BALL第81回センバツ高校野球大会へ地区予選終了!BALL



 第81回センバツ大会へ !!

参考・第39回明治神宮大会の結果

参考・第80回大会の結果


☆☆ 3月21日開幕です! ☆☆

 
第39回の明治神宮大会は、慶応(関東)が天理(近畿)を8−6で下し初優勝!関東地区がセンバツ1枠づつGET!

☆☆ 例年通りだと1月23日に出場校が決定します! ☆☆ 
組み合わせ抽選会は3月13日です。

・・・出場32校紹介・・・(32校中29校的中)
地区名県名代表校コメント回数
21世紀宮城利府

滋賀彦根東56年ぶり3回

大分大分上野丘60年ぶり3回
北海道
鵡川5年ぶり3回
東北青森光星学院3年ぶり4回

岩手花巻東
関東神奈川慶応2年連続8回

千葉習志野33年ぶり3回

群馬前橋商12年ぶり3回

群馬高崎商3年ぶり3回

茨城下妻二
東京
国士舘6年ぶり8回


早稲田実3年ぶり19回
北信越新潟日本文理2年ぶり3回

富山富山商14年ぶり5回
東海愛知中京大中京2年連続29回

静岡掛川西15年ぶり4回
近畿奈良天理2年連続19回

大阪PL学園3年ぶり20回

大阪金光大阪7年ぶり2回

京都福知山成美

和歌山箕島18年ぶり9回

兵庫報徳学園2年ぶり17回
中国岡山倉敷工34年ぶり10回

山口南陽工3年ぶり4回

島根開星
四国愛媛西条4年ぶり6回

愛媛今治西3年連続11回
九州長崎清峰3年ぶり2回

鹿児島神村学園4年ぶり2回

大分明豊2年連続2回

沖縄興南26年ぶり3回


ついでに補欠校予想と結果
地区北海道東北関東東京北信越東海近畿中国四国九州21世紀枠
予想北海学園札幌
函館大有斗
一関学院
聖光学院
木更津総合
日大藤沢
早稲田実
帝京
新潟商
福井工大福井
享栄
静清工
智弁和歌山
報徳学園
開星
岩国
尽誠学園
高松商
九州国際大付
福岡大大濠
村上桜ヶ丘
北海学園札幌
補欠校北海学園札幌
一関学院
聖光学院
川口青陵
木更津総合
帝京
明大中野
新潟商
福井工大福井
静清工
享栄
東洋大姫路
大阪桐蔭
鳥取城北
岩国
尽誠学園
高松商
福岡大大濠
秀岳館
身延
土庄
的中










一位と二位の入れ替えは△で表示(8勝8敗5分)

選出の感想

<21世紀枠>
今回は例年に比べて考えやすかったのではないでしょうか?3校目の大分上野丘が難しかったですが満足です。補欠校が身延・土庄という結果にはちょっとビックリです。2校は次回にチャンスありです。
 
<北海道>
鵡川で順当。北海学園札幌も選出枠が「2」だったら文句なく選ばれていたことでしょう。
<東北>
光星学院は順当。2校目は予想の通り花巻東でした。ここが的中したのはうれしいです。補欠校も利府が21世紀枠で選出されたため予想した2校でした。
 
<関東>
ベスト4の4校、慶応・習志野・前橋商・高崎商は順当。5校目は川口青陵でなく下妻二が選出されて予想がはずれました。ただ下馬評では下妻二の方が有力でしたね。6番手は川口青陵ということになりました。
 
<東京>
国士舘は順当。準優勝の早稲田実は関東地区6番手の川口青陵の投手力をを上回らないという予想だったのですが選考委員会は早稲田実が総合力で川口青陵を上回るという判断でした。これは見解の相違なので仕方ありませんね。
 
<北信越>
順当に日本文理・富山商の2校が選ばれました。補欠校も予想通りでした。
 
<東海>
中京大中京・掛川西の2校が予想通り選ばれました。補欠校も順番が逆になったのは悔しいですが補欠校に有力視された三重は食い込めませんでした。
 
<近畿>
ベスト4の天理・PL学園・金光大阪・福知山成美は予想通り。5校目も予想通り箕島。6校目はコールド敗退のマイナス点より直接対決で勝っている報徳学園が東洋大姫路を抑えました。大阪勢3校目になる大阪桐蔭が補欠2位に入ったのは覚えておくべき事柄ですね。
 
<中国>
倉敷工・南陽工の2校は順当な結果です。3番手は有力視された鳥取城北ではなく、開星が選ばれました。ここが今回のサプライズ選出といえます。たぶん鳥取城北では四国3番手の高校に勝てないが練習試合の戦績の良い開星ならより確実に四国地区を上回るという画策が働いたものと想像します。そして見事中国四国5校目を射止めました。詳しくは下の総評で触れます。
 
<四国>
ここも順当に西条・今治西の2校。3番手にはコールド負けの高松商でなく尽誠学園がなりました。香川県大会で尽誠学園を直接対決で破っている高松商(しかも公立)ではなく尽誠学園が来たのは四国地区の特徴かもしれません。昨年も書きましたが四国地区はことさらコールド負けには厳しい地区です。
 
<九州>
清峰・神村学園・明豊・興南は順当。補欠1位は九州国際大付ではなく直接対決では負けている福岡大大濠になりました。補欠2位に秀岳館が来たのは下の解説で振れていたのでうれしいですね。
 
{ 総評 }
開星の選出を除いてまあまあ納得できる選出がなされた気がします。32校中29校的中はまずまずでしょうか?21世紀枠を3校とも当てたのはうれしいですね。
 さて、中国四国地区の開星の選出ですが下の中国地区の解説でも述べていますが実力的には開星もあるかなとは考えていました。しかし開星は島根県2位校。中国地区大会で鳥取城北は島根1位校の邇摩を11−1のコールドで破っており数学の不等号を使用すれば鳥取城北≧邇摩≧開星という順番になるはずです。ここに第三者から見た場合どうしても納得できないものが残ってしまいます。
 今回の残念賞は鳥取城北と川口青陵・東洋大姫路そして地区大会準優勝ながら補欠校に終わった一関学院、開星との比較で選出されなかった尽誠学園でした。忘れてはいけないのが大阪3校目の壁に涙を飲んだ大阪桐蔭。大阪桐蔭が、一番の実力を持ち結果を残しながら選出されなかった学校といえるかもしれません。
第81回センバツ。早稲田実・慶応両校の選出、箕島の復活など話題の多いセンバツになりそうです。
**今回の教訓***
 最後のイスを巡る争いでは「直接対決の結果」が重要となる
それでは3月になったら、出場校の戦力分析をUPしたいと思います。


以下はセンバツ出場校の予想記事です。


無責任に代表校32校はここだ!32校中29校的中(昨年は36校中33校的中)
ブロック出場確実出場有力
補欠校1位予想補欠校2位予想
21世紀=3
利府彦根東大分上野丘
村上桜ヶ丘北海学園札幌
北海道=1鵡川
北海学園札幌函館大有斗
東北=2光星学院花巻東
一関学院(利府)聖光学院
関東=4+1+1慶応習志野高崎商前橋商川口青陵下妻二
木更津総合日大藤沢
東京=1国士舘
早稲田実↑帝京
北信越=2日本文理富山商
新潟商福井工大福井
東海=2中京大中京掛川西
享栄静清工
近畿=6天理PL学園福知山成美金光大阪箕島東洋大姫路
智弁和歌山報徳学園↑ 
中国=2+1倉敷工南陽工鳥取城北
開星↑岩国
四国=2西条今治西
尽誠学園高松商
九州=4清峰神村学園興南明豊
九州国際大付福岡大大濠

この色は出場確実と予想した高校。 この色はボーダーラインと思える高校



各地区予選の結果
ブロック優勝校2位ベスト4ベスト8
北海道=1鵡川北海学園札幌函館大有斗・駒大岩見沢北照・東海大四・北見柏陽・旭川実
東北=2光星学院一関学院花巻東・利府東陵・聖光学院・青森山田・酒田南
関東=4+1+慶応習志野高崎商・前橋商下妻二・川口青陵・水戸桜ノ牧・木更津総合
東京=1+国士舘早稲田実帝京・明大中野足立新田・駿台学園・東京・駒大高
北信越=2日本文理富山商新潟商・福井工大福井敦賀気比・佐久長聖・遊学館・長野日大
東海=2中京大中京掛川西静清工・享栄東邦・三重・大垣日大・大垣商
近畿=6天理PL学園福知山成美・金光大阪報徳学園・東洋大姫路・大阪桐蔭・箕島
中国=2+倉敷工南陽工鳥取城北・開星作陽・邇摩・新庄・岩国
四国=2+西条今治西尽誠学園・高松商高知・鳴門工・明徳義塾・丸亀
九州=4清峰神村学園明豊・興南秀岳館・福岡大大濠・波佐見・九州国際大付

*関東・東京で6枠、中国・四国で5枠。明治神宮大会優勝関東地区は神宮枠「1」がプラスされています。



[ 北海道 ]

北海道地区・予想(昨年枠=1)
代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
鵡川北海学園札幌函館大有斗

< 解説 >

 優勝した鵡川は投打にバランスがとれ、明治神宮大会でも2勝しベスト4に入り当確。補欠校1位には準優勝の北海学園札幌が順当に選出されそう。21世紀枠候補校でもあり好投手・鍵政を擁しているだけにセンバツで見てみたい高校ではある。補欠2位はベスト4に残った駒大岩見沢・函館大有斗と優勝した鵡川に準々決勝で善戦した旭川実の争い。準決勝コールド敗退の駒大岩見沢がまず圏外に去り、順当なら好投手・工藤を擁する函館大有斗で決まり。ただ準々決勝で鵡川に延長11回3−5と接戦を演じた旭川実の目もある。

 また、北海学園札幌が21世紀枠で選出された場合、補欠1位は函館大有斗、補欠2位は旭川実になると予想しておこう。北海学園札幌に0−2と敗れた北照も補欠2位の可能性はある。

[ 東北 ]

東北地区・予想(昨年枠=2)
代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
光星学院花巻東一関学院利府  

< 解説 >

 優勝の光星学院は好投手下沖を中心にまとまりがありまず間違いない。難しいのは2校目で、準優勝の一関学院は決勝の完敗(1−7)でうかうかしていられなくなった。対抗馬はベスト4で岩手県大会では9−2と一関学院に直接対戦で完勝している花巻東。準決勝で光星学院と対戦し3−6で敗れているが試合内容は一関学院より良く俄然クローズアップされてくる。
 過去、東北地区は逆転選出はあまりないが、今回は県大会での直接対決があるので予断を許さない。また花巻東は前評判の高い好投手・菊池が健在でプラスス材料になるが、一関学院としては決勝もコールド負けではないことと花巻東の菊池投手が東北大会では打ち込まれていることがプラス材料。
 補欠2位はベスト4の利府が有力だが光星学院に準々決勝で1−3と競り負けた聖光学院の実力を評価する声も高い。他にも酒田南・青森山田・明桜・仙台育英など好チームが多かった東北大会だった。

[ 東京 ]


東京地区・予想(昨年枠=1)
代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
国士舘早稲田実帝京  

< 解説 >

 6年間のうち「1枠」が5回、3年前のみ「2枠」となり、昨年、関東地区が明治神宮枠を取ったにもかかわらずまたしても「1枠」に終わった東京。今回も関東地区が明治神宮枠を取ったため6位校と最後の1枠の争いになるが、明治神宮大会での戦績などから「2枠」は難しいと見る。優勝の国士舘は前回準優勝ながらセンバツ切符が届かず悔しい思いをしたはず。今回は優勝で文句なしに選出されそうだ。準優勝の早稲田実は関東地区で慶応の出場が濃厚なためアベック出場すれば話題性は十分ながら戦力的には今一歩。救いなのは東京地区大会決勝で国士舘と1−3と接戦を演じていること。関東地区6校目との比較になるが可能性は50%未満か?ということで補欠1位は早稲田実。補欠2位は準決勝で5−7と国士舘に競り負けた帝京が有力。早稲田実が選出された場合は帝京が補欠1位に繰り上がり補欠2位は東京・明大中野・日大二などが争いそうだがベスト4ながら準決勝0−12の5回コールド負けの明大中野は印象が悪く、準々決勝で早稲田実と延長12回4−5で惜敗した東京が来そうだ。。

[ 関東 ]


関東・予想(昨年枠=5+1)
代表候補代表候補代表候補代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
慶応習志野高崎商前橋商川口青陵下妻二木更津総合日大藤沢  

< 解説 >

例年関東・東京地区で6枠だが、今回は明治神宮枠「1」を取得したので関東・東京で7枠となっている。すると関東地区には最低5枠、もしかすると6枠が与えられるのだが、そこは東京地区との絡みとなる。優勝した慶応は明治神宮大会も制して文句なし。準優勝の習志野もやや投手力に不安は残るが伝統校の復活でもあり当確。ベスト4の群馬県勢2校の高崎商・前橋商も同県という地域性を考えても落とす理由はない。

ここからが今回は接戦で選考委員も選出に困るのではないか?ベスト8残りの4校のうち水戸桜ノ牧は茨城県2位校ということと準々決勝、前橋商に0−8の7回コールド負けがたたり圏外と見るのが順当か。残りの3校のうち県1位校は下妻二のみ 準々決勝で習志野に延長11回7−8で惜敗は好印象ながら初戦の6失点と合わせて防御面に課題が見える。前評判が高い木更津総合は夏春連続という利点もあるが優勝した慶応に3−7の負けは取り立てて取り上げるほどのインパクトには欠ける。また初戦も4失点しており「投手力重視」のセンバツにはプラスポイントにはならないだろう。
川口青陵は初戦が栃木1位の文星芸大付を6−0と完封しているのがプラスポイント。好投手・野川も擁しフレッシュさもあり高野連受けしそうに思える。欠点は準々決勝は1−6と3校の中では一番点差が開いていることと優勝・準優勝校に破れた先の2校と違いベスト4止まりの高崎商に敗れていること。以上のことから関東5校目は投手力の川口青陵。東京地区との比較になる関東6番目は下妻二と予想する。
続いて木更津総合が7番目、8番目は水戸桜ノ牧と初戦敗退ながら習志野と接戦を演じた日大藤沢にも注目しておく必要性を感じる。

 さて、すると最後は東京2位校と関東6位校の最後のイスをめぐる比較ということになる。今までの流れでは「東京・早稲田実」「関東・下妻二」または「川口青陵」との比較となるが下妻二は茨城1位の実績が東京2位を上回り川口青陵との比較になった場合は投手力の差でやはり川口青陵木更津総合との比較になった時だけ早稲田実が選出されると予想する。
いずれにしても関東・東京7校目の選出には実力伯仲のチーム同士の比較となり、困難を極めそうだ。

[ 北信越 ]


北信越地区・予想(昨年枠=3)
代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
日本文理富山商新潟商福井工大福井  

< 解説 >

記念大会だった前回は3枠の恩恵に浴したが、今回は「2枠」と決定している。優勝の日本文理はエース伊藤の好投もあり、決勝のように打線の爆発ありと、混戦となった北信越大会を2年ぶりに制した。全国的に見るとまだ力不足が目立つがセンバツは当確。準優勝の富山商もかなり有力。エースの村上が決勝で力尽きたが、バランスの取れた戦力を有しこちらもよほどのことがない限り当確。補欠校1位はベスト4の2校の争いとなるが新潟商が県4位から星稜・敦賀気比と優勝候補でもあった石川・福井の1位校をなぎ倒しての準決勝進出はインパクトがあった。同県の日本文理の出場が決定的でなければ選抜出場の可能性もあっただろう。補欠校2位は福井工大福井か?長野日大は完封したものの他の2試合は5・10失点しているのがマイナス。他に富山商と延長を戦った佐久長聖、実力校の敦賀気比も名前は挙がるかもしれない。

[ 東海 ]


東海地区・予想(昨年枠=2+1)
代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
中京大中京掛川西享栄静清工  

< 解説 >

東海地区は今回は「2枠」。決勝進出の2校が抜けておりすんなり決まりそう。優勝の中京大中京は昨年に続いての出場が濃厚。愛知県3位校での出場だったがエースの堂林が復調し4試合で6失点の安定感。センバツでも活躍しそうだ。準優勝の掛川西は静岡1位校としての出場でエースの堀野が好投。登板を回避した決勝をのぞき2試合で1失点。守備型のチームながらセンバツでも防御の堅さから期待が出来そう。

出場校は前記の2校で決まりそうだが補欠校は議論を呼びそう。ベスト4の2校が愛知・静岡勢なので他県が選出される可能性があるのだ。順当なら享栄・静清工なのだが三重・大垣日大の両校も戦力的には互角。特に三重は三重県1位校でもあり、初戦負けのマイナスポイントとどちらが重く見られるかで滑り込む可能性がある。

[ 近畿 ]


近畿地区・予想(昨年枠=6)
代表候補代表候補代表候補代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
天理PL学園福知山成美金光大阪箕島東洋大姫路智弁和歌山報徳学園  

< 解説 >

 今年も6校選出される近畿地区。今年も5校目、6校目の選出が難しい。優勝した天理は投手陣をやりくりし伝統の強打で勝ち抜いた。投手力さえ整備されればセンバツでも活躍しそう。準優勝のPL学園は4番の勧野に注目。昨年、清原以来の1年生4番として話題になった。エースの中野が踏ん張ればバランスが取れてくる。ベスト4のうち福知山成美は好投手・長岡が健在。やや雑な印象の攻撃力が整備されれば甲子園でも上位に食い込みそうだ。もう一校のベスト4の金光大阪も投打のバランスが取れたチーム。甲子園がかかったゲームではライバルの大阪桐蔭に強く近畿大会準々決勝でも3−2と接戦で下している。

以上の4校は安泰。5校目は準々決勝進出の4校の比較からまず「同一県(府)3代表は選出しない(21世紀枠はのぞく)」規則から戦績的には一番有利な大阪桐蔭は涙を飲む。残った3校の中では箕島が優勝した天理に4−7と善戦していて、古豪復活の話題性と地域性からも有力。残りの一校は東洋大姫路・報徳学園に初戦敗退ながら実力校智弁和歌山を加えた3校で検討されそう。本来なら智弁和歌山が有力といいたいところだが今回は同一県の箕島が有力なため一歩後退。兵庫の2校では1位校が報徳学園、3位校が東洋大姫路なのだが報徳学園の準々決勝0−7PL学園の7回コールド負けはかなり印象が悪い(特に近畿地区では) 兵庫県大会準決勝では直接対決4−1で報徳学園が勝っているがどうなるか。
ともに初戦敗退の滋賀県勢は今回はかなり難しい情勢だ。

[ 中国 ]

中国地区・予想(昨年枠=3)
代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
倉敷工南陽工鳥取城北開星岩国  

< 解説 >

 今回も昨年に続いて波乱があった中国地区。昨年は広島県勢が初戦で全滅したが、今回は準決勝に県1位校は一校しか残らなかった。優勝したのは山口県4位校だった倉敷工。県大会で、準決勝・3位決定戦ともに敗れたチームが中国地区の頂点に立つという番狂わせ。しかし作陽・鳥取城北の県1位校を倒してのものなので地力はある。準優勝の南陽工は一年生バッテリーを中心に守りが堅く手堅い試合運びが持ち味。こちらも山口県3位からの躍進だ。

以上の2校は安泰。四国地区との絡みがあるが3番手はベスト4進出の鳥取城北・開星両校のうち優勝した倉敷工に延長12回1−2と惜敗した鳥取城北が一歩リード。このチームは過去何度も甲子園まで後一歩に近づきながらも未だ未出場のままだが今回もチャンスがある。もう一方の開星呉宮原・新庄の広島県勢をともに7回コールドの完封で退けており実力的には鳥取城北を上回るという見方もある。以上の4校に続くのは山口1位の岩国あたりか? 前評判の高かった新庄・作陽はベスト8で完敗しており補欠2位に入れるかどうかという状態。

[ 四国 ]

四国地区・予想(昨年枠=3)
代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
西条今治西尽誠学園高松商  

< 解説 >

決勝戦は愛媛県勢同士の対決となったが、ともに実力があり決勝進出の2校がそのまま選ばれる公算が高い。優勝の西条は好投手・秋山、2番手・徳永の2枚看板に注目。ともに速球派で明治神宮大会でも片鱗を見せている。準優勝の今治西もエースの大戸を中心に良くまとまった好チームで3年連続のセンバツ出場は確実な情勢だ。3番手はベスト4の香川県勢2校うち尽誠学園が有力。初戦・準々決勝と打ち合いを制しているが投手力は今一歩の印象。ベスト4残りの高松商はここ2年夏は県大会決勝で敗れ、この大会もコールド負け(0−9西条)でなかったら優勝候補だった明徳義塾を破っていることもあり、センバツ出場のチャンスがあったのが、コールド負けで出場は難しい情勢となってしまった。ベスト8組の中では明徳義塾・高知に見るべきものがあるが高知が、尽誠学園が選出された場合の補欠2位に滑り込めるかどうかという状況だ。

さて、中国四国の5校目だが、中国地区鳥取城北、四国地区尽誠学園の争いとなる公算が高い。心情的には鳥取城北を出してやりたいが近年5校目は中国地区から選出が続いており、バランス感覚から「今年は四国で」ということも十分考えられる。ただ鳥取城北は「準決勝が優勝校に延長の末の惜敗」「鳥取県1位校」「甲子園出場経験なし」などの利点があり、尽誠学園は「ここ数年四国地区から5枠目の選出はない」「明治神宮大会で西条が2−0で倉敷工を下している」ぐらいしか優位点がなく中尾投手が踏ん張る鳥取城北がついに夢をかなえる公算がほんのわずか高いと予想した。

[ 九州 ]

九州地区・予想(昨年枠=4)
代表候補代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
清峰神村学園興南明豊九州国際大付福岡大大濠  

< 解説 >

地区枠は例年通りの4枠。ことしもベスト4の4校で順当に落ち着きそうだ。しかし2年連続「福岡県勢0」を通せるか一抹の不安は残る。優勝した清峰は昨夏の甲子園でも投げたエースの今村に注目。明治神宮大会では打ち込まれたが潜在能力は高くセンバツでも上位進出の鍵になる。準優勝の神村学園はどちらかといえば打のチーム。複数いる投手陣から柱になるエースが出てくることが課題。ベスト4の興南も本格派・島袋が力投する好チーム。甲子園登板経験がある石川が復活すればチーム力はもう一段上がる。明豊も今宮・野口の2枚看板を擁しチーム力は高い。細かなミスをなくせば甲子園でも活躍が望める。

以上の4校が抜きん出ておりまず確定的。補欠校はベスト8の中から九州国際大付福岡大大濠の2校が争う。ともに好投手を擁し九州地区が5枠ならどちらか選出したいくらいだ。甲乙つけがたいが県1位校の九州国際大付がほんのわずかリードか?補欠校2位は福岡大大濠とベスト8残りの秀岳館・波佐見で争う。順当なら福岡大大濠だが、福岡県勢が2校続くのはまずいという気運が起これば秀岳館が熊本県1位校ということで食い込みそうだ。

[ 21世紀枠 ]

21世紀枠予想(昨年枠=3)
東日本代表候補西日本代表候補第3代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
利府彦根東大分上野丘村上桜ヶ丘北海学園札幌  

< 解説 >

 21世紀枠も9年目を迎え今年度は希望枠がなくなり東日本5校から一校、西日本4校から一校。残りの7校から一校、計3校選出されることとなった。

 まずは「東日本ブロック」(北海道・東北・関東・北信越・東海)候補校は北海学園札幌・利府・身延・村上桜ヶ丘・名張桔梗丘の5校。有力なのは利府。私学2強が強い宮城県で公立校として東北大会ベスト4の戦績は過去選出の一迫商を凌ぐ。同タイプの村上桜ヶ丘もフレッシュな魅力で捨てがたいが、「東北大会ベスト4」と「北信越大会初戦敗退」の差が明暗を分けそうだ。
ダークホースは北海学園札幌。こちらはさらに上の「地区大会準優勝」の戦績を誇り「北海道から2校を!」の願いと鵡川の選出が既に7年前ということもあり、また「そろそろ私学を」のバランス感覚もあり大逆転での選出もないわけではない。 旧札幌商復活の話題性も見込め無視は出来ない存在だ。

名張桔梗丘はこのブロックでは唯一の「文武両道候補」といえるが、前年東海地区は成章を東海地区として初選出したこともあり今回はやや期待薄か?身延は5校中ただ一校地区大会に出場していない学校で、こちらも関東地区は真岡工・都留・安房と3年連続で選出が続いていることから難しいと見ている。

 続いて「西日本ブロック」(近畿・中国・四国・九州)候補校は彦根東・呉宮原・土庄・大分上野丘。ここは地区推薦校2回目(県推薦は実に4回目!)で選ばれれば初の近畿地区21世紀枠選出となる彦根東が一歩リード。偶然?一般枠では滋賀県は選出が難しい情勢でこの事も追い風となる可能性がある。県和歌山商と彦根東は近畿地区の21世紀枠の常連校なので「そろそろ出して一息つきたい」と関係者が思っても不思議ではない。後が支えてしまう。(彦根東関係者の皆様失礼しました他意はありません)。そうすると「文武両道」でかぶる大分上野丘はかなり難しい状況。

呉宮原もフレッシュさはあるが東日本地区の利府・村上桜ヶ丘と比べてももう一歩インパクトに欠ける印象で後一歩というところか?

ダークホースは土庄。こちらも四国地区大会に出場していないマイナス要素があり、「離島」「四国地区一般枠では愛媛県のみになりそう」などプラス要素を入れても逆転選出はやや難しいと思われる。

 さて、残りの7校からの最後の1校はフレッシュさの村上桜ヶ丘と文武両道の大分上野丘に私学で北海道地区お待たせ様の北海学園札幌の争いになると予想する。村上桜ヶ丘は有力ながら一般枠で同県の日本文理が当確なのがマイナスにはたらくかどうか?(この点では明豊が有力な大分上野丘も同様)

このうち「まだ私学を選出するまでの気運が熟していない」とし「補欠校選出で形を作る」バランス感覚で北海学園札幌は補欠校と予想。(補欠校から選出とは順序がおかしいが・・・)そして3校目はまったく互角ながら「文武両道が2校はどうも・・」という反対意見を退け初戦負けとはいえ九州大会準優勝の神村学園に2−3の好ゲームを演じた大分上野丘村上桜ヶ丘をわずかにかわすと見た。
「丘校対決」は部長も興味を持って23日を待ちたいと思う。


☆☆ 21世紀枠地区推薦校9校。(12月15日ごろ決定)☆☆ (一昨年度は9校中9校全的中でした(本命的中も7校)。昨年は9校中7校(本命的中は5校))

21世紀枠候補・地区推薦校9校
地区北海道東北関東・東京北信越東海近畿中国四国九州
推薦校北海学園札幌利府身延村上桜ヶ丘名張桔梗丘彦根東呉宮原土庄大分上野丘
予想北見柏陽利府水戸桜ノ牧村上桜ヶ丘名張桔梗丘彦根東呉宮原高知東大分上野丘
的中か

< 解説 >
予定通り、12月15日(月)に21世紀枠候補校(地区推薦校)9校が発表になりました。この中から3校が来年21世紀枠として選出されるわけです。今回は予想に挙げた本命が6校、対抗1校、穴が1校当たりました。選出された顔ぶれを見てみても「サプライズ推薦」はありませんでした。

 今回の特徴も、やはり、地区大会出場校が選出される度合いが高いこと(9校中7校)とやはり公立校の推薦校が多いこと(9校中8校)。ただ今回は前回の推薦校の再推薦がなく、この土俵に二度目の登場となる再推薦が1校(彦根東)のみと、昨年までに比べてなかなか本命を絞りづらい顔ぶれとなったように思います。

 ここの顔ぶれを見ていくと北海道は公立の北見柏陽でなく私立ながら伝統校の北海学園札幌を推薦しました。初の私立校の21世紀枠当選がなるか注目されます。それに地区大会準優勝校の推薦という「どうしても北海道2校出したい!」という気持ちが伝わってくるようでもあります。東北地区は有力視されていた利府が推薦されました。東北・仙台育英が2強と呼ばれている宮城県内では一迫商とともに公立の星となりつつある高校です。関東の身延の推薦は予想と 違いましたが実は前回県推薦を受けた平成14年度には「地区推薦校の本命」と見ていたこともあり(この年の地区推薦校は真岡)可能性はあるなとは思っていました。過去の地区推薦校は関東大会出場校ばかりだったので、地区大会に出場していなかった身延を過小評価していしまいました。

 北信越は新進の村上桜ヶ丘。ライバルと見ていた藤島は今回選ばれなかったので次は地区大会に出てきた時がチャンスとなりそうです。東海は名張桔梗丘。4校中唯一の東海大会出場校で順当な選出だったと思います。近畿はこれも大本命の彦根東。9校中唯一の2回目の地区推薦校で、初の近畿地区21世紀枠代表に視界は良好と思います。中国は呉宮原。北信越の村上桜ヶ丘と似たイメージの新進の強豪校でともに選出されればフレッシュな印象を与えそうです。
 四国は土庄(とのしょう)。小豆島の高校という「離島のハンデ」をどう捉えるか?過去地区推薦校の経験のある高知東を退けてきただけに今回の台風の目と感じます。九州も本命の大分上野丘。ここも前評判の高い高校です。
   

今年はこれで予想は終了です。年が明ければ一般枠の代表候補から予想を再開したいと思っています。

なお、以前高野連から発表された、第75回センバツ高校野球大会21世紀枠選考基準は以下の3点です。これがそのまま適用されていると思います。

1,秋季都道府県大会ベスト8以上
2,他校及びその地域に野球部の活動がよい影響を与えた学校
3,過去の甲子園大会に出場経験のない学校もしくは30年以上出場のない学校

 第78回センバツより、21世紀枠の都道府県推薦校の選出基準1の「ベスト8」を参加校数128校以上の次の都道府県に関しては「ベスト16」以上に変更した模様(北海道、埼玉、千葉、神奈川、東京、愛知、大阪、兵庫、福岡)


21世紀枠・地区推薦校を探る!

恒例のマイナーな企画。こんなこと予想している人は他にいるのかな?

過去の都道府県推薦校


[ 北海道 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。
*北海道*
北海道は未定ですので、便宜的にベスト16進出校を挙げておきます。
道立鵡川・北海学園札幌 ・函館大有斗・駒大岩見沢・北照・東海大四・道立北見柏陽・旭川実
駒大苫小牧・道立釧路湖陵・道立北見北斗・白樺学園・道立釧路商・道立士別翔雲・道立札幌丘珠(さっぽろおかだま)・北海

北海道地区・予想(過去・帯広南商、鵡川・稚内大谷・函館中部・札幌藻岩・釧路江南・釧路江南・武修館)
21世紀枠候補・本命21世紀枠候補・対抗21世紀枠候補・大穴
北見柏陽釧路湖陵北海学園札幌  

< 解説 >

* 21世紀枠 *   ここしばらく鵡川以来21世紀枠に選出されていない北海道地区。今年は選出を目指したいところだが、強力なチームは見当たらず苦しいところか?地区推薦の有力候補は 道大会ベスト8の北見柏陽。昭和45年の第52回選手権に初出場しているが以後38年が過ぎているのでマイナスとはならないだろう。大正12年創立の全日制普通科の公立校。来年から 単位制に移行の予定だ。対抗馬はベスト16から釧路湖陵・北見北斗・釧路商・札幌丘珠あたり。なかでは大正元年創立の釧路湖陵が道内では進学校として有名で「文武両道」として推薦される可能性がある。ただ野球部は上位常連とは言えずそこがどう評価されるか。北見北斗も創立80年を越える伝統校。野球よりラグビー部が全国的に有名。 釧路商は夏は第45回大会に初出場していて選抜は出場がない。創立50周年を越え、商業系4課程を有している。札幌丘珠は1975年開校の新しい学校で昨年の秋の道大会も出場しておりここがセールスポイントとなる。
 昨年「武修館」と私立校が推薦されたが今年は甲子園常連校が多く、可能性があるのは準優勝に輝いた北海学園札幌あたりか?旧・札幌商時代にセンバツは2回出場があるが最後は第48回大会と33年前になるのでマイナスポイントはない。ただ夏は第62回昭和55年に出場があり評価は微妙だ。

[ 東北 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月21日県推薦校確定>
*東北*
県立八戸西(青森)県立盛岡第一(岩手)県立秋田中央(秋田)鶴岡東(山形)県利府(宮城)県立田島(福島)
東北地区・予想(過去・安積、宮城農、大館鳳鳴、一関一一迫商、光南、上山明新館、(大曲工)→五所川原農林)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
利府秋田中央盛岡第一  

< 解説 >

* 21世紀枠 *   21世紀枠の名門東北地区。昨年も大曲工の辞退で再推薦された五所川原農林が21世紀枠の補欠校に滑り込むなど、選出されやすい地区と言えそうだ。
例年東北地区大会に進出した高校が選出されているが、今回の進出校は秋田中央・鶴岡東・利府の3チーム。今回もこの中から選出される可能性が高いと予想する。

まず東北大会でベスト4まで進んだ利府に注目。昭和59年開校の比較的新しい県立高校で普通科とスポーツ科学科を有する。昨年に続いて2回目の県推薦校で、昨年21世紀枠選出校となった「華陵」の例もあるので新鋭校も選出の可能性が出てきている。秋田中央は一昨年も東北大会に出場しており実力的には問題ない。 甲子園は前身の「秋田市立」時代の昭和49年第56回大会の夏の甲子園に4回目の出場を果たしているが、35年前であり問題はないだろう。鶴岡東は高校野球ファンには「鶴商学園」と言ったほうがおなじみかと思うが2000年に名称変更して全科普通科の鶴岡東となっている。夏の甲子園は第63回大会に2回目の出場がありこれも昭和56年なので30年以上たっている。センバツも第51回大会に出場しているが今年で30年となり、こちらもマイナス材料にはならない。東北大会は一昨年 に続く出場で実力的にも問題はない。あとは「私立」ということがどう評価されるか。八戸西は1975年創立の普通科・スポーツ科を有する県立校。野球部は今夏もベスト4に入っており近年青森県勢の公立校の星となっている。盛岡第一は伏兵の可能性あり。創立120年あまりの岩手県を代表する歴史があり、東北地区でも屈指の進学校。高野連に顔の聞く?OBの後押し(あくまで推論です)も予想され油断ならない存在。ただ、現在今一歩で甲子園の高校か?といわれればうーーんと考えてしまいそうだ。 甲子園は夏第50回昭和43年に8回目の出場を果たしたのが最後。田島は秋の県大会で史上初めて県でベスト4に入った高校で、創立100年あまりの歴史はあるが、あとはインパクトある理由があるかどうかが課題となってくる。

[ 関東・東京 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月30日県推薦校確定>
*関東・東京* 
県立水戸桜ノ牧(茨城)矢板中央(栃木)県立中央(群馬)県立滑川総合(埼玉)県立身延(山梨)県立八千代東(千葉)市立川崎(神奈川)明大中野(東京)

関東・東京地区・予想(過去・稲毛、土浦三、真岡、桐朋、二松沼南、真岡工都留安房
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
水戸桜ノ牧矢板中央川崎  

< 解説 >

* 21世紀枠 *

  ここ3年真岡工・都留・安房と連続して選出され、波に乗っている関東・東京地区。今年はこれまで地区推薦校に選出のない群馬・埼玉・神奈川県から選出されるかが焦点となる。

水戸桜ノ牧(茨城県)は1982年創立の新しい高校で、特に国際教育に力を入れている。野球部は近年目覚しい躍進を続けておりたびたび県大会上位に勝ち残るようになっている。平成17年に続いて2回目の県推薦。矢板中央(栃木県)は創立50年余の私立校。創立時は女子高。サッカー部が全国レベルで野球部もサッカー部ほどではないが県の上位レベルに位置する。  中央(群馬県)は平成15年開校の公立としては群馬県初の中高一貫6年制の公立学校。正式名称は「群馬県立中央中等教育学校」前身の中央は1987年の第69回夏の選手権に甲子園初出場している。滑川総合(埼玉県)も1998年の夏の甲子園に阪神の久保田投手を擁して初出場している。(滑川高校時代)。昭和51年開校の滑川・吉見高校が 平成17年に統合して滑川総合高校として誕生した。埼玉県下では新進の公立の強豪として有名で野球部の実力は高い。身延(山梨県)は平成14年に続く県推薦。大正11年旧制身延中学として創設後85年となる。八千代東(千葉県)は1977年創立の比較的新しい公立校。野球部もまだ目立った成績を残していない。 川崎(神奈川県)は1911年設立の川崎市立の高校。同名の県立校もある。珍しいところでは福祉科を有する。明大中野(東京都)は平成17年に次ぐ都推薦。明治大学の付属校で、創立70周年を数える。グラウンドが狭いなどのハンデを抱えながら活動している。

 上の8校中関東大会出場校は水戸桜ノ牧・矢板中央の2校。過去3校も関東大会出場校だったためこの2校が一歩リード。先に触れた過去地区推薦校になっていない3都県の中では滑川総合は野球部の実力はあるものの甲子園出場が10年前と近年なことがネック。中央も初の公立中高一貫校という話題性はあるが甲子園初出場では ないことと近年の成績で一歩譲る。川崎はセールスポイントがあるかどうか?身延・明大中野の再推薦組もチャンスはありそうだ。  

[ 北信越 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月28日県推薦校確定>
*北信越* 
推薦校なし(長野)県立村上桜ヶ丘(新潟)県立高岡西(富山)県立小松商(石川)県立藤島(福井)

北信越地区・予想(過去・町野、長野日大、柏崎、七尾、金沢泉丘、金沢桜丘、武生商、富山中部)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
村上桜ヶ丘藤島小松商 

< 解説 >

* 21世紀枠 *  過去富山県だけ地区推薦校に選出がなかったが、昨年富山中部が選出されようやく一回りし今年はスタートに戻って横一線での争いか?

村上桜ヶ丘は農業・商業系の女子高から1949年に普通科が置かれ2001年に総合学科に移行した創立90年を超える伝統校。野球部もここ2,3年で急速に力を付けており新潟県内では公立校としては有力校のひとつ。北信越地区推薦校の中では唯一昨秋の北信越大会に出場しており、今回はプラスポイントになりそう。高岡西も高岡高等女学校が前身で創立100年を越える伝統校。 ただ野球部の実績ではやや物足りなさを感じる。小松商は創立80年を越える商業科と情報処理科を有する実業高校。女子生徒が8割と優位な中で野球部は近年県大会上位に顔を出すようになっている。藤島は平成16年以来2回目の県推薦。旧制福井中学からと140年を超える歴史を誇る。東京大学への進学者も多く県内有数の進学校だ。前回は金沢泉丘に地区推薦を譲ったが文武両道では今回の4校の中ではダントツだ。
余談だが推薦なしの長野県も長野は十分推薦対象になり得ると思っていたがなぜ推薦されなかったのか 不思議な気がする。

[ 東海 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月21日県推薦校確定>
*東海* 
県立沼津東(静岡)大同工大大同(愛知)県立各務原(岐阜)県立名張桔梗丘(三重)
東海地区・予想(過去・常葉橘、郡上北、神戸、津西、静清工、成章、成章、成章
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
名張桔梗丘沼津東各務原  

< 解説 >

* 21世紀枠 * 昨年ついに「成章」が3度目の正直で21世紀枠で選出された東海地区。勢いを持続できるかどうか?

有力なのは2回目の県推薦を受け4校中唯一東海大会出場校の名張桔梗丘。創立30周年程度の普通科単位制の高校。進学率は90%を超え、部活動参加者も80%以上という文武両道を実践している。
あとは3校とも初めての県推薦校だが沼津東が対抗馬か?創立100年を越える進学校で旧制沼津中学以来の伝統がある。甲子園は1946年の夏の第28回大会に出場している。昨年まで3年連続で「成章」を推薦してきた愛知県は私立の大同工大大同を推薦してきた。創立60年を越える元工業高校で4月からは「大同大学大同高校」と校名変更される。男子バレー部は全国レベルで近年はハンドボール部も力を付けている。 野球部もここのところ愛知私学4強に次ぐ地位を占めており、実力的には問題ない。各務原(かかみはら)は1971年創立の比較的新しい高校で女子生徒優位の学生数の中グランドが狭いなど困難克服で推薦されてきている。サッカー部は強豪として有名。
 

[ 近畿 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<府県推薦校11月26日確定>
*近畿* <確定>
県立彦根東(滋賀)市立塔南(京都)県立御所実(奈良)県立日高中津(和歌山)市立桜宮(大阪)県立三木北(兵庫)
近畿地区・予想(過去・桐蔭、彦根東、橋本、耐久、桜井、県和歌山商、県和歌山商、畝傍)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
彦根東日高中津桜宮  

< 解説 >

* 21世紀枠 * 過去、21世紀枠には縁の無い近畿地区。昨年までは21世紀枠補欠校にも選出されたことが無かったが、昨年「畝傍」が補欠2位校に選出され今年はいよいよ21世紀枠初選出かと期待がもてる。

この地区は地区推薦校になるにあたり、過去近畿大会出場はあまりプラスポイントとなっていない。だからあまり強力な利点にならないかもしれないが今回推薦校の中で近畿大会に出場しているのは塔南・彦根東の二校。中でも4回目の滋賀県推薦となる彦根東は「県和歌山商」の重石もなくなったことから、いよいよ今年こそはと期待度大だ。

彦根東は2002年には近畿地区の推薦校に選ばれ、今回近畿地区から推薦されれば2回目の地区推薦校となり、21世紀枠近畿勢初当選の期待を抱かせる。明治時代より創立130年あまりの歴史がある進学校。京都大学に20人以上合格者を出している滋賀県屈指の進学校だ。センバツには過去2回出場。最後は1953年の第25回大会で50年以上のブランクがある。塔南(京都府)は1963年創立の京都市立の普通科・教育みらい科を有する比較的新しい高校。野球部の成績も昨秋は京都府三位とがんばったが 例年甲子園に今一歩の高校と言えるかどうか。

御所実(奈良)は御所工と御所東が2007年に統合されて発足した高校。前身の御所工時代に夏4回、センバツ7回出場を誇る古豪。最後の出場は1974年のセンバツで35年前ということになる。奈良県勢では桜井が過去21世紀枠に推薦経験があり、今回は奈良県大会で準優勝に輝き近畿大会まで駒を進めているが、そこを落としての推薦なので奈良県としての力の入れ具合がわかる。

日高中津は高校野球ファンの中では有名な「分校初の甲子園」を実現した日高高校の分校。1997年の第69回センバツに初出場している。 人気はあるし地元民を巻き込んでのチーム作りには定評があるが、前回から10年余りしか経っていないことと一般枠で出場した高校を21世紀枠で出場させることには議論が分かれるところだ。しかし和歌山県推薦校は過去8回中5回地区推薦校となっているだけに侮れない存在。桜宮(大阪府)は大阪府の公立校としては強豪校として名をはせている名門校。1982年の第54回センバツに出場経験がある。1916年創立の歴史が古い高校で阪神タイガース・矢野輝弘捕手の母校としても有名。三木北(兵庫県)は1983年創立の新しい高校でまだこれといった野球部の戦績には欠ける。

[ 中国 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<県推薦校11月22日確定>
*中国* <確定>
金光学園(岡山)県立鳥取東(鳥取)県立呉宮原(広島)県立矢上(島根)県立岩国商(山口)
中国地区・予想(過去・境港工、松江北、隠岐、鳥取城北、賀茂、米子西、華陵、華陵
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
呉宮原鳥取東矢上  

< 解説 >

* 21世紀枠 * 松江北、隠岐、華陵と8年間で3校選出校を輩出している21世紀枠の名門・中国地区。過去は中国地区大会出場校が推薦されているのでそれに沿ってみていくと今回は鳥取東・呉宮原の二校が出場している。鳥取東は創立80年を越える鳥取西と並ぶ進学校。県下唯一のスーパーサイエンスハイスクールに指定されている。センバツは古く1932年の第9回大会に鳥取二中として 出場を果たしている。呉宮原(広島県)は近年急速に力を付けてきており平成18年の春季県大会では優勝を果たしたしかにもう一歩で甲子園の高校。創立80年を越える伝統があり進学も盛ん。文武両道で推薦を狙う。ダークホースとして注目しているのが矢上(島根県)。創立60年を迎える全校生徒300人余の小規模校。中山間地にあり困難さの克服で推薦される可能性がある。岩国商(山口県) は創立90年余の伝統ある商業高校ながら、1986年の夏の甲子園に3回目の出場を果たしており、今回は望み薄と見た。金光学園(岡山)は中高一貫の6年制で創立110年を越える歴史を持つ私立校。進学実績とグラウンド共用などの困難克服の2方面から推薦を受けている。系列の金光大阪は有名。バレー部も近年力を付け通り、野球部も今年は例年になく充実したチームとなっている。
 以上から今回は横一線の激戦ながら、「まだ私立はない」「岩国商は華陵の後でもあり、甲子園出場から20年しかたっていない」点を鑑みて、残った3校から選出されると予想する。

[ 四国 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<県推薦校11月26日確定>
*四国* <確定>
県立土庄(香川)県立徳島北(徳島)県立川之石(愛媛)県立高知東(高知)
四国地区・予想(過去・富岡西、八幡浜、高知東、八幡浜、高松、室戸、高松一、富岡西)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
高知東土庄徳島北  

< 解説 >

* 21世紀枠 *

八幡浜・高松と連続して21世紀枠に選出されて以来しばらく低調な四国地区。今回もどんぐりの背比べ状態だ。土庄(とのしょう・香川県)は小豆島に位置する離島の学校で創立80年を迎える。創立時は商業科だったが平成12年より普通科のみとなっている。野球部はたびたび県上位に進出する注目校で小豆島からの甲子園出場はまだない。徳島北は平成16年以来2回目の県推薦。平成9年開校の新設校で国際的に通用する人物の教育力を入れており、特に英語教育に特色がある。野球部もなかなかの強豪で夏は県大会準優勝も経験し甲子園に後一歩のところまで来ている。川之石(愛媛県)は1914年創立の総合学科6系列を有する県立校。野球部の成績は あまり目立たない。高知東は平成14年に続いて2回目の県推薦。平成13年には四国地区推薦校に選ばれており今回も有力校のひとつ。こちらも1976年創立と歴史は新しく総合学科と看護科がある。野球部は公立校としては近年、高知商に次ぐグループに位置し県内でも強豪の仲間入りを果たしている。

 今回は4校とも四国地区大会には進出しておらず、また各県ともこれまで2校づつ四国地区推薦校に選出され、一回りした今年は選考委員も選出には苦しむものと思われる。

[ 九州 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。
*九州* <11月24日確定>
九産大九産(福岡)県立杵島商(佐賀)県立諫早(長崎)県立東稜(熊本)県立大分上野丘(大分)県立宮崎農(宮崎)県立川内(鹿児島)県立浦添工(沖縄)
九州地区・予想(過去・宜野座、辺土名、直方、清峰、佐賀西、徳之島、都城泉ヶ丘、長崎商)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
大分上野丘九産大九産川内  

< 解説 >

* 21世紀枠 * 

 過去、宜野座・都城泉ヶ丘の2校を当選させている九州地区。今年は昨年に比べて有力校が集まり推薦校争いは厳しくなりそうだ。
 この地区は過去8年地区推薦校は「全て九州地区大会出場校」であるという見えない不文律が存在している。(あくまで推定です)さて、それを基準にすると今回九州大会出場校は九産大九産・大分上野丘・川内の3校。この3校が有力であることは間違いない。

 九産大九産(福岡県)は正式名称「九州産業大学付属九州産業高等学校」といい昭和36年創立の私立高校。名前が似ている九産大九州は別の学校。1977年の第59回夏の甲子園に出場経験があり、バレーボールなどスポーツが盛ん。大分上野丘(おおいたうえのがおか=大分県)は旧制大分中学。1886年創立の大分県内で最も古い歴史を持つ高校。甲子園には夏1958年、センバツは2回で最後は1949年に出場経験がある。県内切っての進学校で東京大学に10数名、九州大学には50名ほどの合格者を出している。 川内(せんだい=鹿児島県)も鹿児島県尋常中学第一分校からスタートした創立110年を越える歴史ある学校。巨人の木佐貫投手の母校としても有名。甲子園出場はまだない。 

 杵島商(佐賀県)は平成15年以来2回目の県推薦。1953年分校として創立された。甲子園出場はないがプロ野球選手は輩出している。諫早(長崎県)は旧制諫早中学の流れを汲む進学校で創立100年も近い。陸上部は全国レベルの強豪として知られる。県内でも進学校として知られ東京大学を始め九州大学・地元長崎大学には20名以上の合格者を出している。甲子園は夏・センバツともに2回出場経験があり最後は1980年センバツの第52回大会となっている。東稜(熊本県)は1988年創立の新進の公立校。 進学校でもある。野球部も上位常連とまではいかずアピールするものがあるかどうか。宮崎農(宮崎県)は1893年創立で110周年を越える伝統校。生物工学科など5つの学科を有し国公立大学への進学者も出している。浦添工(沖縄県)は昭和58年開校の比較的新しい学校。情報技術科など4つの学科を有している。野球部も県ではたびたび上位に勝ち残る中堅クラスに位置している。

  さて総合的に観てみると、県内切っての進学校であり伝統校である大分上野丘が復活すれば60年ぶりということで話題性もあり一歩リード。過去8年、熊本県と大分県は九州地区推薦校を出していないことも追い風になろう。次いで九州地区一般枠では今年は福岡県の高校の選出が難しいことから九産大九産の「見えない福岡枠推薦」も十分考えられる。
 以上の2校が有力で九州地区大会に出場している川内と進学校の諫早が続く。2回目の県推薦の杵島商宮崎農・浦添工の実業校は昨年、長崎商が推薦されたこともあり今回は難しいか?

< 12月15日ごろ、9地区推薦校決定です >

21世紀枠予想いったん終わり

線

最近の甲子園大会の結果・トーナメント表
第80回センバツ大会



第89回夏の甲子園大会第79回センバツ大会第88回夏の甲子園大会第78回センバツ大会第87回夏の甲子園大会
第77回センバツ大会第86回夏の甲子園大会第76回センバツ大会第85回夏の甲子園大会第75回センバツ大会
第84回夏の甲子園大会第74回センバツ大会第83回夏の甲子園大会第73回センバツ大会第82回夏の甲子園大会
第72回センバツ大会第81回夏の甲子園大会第71回センバツ大会第80回夏の甲子園大会第70回センバツ大会

先読み倶楽部・的中率実績
センバツ出場校予想センバツ大会勝敗予想夏の大会出場校予想夏の甲子園大会勝敗予想
1998年94.4%(36校中34校)82.9%(35試合中29試合)70.9%(55校中39校)66.7%(54試合中36試合)
1999年93.8%(32校中30校)54.8%(31試合中17試合)75.5%(49校中37校)62.5%(48試合中30試合)
2000年90.6%(32校中29校)67.7%(31試合中21試合)69.4%(49校中34校)66.7%(48試合中32試合)
2001年88.2%(34校中30校)63.6%(33試合中21試合)61.2%(49校中30校)66.7%(48試合中32試合)
2002年87.5%(32校中28校)61.3%(31試合中19試合)61.2%(49校中30校)77.1%(48試合中37試合)
2003年85.3%(34校中29校)63.6%(33試合中21試合)59.2%(49校中29校)54.2%(48試合中26試合)
2004年87.5%(32校中28校)77.4%(31試合中24試合)73.5%(49校中36校)72.9%(48試合中35試合)
2005年90.6%(32校中29校)61.3%(31試合中19試合)77.6%(49校中38校)72.9%(48試合中35試合)
2006年93.8%(32校中30校)58.1%(31試合中18試合)75.5%(49校中37校)58.3%(48試合中28試合)
2007年93.8%(32校中30校)58.1%(31試合中18試合)63.3%(49校中31校)66.7%(48試合中32試合)
2008年91.7%(36校中33校)65.7%(35試合中23試合)70.9%(55校中39校)77.8%(54試合中42試合)
2009年90.6%(32校中29校)



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2000夏・甲子園大会の予想と結果  2000夏・地区予選代表校予想の結果  2000春・センバツ大会の結果  2000春・センバツ代表校予想の結果  

99夏・甲子園大会の予想と結果  99夏・地区予選代表校予想の結果  99春・センバツ大会の予想と結果  98夏・甲子園大会の予想と結果  

98夏・地区予選代表校予想の結果


雑居ビル入り口   

1階 田舎映画館 アニメですE-Mail:めーるあどれす

2階 フランスワイン研究会

3階 高校野球先読み倶楽部

4階 管理人室

5階 駅前雑居ビル掲示板

非常口 特選リンク集

ヤマハ

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