BALL第81回センバツ高校野球大会強いのはどこだ!?BALL



 優勝候補は慶応・天理・PL学園・西条・清峰・明豊!!

参考・第39回明治神宮大会の結果

参考・第80回大会の結果


☆☆ 3月21日開幕です! ☆☆

 
ダークホースは習志野・報徳学園・開星

第81回センバツ高校野球大会の結果

名物! 各 試 合 ズ バ リ 予 想 全31試合終了 18勝13敗 的中率.581
(目標的中率70%)(昨年センバツは65.7%・一昨年は58.1%)
ランク試合番号勝利予想ー敗戦予想予想コメント結果
1回戦1日目第1試合金光大阪10−11倉敷工
(延長12回)
実力伯仲の開幕戦にふさわしい対戦。中国地区チャンピオンの倉敷工はエース山崎の粘投がカギ。甲子園初勝利を目指す金光大阪は技巧派の木場投手が抑えている間に4番陽川を中心とする打線で先手を取りたい。開幕戦の独特の雰囲気の中で守備の乱れは致命傷になるのでいち早く平常心になったチームが有利に試合を進めそうだ。
*言い訳・両チームの打線が投手力を上回り予想外の打撃戦に。9回裏に3点差を追いつくなど驚異的な粘りを見せた倉敷工の積極的な打撃が甲子園初勝利まで後一歩と迫った金光大阪を上回った。

   第2試合中京大中京−1神村学園大黒柱・堂林投手が控え今大会NO1打率の中京大中京が総合力で優位に立つ。東海地区チャンピオンの中京大中京は堂林の投げなかった明治神宮大会こそ初戦で敗退したが強力打線と安定した投手力を有し今大会の優勝候補の一角。対する神村学園は技巧は左腕・小池を中心に投手力は豊富。打線も接戦に強く点の取り合いになればもつれそうだ。

   第3試合光星学院1−今治西実力校同士の好カード。東北地区チャンピオンの光星学院は好投手・下沖を中心に安定した試合運びを誇るがまだセンバツでは勝ちがない。今治西は昨年のセンバツでも投げた大戸がエースとなり打線は初戦敗退した昨年よりしぶとさを増している。控え投手にも力のある選手が揃う光星学院投手陣を今治西打線がどう捉えるかが焦点になりそうだ。
*言い訳・今治西・大戸投手の好投で投手戦に。光星学院・六埜、下沖投手は評判どおり良く投げたがいかんせん打線が奮わず競り負けた。

2日目第1試合報徳学園−0高崎商好投手・渡辺を擁しセンバツ初勝利を狙う高崎商と試合巧者の報徳学園の対決。得点力に難がある高崎商はエース渡辺を含む投手陣が報徳学園を2点までに抑えたときは勝機が訪れる。好打者・西郷を中心に機動力のある報徳学園打線をどう封じ込めるかが焦点。報徳学園は小刻みにでも1点づつ追加して優位に試合を進めたい。

   第2試合清峰−0日本文理九州地区と北信越地区チャンピオンの対決。試合の見所は清峰・今村投手と日本文理打線の対決だが、キーポイントは日本文理・伊藤投手の出来。昨秋の北信越大会でも東海大三戦などはかなり良い出来で再現できればやや打線に不安がある清峰を抑えることも可能。日本文理の伊藤ー本間の投手陣が踏ん張れるかどうかがカギとなってくる。

   第3試合福知山成美−2国士舘
(延長15回)
練習試合では3−0で福知山成美が勝っているが、好投手・長岡を国士舘打線が捉えられるかがカギ。今大会0点台の防御率を持つ長岡は安定感抜群で大崩は考えにくい。春に強い国士舘もそう得点は挙げられないだろう。とすれば国士舘はエース荷川取をはじめとする投手陣の踏ん張りが不可欠。そう強力ではない福知山成美打線を低得点に抑えて接戦に持ち込みたい。

3日目第1試合慶応1−開星神奈川ー島根県対決と考えると慶応に分があるが慶応も万全の戦力ではなく、投攻守にバランスの取れた開星は侮れない。慶応は白村投手の他に予選で活躍した2年生の滝本投手の出来が鍵を握りそう。打線も強力というまでの破壊力はなく、昨年敗れた華陵の宇野投手クラスの投手が開星にはいないことが今年は有利な点か?開星は投手陣が踏ん張り点差を開かれないように昨年の華陵のような試合運びに持ち込みたい。
*言い訳・慶応・白村投手は力投したがピンチで踏ん張れず開星の粘りに屈した。逆に開星・春木投手は緩急を付けた投球で慶応打線に的を絞らせない好投。少ないチャンスを生かし優勝候補を寄り切った。

   第2試合箕島−3大分上野丘久しぶりの登場で注目が集まる箕島だが投手力に難があり打ち勝つ試合に持ち込めるかどうかがポイント。大分上野丘はエースの足立の軟投が箕島打線に通用するかどうかが勝敗を分けそう。点の取り合いになれば箕島に分があるので3点までの接戦で勝負したい。

   第3試合PL学園−0西条決勝戦といってもよいぐらいの32校中でも投打にバランスの取れた優勝候補同士の対戦。PL・中野、西条・秋山はいずれも今大会を代表する注目のピッチャー。また両チームとも打線も強力でPL・勧野、西条・秋山は一発を期待できる強打者だ。打線には他にも長距離打者が控えエースの出来が悪ければ一方的になる破壊力を秘める。投手陣の総合力では西条にやや分があるがいずれの投手も故障を抱えているので仕上がり具合が心配だ。

4日目第1試合前橋商3−南陽工特別目立つ選手もおらず、「高校野球らしさ」あふれる公立高校同士の対決。しかも実力伯仲で接戦必至。高校野球通が好みそうな一戦といえる。前橋商・野口、南陽工・岩本とともに投手力は安定している。打線は両チームとも強力という訳ではなく、コツコツと一点づつ重ねていくタイプ。センバツでまだ勝利のない前橋商は常に先手をとり南陽工・2年生エースの岩本を早めにマウンドから降ろしたいところだ。
*言い訳・予想通りの接戦の好ゲーム。どちらが勝ってもおかしくない展開だったが最終回の平等に訪れたチャンスを生かした南陽工が競り勝った。

   第2試合鵡川0−花巻東総合力では鵡川が上回るが、今大会注目の花巻東・菊池投手の出来次第では波乱もありえる。伝統の強打が健在の鵡川はエース西藤を始め今回は投手力も良い。守備に難があるのがウィークポイントなので花巻東としてはそこを突いていきたい。菊池投手が早めにマウンドを降りるようだと点差が開くことも考えられる。
*言い訳・花巻東・菊池投手完璧な出来。速球に的を絞っていた鵡川打線を良く切れたスライダーで翻弄。打線も早めに援護し花巻東の完勝劇。

   第3試合明豊−1下妻二今大会は実力伯仲で予想がむずかしい対戦が多い中、一回戦の組み合わせの中では最も実力差があるのではないか?と思える対戦。経験・総合力で明豊の優位は動かないが下妻二に付け入る隙があるとすると、今宮・野口の明豊投手陣の立ち上がり。ここで3点ぐらい先行できれば試合としては面白くなる。投手力にやや不安がある下妻二は得意の打撃戦に持ち込めれば勝機がありそうだ。

5日目第1試合興南0−富山商
(延長10回)
割と総合力が高く今大会ダークホースと予想している興南の戦いぶりに注目したい。興南は2年生エースの島袋と夏の甲子園で好投した石川の投手力が高く、打線の得点力がやや物足りない。富山商はエースの村上の踏ん張りが大きな比重を占める。どんな相手とも接戦はする富山商だが最終的に1点勝ち越すにはどこかでビックイニングを作りたいところだ。
*言い訳・興南・島袋投手は評判にたがわぬ力投。ここまでは予想通りだったが、富山商・村上投手の好投とその結果あまりにも打てなさ過ぎた興南打線が島袋投手を援護できず接戦で敗れた。

   第2試合天理3−早稲田実関東・東京7番目選出の早稲田実だが2年生エースの小野寺が好投すればかなりバランスの取れた戦力になり侮れない。近畿チャンピオンで明治神宮大会でも準優勝の天理はエースのきまらない投手陣に不安があるものの伝統の強打は健在でまずは小野田VS天理打線が焦点となる。終盤まで接戦でいけば攻撃力は高い早稲田実にも十分勝機が出てくるはずだ。
*言い訳・早稲田実・小野田投手が中盤まで好投。天理の無死満塁を逃すまずい攻めもあって勝利の女神は早稲田実に微笑んだ。

   第3試合習志野−4彦根東今大会ダークホースに予想している習志野のエース山田と彦根東の大黒柱・金子投手の出来が試合の行方を左右しそうだ。接戦に強い粘りのある習志野は投手陣が大崩れしないで打線が援護する戦い方が勝ちパターン。一方の彦根東はエースが失点を抑え打線がなんとかそれ以上の得点を挙げて勝ってきた。総合力でやや優位に立つ習志野が先取点を取ればそのままペースに乗りそうだ。

6日目第1試合掛川西4−10利府打線に力がありエースの堀野に安定感もある掛川西に21世紀枠ながら東北地区大会ベスト4の利府が挑戦する。焦点は利府・エ−ス塚本をはじめとする投手陣が掛川西打線にどう対処するか。宮城県大会決勝で仙台育英を倒し地力はある利府だが掛川西・ベテラン上村監督のゆさぶりの作戦に地に足がついた動きができるかがカギ。公立高同士のはつらつとした対戦を期待したい。
*言い訳・利府打線が完全に掛川西投手陣を上回った。掛川西も終盤長打攻勢で打力の一端を見せたが序盤で利府・塚本投手を攻略できなかったので点差となって現れた。利府は積極的な試合運びで21世紀枠全滅も防いだ。
2回戦   第2試合中京大中京−5倉敷工東海地区チャンピオンと中国地区チャンピオンの好カード。焦点は中京大中京・堂林投手VS倉敷工打線。初戦低めに投球を集め強打の神村学園を1点に抑えた堂林投手はコントロール良く安定感も十分。対する倉敷工は予想以上に積極打法が結果を出しまた開幕試合を制し波にも乗っている。倉敷工は初戦で乱れた守備を安定させ、かつ接戦で終盤を迎えて得意の思いっきり良い打撃で逆転を狙いたい。

   第3試合報徳学園15−2今治西初戦ロースコアの接戦を守りきって勝ってきたチーム同士の対決。ポイントはともに初戦好投した今治西・大戸、報徳学園・宮谷、両エースの出来。地区予選のデータではともに防御率はあまり良くないので2試合良い状態が続くかどうか。攻撃力も守備力も互角なため先取点を取ったほうが俄然有利になりそうだ。

7日目第1試合清峰−0福知山成美清峰・今村、福知山成美・長岡と今大会屈指の好投手の投げ合いが期待できる注目の好カード。初戦、今村は完封、長岡も2失点ながら安定したピッチングを見せており少ないチャンスを生かしたほうが優位に立ちそう。両チームとも得点力に難があるので先取点が大変大事になりそうだ。1,2点の接戦が予想される。

   第2試合開星3−箕島
(延長11回)
優勝候補の慶応を1点に抑えた、開星・春木投手と箕島打線の対決。投攻守にバランスの取れた開星は今大会のダークホースと注目はしていたが慶応を破るとは思わなかった。この試合も春木投手が慶応戦のようなピッチングが出来るかどうかがカギ。箕島も打線に力があるので春木投手との攻防が注目される。
*言い訳・両チームともミスが絡んでの点の取り合いになってしまった。箕島はエース森本が得意のカーブを要所で決め、後半優勢だった開星に大量点を許さず延長でのワンチャンスを生かし逃げ切る試合巧者ぶりを見せた。

   第3試合PL学園1−南陽工
(延長10回)
PL学園が総合力で優位に立つ。初戦、優勝候補の一角・西条戦を1−0の接戦で制したPL学園はエースの中野が好調。打線も決して振りは悪くなかった。対する南陽工は2年生の岩本投手が前橋商との接戦を後半立ち直って投げきった。序盤で点差を開かれず中盤まで接戦で進めることが出来ればチャンスも出てくるだろう。
*言い訳・南陽工・岩本投手の外角低めに直球・カーブ・スライダーを集める投球が素晴らしかった。序盤のチャンスを生かせなかったPL学園はやや大振りもあり得点できず、9回までノーヒットに南陽工を抑えた中野投手を援護できなかったのが敗因。

8日目第1試合花巻東−0明豊初戦強打の鵡川打線をあわや完全試合の完璧なピッチングで完封した花巻東・菊池投手の出来に注目が集まる。鵡川戦のような出来だったら優勝候補の一角・明豊といえども苦戦必至。明豊の野口・今宮の投手陣が1点までに抑えないと明豊に勝ちは見えてこない。花巻東が先制するようだと明豊は苦しくなってくるだろう。

   第2試合早稲田実−2富山商近畿王者の天理を下して活き上がる早稲田実と興南を完封してひさびさの甲子園勝利を挙げた富山商のそれぞれの「勢い」に注目が集まる。早稲田実は小野寺ー鈴木の継投が当たり打線も振れている。富山商はエース村上の丁寧なピッチングと堅い守備からの守りの野球に特徴がある。ロースコアのゲームになれば富山商ペース。早稲田実は5点を争う試合展開に持ち込みたい。

   第3試合習志野1−利府初戦登場した32校の中でも鋭いバッティングを披露した利府打線を習志野投手陣が抑えられるかがカギ。5,6点のゲームに持ち込めれば接戦は得意の習志野に一日の長がある。利府は掛川西戦のように序盤で習志野投手陣を攻略し逃げ切る試合運びに持ち込みたい。
*言い訳・利府・塚本、習志野・山田両投手の好投で試合は投手戦となった。習志野は10安打を放ったものの得点は1点に終わり強気に内角を突き好投していたエース山田を援護できなかった。利府は9回ワンアウトから2塁にランナーを送るというワンチャンスに賭ける攻めが最後に実を結んだ。
準々決勝9日目第1試合中京大中京5−報徳学園甲子園で優勝経験のある伝統校同士の楽しみな一戦。ともに打たせてとる投手陣を守備陣ががっちり固める同型のチーム。攻撃も報徳学園に当たりが出て互角の様相。焦点は両エースの出来。中京大中京・堂林投手は低めに丹念にコントロールする投球が持ち味。報徳学園・宮谷投手は球を散らせ内角で詰まらせる投球がこれまで成功している。ともにそろそろ疲れが出る頃なので投手の出来が試合を左右しそうだ。
*言い訳・予想通り実力伯仲の伝統校同士の対決はピッチャーの疲れもあり点の取り合いになった。両校とも中軸に長打が出ての接戦となったが9回に満塁で報徳学園・4番西郷に回ってくる運のよさもあって期待にこたえて決勝打を放った西郷の報徳学園が競り勝った。

   第2試合清峰−2箕島ここまで2試合完封の清峰・今村投手に試合巧者の箕島打線がどう攻め込むかに注目。バント・盗塁など小技が使える箕島は機動力も絡めて立ち上がりの今村から得点を奪いたい。得点力に難のある清峰は箕島・森本投手のカーブを打てるかも勝敗を分けるポイントになる。

10日目第1試合花巻東−3南陽工戦前の予想通り2試合連続完封と菊池投手の見事なピッチングで勝ち進んできた花巻東と大会に入ってから外角低めを丹念につくコントロールと安定感で優勝候補のPL学園を倒して勢いに乗る2年生エース岩本投手が力投する南陽工の好投手対決。この試合もロースコアが予想されるがここまで比較的楽な試合展開しか経験していない花巻東が中盤まで同点、またはリードされた状態になった時落ち着いて終盤に臨めるかが焦点。序盤からリードすれば花巻東ペース、接戦で終盤を迎えれば、菊池投手は後半球が高めに浮きがちなだけに南陽工に勝機がある。

   第2試合早稲田実4−利府ともに打力があるため、先発投手の出来が注目される。早稲田実は小野田投手の先発が予想されるがリリーフの鈴木投手の調子が富山商戦では今ひとつだったので6回ぐらいまでは投げさせたいところ。一方の利府は塚本投手が好調で、習志野戦のような投球を見せれば早稲田実といえども簡単には攻略できそうもない。ピッチャーも3試合目となり疲れが出れば大差の試合になる危険性もある。21世紀枠でベスト8に進んだ利府の勢いにも目が離せない。
*言い訳・利府・塚本投手が最後まで丁寧に低目を突く投球で早稲田実にビックイニングを作らせない粘りの投球。対する早稲田実は小野田投手が5回に捕まり継投が遅れ5失点となったのが最終的に痛かった。利府の総合力野球は見事!
準決勝11日目第1試合清峰−1報徳学園4試合目となり先発投手も読みにくいが基本的には清峰・今村投手vs報徳学園打線の対決が見どころ。今村投手は未だ連続無失点を継続中で報徳学園といえども攻略には苦労しそう。4番の西郷にランナーのいる場面で回したい。一方の清峰打線もここにきて当たってきたので報徳投手陣も宮谷以下甘いコースに投げ込むようだと清峰打線に捕まりそう。報徳学園は先制して優位に試合を進めたいところだ。

   第2試合花巻東−2利府準決勝第2試合は予想もしなかった東北勢対決となった。豪腕・菊池投手VSコントロール派・塚本投手の興味ある対決。両校とも連投となるので先発は2番手投手が有力か?まずは早めに先制点を奪ってリードしてエースを登板させたい。連続無失点記録継続中の菊池投手に対して、利府としては少ないチャンスを生かすこれまでの集中的な攻めができるかがカギ。総合力ではやや花巻東に分があると思えるので21世紀枠初の決勝進出を利府が果たすかに注目が集まる。
決勝12日目第1試合清峰−0花巻東結局今大会注目の左右の両腕が決勝を戦うことになった。考えてみれば「春は投手力」の格言をそのまま現実にしたような大会と言えよう。清峰・今村、花巻東・菊池の両投手の疲労度がカギ。控え投手はともに少ないイニングで失点しているのでだれが先発するかも含めエースの出来が試合内容を大きく左右しそうだ。打線は切れ目のなさでは花巻東に分があるが中軸の破壊力では清峰も引けを取らない。エースのピッチングのうまさで清峰がやや有利と見た。

目標的中率 .700 どうなるかな?前回の的中率は65.7%


{ 組み合わせ・解説 }

組み合わせ

金光大阪 ──┐            ┌──西 条    A:総合力で中京大中京がややリード。エース堂林の出来がカギ。打力の神村学園、上り
倉敷工  ━━┛┐中        南┌┗━━PL学園     調子の倉敷工も紙一重。金光大阪は甲子園初勝利を目指す。
中京大中京━━┓┛京┐      ┌陽┗┏━━南陽工    B:好投手・下沖が引っ張る光星学院と総合力の高い今治西の初戦は好カード。高崎商は渡  
神村学園 ──┘  |報    花|  └──前橋商      辺投手の力投にかかる。伏兵・報徳学園も初戦をものにすると波に乗る可能性あり。
光星学院 ──┐  ┃徳┐  ┏巻┃  ┏━━花巻東    C:好投手・今村、長岡を擁する清峰・福知山成美が一歩リード。ともに打力が武器の日本
今治西  ━━┛┐報┛ |  ┃ ┗花┏└──鵡 川      文理・国士舘が追う展開。両校は投手陣の踏ん張りが利けば上位も望める。
高崎商  ──┐┛徳  |  ┃  巻└┏━━明 豊    D:慶応が一歩リードもエース白村の調整に不安がありバランスの取れた開星との初戦は打
報徳学園 ━━┛    |清 ┃    └─ 下妻二      線の奮起が必要。投手力の大分上野丘、打力の箕島が後を追う。
清 峰  ━━┓    ┃峰 |    ┏━━富山商    E:西条ーPL学園の勝者が勝ち進みそう。西条・秋山、PL・勧野の対決は見もの。南陽
日本文理 ──┘┓清  ┃  |  早┌└──興 南      工、前橋商はやや力の差が見られるが初戦に勝った勢いを持ち込みたい。
福知山成美━━┓┘峰┓ ┃  | ┌実┗┌──天 理    F:明豊が一歩リード。投手力の花巻東、打力の鵡川が小差で追いかける。下妻二はやや力
国士舘  ──┘  ┃清┛  └利|  ┗━━早稲田実     の差があるが、明豊とともにセンバツ初勝利を目指す。
開 星  ━━┓  |峰    府┃  ┌──彦根東    G:天理と興南がリード。天理は投手、興南は打力に課題。早稲田実は投手が踏ん張ればお
慶 応  ──┘┐箕┘      ┗利┌┗━━習志野        もしろい存在。富山商は無欲でぶつかりたい。
箕 島  ━━┓┛島        府┗┏━━利 府    H:習志野がややリード。バランスの取れた利府、打力の掛川西が続く。彦根東はエース金
大分上野丘──┘            └─ 掛川西      子が踏ん張れば期待できる。
  
**ベスト8予想**
中京大中京(金光大阪)・光星学院(今治西)・清峰(福知山成美)・慶応(箕島)・PL学園(西条)・明豊(鵡川)
天理(興南)・習志野(掛川西)

・・・優 勝 校 3 点 予 想・・・
優勝候補三点予想明豊中京大中京清峰
ダークホース三点予想天理PL学園西条
だめ押し三点予想慶応光星学院福知山成美
伏兵は
習志野・興南・早稲田実あたりかな? 清峰が優勝し一応予想は当たったということで・・


< 総評 >・優勝候補次々破れる波乱の大会!!制したのはやはり投手力と守備力のチーム。


第81回選抜高校野球大会は清峰が初優勝を果たしました。2年連続九州・沖縄勢、長崎県には初の優勝旗、そして観音寺中央以来の公立校の優勝です。

 清峰は優勝候補の一角でしたが、部長の評価としては「投手力はよいが、守備と打線に難あり」(攻撃力はC評価)というものでベスト4止まりかな?といった予想でした。しかしエースの今村投手が連続完封の見事な投球で攻撃力不足を補い守備も良く守りました。しかし4−0、1−0、8−2、4−1、1−0というスコアから、やはり投手力の勝利かな?と思います。

 準優勝の花巻東も前評判の高かった菊池投手が初戦のあわやの完封からこちらも連続完封と大暴れしました。2回戦の相手は部長が優勝候補と考えていた明豊戦でしたが、「花巻東の勢いが勝る」と事前の分析結果と予想を変え結局そのとおり決勝まで勝ち進みました。このチームは打線も良く援護し、リードされてもしぶとく逆転するという、甲子園で間違いなくチーム力

を上げたチームだったと思います。決勝は今村投手に抑えられてしまいましたが、夏にまた出てくれば間違いなく優勝候補となるはずです。

 例年予想を立てる上で「好投手のうち、どの好投手が実際甲子園で活躍するか」を考えるのですが、今村投手は活躍すると予想し、菊池投手は活躍しないと予想していました。一冬越えての菊池投手の安定感にはビックリしました。

 ベスト4の報徳学園・利府はどちらかといえば予想外に健闘したのではないでしょうか?報徳学園は攻守のレベルの高さは承知していましたが投手力に難があると分析していました。しかしふたを開けるとエースの宮谷が丁寧なピッチングで好投し

 準々決勝の中京大中京戦もサヨナラで制し伝統の力を見せてくれました。一方の利府は今でもなんで3試合も勝ったのか?いまいち不思議なのですが、やはりエース塚本のコントロールのよさが大きな武器となっていたように思います。仙台育英・東北の両校に勝たなければ甲子園にいけないという大きな壁が

 実際の甲子園の大舞台でベスト4という大活躍につながったと思います。夏は投手力の良い仙台育英と再びあいまみえることと思いますが結果が楽しみです。

 ベスト8の中では久々の復活でさすがのベスト8の箕島、PL学園に競り勝った南陽工も印象に残ります。組み合わせが決まった時はどう考えてもPL−西条の勝者がベスト8に進むと思いましたが高校野球はわからないものです。

 明治神宮大会2強の慶応・天理は初戦負け、西条もPLに破れこの3校が一試合しか見れなかったのは残念でした。

 今大会では光星学院・前橋商・高崎商・金光大阪・明豊・興南・彦根東・大分上野丘が初出場校以外で、センバツ初勝利を目指しましたがなんと明豊が勝っただけに終わりました。甲子園で勝つことの難しさを感じさせられます。また、「ギリギリ選抜校」が活躍したことも特筆されます。「ギリギリ選抜校」とは選抜の議論の過程で選出されるかどうか

 ボーダーラインだった高校です。東北は一関学院か花巻東、関東東京は川口青陵か早稲田実、近畿は東洋大姫路か報徳学園、中国四国は鳥取城北か開星?といずれも微妙な選考で選ばれた学校です。これが「すぐには負けられない」というモチベーションにつながったかは不明ですが、とにかくこれらの「ギリギリ選抜校」が

 大会の主役を務めたのは間違いありません。来年も「ギリギリ選抜校」には注意です。

 さて、予想の方は18勝13敗ということで最後の3連勝でなんとか形にしたと言うところです。.581は過去2番目に悪い成績でした。また精進します。


また、夏お会いしましょう!
・・・出場32校紹介・・・(*は公立校)
地区名代表校コメント回数投手力守備力攻撃力総合力初戦戦績メモ
21世紀利府


彦根東56年ぶり3回2敗

大分上野丘60年ぶり3回2敗
北海道鵡川5年ぶり3回B+2勝
東北光星学院3年ぶり4回B+3敗

花巻東


関東慶応2年連続8回3勝4敗ベスト8(77・32回)

習志野33年ぶり3回1勝1敗

前橋商12年ぶり3回2敗

高崎商3年ぶり3回2敗
(神宮枠)下妻二

東京国士舘6年ぶり8回4勝3敗ベスト4(65・63回)ベスト8(68回)

早稲田実3年ぶり19回10勝8敗優勝(29回)準優勝(1回)
北信越日本文理2年ぶり3回1勝1敗ベスト8(78回)

富山商14年ぶり5回1勝3敗
東海中京大中京2年連続29回B+19勝9敗優勝(38・31・28・15回)準優勝(69・30回他)

掛川西15年ぶり4回1勝2敗*ベスト8(47回)
近畿天理2年連続19回14勝4敗優勝(69回)ベスト4(64回)

PL学園3年ぶり20回15勝4敗優勝(59・54・53回)準優勝(56回)

金光大阪7年ぶり2回1敗

福知山成美
B+


箕島18年ぶり9回7勝1敗*優勝(51・49・42回)ベスト4(50・40回)

報徳学園2年ぶり17回11勝5敗優勝(74・46回)ベスト4(47・39回)
中国倉敷工34年ぶり10回5勝4敗*ベスト4(40・29回)ベスト8(46・44回)

南陽工3年ぶり4回1勝2敗*ベスト8(50回)

開星


四国西条4年ぶり6回3勝2敗*ベスト8(57回)

今治西3年連続11回B+7勝3敗*ベスト4(71・67回)ベスト8(45回)
九州清峰3年ぶり2回1勝*ベスト4(78回)

神村学園4年ぶり2回1勝準優勝(77回)

明豊2年連続2回1敗


興南26年ぶり3回2敗

「A」は全国トップクラス「B」は全国上位クラス「C」は全国レベル「D」は弱点です。


[81回大会優勝校を探る!]
飛びぬけた戦力を持つチームが見当たらず混戦が予想される今大会、部長の分析によると「総合Aランク」は6チーム。例年よりやや甘い基準だ。

そのなかで一番手は明治神宮大会ベスト4の西条。エースの秋山が投打に大黒柱のチームだが、実力を発揮すれば投攻守に穴がない戦力だ。

次には九州の明豊を挙げたい。2年連続出場と経験もあり投手は今宮・野口の2枚看板、もともと打力もあり潜在能力には非常に高いものを感じる。

慶応は明治神宮大会優勝校だが、エースの白村の復活具合と控えの瀧本投手の出来にかなり左右されそう。初戦さえ乗り切れば波に乗るか?

明治神宮大会準優勝の天理は戦力的に分析するとそれほどではないが、PL学園・中京大中京・西条を下しており実力を認めないわけには行かない。
 

近畿準VのPL学園の方が安定感では勝る。エースの中野が抑え、打線が得点する王道野球で復活するチャンス。
 

九州チャンピオンの清峰はプロ注目の今村投手を擁する。得点力にやや難アリという感じだがそこを解消すれば上位に進みそうだ。
 

 「B+」ランクは5チーム。その中で「A」ランクに限りなく近いのが鵡川・光星学院・中京大中京の3チーム。それぞれ地区大会の優勝校で
 

総合力は高い。甲子園で成長すれば楽しみな存在だ。福知山成美はエースの長岡の出来次第、今治西も投打のバランスが良く投手陣の踏ん張りにかかる。

 「B」評価の中では花巻東・高崎商・興南の投手力が高い。それぞれ菊池・渡辺・島袋と注目の好投手を擁し「投手力のセンバツ」で旋風を巻き起こせるか?

 打力では日本文理・掛川西・箕島・神村学園に注目。投攻守のバランスの良い習志野・報徳学園・開星も侮れない。

 各校の緒戦の成績を見てみると初出場以外でセンバツ初勝利を目指すのは彦根東・大分上野丘・光星学院・前橋商・高崎商・金光大阪・明豊・興南と8校。

 初戦の勝率が高いのはPL学園が15勝4敗、天理が14勝4敗、今治西が7勝3敗といずれも7割以上の高勝率を誇る。

21世紀枠の利府・彦根東・大分上野丘はやや評価が低かったが利府には初戦突破の期待がかかる。昨年は3校とも初戦突破を果たしているので

 今年も期待したい。


今年もまた対戦予想します。(組み合わせ抽選会は13日です)

線

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先読み倶楽部・的中率実績
センバツ出場校予想センバツ大会勝敗予想夏の大会出場校予想夏の甲子園大会勝敗予想
1998年94.4%(36校中34校)82.9%(35試合中29試合)70.9%(55校中39校)66.7%(54試合中36試合)
1999年93.8%(32校中30校)54.8%(31試合中17試合)75.5%(49校中37校)62.5%(48試合中30試合)
2000年90.6%(32校中29校)67.7%(31試合中21試合)69.4%(49校中34校)66.7%(48試合中32試合)
2001年88.2%(34校中30校)63.6%(33試合中21試合)61.2%(49校中30校)66.7%(48試合中32試合)
2002年87.5%(32校中28校)61.3%(31試合中19試合)61.2%(49校中30校)77.1%(48試合中37試合)
2003年85.3%(34校中29校)63.6%(33試合中21試合)59.2%(49校中29校)54.2%(48試合中26試合)
2004年87.5%(32校中28校)77.4%(31試合中24試合)73.5%(49校中36校)72.9%(48試合中35試合)
2005年90.6%(32校中29校)61.3%(31試合中19試合)77.6%(49校中38校)72.9%(48試合中35試合)
2006年93.8%(32校中30校)58.1%(31試合中18試合)75.5%(49校中37校)58.3%(48試合中28試合)
2007年93.8%(32校中30校)58.1%(31試合中18試合)63.3%(49校中31校)66.7%(48試合中32試合)
2008年91.7%(36校中33校)65.7%(35試合中23試合)70.9%(55校中39校)77.8%(54試合中42試合)
2009年90.6%(32校中29校)58.1%(31試合中18試合)


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