BALL第80回センバツ高校野球大会強いのはどこだ!?BALL



 優勝候補は横浜・常葉菊川!!

参考・第38回明治神宮大会の結果

参考・第79回大会の結果


☆☆ 3月22日開幕です! ☆☆

 
初戦の好カードは下関商ー履正社、東北ー北大津、長野日大ー今治西、明豊ー常葉菊川、明徳義塾ー関東一  など

第80回記念センバツ高校野球大会の結果

名物! 各 試 合 ズ バ リ 予 想 全36試合終了 23勝12敗1分 的中率.657
(目標的中率70%)(昨年センバツは58.1%・一昨年も58.1%)
ランク試合番号勝利予想ー敗戦予想予想コメント結果
1回戦1日目第1試合駒大岩見沢2−成章投打に決め手を持つ駒大岩見沢が総合力で一歩リード。ヒグマ打線が本調子だと破壊力がある駒大岩見沢は有利となる。またエース板木の調子も鍵を握る。投打にまとまる成章はやや荒さがある駒大の隙をついて粘りをみせて接戦に持ち込みたい。
*言い訳・成章・小川投手の「桑田ばりの」コントロールとズバっと内角を突く大胆な投球、それに終盤まで134キロと球速が落ちないスタミナが見事だった。さすがの駒大岩見沢も2点しか取れず成章の守り勝ち・粘り勝ち!

   第2試合東北2−北大津下馬評は東北の方が高いが、実力は互角と見ている。焦点は東北・萩野投手VS北大津打線。昨秋の近畿大会でも注目された強力打線を持つ北大津に萩野投手が単調になるようだと攻略される恐れもある。先行逃げ切りを図りたい東北に対して、北大津・河合投手が復活の好投を見せれば逆に北大津に勝機が出てくる。
*言い訳・終盤に強い北大津らしさと終盤に球威が落ちた東北・萩野投手の投球が噛み合ってしまい北大津に逆転を許した。中盤までの2失点に抑えた北大津・河合投手の粘りも讃えられる。

   第3試合城北0−安房城北・村方投手は注目の好投手。ただ援護の打線がやや非力で投手戦になる可能性が高い。21世紀枠で初陣の安房はエースが踏ん張って大量得点を許さないことが勝利の条件となる。
*言い訳・両投手とも持ち味を出しやや力の落ちる両チームの打線を抑え予想通り投手戦となった。城北・村方投手の好投は予想できたが、安房・佐野投手は互角以上の見事な投球。城北打線を抑えきったのが勝因。

2日第1試合明徳義塾−1関東一四国地区と東京地区の優勝校対決という好カード。今大会屈指の強力打線・関東一に対して、久しぶりの復活なった明徳義塾・南野投手がどう抑えるかが見所。関東一はやや投手力に不安があるので先手をとって打ち合いに持ち込みたい。
2回戦   第2試合履正社−2下関商
(延長10回)
投打にバランスの取れた履正社が古豪・下関商に甲子園初勝利をかけて挑む一戦。ポイントは下関商投手陣と履正社打線の対決。1点差の接戦に強い下関商はエースの島田の出来が大きな鍵。接戦に持ち込みたい下関商に対して履正社は大差で終盤を迎えたいところだ。

   第3試合聖望学園−0小松島今大会NO1投手の声もかかる聖望・大塚投手と石田投手を擁する投手力に分のある聖望学園に対して小松島は打力で挑戦する。試合の分かれ目は小松島・鳴滝・井内投手の出来。先取点が欲しい聖望学園を2,3点までに抑えると小松島にチャンスが出てくる。

   第4試合鹿児島工−1水戸商鹿児島・内村、水戸商・若杉の好投手対決。中でも鹿児島工・内村投手は部長注目の投手。今大会での注目度はそれほどでもないが三振の取れる速球派投手で水戸商打線との対決は楽しみ。実力互角の公立校対決で接戦を期待したい。

3日第1試合常葉菊川−4明豊東海地区と九州地区の優勝校同士の屈指の好カード。ともに今大会を代表する打力のチームで、相手投手との対決が試合の焦点。安定感ある戸狩投手を擁する常葉菊川がやや有利かと予想するが、明豊打線に早い段階で捕まると勝負の行方は混沌としてくる。

   第2試合千葉経大付−0興譲館投打の総合力で千葉経大付が上回る。千葉経大付はエースの齋藤が相手を抑え短打でつなぐ打線が援護するのが持ち味。やや打線に非力感がある興譲館は千葉経大付に大量点を許さず接戦に持ち込み勝機を見出したい。酒井・森本の投手陣の踏ん張りが鍵。

   第3試合今治西3−長野日大今治西は熊代投手が投打の大黒柱だった昨年のチームからは一回り小粒になったものの攻守に隙のない良く似たチームを作り上げてきた。エースの水安も防御率がよく安定した試合運びが期待できる。対する初陣の長野日大はエースの上村の出来が全てを握る。北信越大会の福井商戦で見せたようなピッチングが再現できれば得意の接戦に持ち込み逃げ切る試合展開が可能になる。守備の乱れも勝敗に直接結びつきそうだ。
*言い訳・得意の機動力を発揮し先手を取り、逆転された後すぐ再逆転をした長野日大会心の勝利。今治西はすぐに再逆転を許し試合の主導権を握れなかったのが最後まで響いた。

4日第1試合東洋大姫路−1一関学院ともに投手力に優れ打力に課題を持つチーム同士の対決。東洋大姫路は快速エース佐藤が宝刀チェンジアップを武器に安定したピッチングを誇る。一関学院もエース菊地を軸に3本柱を誇り防御面は安定している。課題の打撃は4番佐藤が不動の東洋大姫路が得点力でやや上回るかと思われるが1,2点を争う接戦になれば一関学院も十分チャンスがある。

   第2試合八頭−0宇都宮南今回2回目の出場で前回は準優勝だった宇都宮南。この初戦を乗り切れば波に乗りそうだ。両チームとも投手を中心に守りきるタイプと同型のチームの対戦。鳥取県勢としてはエース平木をはじめバランスの取れた戦力を有する八頭はやはり平木の出来が鍵。宇都宮南も好投手・山井を擁し3〜4点を取り合う接戦が期待される。

   第3試合智弁和歌山12−4丸子修学館智弁和歌山の優位は動かない。ともに打力のチームながら智弁和歌山の破壊力は今大会屈指。勝谷・坂口の3,4番は長打が期待でき爆発力がある。丸子修学館はセンター返しで単打をつなぐ攻撃が持ち味。両チームとも継投策になると予想するが丸子としてはなんとか5,6点までに智弁和歌山を抑えての打ち合いに持ち込みたい。なお、丸子実時代での対和歌山県勢の戦績は(夏含む)2戦2勝(和歌山工・箕島)という有利なデータもある。

5日第1試合天理−1敦賀気比投打にバランスの取れた天理に2年生エース山田を擁する敦賀気比が挑戦する構図。天理は伝統の強打に矢之・井口の投手陣を誇り近畿5位校ながら実力は高い。敦賀気比は山田を守り立てる守備型のチームで得点力にやや難がある。エース山田が天理打線をいかに抑えるかが鍵となりそう。

   第2試合慶応0−華陵総合力の高い慶応に21世紀枠の華陵が挑戦する。慶応は田村・只野の投手力が良く、攻撃力も高い優勝候補の一角。対する華陵は速球派のエース宇野を中心に守りを固めて攻めに転じるタイプ。焦点は華陵・宇野投手VS慶応打線。試合巧者の慶応だが宇野投手が最高時の投球を披露すれば接戦となり緊迫した試合が見られそうだ。
*言い訳・慶応は前評判どおりの投手力を遺憾なく発揮したが、華陵・宇野投手が見事な投球を披露し、慶応打線が最後まで捕らえられなかった。宇野投手の殊勲試合。

   第3試合沖縄尚学−0聖光学院好投手・東浜と上原を擁し前評判が高い沖縄尚学。やや打線に迫力を欠くが潜在能力はかなり高い。聖光学院は3季連続出場となり選手が甲子園に慣れているのが強み。3人いる投手陣が3点までに沖縄尚学を抑え、やや弱い打線が奮起すれば十分聖光学院にもチャンスが出てくる。

6日第1試合平安−2成章初戦エース小川の力投で甲子園初勝利を上げ勢いに乗る成章に実力校・平安が立ちふさがる。成章は内外にコントロール良く投げ分ける小川の投球が光り強打の駒大岩見沢も2点までに抑えられた。得点力ある平安打線としてはなんらかの工夫が欲しいところ。成章は初戦同様に2〜3点勝負に持ち込み終盤に勝ち越し逃げ切りを図りたい。

   第2試合横浜2−北大津終盤に東北の好投手・萩野を攻略した北大津はエース河合の出来が鍵。総合力で上回り今大会の優勝候補にも挙がる横浜は打線も長打力があり、河合投手が乱れるようだと大差になる可能性もある。土屋・田山と力のある2投手を擁する横浜はビックイニングをつくって北大津を突き放す試合展開に持ち込みたい。
*言い訳・北大津の集中打で横浜下す。横浜・土屋投手のストレートを見事に打ち返し「今年は強打のチーム」という片鱗を見せつけた。横浜は初戦の硬さも垣間見え長打は出るが連打が出なかった。北大津の完勝。

   第3試合宇治山田商−3安房好投手・平生を擁する宇治山田商に初戦で好投手村方に抑えながらも9回に得点し逃げ切った安房が挑戦する。安房はエースの佐野が粘投し城北戦のように終盤に勝負を持ち込む試合展開にしたい。やや打線に不安のある宇治山田商は序盤にリードを奪い平生の力投で逃げ切るゲーム運びを目指したい。

7日第1試合明徳義塾−2中京大中京
(延長10回)
実力校同士の好カード。ポイントは竹内ー細川の継投と明徳義塾打線の対決。ともに投攻守バランスの取れた両チームだけに守り合いになる公算がつよい。初戦残塁が多くやや不発気味だった明徳打線が奮起しないとまた2〜3点を巡る接戦になりそうだ。先取点を取ったほうがかなり優位に立つだろう。
3回戦   第2試合履正社5−聖望学園履正社・三村、聖望・大塚両投手の投げあいになる公算がつよい。また、控え投手を先発させた場合は立ち上がりが注目される。打力では履正社に分があるので聖望学園は初戦同様先手を取って大塚の力投で逃げ切りを図りたい。
*言い訳・序盤で履正社・先発、三村投手を攻略し5−0と優位に立った聖望学園が履正社終盤の追い上げをかわし逃げ切った。履正社はエースの三村が早々と打ち込まれたのが誤算。ただし終盤の追い上げは見事だった。

   第3試合鹿児島工3−3平安
(延長15回引き分け)
実力伯仲の好カード。内村投手VS平安打線の対決が表の興味だが、試合を左右しそうなのは平安投手陣と鹿児島工打線の対決の方。成章・小川投手に3得点だけと苦戦した平安は鹿児島工・内村投手からも3点取るのも容易ではなさそう。3点までの投手戦になれば平安にも勝機はあるが平安エース・川口が早めに捕まるようだと苦しくなる。

8日第1試合常葉菊川2−千葉経大付強豪同士の好カード。常葉菊川打線VS千葉経大付・齋藤投手の対決。初戦ストレートが走り13奪三振と力のあるところを見せた齋藤投手だが、やや高めと真ん中よりの球が目立ち、常葉菊川打線には捕らえられるのではないかと危惧される。関東大会で横浜にも善戦した千葉経大付だけに、先手をとって逃げ切る試合展開に持ち込めば金星を挙げる可能性もある。
*言い訳・常葉菊川・戸狩投手が初回に千葉経大付に本塁打を含む3失点と先行を許したのが誤算。強力打線も焦りからか連打が出ず千葉経大付に追加点を許し逃げ切りを許した。

   第2試合北大津0−長野日大東北に続いて横浜と地区大会優勝校を連破している北大津に北信越優勝校の長野日大が立ちはだかる。総合力では打線の差でやや北大津優勢か?焦点は長野日大の機動力VS北大津・河合投手。3試合目になる河合投手に足攻で今治西の好投手・水安を崩した長野日大の機動力が今回も通用するかどうか。長野日大がリードして終盤を迎えると終盤に集中打が出る北大津打線との攻防が見逃せなくなってくる。
*言い訳・長野日大が盗塁にスクイズで挙げた先取点をエースの上村が伸びのある直球で強打の北大津を抑えた。先行を許したものの、打撃に自信を持つ北大津は積極的に打っていったがフライアウトが多く、上村投手投手に完封を許した。

   第3試合東洋大姫路−0八頭今大会評判の好投手対決。投手の調子次第では八頭にもチャンスがある。東洋大姫路・佐藤投手は速球で一関学院を封じ込み初戦1失点。対する八頭・平木投手は相手の早打ちにも助けられたが79球完封勝利。両チームとも打線は強い方ではないので四死球・バント・エラーなどで得点に結びつけた方が有利になる。1点を争う投手戦になる可能性が高い。

9日第1試合鹿児島工0−平安接戦を守りきる平安の伝統の力を存分に見せた前試合。鹿児島工・内村投手は190球を越える投球数で疲労が心配されるがスローカーブをうまく使い体力を温存していたように見受けられ、再試合でも前回同様の投球が期待できると予想する。ただし鹿児島工打線がチャンスに拙攻を繰り返すようだと平安が大差で勝つ可能性もある。
*言い訳・平安・川口投手が好投。鹿児島工・石堂も被安打4の力投だったが味方打線が抑えられ惜敗。接戦に強い平安の底力に脱帽。

   第2試合智弁和歌山−1宇治山田商
(延長11回)
安房戦で153キロを出した宇治山田商・平生投手と初戦12得点の強打の智弁和歌山の興味ある好カード。立ち上がりに不安はあるものの剛速球と130キロ台の高速スライダーが武器の平生投手は今大会を代表する本格派投手。智弁和歌山は一回戦、軟投派の丸子修学館・下村投手には苦戦したものの最後は2番手投手から1イニング7得点するなど破壊力を見せ付けた。平生投手が智弁打線を抑えればおのずと勝機が巡ってこよう。智弁和歌山は継投期が重要になる。

   第3試合天理10−1華陵初戦、軟投が冴えた天理・井口投手と優勝候補の一角、慶応に投げ勝った華陵・宇野投手の投げ合いになりそう。打線は天理にやや分があるが宇野投手が初戦のような要所で力を出す投球を再現すれば天理打線と言えども攻略は容易ではないはず。先取点の行方が重要になりそうだ。

10日第1試合明徳義塾1−沖縄尚学初戦から関東一・中京大中京と強豪校を接戦で破ってきた明徳義塾が沖縄尚学・東浜投手からどうやって得点するかが焦点。明徳としては低得点の試合に持ち込み揺さぶりをかけて東浜投手を崩したいところ。沖縄尚学は先制パンチで明徳を突き放し自分のペースで試合をコントロールしたい。明徳・南野投手と沖縄尚学打線の対決が勝敗の行方を左右しそうだ。
*言い訳・ベース寄りに構えたりいろいろ工夫をこらした明徳打線だったが、東浜投手の好投で一点しか奪えなかった。沖縄尚学は初回にホームランで2点先取し自分たちのペースで試合を展開できたのが勝因。
準々決勝11日第1試合平安0−聖望学園好投手大塚を擁し打線に当たりが出てきた勢いのある初出場の聖望学園に対し、伝統の、接戦での粘り勝ちでここまで勝ち進んできた平安。「平安」という校名で最後の甲子園というモチベーションが高く接戦になれば負けない伝統の力を感じる今大会だ。聖望学園は平安の先発が予想される川口投手から先行し大塚投手ー石田投手の継投で逃げ切る展開に持ち込みたい。平安・川口投手の序盤の投球が鍵。
*言い訳・懸念した序盤に平安・川口投手が打ち込まれ大差を追いかける試合展開になり、聖望学園・大塚ー石田のリレーの前に完封を許してしまった。序盤の聖望学園の先制パンチが効いた試合。

   第2試合千葉経大付−7長野日大
(延長11回)
総合力で千葉経大付が上回る。千葉経大付は齋藤投手も好調で打線にも当たりが出てきている。恐いのは優勝候補の常葉菊川を破った後ということで集中力が切れること。齋藤投手から大量点は望めない長野日大は3点勝負に持ち込み投手戦を北大津戦と同様に制したいところだ。長野日大・上村投手の出来が鍵。

12日第1試合東洋大姫路−0智弁和歌山近畿勢対決。投手力の東洋大姫路に対し、打線に力のある智弁和歌山がぶつかる好カード。3回戦で宇治山田商の平生投手に2点に抑えられた智弁和歌山は先発の岡田ー林の継投が当たり1失点に抑え延長の末辛勝した。東洋・佐藤投手も今大会を代表する好投手だけに3点取れるかどうか。智弁投手陣がやや打力の弱い東洋打線を3点までに抑えれば智弁和歌山有利となる。いずれにしても接戦が予想され、送りバントの出来やエラーが試合の流れに大きく影響を与えそうだ。

   第2試合沖縄尚学−2天理明徳義塾を1点に抑えた沖縄尚学・東浜投手と天理打線の対決。明徳戦は速球・スライダーともに良くまた守備陣も好プレーを連発し勢いに乗っている沖縄尚学。天理はエース井口の踏ん張りが不可欠。華陵戦で10得点の天理打線もそうそう得点は出来ないだろうから先取点を奪って逃げ切る展開にしたい。
準決勝13日第1試合聖望学園−2千葉経大付大塚ー齋藤の好投手対決だが、投手に疲れの出てくる時期だけに先発投手がだれになるかは予断を許さない。聖望学園は石田投手か?打力は互角。ここ2試合序盤で大量点を挙げるゲームが続いている聖望学園の序盤の攻撃を抑えられるかが鍵。エース格2枚がいる聖望学園がやや有利か?長野日大戦で不調だった齋藤投手がどう調整してくるかも注目。常葉菊川戦同様の出来に戻れば俄然勝機が出てくる。

   第2試合沖縄尚学−2東洋大姫路こちらも東洋・佐藤、沖縄・東浜の好投手対決。焦点は東洋大姫路・佐藤投手VS沖縄尚学打線。3点以内に抑えるようだと東洋大姫路有利となる。沖縄尚学は準々決勝で足に打球を受けた東浜投手の状態が心配される。先発は天理戦同様、上原投手が有力視される。東洋大姫路は東浜投手が出てくる前にリードしておきたい。
決勝14日第1試合沖縄尚学−0聖望学園決勝戦も今大会で注目されていた沖縄尚学・東浜、聖望学園・大塚の好投手対決。また、ともに2番手投手も良くそれぞれ上原、石田が控える。3連投になる東浜の出来が鍵。両投手とも準決勝の試合を見る限りでは決勝も先発が予想される。大塚投手は終盤に捕まることがあり、集中打が得意な沖縄尚学打線は特に要注意だ。できることなら2,3点を争う投手戦を期待したいが両先発が早めに交代するようだと2番手投手の出来も重要になる。

目標的中率 .700 どうなるかな?前回の的中率は58.1%と過去下から2番目の悪い成績に終わりました。


{ 組み合わせ・解説 }

組み合わせ

下関商  ──┐            ┏━━東洋大姫路  A:総合力で履正社がややリード。ただし甲子園未勝利のプレッシャーに勝てるか?
履正社  ━━┛┐聖        東┏└──一関学院     投手力の聖望学園、打力の小松島・下関商も差はない。
小松島  ──┐┛望┓      ┏洋└┏━━八 頭    B:駒大岩見沢と平安が互角。ともに強力打線をもち投手が鍵。水戸商・若杉、鹿児島工  
聖望学園 ━━┛  ┃聖    東┃  └──宇都宮南     内村も安定感あり。成章は初勝利を目指す。
鹿児島工 ━━┓  |望┓  ┌洋|  ┌──丸子修学館  C:実力校ぞろい。常葉菊川がリードするも、緒戦の強打の明豊は難敵。千葉経大付も投打
水戸商  ──┘┐平┘ ┃  | └智┏┗━━智弁和歌山    にバランスの取れた好チーム。興譲館は隙をうかがう。
平 安  ━━┓┛安  ┃  |  弁└┏━━宇治山田商  D:地区優勝校3校が終結した最激戦区。横浜が総合力で一歩リードも東北の萩野投手は雪
駒大岩見沢─┐┘    ┃沖 |    └┏━安 房      辱に燃える。今治西も経験者が揃い実力は高い。長野日大は上村投手、北大津は打線の
成 章  ━┛     ┃縄 ┃     └─城 北      援護が鍵。
常葉菊川 ━━┓    |尚 ┃    ┌──敦賀気比   E:東洋大姫路がリード。佐藤投手を打線が援護したい。八頭、宇都宮南は平木・山井の好
明 豊  ──┘┐千  |学 ┃  天┏┗━━天 理      投手対決。一関学院は打線の奮起が鍵。
千葉経大付━━┓┛葉┓ |  ┃ ┌理└┌──慶 応    F:強打の智弁和歌山と好投手・平生の宇治山田商or村方の城北の対決になりそう。丸子
興譲館  ──┘  ┃千┘  ┗沖|  ┗━━華 陵      修学館は投手のがんばりが不可欠。安房は城北に食い下がりたい。
長野日大 ━━┓  |葉    縄┃  ┌──聖光学院   G:天理と慶応が双璧。ともに今大会ダークホースの位置にいて勝ち進んで勢いをつけたい。
今治西  ──┘┓長┘      ┗沖┏┗━━沖縄尚学       華陵は宇野、敦賀気比は山田のエースの投球も注目。
横 浜  ──┐┘野        縄└┌──中京大中京  H:粒揃いの激戦区。沖縄尚学と明徳義塾がリード。中京大中京の総合力、関東一の打力も
東 北  ─┐┛            ┗┏━明徳義塾     侮れない。聖光学院は投手陣がいかに失点を防げるかにかかる。
北大津  ━┛              └─関東一     
  
**ベスト8予想**
履正社(聖望学園)・平安(駒大岩見沢)・常葉菊川(千葉経大付)・横浜(今治西)・東洋大姫路(八頭)・宇治山田商(智弁和歌山)
慶応(天理)・明徳義塾(沖縄尚学)

・・・優 勝 校 3 点 予 想・・・
優勝候補三点予想常葉菊川横浜東洋大姫路
ダークホース三点予想明徳義塾沖縄尚学履正社
だめ押し三点予想慶応天理宇治山田商
平安・千葉経大付・智弁和歌山あたりも注目です!
沖縄尚学が優勝し、一応、予想は当たったと言うことですね。


< 総評 >・優勝候補、横浜・慶応の初戦敗退と21世紀枠初戦全勝の健闘!!


第80回選抜高校野球大会は沖縄尚学が2度目の優勝を果たしました。大会前「東浜・上原」と2枚看板を擁し「九州地区最強」との評価はありましたが、昨秋の九州大会決勝で明豊に1−2と敗れたのが「打力は弱い」という評価につながってしまい、「優勝候補」とまでは名前が

上がってきませんでした。しかし本大会3回戦で明徳義塾を3−1と寄り切ったあたりから「勢い」を感じ、投手力の良さと打率には現れない集中打の存在に注目し、「これはいくぞ」と予感させるものがありました。決勝では打線も爆発しチーム力の高さを示しました。なかでもエース東浜の大会を通しての安定感あるピッチングは特筆されます。夏にまた見てみたいチームです。

 準優勝の聖望学園も投手力は評価していましたが、打線が弱いという分析でした。しかし履正社・平安と近畿地区の実力校二校を序盤の大量点で下した攻撃力は見事でした。またエース大塚のツーシームは必殺球としてよく決まり、好投手との評価にたがわない投球を見せてくれました。

決勝では大塚以降の投手がことごとく打たれたので、夏までには二番手投手の養成が課題かと思われます。

 ベスト4の千葉経大付・東洋大姫路も実力的には2校と遜色はなかったと思います。とくに東洋大姫路はエースの佐藤が好投し、沖縄尚学にワンチャンスをものにされ逆転負けしましたが、大会を通して粘り強いピッチングを見せてくれました。千葉経大付も常葉菊川を破った試合は見事ではまったときの齋藤投手の投球は素晴らしかったです。

 ベスト8のなかでは大激戦ブロックから勝ち上がってきた長野日大の守りと機動力が注目されました。長野県民の部長としてもベスト8もうれしかったですが、「四国勢に勝った」のも物心ついてから初めてだった(*注参照)ので感動しました。

 平安の粘り、智弁和歌山の緒戦の集中打、天理の総合力も印象に残りました。反対に横浜・慶応・常葉菊川には夏に強い姿を見せて欲しいです。

 また、21世紀枠が3校とも初戦突破という画期的な出来事も記録しました。どこも「投手ががんばった」という印象で、今大会を盛り上げてくれたと思います。

 さて、予想の方は23勝12敗ということで最後の6連勝でなんとか形にしたと言うところです。.657は近年では好結果なのでまあ良しとします。


また、夏お会いしましょう!
*注 部長は昭和35年生(夏42回、春32回から) 長野県代表VS四国勢

夏 84回佐久長聖5−12尽誠学園 81回松商学園3−6尽誠学園 78回東海大三0−9松山商 72回丸子実2−7徳島商 62回松商学園0−2高知商 61回松商学園2−9池田 55回丸子実0−5今治西 54回丸子実6−7高松一 53回須坂商3−4今治西 48回塚原0−1松山商

春 80回長野日大6−3今治西 44回松商学園1−2高知商


・・・出場36校紹介・・・(*は公立校)
地区名代表校コメント回数投手力守備力攻撃力総合力初戦戦績メモ
21世紀安房


成章36年ぶり2回1敗

華陵

北海道駒大岩見沢9年ぶり8回4勝3敗ベスト4(65回)ベスト8(55回)
東北東北4年ぶり18回B+10勝7敗ベスト4(44回)ベスト8(76・57回他)

聖光学院2年連続2回1敗
関東横浜2年ぶり12回7勝4敗優勝(79・70・45回)準優勝(75回)

慶応3年ぶり7回B+3勝3敗ベスト8(77・32回)

水戸商7年ぶり4回2勝1敗*準優勝(71回)

聖望学園



千葉経大付2年連続2回B+1勝
(神宮枠)宇都宮南22年ぶり2回1勝*準優勝(58回)
東京関東一21年ぶり3回1勝1敗準優勝(59回)
北信越長野日大



丸子修学館31年ぶり4回1勝2敗

敦賀気比10年ぶり2回1勝
東海常葉菊川2年連続3回1勝1敗優勝(79回)

中京大中京6年ぶり28回19勝8敗優勝(38・31・28・15回)準優勝(69・30回他)
(神宮枠)宇治山田商
B+
近畿東洋大姫路5年ぶり7回B+4勝2敗ベスト4(75・51・48回)

平安5年ぶり36回19勝16敗ベスト4(46・33回)ベスト8(75・69回他)

履正社2年ぶり2回B+1敗

智弁和歌山2年ぶり8回B+5勝2敗優勝(66回)準優勝(72・68回)

天理3年ぶり18回B+13勝4敗優勝(69回)ベスト4(64回)

北大津3年連続3回1勝1敗
中国下関商29年ぶり14回7勝6敗*優勝(35回)ベスト4(20回)

八頭



興譲館


四国明徳義塾4年ぶり13回B+11勝1敗ベスト4(76・55回)ベスト8(74・72回他)

小松島2年ぶり3回1勝1敗

今治西2年連続10回B+7勝2敗*ベスト4(71・67回)ベスト8(45回)
九州明豊



沖縄尚学3年ぶり4回B+2勝1敗優勝(71回)ベスト8(77回)

城北11年ぶり3回2敗


鹿児島工

希望枠一関学院2年ぶり2回1敗

「A」は全国トップクラス「B」は全国上位クラス「C」は全国レベル「D」は弱点です。


[80回大会優勝校を探る!]
各チームに好投手が勢ぞろいし、好ゲームが期待される今大会、部長の分析によると「総合Aランク」は2チームと少ない。他チームは一箇所以上弱点を抱えている。

そのなかで一番手は明治神宮大会を制した常葉菊川。甲子園を経験している戸狩投手が残り、打線も昨年と遜色ない出来栄えだ。

昨夏の日南学園戦で起死回生のホームランを打った伊藤選手はじめ、昨春見せた、送りバントをしない強気の攻めが今大会も注目を浴びそうだ。

横浜は明治神宮大会では準優勝だったが、選手のスケールでは常葉菊川を凌ぐ、伸び代の大きい選手が揃っている。エースの土屋・田山の

投手陣も磐石で打線も筒香をはじめ長打力ある選手が下位打線まで揃い息の抜けない打線だ。後は大型チームの「もろさ」が封印されているかどうか?
 

 「B+」ランクは11チーム。その中で「A」ランクに限りなく近いのが東洋大姫路・明徳義塾・沖縄尚学の3チーム。ともに佐藤翔・南野・東浜の好投手を擁し
 

総合力は高い。あとはやや見劣りする打力がUPすれば、優勝戦線にかかわってきそうだ。次いで東北・慶応・千葉経大付は投攻守のバランスが良い。

3チームとも萩野・只野・齋藤とエースがしっかり試合を作ることが出来、自分のペースで試合をコントロールできる好チームだ。宇治山田商・今治西

投手の出来が結果を大きく左右しそう。平生・水安両投手とも甲子園を経験済みで、投打が噛み合えば上位に顔を出しそうだ。履正社・智弁和歌山・天理

打撃のチーム。投手も数が豊富で、継投策も含め防御面がうまくいけば、チームの総合力は高いだけに活躍が予想される。

 「B」評価の中では聖望学園・宇都宮南・八頭・城北の投手力が高い。聖望学園は大塚、宇都宮南は山井投手を擁する。また、八頭の技巧派・平木のピッチングは今大会でも注目。

城北の村方も九州NO1の呼び声高い好投手。いずれのチームも打力に難があり、どれだけ援護できるかが上位進出の鍵。総合力でB+に限りなく近いのが

駒大岩見沢・中京大中京・平安の3校。投攻守のバランスが良く投打が噛み合えば十分上位進出は可能。

 各校の緒戦の成績を見てみると負け越しているのはなんと丸子修学館一校のみ。センバツ初勝利に挑むのは初陣9校以外では成章・聖光学院・履正社・城北・一関学院の5校。

 初戦の勝率が高いのは明徳義塾が11勝1敗、天理が13勝4敗、中京大中京が19勝8敗といずれも高勝率を誇る。

21世紀枠の安房・成章・華陵はともに「C」評価となったが、特に華陵には初戦突破の期待がかかる。昨秋の中国大会ベスト4で好投手・宇野を擁し、一般枠のチームとも十分互角に戦えそうだ。

 36校出場は過去最多だが、今年も例年に増して好勝負を期待したい。


今年もまた対戦予想します。(組み合わせ抽選会は14日です)

線

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先読み倶楽部・的中率実績
センバツ出場校予想センバツ大会勝敗予想夏の大会出場校予想夏の甲子園大会勝敗予想
1998年94.4%(36校中34校)82.9%(35試合中29試合)70.9%(55校中39校)66.7%(54試合中36試合)
1999年93.8%(32校中30校)54.8%(31試合中17試合)75.5%(49校中37校)62.5%(48試合中30試合)
2000年90.6%(32校中29校)67.7%(31試合中21試合)69.4%(49校中34校)66.7%(48試合中32試合)
2001年88.2%(34校中30校)63.6%(33試合中21試合)61.2%(49校中30校)66.7%(48試合中32試合)
2002年87.5%(32校中28校)61.3%(31試合中19試合)61.2%(49校中30校)77.1%(48試合中37試合)
2003年85.3%(34校中29校)63.6%(33試合中21試合)59.2%(49校中29校)54.2%(48試合中26試合)
2004年87.5%(32校中28校)77.4%(31試合中24試合)73.5%(49校中36校)72.9%(48試合中35試合)
2005年90.6%(32校中29校)61.3%(31試合中19試合)77.6%(49校中38校)72.9%(48試合中35試合)
2006年93.8%(32校中30校)58.1%(31試合中18試合)75.5%(49校中37校)58.3%(48試合中28試合)
2007年93.8%(32校中30校)58.1%(31試合中18試合)63.3%(49校中31校)66.7%(48試合中32試合)
2008年91.7%(36校中33校)65.7%(35試合中23試合)


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