだ。
ただし、「失点」は多いが失策数が少ないなど逆転の要素は残るのであくまで「予想」の範囲にとどまる。 とにかく「数字で選出する」枠なので、各地区の補欠校が決定した段階で、既に代表校は決定しているわけである。
地区 | 北海道 | 東北 | 関東 | 東京 | 北信越 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 | |||||||||||
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補欠 予想校 | 駒大苫小牧 | 秋田商 | 作新学院 | 関東一 | 新潟明訓 | 海星 (希望枠対象外) | 報徳学園 | 倉敷商 | 八幡浜 | 龍谷 | |||||||||||
失点 | 13 | 5 | 17 | 10 | 13 | 11 | 19 | 17 | 10 | ||||||||||||
補欠校可能性あり | 中標津 北海 | 一関一 双葉 | 埼玉栄 春日部共栄 前橋工 聖望学園 甲府一 | 日大豊山 拓大一 | 遊学館 武蔵工大二 桜井 | 宇治山田商 常葉菊川 | 八幡商 智弁和歌山 高田商 | 鳥取城北 熊毛南 岩国 | 鳴門工 明徳義塾 高知商 三本松 | 佐賀商 明豊 東筑 九産大九州 失点 | 17 | 14 16 | 12 15 | 16 24 14 20 9 | 22 18 | 16 30 (割愛) | 6 | 17 20 16 | 16 11 19 | 13 13 9 17 | 18 9 13 |
あとは1月30日を待ちましょう。
ブロック | 優勝校 | 2位 | ベスト4 | ベスト8 |
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北海道=1 | 鵡川 | 駒大苫小牧 | 中標津・北海 | 函館中部・旭川大・函館大有斗・駒大岩見沢 |
東北=2 | 東北 | 東海大山形 | 秋田商・一関一 | 学法石川・一迫商・本庄・山形城北 |
関東=4+ | 土浦湖北 | 拓大紅陵 | 甲府工・桐生第一 | 埼玉栄・前橋工・作新学院・春日部共栄 |
東京=1+ | 二松学舎大付 | 関東一 | 拓大一・日大豊山 | 桐朋・帝京・国士舘・桜美林 |
北信越=2 | 金沢 | 福井 | 新潟明訓・遊学館 | 武蔵工大二・富山商・松商学園・鯖江 |
東海=2+1 | 愛工大名電 | 東邦 | 常葉菊川・海星 | 中京・享栄・東海大翔洋・宇治山田商 |
近畿=6 | 大阪桐蔭 | 杜 | 斑鳩・立命館宇治 | 八幡商・智弁和歌山・高田商・報徳学園 |
中国=2+ | 広陵 | 岡山城東 | 鳥取城北・倉敷商 | 玉野光南・浜田・広島工・熊毛南 |
四国=2+ | 済美 | 鳴門工 | 明徳義塾・八幡浜 | 新田・徳島商・三本松・高知商 |
九州=4 | 福岡工大城東 | 熊本工 | 日南学園・佐賀商 | 東筑・龍谷・九産大九州・明豊 |
*関東・東京で6枠、中国・四国で5枠。東海地区は神宮枠「1」がプラスされます。1月30日に選出されます。
☆☆ 21世紀枠地区推薦校9校。(12月17日決定)☆☆ (昨年度は9校中7校は的中でした。本命的中も4校ありました)
北海道 | 東北 | 関東・東京 | 北信越 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州
函館中部 | 一関一 | 桐朋 | 七尾 | 津西 | 耐久 | 鳥取城北 | 八幡浜 | 清峰
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< 解説 >
* 21世紀枠地区推薦校 * 今年は本命で函館中部・八幡浜、対抗で桐朋・耐久・鳥取城北、大穴で一関一が当たりました。昨年は7地区でしたから一歩後退ですね。
外れた地区を見てみると、北信越の七尾は能登半島から甲子園へという地域性と、北信越大会に出場している実績が評価されたものと思われます。東海の津西はまったくのノーマークで、昨年に続いて東海地区ははずしました。今ひとつ推薦理由がわからないので調べてみようとい思っています。
九州の清峰も九州大会に進出しており選ればれても不思議ではないチームでした。
選ばれた中では桐朋は今注目の高い中高一貫6年制の私立で進学・芸術とユニークさを誇ります。函館中部・一関一・八幡浜は共に40年以上ぶりの甲子園を狙うことになります。
さて、次は1月31日の選考会でこの9校から2校がセンバツされます。また年明けにその予想もUPしたいと思っています。
なお、昨年の第75回センバツ高校野球大会21世紀枠選考基準は以下の3点です。
1,秋季都道府県大会ベスト8以上
2,他校及びその地域に野球部の活動がよい影響を与えた学校
3,過去の甲子園大会に出場経験のない学校もしくは30年以上出場のない学校
各都道府県・推薦校は以下の通りです。
*北海道*
北海道は未定ですので、便宜的にベスト8進出校を挙げておきます。
鵡川・駒大苫小牧・中標津・北海・函館中部・旭川大・函館大有斗・駒大岩見沢
21世紀枠候補・本命 | 21世紀枠候補・対抗 | 21世紀枠候補・大穴 |
---|---|---|
函館中部 | 中標津 | 北海 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * 一昨年は見事「鵡川」が代表枠をしとめ、昨年は「稚内大谷」があと一歩の21世紀枠補欠校。さて今年は?今年のベスト8進出校の中に甲子園未経験校が無く「30年以上甲子園に出場していない高校」に限っても函館中部しかない。
函館中部は旧制函館中学の時代に甲子園出場経験があり、100年以上の歴史を持つ文武両道の伝統校。50年以上ぶりとなる甲子園出場を願う声は高い。
中標津は釧根地区に所属し、北海道の中でもなかなか代表校が出ない地区からの道大会ベスト4.しかも函館中部に直接対決で完勝しているのが有利な条件。ただし近年(平成2年)に夏の甲子園に出場しており、函館中部を圧倒的に上回る要因がないと苦しい。北海・駒大岩見沢
も平成11年に甲子園に出場しておりよほどのことがないと可能性は低そう。<12月14日更新>
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月30日県推薦校確定>
*東北* <県推薦校確定>
弘前南(青森)一関一(岩手)合川(秋田)山本学園(山形)一迫商(宮城)光南(福島)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
---|---|---|
合川 | 弘前南 | 一関一 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * 3年前見事「安積」が当選した東北地区。今回は有力校が無く横一線。進学校対困難克服校の対決の様相。過去の顔ぶれを見ると、今年は「困難克服校」の順番か?そうすると合川(秋田県)は全国的にも珍しい組合立の高校で過疎地に位置している。部員も15人と少なく困難克服枠としては山本学園(山形)より選ばれやすいと思える。ただし甲子園で戦える実力かどうかが選出の鍵となりそう。進学校枠だとすると弘前南が公立の進学校で「甲子園経験が無く」このところ県大会では上位の常連というのが強み。
一関一(岩手)も県内有数の進学校。甲子園出場経験は一関一中時代にあるもののその後40年以上甲子園から遠ざかっている。
一迫商(宮城)は近年の戦績はぴか一。なにかアピールするものがあれば十分浮上する大穴と言える。光南(福島)も近年の戦績では引けを取らない。ただし光南高となってからの歴史が浅いため若干不利かもしれない。
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<12月5日都県推薦校確定>
*関東・東京*
土浦第一(茨城)足利工大付(栃木)富岡(群馬)春日部共栄(埼玉)甲府第一(山梨)流通経済大柏(千葉)桐朋(東京)横浜創学館(神奈川)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
---|---|---|
甲府第一 | 桐朋 | 横浜創学館 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * 推薦校8校中5校が私立勢が占めています。その中で「文武両道」と言えるのが土浦第一(茨城県)と富岡(群馬県)、甲府第一(山梨県)の3校。共に県内屈指の進学校で甲子園経験も無く、また創立100周年以上の伝統校で互角の様相。甲府第一は一昨年に続いて2回目の県推薦校。県大会準優勝で関東大会に出場しているのが評価されれば有力。土浦第一は一昨年土浦三が関東地区推薦校として選出されながら、結局不祥事で推薦を辞退したことが影響すると苦しい。 富岡はハンドボールの強豪でもあり県内では野球の強豪でもあるので侮れない存在です。あと、私立勢の中では特色ある教育で有名な桐朋(東京都)と実力は折り紙つきの神奈川県の強豪横浜創学館(神奈川県)が目立ちます。横浜創学館は旧校名・横浜商工で県大会では上位の常連校。今年も予選で東海大相模・桐光学園を下しています。流通経済大柏・足利工大付はそれぞれラグビー、バレーボールの強豪校ですが、野球は印象として薄いので今回は選ばれるかどうか。春日部共栄は甲子園で 準優勝経験のある名門校なのでまず可能性は低いでしょう。(埼玉県はなぜ推薦したのかな?)<12,12一部訂正加筆>
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<12月5日県推薦校確定>
*北信越*
諏訪清陵(長野)長岡(新潟)八尾(富山)七尾(石川)鯖江(福井)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
---|---|---|
長岡 | 鯖江 | 諏訪清陵 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * 今回も本命が不在。長岡(新潟県)と諏訪清陵(長野県)は共に県内屈指の進学校で野球も盛んな学校。甲乙付けがたいですが、ここ2年北信越大会出場校から選ばれているので長岡がリードか?鯖江(福井県)は実力的には十分甲子園で通用するチーム力です。5チームの中では最もユニークな教育の高校と言える気もするので、今回は有力校の一つでしょう。八尾・七尾(富山県・石川県)は鯖江と同様の
普通の進学校ですが、アピールするものがあるかが課題。北信越大会に進出している七尾の方が有利か?
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<12月1日県推薦校確定>
*東海* <確定>
常葉学園橘(静岡)星城(愛知)多治見(岐阜)津西(三重)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
---|---|---|
常葉学園橘 | 星城 | 多治見 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * 東海地区も私立高校が2校候補に挙がり、いよいよ21世紀枠も私立校の代表決定が近いと思わされます。そのうち常葉学園橘は第一回の21世紀枠東海地区代表候補に選ばれており、再立候補の今回は有利か?星城も再立候補。過去3年「愛知県」は選出されておらず期待されている。多治見・津西は進学校で「文武両道候補」しかし
今ひとつ決め手に欠ける印象で選出されれば大穴だろう。
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<府県推薦校12月5日確定>
*近畿* <確定>
彦根東(滋賀)南丹(京都)奈良女子大付(奈良)耐久(和歌山)推薦校なし(大阪)鳴尾(兵庫)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
---|---|---|
彦根東 | 耐久 | 奈良女子大付 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * かなり混戦状態。特色ある推薦校が多くすべての高校にチャンスがある。大阪府は推薦校なしという思い切った決断。柏原はどうして推薦されなかったのだろう?彦根東(滋賀県)は一昨年近畿地区の代表に選出されたが当選はならず。今回も「文武両道」ではピカ一の存在で再選される可能性がある。耐久(和歌山県)は郡部に存在する高校で昔からスポーツが盛ん。昨年「橋本」が選出されたので同じ印象の耐久も可能性がある。奈良女子大付(奈良県)は
国立大の付属校という異色の存在でアピールする。近年高校野球も力をつけており彦根東を抑えるかも知れない。南丹は創立30年にもならない高校だが特色ある教育を施しダークホースに位置する。また京都府からは昨年に続いての再選でもある。
鳴尾は村立からの沿革があり地域に根付いた高校として推薦される可能性がある。
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<県推薦校12月5日確定>
*中国* <確定>
岡山東商(岡山)鳥取城北(鳥取)新庄(広島)平田(島根)熊毛南(山口)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
---|---|---|
熊毛南 | 鳥取城北 | 平田 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * 一昨年は松江北、昨年は隠岐と連続で選出された中国地区(しかも共に島根県)。今回も山陰勢が有力だ。熊毛南(山口県)は県一位と実力もあり、授業も県立校としては珍しい「単位制」を取り入れておりユニークさは他校の規範となりえる。鳥取城北も毎年県大会上位常連校で実力的には十分資格はあり。昨年も鳥取県から推薦されており、私立校がそろそろ選出されそうな今年はいよいよ期待できそう。平田(島根県)は地域部の進学校。21世紀枠に強い?島根県の推薦なので侮れない。新庄は私立だが野球ではいまいち伝統に欠ける気がするがどうか?。岡山東商は岡山県では
名門中の名門だが何回も甲子園に出ておりまだ20年経っていない今回は難しいと思える。
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<県推薦校12月5日確定>
*四国* <確定>
香川中央(香川)八幡浜(愛媛)名西(徳島)高知海洋(高知)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
---|---|---|
八幡浜 | 名西 | 高知海洋 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * 一昨年に地区推薦校になった八幡浜(愛媛県)は前回は有力といわれながら補欠校にとどまった。進学校として文武両道の歴史が古く今回も有力候補であることには違いない。名西(みょうざい・徳島県)は特色ある教育を実践しており、また高校野球も盛んでたびたび上位に勝ち進んでいるので選ばれる可能性あり。高知海洋は全国的には珍しい海洋高校でアピール度も高いのだが、「高知海洋」となってからの歴史が浅いのが気がかり。香川中央は私立かと思ったがれっきとした県立校。今ひとつ知名度不足と思われるがアピールするものがあるかどうか。
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<県推薦校12月5日確定>
*九州* <確定>
直方(福岡)杵島商(佐賀)清峰(長崎)八代東(熊本)杵築(大分)都城泉ヶ丘(宮崎)伊集院(鹿児島)南部商(沖縄)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
---|---|---|
直方 | 杵築 | 都城泉ヶ丘 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * なかなかバラエティに富んだ高校が集まり横一線の様相。直方は昨年九州地区推薦校となったものの結局選ばれなかった。男子バレーボールで有名な高校だが野球でもここしばらく上位に来ており今年もチャンスあり。杵築(大分県)は高校野球の実績は十分でここら辺で甲子園に出したい高校。他に他校に比べてアピールするものがあるかどうかが焦点。都城泉ヶ丘(宮崎県)は故井上一等書記官の母校で野球とは関係ないが話題性は十分。昨年も「柏崎」が選出されており「大穴」と言える。
伊集院・八代東(鹿児島県・熊本県)も進学校。文武両道が評価されれば可能性はある。清峰(長崎県)は北松南からの校名変更一年目。単位制の総合科をもち特色がある。しかも秋の県大会で優勝し九州大会に出ていることが評価されれば有力となる。杵島商・南部商は苦しいはず。南部商は2回目の県推薦だがどうか
北海道=1 東北=2 関東=5 東京=1 北信越=2 東海=3
近畿=6 中国=3 四国=3 九州=4
[76回大会の地区割りは?]
今回は高野連より早々と各地区の一般枠の選出校数が発表されました。これによると一般枠は昨年より2校減の「28」内訳は昨年に比べて「東海」3→2、「中国四国」6→5が「2減」の地区です。「関東東京」は例年通り「6」ということです。
第85回夏の甲子園大会 | 第75回センバツ大会 | |||
---|---|---|---|---|
第84回夏の甲子園大会 | 第74回センバツ大会 | 第83回夏の甲子園大会 | 第73回センバツ大会 | 第82回夏の甲子園大会 |
第72回センバツ大会 | 第81回夏の甲子園大会 | 第71回センバツ大会 | 第80回夏の甲子園大会 | 第70回センバツ大会 |
年 | センバツ出場校予想 | センバツ大会勝敗予想 | 夏の大会出場校予想 | 夏の甲子園大会勝敗予想 |
---|---|---|---|---|
1998年 | 94.4%(36校中34校) | 82.9%(35試合中29試合) | 70.9%(55校中39校) | 66.7%(54試合中36試合) |
1999年 | 93.8%(32校中30校) | 54.8%(31試合中17試合) | 75.5%(49校中37校) | 62.5%(48試合中30試合) |
2000年 | 90.6%(32校中29校) | 67.7%(31試合中21試合) | 69.4%(49校中34校) | 66.7%(48試合中32試合) |
2001年 | 88.2%(34校中30校) | 63.6%(33試合中21試合) | 61.2%(49校中30校) | 66.7%(48試合中32試合) |
2002年 | 87.5%(32校中28校) | 61.3%(31試合中19試合) | 61.2%(49校中30校) | 77.1%(48試合中37試合) |
2003年 | 85.3%(34校中29校) | 63.6%(33試合中21試合) | 59.2%(49校中29校) | 54.2%(48試合中26試合) |
2004年 | 87.5%(32校中28校) |
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