BALL第79回センバツ高校野球大会強いのはどこだ!?BALL



 優勝候補は帝京・大阪桐蔭・広陵・高知・今治西!!

参考・第37回明治神宮大会の結果

参考・第78回大会の結果  参考・第77回大会の結果


☆☆ 3月23日開幕です! ☆☆(3月15日組み合わせ抽選)

 


第79回センバツ!優勝候補は!!帝京・大阪桐蔭・広陵・高知・今治西

第79回センバツ高校野球大会の結果

名物! 各 試 合 ズ バ リ 予 想 全31試合終了 18勝13敗 的中率.581
(目標的中率70%・前半一回戦9勝7敗.563)(昨年センバツは58.1%・一昨年は61.3%)
ランク試合番号勝利予想ー敗戦予想予想コメント結果
1回戦1日目第1試合大牟田0−佐野日大九州大会・関東大会の準優勝校対決で実力的には伯仲している。大牟田は初出場ながらエースの阿部ー山田のバッテリーが投打の柱になっており安定感は十分。対する佐野日大は打撃が活発で競り合いが得意。2年生エースの出井が開会式直後の雰囲気に飲まれないように注意し、得意の継投策に持ち込みたい。
*言い訳・佐野日大が2年生出井投手の想像以上の安定した投球で危なげなく2回戦選出を決めた。守備も安定し、データには現れにくい強さを見せてくれた。大牟田は守備の破綻と貧打が誤算。

   第2試合大阪桐蔭−0日本文理話題の大阪桐蔭が早くも登場。ともに打撃力に特徴があり長打の大阪桐蔭に対して、日本文理は単打をつなげる攻撃。中田VS栗山の好投手対決も楽しみ。秋は本調子ではなかった栗山投手が、終盤まで粘ると波乱も予想される。

   第3試合仙台育英1−常葉菊川東北大会と東海大会の優勝校同士の好カード。昨夏話題になった育英・速球派・佐藤がどれだけ調子を戻しているかが鍵。昨夏のメンバーも佐藤以外総入れ替えとなっており、大舞台での経験にはとぼしい。常葉菊川は得点力があり、投手陣も田中ー戸狩の継投が確立されていてリードすると有利な展開に持ち込めそうだ。
*言い訳・常葉菊川会心の試合。タイムリーの2点を田中ー戸狩の継投で逃げ切り、好投手・佐藤相手にこの勝ち方しかないという勝ち方。仙台育英は丁寧に投げる常葉・田中投手を終盤まで捕らえられなかったのが敗因。佐藤投手は球が走っていたが、四死球のランナーを出したのが痛かった。

2日目第1試合今治西−2都留都留の速球派エース・小林と今治西打線の対決。打力がやや弱い都留は小林の力投で2,3点勝負に持ち込み勝機を見つけたい。昨夏出場の今治西はエースの熊代が打でも大黒柱。序盤で小林を攻略して楽に試合を進めたいところだ。

   第2試合熊本工−4県和歌山商熊本工が投打にやや上回るが、実力差は少ない。熊本工は隈部・今村・後藤の投手陣と足のある攻撃陣が噛み合うと強さを発揮する。県和歌山商は吉本・坂口の投手陣が踏ん張ることが第一条件。打線はそこそこ力があるので、点差が離れないようにして終盤を迎えたい。

3日目第1試合千葉経大付−4中京投打にまとまったチーム同士の好カード。千葉経大付は丸、中京は小亦・川口と投手力は安定し、ともに得点力がある打線を擁する。打率で千葉経大付がやや上回るが、中京も機動力があり接戦が予想される。

   第2試合報徳学園1ー室戸室戸・森澤投手と報徳打線の対決。元来打撃のチームとは言いがたい今回の報徳学園だが、今大会好投手の一人に挙がる、森澤投手相手にどのような攻め方を見せるか、今後を占う意味でも見所。室戸は森澤の出来が重要。報徳・近田(または岡田か?)との投手戦に持ち込んで勝機をつかみたい。
*言い訳・室戸・森澤投手の調子もよかったが、懸念された報徳学園打線の弱さが出てしまった。このゲームは九分九厘報徳学園が勝つと自信を持っていたので室戸の勝利は大いに賞賛される。

   第3試合日大藤沢3−宇部商守備を中心にすえた同型のチームの戦い。戦力もほぼ拮抗し接戦が期待される。日大藤沢のエース古谷は隠れた好投手。技巧派ながら三振もとれる。宇部商・高橋も安定感があり、打撃が強くない両チームとしては3点をめぐる攻防になりそうだ。
*言い訳・3点勝負は予想通り。ただ投手力で日大藤沢がやや有利と見ていたが、どうして宇部商・高橋投手がすばらしかった。1点を取り合う好ゲームだったが最後は宇部商の打撃がわずかに上回った。

   第4試合帝京−1小城優勝候補の一角・帝京が投打に小城を上回る。打線は昨夏のチームより小型になったが中村・杉谷が残り機動力はより強化された印象。投手も大田・垣ヶ原が残り総合力はかなり高い。対する小城は打たせてとるエース・井手を守備がしっかり守るチームで予選でも佐賀商・神村学園・福岡工大城東を下しており、油断は出来ない。

4日目第1試合市川−2聖光学院総合力は市川に分があるが、聖光学院エース・鈴木の投球術が冴えると番狂わせも十分ありえる。初出場の市川は寺口・河津の投手力と智弁和歌山に打ち勝った分厚い強力打線を有し今大会もダークホースに挙がる実力校。聖光学院は投手を中心に接戦を守りきる野球を得意とし終盤まで僅差で張り付き相手の焦りを誘いたい。

   第2試合広陵−1成田
(延長12回)
好投手が激突する好カード。広陵は野村、成田は唐川と今大会を代表する両投手の投げ合いが期待される。攻撃力では一歩リードの広陵だが、四死球も少ない唐川投手攻略のためにはやはり「打つ」しかない。注目の土生選手との対決も含め同様な攻撃を見せるかとても興味深い。成田は唐川の力投をバックに1−0、2−1程度の低得点での逃げ切りを図りたい。

   第3試合北陽−0鹿児島商ともに攻撃力があり打ち合いが予想される。北陽・秋本、鹿児島商・福岡はともに絶対的なエースでどちらのエースが最後までマウンドを守るかが注目される。やや守備に不安のある北陽に対し、センバツ初戦1勝10敗の鹿児島商。ひとつのプレイでゲームの流れを変えそうな気がする。それがどちらのチームにでるか?

5日目第1試合旭川南0ー創造学園大付旭川南・浅沼、創造学園大付・赤羽の本格派と技巧派の左腕対決が焦点。カーブで三振が取れる浅沼と変化球を駆使する赤羽の投げあいは両投手が好調なら見ごたえがありそう。ともに初陣の両チームは打撃は創造に守備は旭川に分があり、エースの調子とチームの持ち味を出したほうが有利となりそうだ。
*言い訳・予想通り両投手の投手戦に。旭川南は2度の牽制死、盗塁死で得意の機動力が使えず攻め手に欠けた。創造学園大付は守りも乱れず好投のエース赤羽を守り立てワンチャンスを生かし逃げ切った。

   第2試合高知2−関西明治神宮大会優勝の高知の登場。昨秋の練習試合では高知は大勝しているが、関西も甲子園には慣れており、エースの中村ー川辺の投手陣が踏ん張れば、互角の試合ができる。高知は國尾・森田の両エースと打率はそれほどでもないが畳み掛ける攻撃が持ち味。神宮大会の優勝で挑戦を受けるような試合運びにしないことが肝要。関西も打力があり、守備が乱れなければ大金星を挙げる可能性も十分ある。
*言い訳・高知は2点リード後中村投手から決定打を奪えず、関西は中村ー川辺の継投で逃げ切った。高知は9回無死1,2塁からのバント失敗が悔やまれる。関西は会心のゲーム

   第3試合桐生第一0−都城泉ヶ丘投打に桐生第一が上回る。焦点は都城泉ヶ丘エース諏訪VS桐生第一打線。夏春連続出場で打線が強く投手力も整っている桐生第一は総合力が高い。打力に不安がある都城泉ヶ丘は投手陣が踏ん張っている間にリードを奪い逃げ切る体制に持ち込みたいところだ。
*言い訳・これもかなりビックリの都城泉ヶ丘の完封勝利。エース諏訪は緩急をつけた投球で低めに集め、強打の桐生第一にスイングをさせない頭脳的な投球。都城打線もチャンスを二つのスクイズで着実に得点しまさに会心の勝利。桐生第一は打てなかったことに尽きる。

6日目第1試合大垣日大−4北大津ともに守備型のチームながら、エース森田がしっかりした大垣日大がやや有利か?希望枠で選出された大垣日大は名将・坂口監督が指揮を執り甲子園戦術には長けている。2年連続出場の北大津は昨年と同様投手陣に柱が無く、継投策を強いられそうだ。打力はほぼ同等と思われるだけに、先取点の行方が勝敗に影響しそうだ。
2回戦   第2試合大阪桐蔭11−8佐野日大初戦完勝の佐野日大と中田の制球に課題は残したが、細かい攻めを見せて危なげなく勝った大阪桐蔭。総合力では大阪桐蔭に分があるが、佐野日大・出井投手が初戦と同様の投球が出来るかが鍵。大阪桐蔭打線を中盤まで抑えることができれば、接戦を制することも可能。守備も堅守で投手陣を盛り立てたい。出井投手の立ち上がりに注目。

   第3試合今治西0ー10常葉菊川実力校同士の好カード。初戦ともに1点差の接戦をものにしてきたが、試合内容は先行逃げ切りが決まった常葉菊川に対して、今治西は逆転で進出。8回まで都留の好投手・小林に1点に抑えられながらの逆転勝ちは地力のあるところを見せてくれた。どちらのチームが先制するかが最大の焦点だが、常葉・田中投手vs今治西打線も注目。
*言い訳・常葉菊川・田中投手が初戦に続いて好投。打線もビックイニングをつくり高めにスライダーが浮いた熊代投手を攻略。投攻守に隙のない野球で完勝。今治西は打てなかったことに尽きる。

7日目第1試合千葉経大付3ー熊本工
(延長12回)
関東・九州王者の対戦で好カード。明治神宮大会では8−2で千葉経大付が快勝している。見所は熊本工・隈部投手と千葉経大付打線の対決。隈部投手は初戦・県和歌山商に序盤打ち込まれながら中盤から持ち直し逃げ切った。打線の迫力では中軸が当たっている千葉経大付が上回ると思うが、熊工も得意の機動力で対抗したい。
*言い訳・実力伯仲の両校のランナーは出すもののなかなか得点は許さない見ごたえある凌ぎあい。9回裏2死ランナーなしから同点に追いついた千葉経大付の粘りもすごかったが、最後は機動力を得点に結びつけた熊本工が我慢比べに勝った。

   第2試合宇部商1−室戸もし神宮枠が四国に来ていなかったらどちらかは出場できなかったはずの両校の対決。優勝候補の報徳学園を下し勢いがある室戸はエース森澤の出来が全て。バントを使わない強気な攻めを身上とする宇部商打線を抑え接戦に持ち込めば今回も勝機は出てくる。3点勝負か?
*言い訳・先制した宇部商が有利と思われたが、室戸・森澤投手がランナーは出すものの得点は許さず、逆に室戸は宇部商の好投手・高橋から終盤・同点・逆転と得点を挙げ逃げ切った。室戸には勢いがあった。

   第3試合帝京12−4市川初戦両者とも持ち前の強力打線が不発気味だったが、この試合ではどうか?投手力で帝京に分があるが、市川打線と先発が予想される帝京・大田投手の対決が焦点。市川が序盤で得点を挙げるようだと波乱の要素もある。

8日目第1試合広陵−3北陽総合力では広陵が上回るが北陽・秋本投手と広陵打線の対決が焦点。秋本投手は初戦の鹿児島商を完封し直球には力があった。終盤のスタミナに不安を感じさせたがしぶとい広陵打線がそこを突けるか?広陵・野村投手は延長12回の投手戦を制し、疲れが心配だが初戦のような投球を見せれば北陽打線も攻略するのは簡単ではない。投手戦になれば北陽に勝ち目が出てくる。

   第2試合関西12−0創造学園大付初戦10三振完封の創造学園大付・赤羽投手と神宮大会優勝の高知に打ち勝った関西打線の対決。スクリューボールが決まる赤羽投手はボールを低めに集め連打を奪うのは難しそう。長打力のある関西打線は確実に走者を進める攻撃がしたい。初戦1点しか取れなかった創造学園は3点以上取って赤羽を援護したい。

   第3試合大垣日大−1都城泉ヶ丘初戦・桐生第一を完封した都城泉ヶ丘・諏訪投手に大垣日大打線がどう挑むかが見所。初戦北大津3投手から7点を挙げた大垣日大は安打数は6本ながら四死球を生かして得点するしたたかさがある。初戦は低めに投球を集めて好投した諏訪投手にどんな揺さぶりをかけてくるか阪口監督の采配にも注目。初戦11安打を浴びた大垣日大・森田投手の奮起も望まれる。
準々決勝9日目第1試合大阪桐蔭1ー常葉菊川これまでの戦いぶりでは投攻守に隙がない常葉菊川の方が安定した試合ぶり。大阪桐蔭は佐野日大戦で控え投手の弱さを露呈し、この試合では先発が予想される中田投手の投打での活躍を期待せざるを得ない。中田ー那賀の継投が決まれば大阪桐蔭が有利だが、中田が打ち込まれると常葉菊川が大勝する恐れもある。大阪桐蔭にとっては常葉菊川・田中投手を捉えられるかが上位進出への大きな壁となりそうだ。
*言い訳・大阪桐蔭・中田投手は力投だったが打の方は不発でチームも1点しか取れなかったのが敗因。大阪桐蔭相手でも冷静に内角を攻めることが出来た田中投手の好投が光った。

   第2試合熊本工−3室戸投攻守にバランスがとれ、エースの隈部もランナーを出しながら粘りの投球で安定感がある熊本工。対する室戸も同じようにエースの森澤が得点を許さない粘りの投球で踏ん張り、打線も終盤のチャンスを得点に結びつけチームに勢いはある。焦点は熊本工が室戸の勢いを止められるか。やや守備に不安がある熊本工は堅く守ることが必要条件。そろそろピッチャーに疲れの出てくる頃だが、熊本工の機動力を封じながら森澤が踏ん張れば室戸ペースになりそうだ。

10日目第1試合帝京−1広陵優勝候補同士の好一番。帝京は大田投手の怪我の回復具合が気になるが、打線の得点力は今大会随一。広陵はエースの野村が好調で安定感ある戦いが出来ている。見所は野村投手vs帝京打線。神宮大会では3−2で広陵が競り勝っているが実力伯仲の両チーム。勝った方が優勝に一番近いことは間違いない。

   第2試合関西1ー大垣日大打線が好調同士の対決だが中軸があたっている大垣日大に対して打線に切れ目がない関西。投手力は中村・川辺の2枚がある関西がやや有利か。焦点は大垣日大・森田投手の調子と関西打線がスライダーにどう対応するか。守備は大垣日大に分があるので、接戦になれば大垣ペースか。
*言い訳・大垣日大、初回の先制パンチが効いた。コントロールの良い関西先発の川辺の特徴を見切った坂口采配も見事。関西も鋭い当たりを再三飛ばしたが、正面を突く不運もあり終盤まで得点できず。森田投手も外角低目への制球がよく、大垣日大が「のびのび野球」で強豪関西に快勝
準決勝11日目第1試合常葉菊川−4熊本工実力伯仲ながら、今大会での戦いぶりで常葉菊川がやや上回りそう。3連投となった田中投手に代わって戸狩投手の登板も予想されるがいずれにしても。左打者の多い熊本工には左投手は機動力封じという面でも有効。熊本工は隈部投手に疲れがみられ打線の援護が必要だが、今まで有効だった機動力が封じられると苦しい。常葉菊川は強豪・大阪桐蔭を破っての「燃え尽き症候群」が心配。

   第2試合帝京4ー大垣日大のびのび野球でここまで勝ち進んだ大垣日大が優勝候補の帝京に挑戦する。帝京は準々決勝で垣ヶ原投手が完投し負傷の大田投手を温存することに成功。この試合は大田先発が濃厚。当たっている大垣日大打線との対決は楽しみ。毎試合ビックイニングを作り出し大量得点を挙げている帝京に対して大垣日大・森田投手はコーナーを丁寧に突く投球で活路を見出したい。広陵・野村投手のスライダーを攻略した帝京は難敵だ。なんとか接戦で終盤まで粘り阪口監督の采配を生かして勝機を見出したい。
*言い訳・うーん、この試合も、よもや帝京が敗れるとは思いもしなかった。大田投手の怪我で投手陣の不安はあったものの帝京打線が4点に抑えられるとは思いませんでした。低目を丹念に突く森田投手の丁寧な投球が光った試合。まさに優勝候補を倒す伏兵ぶり発揮。
決勝12日目第1試合常葉菊川−5大垣日大ともに投手に疲れが見え、打線は好調。打ち合いになるかどちらか一方的になるか予想が難しい。エース田中と遜色ない戸狩投手を持つ常葉がやや有利か?しかし大垣日大は阪口采配と帝京を倒した勢いが侮れなく先制点がものを言いそうだ。大垣日大・森田投手の出来も試合の行方に大いに関係しそう。東海大会では4−0で常葉菊川が勝っている。

目標的中率 .700 どうなるかな?前回の的中率は58.1%と過去下から2番目の悪い成績に終わりました。

{ 組み合わせ・解説 }

組み合わせ

佐野日大 ━━┓            ┏━━帝 京    A:大阪桐蔭が総合力でリード。日本文理の栗山、大牟田の阿部がストップできるか?
大牟田  ──┘┐桐        帝┏└──小 城      初出場ながらバランスの良い大牟田が続く。日本文理は自慢の打線の真価が問われる。
大阪桐蔭 ━━┓┛蔭┐      ┏京└┌──聖光学院   B:好チームぞろい。今治西打線と仙台育英・佐藤投手は注目。常葉菊川も好投手・田中  
日本文理 ──┘  |菊    帝┃  ┗━━市 川      がおりチーム力は高い。仙台育英は打線の奮起、都留はエース小林に全てを託す。
常葉菊川 ━━┓  ┃川┓  ┌京|  ┏━━広 陵    C:実力校ぞろい。地区大会優勝校の熊本工・千葉経大付がややリードながら、中京は
仙台育英 ──┘┓菊┛ ┃  | └広┏└──成 田      投手力と機動力があり、県和歌山商も投打のバランスがとれている。接戦期待。
今治西  ━━┓┘川  ┃  |  陵└┏━━北 陽    D:報徳学園が一歩リード。初戦の室戸は速球派・森澤を擁し、報徳打線の真価が問われる。
都 留  ──┘    ┃菊 |    └──鹿児島商     日大藤沢と宇部商は同型のチーム。ともに得点力が鍵。打線が好調なチームが有利。
県和歌山商──┐    |川 ┃    ┌──旭川南    E:帝京が本命、市川が対抗。夏のチームから大田・垣ヶ原・中村が残った帝京は優勝候補
熊本工  ━━┛┓熊  |  ┃  関┌┗━━創造学園大付   の一角。小城・聖光学院は投打に粘りを発揮して、実力校をうっちゃりたい。
中 京  ──┐┘工┓ |  ┃ ┌西┗┏━━関 西    F:優勝候補の一角・広陵には初戦の成田はもっともいやな相手。唐川投手を攻略しない限
千葉経大付━━┛  ┃熊┘  ┗大|  └──高 知      り勝ちは無い。北陽ー鹿児島商は点の取り合いが予想される。投手が踏ん張れるか?
報徳学園 ──┐  |工    垣┃  ┏━━都城泉ヶ丘  G:明治神宮大会優勝の高知が一歩リードも初戦の関西は曲者。旭川南と創造学園大付は
室 戸  ━━┛┓室┘      ┗大┌└──桐生第一       好左腕対決。しかし高知以外はいずれも守備に難があり、守りが鍵となりそう。
宇部商  ━━┓┘戸        垣┗┌──北大津    H:桐生第一と大垣日大がややリード。都城泉ヶ丘と北大津は複数いる投手陣の踏ん張り次第。
日大藤沢 ──┘            ┗━━大垣日大     21世紀枠と希望枠がそれぞれ初戦突破に賭ける。
  
**ベスト8予想**
大阪桐蔭(大牟田)・今治西(仙台育英)・千葉経大付(熊本工)・報徳学園(宇部商)・帝京(市川)・広陵(成田)
高知(関西)・大垣日大(桐生第一)

・・・優 勝 校 3 点 予 想・・・
優勝候補三点予想大阪桐蔭帝京広陵
ダークホース三点予想高知今治西報徳学園
だめ押し三点予想千葉経大付熊本工大垣日大
関西、仙台育英、市川も来そうな気が・・・・。
結局常葉菊川が初優勝しました。予想はハズレました。


< 総評 >・好投手の初戦敗退と特別枠の健闘!!


第79回選抜高校野球大会は高校野球通も予想しなかった、東海勢同士の決勝戦となり常葉菊川が初優勝しました。常葉菊川は仙台育英・今治西・大阪桐蔭・熊本工・大垣日大と名だたる強豪を下したうえでの初優勝でけっしてフロックではない実力によるものだという印象があります。

戦力的にもコントロールがよく速球がきれるエースの田中と度胸満点の2年生・戸狩の両左腕が機能し、打線も「バントで送らない」積極野球を選手も理解し大阪桐蔭など強豪に打ち勝ってきました。たしかにダブルプレーも多かったですが、終盤の勝負どころで決定打をはなつ場面が相次ぎ

新しい、戦術として今後取り入れられていく可能性を感じさせました。静岡県勢の優勝も久しぶりで、さぞや地元は大騒ぎだったと推測されます。

 準優勝の大垣日大もかなり「ビックリ」の快進撃でした。大会前から戦力のバランスの良さは感じていましたが、エース森田のスタミナと低目を丁寧に突く投球、そして名将・阪口監督ののびのび采配で甲子園で一番成長したチームだったと言えると思います。 準決勝の帝京戦はその成果が

はっきり出た一番だったでしょう。のびのびプレーし自分たちの力を十分発揮するということの大切さと難しさを感じさせました。「ほめて育てる」という阪口監督の新指導方針も現代の野球にうまくはまった気がします。

 ベスト4の熊本工・帝京は実力的には2校と遜色はなかったと思います。「走れる」両チームがここまで勝ち残ったのは偶然ではなかったのでしょう。熊工は守りを帝京は接戦の勝ち方を鍛錬して夏を迎えてほしいと思います。

 ベスト8のなかでは室戸の無欲さ、大阪桐蔭・中田の注目の高さが目に付きました。室戸が報徳学園に勝った試合は予想が外れたにもかかわらず高校野球の真髄に触れた気がして感動してしまいました。また、広陵・関西の中国勢のレベルの高さも印象に残りました。

 そのほかでは仙台育英・佐藤、都留・小林、報徳学園・近田、成田・唐川、旭川南・浅沼など好投手が初戦で姿を消したのは残念でした。夏もう一度見てみたいです。

 さて、予想の方は18勝13敗という昨年の成績不振を払拭するどころか同じ結果に終わってしまいました。たしかに今年は番狂わせは多かったように感じますが、言い訳せずに今後も精進いたします。


また、夏お会いしましょう!
・・・出場32校紹介・・・(*は公立校)
地区名代表校コメント回数投手力守備力攻撃力総合力初戦戦績メモ
21世紀都留


都城泉ヶ丘

北海道旭川南

東北仙台育英6年ぶり9回B+5勝3敗準優勝(73回)

聖光学院


関東千葉経大付
B+


佐野日大13年ぶり3回1勝1敗

日大藤沢9年ぶり3回2勝ベスト4(70回)

桐生第一3年ぶり3回1勝1敗ベスト8(63回)

成田2年連続2回1勝
東京帝京11年ぶり13回5勝7敗優勝(64回)準優勝(57・52回)
北信越日本文理2年連続2回1勝ベスト8(78回)

創造学園大付


東海常葉菊川3年ぶり2回1敗

中京4年ぶり5回2勝2敗
近畿報徳学園3年ぶり16回B+11勝4敗優勝(74・46回)ベスト4(47・39回)

大阪桐蔭3年ぶり3回2勝ベスト8(63回)

市川
B+
ベスト4(61回)ベスト8(58回)

北大津2年連続2回1勝

北陽13年ぶり8回4勝3敗準優勝(42回)ベスト4(62回)

県和歌山商70年ぶり3回1勝1敗*ベスト8(10回)
中国広陵3年ぶり21回12勝8敗優勝(75・63・3回)
準優勝(9・6・4回)

関西3年連続9回5勝3敗ベスト4(74・67回)

宇部商2年ぶり7回5勝1敗*ベスト4(38回)ベスト8(60回)
四国高知6年ぶり14回8勝5敗優勝(47回)準優勝(39回)

今治西7年ぶり9回6勝2敗*ベスト4(71・67回)ベスト8(45回)
(神宮枠)室戸


九州熊本工3年ぶり20回B+8勝11敗*ベスト4(26・18回)

大牟田



鹿児島商21年ぶり12回1勝10敗

小城

希望枠大垣日大


「A」は全国トップクラス「B」は全国上位クラス「C」は全国レベル「D」は弱点です。


[79回大会優勝校を探る!]
近年に無く各チームに好投手が勢ぞろいし、好ゲームが期待される今大会、部長の分析によると「総合Aランク」は5チーム。

そのなかで一番手は近畿大会準優勝ながら話題の中田選手を擁する夏春連続出場の大阪桐蔭

5チームの中では爆発力があり、やや大味な試合運びが気になるが、チームが噛み合えば総合力は一段高い。

帝京も夏春連続。投手力は大田・垣ヶ原が残り打つほうも4番の中村が残り機動力もある。総合力は大阪桐蔭に匹敵する。

 広陵・高知は特に目立つ選手はいないが、「負けない野球」が出来るチーム。それぞれ野村・国尾の両エースが好投すると接戦になっても取りこぼしは少なそうだ。
 

 今治西はエースの熊代が引っ張るチーム。ここも夏春連続で夏は監督の采配が裏目に出て日大山形に敗れたが、振り切る打線とあいまって、熊代投手の出来次第で上位が望める。
 

「B+」評価の5校の中で力があるのは大阪桐蔭を近畿大会決勝で下し、明治神宮大会でも準優勝に輝いた報徳学園。近田投手は力のある球を投げ守備も堅いが、課題は打撃。打線の援護があれば上位5校と遜色は無い。

仙台育英・千葉経大付は投手の出来が鍵を握る。仙台育英・期待の佐藤投手は昨夏の球威が戻っていれば期待できる。千葉経大付・丸投手もまとまりがあり、昨夏、八重山商工に大接戦で敗れた悔しさをバネに上位を狙う。

熊本工も夏春連続。エースの隈部が残り、機動力のチームに生まれ変わった。目立たないがバランスがとれしかもレベルが高い市川ともども実力はたかい。

 「B」評価の中では旭川南・成田の投手力が高い。旭川南は左腕・浅沼。成田は今大会NO1の呼び声もある唐川投手を擁する。両チームとも攻撃力に課題があるので打線の援護で上位を狙える。

常葉菊川・中京・大垣日大の東海勢3校は投攻守のバランスが良い。優勝候補を倒す伏兵ぶりが見られるかもしれない。

 各校の緒戦の成績を見てみると負け越しているのは3校のみ。特に鹿児島商は1勝10敗と不調だが、今大会で2勝目なるか見所といえる。

 21世紀枠の都留・都城泉ヶ丘はともに「C」評価となったが、例年より一般枠選出校と実力差は少ないので久しぶりの1勝が期待できそうだ。

 総合的に見て、西高東低。夏春連続出場校が強い。という印象だが、今年も好勝負を期待したい。


今年もまた対戦予想します。(組み合わせ抽選会は15日です)

線

最近の甲子園大会の結果・トーナメント表
第79回センバツ大会第88回夏の甲子園大会第78回センバツ大会第87回夏の甲子園大会
第77回センバツ大会第86回夏の甲子園大会第76回センバツ大会第85回夏の甲子園大会第75回センバツ大会
第84回夏の甲子園大会第74回センバツ大会第83回夏の甲子園大会第73回センバツ大会第82回夏の甲子園大会
第72回センバツ大会第81回夏の甲子園大会第71回センバツ大会第80回夏の甲子園大会第70回センバツ大会

先読み倶楽部・的中率実績
センバツ出場校予想センバツ大会勝敗予想夏の大会出場校予想夏の甲子園大会勝敗予想
1998年94.4%(36校中34校)82.9%(35試合中29試合)70.9%(55校中39校)66.7%(54試合中36試合)
1999年93.8%(32校中30校)54.8%(31試合中17試合)75.5%(49校中37校)62.5%(48試合中30試合)
2000年90.6%(32校中29校)67.7%(31試合中21試合)69.4%(49校中34校)66.7%(48試合中32試合)
2001年88.2%(34校中30校)63.6%(33試合中21試合)61.2%(49校中30校)66.7%(48試合中32試合)
2002年87.5%(32校中28校)61.3%(31試合中19試合)61.2%(49校中30校)77.1%(48試合中37試合)
2003年85.3%(34校中29校)63.6%(33試合中21試合)59.2%(49校中29校)54.2%(48試合中26試合)
2004年87.5%(32校中28校)77.4%(31試合中24試合)73.5%(49校中36校)72.9%(48試合中35試合)
2005年90.6%(32校中29校)61.3%(31試合中19試合)77.6%(49校中38校)72.9%(48試合中35試合)
2006年93.8%(32校中30校)58.1%(31試合中18試合)75.5%(49校中37校)58.3%(48試合中28試合)
2007年93.8%(32校中30校)58.1%(31試合中18試合)


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