BALL第83回センバツ高校野球大会へ地区予選終了!BALL



 第83回センバツ大会へ 32校決定!!

参考・第41回明治神宮大会の結果

参考・第82回大会の結果


☆☆ 3月23日開幕です! ☆☆

 
今回の明治神宮大会は、日大三(東京)が初優勝!東京地区がセンバツ1枠づつGET!

☆☆ 例年通りだと1月28日に出場校が決定します! ☆☆ 
組み合わせ抽選会は3月15日です。


・・・出場32校紹介・・・(32校中31校的中)
21世紀新潟佐渡

徳島城南

秋田大館鳳鳴
北海道
北海16年ぶり12回
東北宮城東北3年ぶり19回

青森光星学院2年ぶり5回
関東埼玉浦和学院6年ぶり7回

神奈川東海大相模2年連続9回

神奈川横浜3年ぶり13回

茨城水城

群馬前橋育英
東京
日大三2年連続18回


国学院久我山26年ぶり3回
北信越石川金沢7年ぶり9回

新潟日本文理2年ぶり4回
東海岐阜大垣日大2年連続3回

静岡静清
近畿奈良天理4年連続21回

大阪履正社3年ぶり3回

和歌山智弁和歌山2年連続10回

兵庫報徳学園2年ぶり18回

京都京都成章13年ぶり2回

兵庫加古川北
中国岡山関西2年連続11回

岡山創志学園

広島総合技術
四国高知明徳義塾3年ぶり14回

香川香川西
九州鹿児島鹿児島実15年ぶり8回

福岡九州国際大付29年ぶり2回

熊本九州学院9年ぶり4回

長崎波佐見


ついでに補欠校予想と結果
地区北海道東北関東東京北信越東海近畿中国四国九州21世紀枠
予想北照
札幌第一
青森山田
仙台育英
木更津総合
霞ヶ浦
八王子
昭和
遊学館
佐久長聖
三重
愛工大名電
守山
PL学園
尾道
広島国際学院
新田
高知
興南
唐津商
佐渡
西都商
補欠校北照
仙台育英
青森山田
春日部共栄
木更津総合
八王子
昭和
遊学館
佐久長聖
三重
愛工大名電
PL学園
神戸国際大付
広島国際学院
鳥取中央育英
高知
新田
興南
龍谷
遠軽
西都商
的中










一位と二位の入れ替えは△で表示(9勝5敗7分)

選出の感想

<21世紀枠>
「東日本」佐渡に決まりました。毎日jp記事の選考過程によると、遠軽・大館鳳鳴・佐渡の3校で決選投票が行われ佐渡に決定したとあります。佐渡が東日本1位になったのは「21世紀枠改革元年」にふさわしく、より21世紀枠らしくしかも甲子園に後一歩の高校が選出されたものとして評価します。
「西日本」城南に決まりました。予想では総合技術を推していました。先の選考過程によると城南・西都商の2校に票が集まった、とありますので、これも総合技術は中国大会ベスト4という実績と甲子園に今一歩ということで推したのですが、部長も「いまいち21世紀枠らしくない高校だなあ」という印象はもっていましたのでこれも改革元年らしく納得できる結果でした。

「残りの一校」大館鳳鳴に決まりました。選考過程では遠軽・大館鳳鳴・西都商の3校で比較した、とありましたので この中ではバランス的に大館鳳鳴が21世紀枠らしいと思います。
 遠軽が補欠校の1位となりました。ここは是非甲子園に出て欲しい高校ですので今回はベスト16からの推薦という不利な条件のなかからだったので、次回に向けて実績作りには十分なったでしょう。補欠2位は西都商。「甲子園に今一歩」というところが欠けていたためと推測されます。それ以外の条件はピカイチだったと思います。
今回、総合技術・守山という地区大会で勝利を挙げている高校が補欠にも入らなかったのは特筆されます。ここら辺がいままでと若干変化してきた部分かと理解しておきます。

 
 

<北海道>
北海で順当。北照が補欠校となりました。前々回から北海道地区は補欠校は一校だけ選出のようです。
<東北>
東北・光星学院は順当。補欠校は仙台育英が一位となりました。聖光学院を破ったのが評価された模様です。青森山田が二位。
 
<関東>
ベスト4の4校、浦和学院・東海大相模・横浜・水城は順当。5番手には前橋育英・春日部共栄の比較から前橋の打力が春日部の投手力を上回ると評価されて予想通り前橋育英。7番手は木更津総合でここが補欠二位となりました。どうやら「地域性」という言葉は登場しなかったようです。
 
<東京>
日大三は順当。神宮枠に準優勝の国学院久我山が入りました。3番手には八王子がなり関東地区5番手の前橋育英との比較で上回ることができなかったようです。昭和が補欠2位校です。
 
<北信越>
順当に金沢・日本文理の2校が選ばれました。補欠校も遊学館が一位で予想通りでした。佐久長聖は昨年に続いての補欠二位です。
 
<東海>
大垣日大・静清2校は予想通り。三重は補欠一位、準決勝大敗の愛工大名電は予想通り補欠二位でした。
 
<近畿>
天理・履正社・智弁和歌山・報徳学園は予想通り。5位校は京都成章が射止め、6番手は加古川北が大阪桐蔭を下しているのが評価されて滑り込みました。補欠一位はPL学園。補欠二位は神戸国際大付となりました。守山の名が出なかったのが予想外でした。
 
<中国>
関西・創志学園の2校は順当な結果です。3番手は予想どおり総合技術。一部、創志学園を上回るという意見もあったと付記されていました。4番手は広島国際学院。投手力が評価されたようです。鳥取中央育英は5番手となりました。
 
<四国>
ここも順当に明徳義塾・香川西の2校。香川西の決勝戦大敗も高知に競り勝っているのが評価され問題なしとなったようです。3番手は高知。中国地区3番手の総合技術との比較で上回ることが出来なかったようです。たしかに明治神宮大会で明徳義塾が関西を下していますが、選考委員は「中国地区の方がレベルが高かった」と判断したと毎日jpにありました。よって中国四国地区5校目として総合技術が選出されました。補欠二位は新田でした。
 
<九州>
鹿児島実・九州国際大付・九州学院・波佐見は順当。興南を推す声もあったようですが、上位4校を逆転するまでには至らなかったようです。補欠一位は興南。補欠二位には龍谷が入りました。
 
{ 総評 }
今回は非常に順当な選考で大波乱はありませんでした。結局「鳥取中央育英→佐渡」が外れただけで32校中31校的中は近年では上出来でした。21世紀枠、昨年補欠校に終わった新潟に変わり佐渡が選出された風に見えるのは実に感慨深いものがあります。
  第83回センバツ。初出場校は5校増えて11校となり国学院久我山・九州国際大付の復活もありまた楽しませてくれそうですね。
**今回の教訓***
 近畿大会の準々決勝コールド負けは非常に評価が厳しい(守山)21世紀枠は地区大会の実績より21世紀枠らしくしかも甲子園に後一歩の高校が選出される。
それでは3月になったら、出場校の戦力分析をUPしたいと思います。


以下はセンバツ出場校の予想記事です。



無責任に代表校32校はここだ!(昨年は32校中29校的中)
ブロック出場確実出場有力
補欠校1位予想補欠校2位予想
21世紀=3
大館鳳鳴総合技術↓城南
佐渡↑西都商
北海道=1北海
北照札幌第一
東北=2東北光星学院
青森山田仙台育英
関東=4+1浦和学院東海大相模横浜水城前橋育英

木更津総合霞ヶ浦
東京=1+1日大三国学院久我山
八王子昭和
北信越=2金沢日本文理
遊学館佐久長聖
東海=2大垣日大静清
三重愛工大名電
近畿=6天理履正社智弁和歌山報徳学園京都成章加古川北
守山PL学園 
中国=2+1関西創志学園鳥取中央育英
尾道広島国際学院
四国=2明徳義塾香川西
新田高知
九州=4鹿児島実九州国際大付九州学院波佐見
興南唐津商

この色は出場確実と予想した高校。 この色はボーダーラインと思える高校



*21世紀枠で中国地区・総合技術が選出されると予想したため、中国四国5校目は鳥取中央育英・新田の比較で鳥取中央育英に決定と予想しました。
各地区予選の結果
ブロック優勝校2位ベスト4ベスト8
北海道=1北海北照札幌第一・駒大岩見沢鵡川・白樺学園・北海道栄・旭川工
東北=2東北光星学院青森山田・仙台育英東陵・一関学院・聖光学院・横手城南
関東=4+浦和学院東海大相模横浜・水城春日部共栄・前橋育英・霞ヶ浦・千葉経大付
東京=1+1+日大三国学院久我山八王子・昭和日大二・早大学院・佼成学園・東海大高輪台
北信越=2金沢日本文理遊学館・佐久長聖福井商・敦賀気比・新湊・松商学園
東海=2大垣日大静清三重・愛工大名電享栄・菰野・磐田東・豊田西
近畿=6天理履正社報徳学園・智弁和歌山京都成章・守山・加古川北・PL学園
中国=2+関西創志学園鳥取中央育英・総合技術広島国際学院・岩国・岡山学芸館・尾道
四国=2+明徳義塾香川西高知・新田今治西・城南・寒川・徳島商
九州=4鹿児島実九州国際大付波佐見・九州学院沖縄尚学・龍谷・興南・藤蔭

*関東・東京で6枠、中国・四国で5枠 明治神宮大会優勝地区=東京地区は神宮枠「1」がプラスされています。


[ 北海道 ]

北海道地区・予想(昨年枠=1)
代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
北海北照札幌第一

< 解説 >

 優勝した北海が順当に選出されそう。明治神宮大会は優勝した日大三に1−7の初戦完敗だったが16年ぶりに選抜甲子園復活を果たせそう。エース玉熊を中心に投攻守にバランスの取れた好チームだ。補欠校1位には準優勝の北照が有力。補欠2位は準決勝で北海に9−10で惜敗した札幌第一か準々決勝で1−2と惜敗した北海道栄それにベスト4もう一校の駒大岩見沢の比較になりそう。旭川工も比較対称校に上がりそうだ。

 

[ 東北 ]

東北地区・予想(昨年枠=2)
代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
東北光星学院青森山田仙台育英  

< 解説 >

 準決勝の組み合わせがいずれも宮城県VS青森県となったがそれぞれ1位校が順当に勝ちあがった。優勝の東北は明治神宮大会でも1勝し選抜でも活躍が期待される。準優勝の光星学院は秋田・川上の大型投手二枚看板が楽しみ。打力もあり投打が噛み合えばもう一回り強くなりそう。代表はこの2校が有力。補欠1位はベスト4の2校が甲乙つけがたいが優勝した東北に善戦した青森山田が一歩リードか?補欠2位はベスト4もう一校の仙台育英東陵も食い込みたいが、宮城県3位というのが惜しい。期待された聖光学院 はベスト8止まりで選出は難しそうだ。

[ 東京 ]


東京地区・予想(昨年枠=1+1)
代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
日大三国学院久我山八王子昭和  

< 解説 >

 明治神宮大会で優勝し、東京地区は2枠が既に決定。もう一枠関東地区との絡みで確保できるか微妙な情勢。優勝の日大三は昨年の選抜で出場すら危ぶまれるベスト4からの選出で期待にたがわぬ活躍の末準優勝。今年も神宮大会で優勝し期待が持てる戦力が整っている。準優勝の国学院久我山も日大三のおかげで一枠増え、順当に選出されそうだ。関東地区との比較対照となる補欠1位候補はベスト4の八王子が有力。補欠二位は混戦ながらもう一校のベスト4で日大三に0−12とコールド負けを喫した昭和と日大三と3−6と善戦を演じた世田谷学園・明大中野の比較になりそう。ここは都立勢として優位一ベスト4に残った昭和になりそうだ。

[ 関東 ]


関東・予想(昨年枠=4)
代表候補代表候補代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
浦和学院東海大相模横浜水城前橋育英木更津総合霞ヶ浦  

< 解説 >

例年関東・東京地区で6枠だが、今年は7枠となる。7枠目は今回も関東5位校と東京地区3位校の比較となりそうだ。関東大会は投手力に不安があるチームが多く、選抜までにどれだけ整備できるかがカギ。優勝した浦和学院は投攻守にレベルが高く文句なし。それにしても関東大会に強い。準優勝の東海大相模も夏の甲子園準優勝校で新チーム始動から日にちが無かった割りに実力は高い。ベスト4の横浜も例年に比べると小粒ながらまとまりがあり問題なく選出されそう。

4校目はべスト4残りの水城だが東海大相模に1−8と8回コールド負けしているのが悪印象。しかし茨城一位校でもあり5校目に強力なライバルが見当たらないことから選出される可能性は高い。
東京との綱引きとなる5位校はベスト8の春日部共栄・前橋育英・霞ヶ浦・千葉経大付に準優勝の東海大相模に善戦した 木更津総合の比較になる。このうち戦績から前橋育英・霞ヶ浦の2校に絞られそうだがこの2校を見てみよう。
前橋育英は群馬一位校で東海大相模に5−8の負け。霞ヶ浦は茨城2位校で横浜に5−6の惜敗。ただ背景は茨城県勢では水城の選出が確実なため地域性と県内順位で前橋育英に追い風が吹いている。また霞ヶ浦は甲子園経験があるというのもやや不利な材料か?

ベスト8残りの2校も可能性が無いわけではない。千葉経大付は準々決勝0−9負けだがコールドではなく春日部共栄も3−4で水城に惜敗とわずかだが可能性はありそう。

ダークホースなのが東海大相模に初戦3−5敗退の木更津総合。関東大会で1勝もしていないハンディはあるが千葉県1位校でもあり千葉経大付より評価が高くなることも考えられる。


総合的に考えてやはり関東5位校は前橋育英・木更津総合の比較になり甲子園初見参の前橋育英が仕留めそうだ。

 さて、そうすると最後は東京3位校と関東5位校で最後のイスをめぐっての比較ということになる。今までの流れでは「東京・八王子」「関東・前橋育英」の比較となることが予想される。ともに選出されれば甲子園初出場となり戦力比較が綿密になされると思うが「投手力」では八王子がやや優位と感じられる。しかし「同一県(都)から3校は選出しない(21世紀枠はのぞく)原則」から東京3校は敬遠され前橋育英が初切符を手に入れると予想したい。

[ 北信越 ]


北信越地区・予想(昨年枠=2)
代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
金沢日本文理遊学館佐久長聖  

< 解説 >

決勝戦進出の2校が順当に選出されそうだ。優勝の金沢は北信越屈指の速球派・釜田が健在。評判の割りに失点が多い弱点を選抜までに克服して欲しいところ。準優勝の日本文理は1年生エース田村が奮闘。遊学館・松商学園という強豪を接戦で下し決勝に進めた落ちつきは特筆される。代表校はこの2校ですんなり決まりそう。補欠1位はベスト4の遊学館が昨夏の甲子園の経験者中心に石川県3位からの勝ち上がりで存在感を見せた。補欠二位は初戦・準々決勝と完封勝ちで強さを見せながら優勝した金沢には粘れなかった佐久長聖が有力か?福井1位の敦賀気比も食い込んでくる可能性がある。

[ 東海 ]


東海地区・予想(昨年枠=2)
代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
大垣日大静清三重愛工大名電  

< 解説 >

東海地区も決勝進出の2校ですんなり決まりそう。優勝の大垣日大は昨年に続いての東海地区2連覇。エースの葛西が不調で今回は打撃のチームに変貌しての優勝。準優勝の静清はエースの野村が中心となり投打のバランスが取れた好チーム。夏は出場経験があるが選抜は初出場となる。

補欠1位は三重が準決勝3−4と静清に惜敗の試合内容から有力。同じくベスト4もう一校の愛工大名電はエース浜田を擁し今大会優勝候補NO1だったが、大垣日大に1−10の7回コールド負けに終わり補欠二位が順当か。磐田東・享栄あたりも大会を盛り上げたが選出対象になるのはやや困難か。

[ 近畿 ]


近畿地区・予想(昨年枠=6)
代表候補代表候補代表候補代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
天理履正社智弁和歌山報徳学園京都成章加古川北守山PL学園  

< 解説 >

 今年も6校選出される近畿地区。準決勝進出の4校はほぼ確実。優勝した天理は昨夏の甲子園で敗れた因縁の相手に見事雪辱。中谷から速球に見所がある西口に繋ぐ継投がはまり近畿王者に輝いた。しかし明治神宮大会で大垣日大の葛西投手に1点に抑えれられた打線は再整備が必要か。準優勝の履正社がその因縁の相手。昨夏の甲子園を経験しているエース飯塚が力投し夏春連続の甲子園を確実にした。

ベスト4の智弁和歌山・報徳学園も準決勝ともに1点差の惜敗でこちらも両校とも夏春連続出場を成し遂げそうだ。

さて、5番手はベスト8の京都成章・守山・加古川北・PL学園の争いか。戦績から報徳学園に4−5と惜敗の京都成章がまず有力だ。13年ぶりの選抜に王手がかかった。

残りの1枠は公立の1枠をかけて(こんな枠あるのかどうかは不明)守山・加古川北の争いだが、履正社に0−11、7回コールド負けの印象が非常に悪い守山と、既に兵庫県から報徳学園選出が確実視されている地域性で劣る加古川北の比較。ここはやはり兵庫2校目となるが加古川北が常識的には選ばれるのではないか?しかし「各県一校」をよしとする伝統がある近畿ブロックでは守山の選出も30%ぐらい考えておく必要がある。関係者としては21世紀枠に守山が引っかかって欲しいという思いが強いだろう。

PL学園は残念ながら「長所」が見出し難く今回は補欠二位が順当か。
ほかに実力のある智弁学園・神戸国大大付も補欠二位には顔を出す可能性がある。
今回の近畿大会は塔南・大阪桐蔭・智弁学園・神戸国際大付という府県1位校が初戦敗退したことで混戦模様となったが、昨夏甲子園出場経験のある常連校が最終的には結果を出してきた大会だったと言えるだろう。

[ 中国 ]

中国地区・予想(昨年枠=3)
代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
関西創志学園総合技術鳥取中央育英尾道  

< 解説 >

 岡山県勢の決勝となった中国地区大会。無事に岡山2校が選出となるか!?優勝の関西は堅田・水原の好投手2枚が健在で、打線とうまく噛み合えば選抜でも上位を狙える実力。選出は確定的。準優勝の創志学園は昨年創部という事で1年生だけで見事勝ち進んだ新鋭校。投打のバランスも良く走力もあり接戦に強い。しかしベスト4の総合技術の存在が不気味。ともに関西に完封負けしているのだが創志学園が0−4に対し総合技術は0−1。総合技術の先行選出の可能性も20%ぐらい頭に入れておきたい。

そうすると四国地区との絡みになる3番手に位置するのは創志学園or総合技術

常識的に考えれば総合技術が3番手か。4番手には同じベスト4の鳥取中央育英が位置しそうだ。この後に尾道・広島国際学院の広島県勢が続く展開と考える。
 今回は総合技術が21世紀枠候補に上がっているので、もし21世紀枠で選出されると非常にややこしくなる。総合技術が21世紀枠選出だと中国地区一般枠2校目は準優勝の創志学園が確定。その結果四国地区との比較対照の3番手は鳥取中央育英となる可能性が高い。ここまで整理しておこう。

[ 四国 ]

四国地区・予想(昨年枠=2)
代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
明徳義塾香川西新田高知  

< 解説 >

優勝の明徳義塾は投打のバランスが良く久しぶりの四国地区大会優勝で本格的復活に弾みをつけたい。準優勝の香川西の1−15という決勝のスコアはかなりマイナスポイントだが、明徳義塾と準決勝を戦った新田も2−9の7回コールド負けを喫しているので今回は「浮上するライバル」が見事に皆無。そのためそのまま選出されそうだ。

中国地区との比較対象校になる3番手はベスト4の2校新田・高知あたりか?推薦辞退した寒川は大チャンスだっただけに非常に惜しい。両校は実力的にはともに県一位校でほとんど差はないが、高知県の明徳義塾が選出確定的なため、3番手には新田がわずかにリードか?

さて、中国四国の5校目だが、中国地区総合技術or鳥取中央育英、四国地区新田or高知の争いとなる公算が高い。四国勢は準決勝でコールド負けや負けたチームが決勝で大敗とやや選びにくい状態。ここは中国地区3番手の総合技術が滑り込みそう。もし総合技術が21世紀枠で選出の場合は鳥取中央育英が選出されると予想しておく。

[ 九州 ]

九州地区・予想(昨年枠=4)
代表候補代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
鹿児島実九州国際大付九州学院波佐見興南唐津商  

< 解説 >

地区枠は例年通りの4枠。ここしばらく無風状態が続いているが、今年もベスト4の4校で順当に落ち着きそうだ。優勝した鹿児島実は昨夏の甲子園でも活躍。2枚看板だった野田投手が残り明治神宮大会でも準優勝と全国上位クラスの実力を持つ。準優勝の九州国際大付も八幡大付から改名後やや低迷していたが、一昨年の夏に復活を果たしこの選抜も出場を確実にしている。ベスト4の九州学院は昨夏の甲子園ベスト8。経験者が多数残り投手陣が整備できれば潜在能力は高いだけに選抜でも上位に食い込みそうだ。もう一校のベスト4波佐見も上位常連ながら甲子園出場は平成13年の夏以来なので約10年ぶり選抜は初出場となる。

今回も福岡県も含まれこの4校で堅いと思われる。補欠校はベスト8の中からできれば選抜で見てみたい興南が一番手。言わずと知れた昨年の春夏連覇校。今回も実力は高かっただけに鹿児島実が神宮大会で優勝していれば・・・というファンも居るだろう。補欠二位は準々決勝でコールド負けの藤蔭を除き沖縄尚学・龍谷に初戦で降雨コールド負けながら実力を評価されている唐津商を含めた中で比較されると思われる。この中では興南が補欠校で有力なので沖縄尚学が退き龍谷が浮上するが、佐賀県決勝で龍谷を下している唐津商が滑り込むと大胆予想をしておく。

[ 21世紀枠 ]

21世紀枠予想(昨年枠=3)
東日本代表候補西日本代表候補第3代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
大館鳳鳴総合技術城南佐渡西都商  

< 解説 >

 21世紀枠も11年目。若干の手直しが行われたが実際の選出でこれまでとは選出基準がどう変わるか注目される。

 今回も、東日本5校から一校、西日本4校から一校。残りの7校から一校、計3校選出されることとなっている。順番に予想してみたい。

 まずは「東日本ブロック」(北海道・東北・関東・北信越・東海)候補校は遠軽・大館鳳鳴・大田原・佐渡・松阪の5校。まず過去の実績を復習してみる。地区推薦校2回目なのは大館鳳鳴。平成14年度につづいての東北地区推薦校となっている。あとの4校は地区推薦も県推薦も今回が初めて。

次に地区大会の成績では大館鳳鳴・佐渡・松阪は初戦敗退。大田原は地区大会に出場していない。遠軽は北海道大会ベスト16。今回は地区大会で1勝しているチームが無いので、地区大会の成績をもう一段掘り下げて見てみよう。

 大館鳳鳴は初戦3−4の惜敗。佐渡は初戦0−6。松阪は1−10の7回コールド負け。遠軽は初戦9−7の後4−14で5回コールド負けを喫している。  以上外的要因(客観的要因)では、5校にそれほどの差が無いものの大館鳳鳴が半歩リードと言えるかどうか。

 次に主観的予想をしてみると「文武両道」では大館鳳鳴・大田原・松阪、甲子園出場にあと一歩さ加減では遠軽・大館鳳鳴・佐渡がそれぞれ夏の甲子園県大会決勝経験がある。困難克服では遠軽・佐渡にアピールポイントがありそう。

 

以上を元に考えると遠軽・大館鳳鳴・佐渡が一歩リードか?大田原はもう一つ飛びぬけるものが無く、過去にノーマークからの選出だった真岡工と同じ栃木県勢という不気味さはあるもののやや苦しいか?松阪は文武両道・戦力で大館鳳鳴を上回る評価を集めるのは難しいのではないだろうか。
 

さて、一歩リードと判断した遠軽・大館鳳鳴・佐渡。この3校では北海道大会コールド負けの遠軽が選びにくく東北地区では昨年山形中央が選出されているものの大館鳳鳴佐渡をわずかに上回る評価が出るのではないかと予想する。

   続いて「西日本ブロック」(近畿・中国・四国・九州)候補校は守山・総合技術・城南・西都商。こちらは東日本よりさらに粒揃いの印象だが守山以外の3校は甲子園経験がないということが今回は最後の最後で決め手となるか?  東日本と同様に過去の実績を調べてみると4校とも地区推薦は初めて。県推薦では城南が2回目。他の3校は初選出だった。

 次に地区大会の成績では守山が1勝で近畿大会ベスト8。総合技術は2勝で中国大会ベスト4。他の2校は初戦敗退だ。城南は6−7(未勝利ながら四国ベスト8)西都商は2−9の完敗。

 客観的要因では守山・総合技術に分がある。

主観的要因では文武両道では守山・城南。甲子園に後一歩では総合技術・城南が夏の甲子園県大会決勝進出経験がある。守山は44年前に夏出場経験がある。

 困難克服ではなんと言っても口蹄疫の被害が記憶に新しい西都商が部員数12名ということもありダントツのアピールポイントとなっている。しかし「甲子園にあと一歩か?」というとやや疑問が残りそう。
 以上を基に考えると今回はそれぞれの分野で強みがあるチームがあり、投票はかなり分散すると予想される。守山は文武両道でそれほど強いアピールができず、近畿大会1勝も次の0−11のコールド負けで実力もややマイナスポイントとなってしまいそう。総合技術は中国地区ベスト4、過去2年連続夏の県大会準優勝という実績ではかなりアピールがあるが、「過去後一歩で甲子園」が重要な評価をされた例があまりなく大本命視しにくい

 城南は守山が当面のライバルとなるが、近年の実績では城南に分があり甲子園経験がないこともプラスに働きそうだ。西都商は県大会で日南学園を下しているのが大きく、昨年川島が選出された理由の一つの「少人数」でもあり、これまでの21世紀枠のイメーシでは本命でもあり、実績面では大穴でもある。

 非常に接戦だが守山10%、総合技術・城南・西都商各30%と見ている。この中ではタッチの差で中国地区大会ベスト4の実力を評価して(21世紀枠の理念とはかけ離れるが・・)総合技術が接戦を制すると予想する。

 さて、残りの7校からの最後の1校は可能性が大きそうなチームとして遠軽・佐渡・城南・西都商を挙げたい。昨年本命視されていた新潟が補欠校に終わった北信越としては佐渡の選出は2年越しの悲願ながら一番戦いたくない西都商との争いになると票が分散しそう。この中では文武両道で毛色の変わった城南が漁夫の利を得ると見ている。

 補欠校は佐渡・西都商と予想。今回は特に西日本に有力校が多く結果の予想が非常に難しい。

さあ、後は29日を待ちましょう!!


☆☆ 21世紀枠地区推薦校9校。(12月15日ごろ決定)☆☆ (昨年度は9校中9校的中でした(本命的中も4校)。一昨年は9校中8校(本命的中は4校))

21世紀枠候補・地区推薦校9校
地区北海道東北関東・東京北信越東海近畿中国四国九州
推薦校遠軽大館鳳鳴大田原佐渡松阪守山総合技術城南西都商
本命予想稚内大谷大館鳳鳴前橋育英佐渡松阪守山鳥取中央育英城南西都商
的中か

< 解説 >
予定通り、12月15日(水)に21世紀枠候補校(地区推薦校)9校が発表になりました。この中から3校が来年21世紀枠として選出されるわけです。今回は予想に挙げた本命が6校、対抗2校、穴1校が当たりました。何とか予想校以外からの選出は避けられたようです。

 今回のキーワードは「私立校の排除?」です。以下地区ごとに見ていきましょう。

 北海道は以前推薦校経験のある稚内大谷が来るかと思ったのですが、道大会ベスト16から公立校の遠軽となりました。対抗に推していた遠軽の選出に異論はありませんが本選での選出はどうでしょうか?
 東北は本命の大館鳳鳴。過去に推薦経験もあり今回はガチガチの本命でしたが、予想通り推薦されました。
 関東・東京は今回のキーワードが色濃く反映されているように感じます。実力・県推薦3回目の実績で前橋育英が有力と予想したのですが、ここでも公立校で進学校の大田原が推薦されました。私立校が多い関東東京で私立校が推薦されないとなると、21世紀枠はますます公立校のお助け枠化していくものと思えます。

北信越も本命視されていた佐渡が推薦されました。このチームは実力もあり本選でも昨年の「新潟」の弔い合戦?的要素もあり有力視されています。
 東海は東海大会出場の松阪になりました。予想通りですが愛知勢ではないので本選ではどうでしょうか?
 近畿も下馬評どおり守山でした。一般枠でもボーダーライン上にいるだけになんとか21世紀枠を射止めたいはずです。
 混戦の中国は穴・総合技術でした。鳥取中央育英との差は何だったのでしょうか?ここら辺がよくわかりません。ただ実力は十分です。
 四国は本命・城南でした。県2回目の推薦でもあり本選でも有力校のひとつですが、本選まで官房長官は在職していることができるでしょうか?
九州も本命・西都商。私立の大分が落ち昨年まで2度本選落選で30年ルールの強さを肝に銘じたのか唐津商を抑え、西都商となりました。

 それでは、この後の予想は2011年になってから。皆様それまでさようなら。よいお年を!

◇選考基準◇(2010年一部変更)
 (1)推薦校は原則として秋季都道府県大会のベスト8以上から選出。ただし参加128校以上の都道府県はベスト16以上から選ぶ。
 (2)当該校の他の生徒、もしくは他校、地域に良い影響を与えた学校。
 (3)((1)、(2)の条件を複数校が満たし)いずれとも決定し難い場合は、過去の選抜大会並びに全国高校選手権大会に出場経験のない学校とし、それでも決まらない場合は、より両大会出場から遠ざかっている学校を選ぶ。

なお、以前高野連から発表された、第75回センバツ高校野球大会21世紀枠選考基準は以下の3点でした。
1,秋季都道府県大会ベスト8以上
2,他校及びその地域に野球部の活動がよい影響を与えた学校
3,過去の甲子園大会に出場経験のない学校もしくは30年以上出場のない学校

 第78回センバツより、21世紀枠の都道府県推薦校の選出基準1の「ベスト8」を参加校数128校以上の次の都道府県に関しては「ベスト16」以上に変更した模様(北海道、埼玉、千葉、神奈川、東京、愛知、大阪、兵庫、福岡)

↓以下は推薦校発表前の予想記事です


21世紀枠・地区推薦校を探る!

恒例のマイナーな企画。こんなこと予想している人は他にいるのかな?

過去の都道府県推薦校


[ 北海道 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。
*北海道*
北海道は未定ですので、便宜的にベスト16進出校を挙げておきます。
北海・北照 ・札幌第一・駒大岩見沢・道立鵡川・白樺学園・北海道栄・道立旭川工
函館大有斗・旭川実・道立女満別・北海学園札幌・稚内大谷・道立釧路工・道立滝川西・道立遠軽

北海道地区・予想(過去・帯広南商、鵡川・稚内大谷・函館中部・札幌藻岩・釧路江南・釧路江南・武修館・北海学園札幌・武修館)
21世紀枠候補・本命21世紀枠候補・対抗21世紀枠候補・大穴
稚内大谷遠軽釧路工  

< 解説 >

* 21世紀枠 *   比較的私立校が選出される率が他の地区より高く(過去10回中4回)進取の気質がある北海道地区だが、21世紀枠による代表校選出は「鵡川」の一回しかなく、東海地区と並ぶ「21世紀枠代表校過疎地」でもある。  さて、今年度はベスト8進出校が甲子園常連校ばかりで、一番ご無沙汰の旭川工でさえ平成17年の夏に出場しているので6年しか経っていないのに21世紀枠での推薦苦しい。
そうなるとベスト16からの推薦ということになるが今回の対象校には「進学校」が皆無?で21世紀枠にピッタリの有力校が少ない。したがって今年度はどこが推薦されても選出はかなり難しいと予想されるが、あえて考えてみる。
ベスト16の8校の中では北海学園札幌が過去推薦実績有有力。同じく推薦実績がある稚内大谷も甲子園経験が無く可能性がある。公立校では北海道大会上位常連の遠軽にそろそろ声がかかっても良い。
 他に滝川西・釧路工はともに甲子園出場経験があるが、釧路工は31年前の夏で規定をクリア。滝川西は17年前の選抜に出場しており苦しい。
女満別はフレッシュさはあるが、甲子園に今一歩のチームか?と言われれば??な印象。
 まとめると私立では北海学園札幌・稚内大谷。公立では釧路工・遠軽・滝川西・女満別あたり。しかしこれらの対象校が北海道大会でコールド負けを喫しており、21世紀枠には「関係ないはず」ではあるが推薦しにくいと思う選考委員は多いだろう。
したがって、ともに地区予選で1勝を上げ、惜敗している稚内大谷を本命に遠軽を対抗に予想する。

[ 東北 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月26日県推薦校確定>
*東北*
県立青森東(青森)県立宮古商(岩手)県立大館鳳鳴(秋田)県立北村山(山形)東陵(宮城)県立原町(福島)
東北地区・予想(過去・安積、宮城農、大館鳳鳴、一関一一迫商、光南、上山明新館、(大曲工)→五所川原農林、利府山形中央
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
大館鳳鳴原町青森東  

< 解説 >

* 21世紀枠 *   21世紀枠の名門東北地区。過去10年で5校選出のトップ地区だ。ここは例年東北地区大会に進出した高校が選出されているが、今回の進出校は東陵・大館鳳鳴の2チーム。東北地区大会ベスト8と最上位の東陵は私立校。夏の甲子園に23年前に出場経験がある。大館鳳鳴は創立110年を越える、秋田県北部の屈指の進学校。甲子園出場は無く8年前に21世紀枠東北地区推薦校となったが選出されなかった。
残りの4校では青森東は1961年設立の全日制普通科の県立高校で進学校でもある。宮古商は全日制商業科・会計科・流通経済科・情報科を有する実業高校。創立は1919年と古く創立90年を越えている。 北村山は1987年に共に県立の尾花沢と大石田が合併して出来た比較的新しい高校。原町は相馬市にあり1948年創立の進学校。野球部は比較的上位に勝ち残ることが多い。
 総合的に見てみると過去推薦校に選ばれた実績のある大館鳳鳴が有力。進学校の原町・青森東が追う展開か?

[ 関東・東京 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月26日県推薦校確定>
*関東・東京* 
県立太田第一(茨城)県立大田原(栃木)前橋育英(群馬)慶応志木(埼玉)帝京第三(山梨)専大松戸(千葉)藤嶺藤沢(神奈川)八王子(東京)

関東・東京地区・予想(過去・稲毛、土浦三、真岡、桐朋、二松沼南、真岡工都留安房、身延、水戸桜ノ牧)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
前橋育英大田原八王子  

< 解説 >

* 21世紀枠 *

  例年より私立校の推薦が8校中6校と多目の関東地区。この地区はは必ずしも、地区大会出場校が推薦に有利とはならない実績があるのだが、昨年の水戸桜ノ牧が地区大会出場校だったのでまずは地区大会出場校から見ていくこととする。

といって調べてみるとなんと今年は前橋育英(群馬県)1校のみ。前橋育英は昨年に続いて3回目の県推薦。昭和38年創立の私立高校。体育科がありサッカーも有名。野球部も近年力をつけ実力での甲子園出場も近いのではないかと思われている。

残りの7校は県大会どまり(東京含む)。太田第一(茨城県)は1900年水戸中学(現在の水戸第一)の太田分校として設立された県立の進学校。今年で創立110周年の歴史を誇る。 

大田原(栃木県)は1902年創立の県立校。駅伝も強く国公立大学に毎年100人以上合格者を出している進学校。 以下は私立校が続く。慶応志木(埼玉県)は1948年慶応義塾農業高校として設立の私立校。 帝京第三(山梨県)はは1962年創立の私立校。サッカー部が強豪でJリーガーも数多く輩出している。野球部も甲子園出場は無いが実力は高く県大会の上位常連校。専大松戸(千葉県)は松戸市にある1959年創立の私立校。野球・サッカー・ラグビー部は強豪として知られる。2009年にスポーツ推薦が復活しここ2年優勝争いに顔を出している。 藤嶺藤沢(神奈川県)は1915年設立の私立校。プロ野球選手も輩出しており神奈川県では上位に勝ち進むことが多い。夏の甲子園に出場経験があり1985年と26年前になる。八王子(東京都)は1928年創立の私立高。2回目の都推薦校。男子バスケットボール部は強豪として知られているが、近年野球部の活躍も目覚しく初の甲子園出場を期待されている。

 今回の8校は、進学校の公立校VS特色ある私立校という構図。公立勢はやや野球部の実績が足りないように思う。私立勢の中では複数回地元から推薦されている前橋育英・八王子の2校が野球部の実績でも十分及第点。実際過去2回(桐朋・二松沼南)私立校が関東地区代表として選出されているので可能性はある。残りの4校では好投手を擁する専大松戸あたりに興味がわくが今一歩か?

[ 北信越 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月26日県推薦校確定>
*北信越* 
県立飯山北(長野)県立佐渡(新潟)県立高岡南(富山)県立金沢商(石川)県立丹生(福井)

北信越地区・予想(過去・町野、長野日大、柏崎、七尾、金沢泉丘、金沢桜丘、武生商、富山中部、村上桜ヶ丘、新潟)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
佐渡金沢商飯山北 

< 解説 >

* 21世紀枠 *  これまで過去、町野・武生商を除いては北信越地区大会出場校から選出されているので今回も踏襲してみたい。今回の北信越大会出場校は佐渡(新潟)の一校だけ。佐渡は1896年設立の県立校。言わずと知れた佐渡島に位置する。野球部は2年前の夏に決勝まで勝ち進み近年強豪校の仲間入りを果たしつつある。

残りの4校は県大会どまり。飯山北は1903年創立の県立進学校。高岡南は戸出女子高の後継として1974年設立された県立校。

金沢商(石川県)は1900年設立のオフィスビジネスコースなど4コースを有する県立商業高校。女子バレー部は強豪として知られている。丹生(福井)は1948年創立の女子高を前身としている県立校

 今回は県からの推薦がいずれも初めての5校となり予想が難しい。地区大会出場という利点と推薦校過去10校中3校が新潟県勢という相性のよさで佐渡が一歩リードと考える。ただしここ2年、村上桜ヶ丘、新潟と新潟県勢が2年連続しているのはマイナス要因(しかも本選で選出されなかった)。この不利を越えられるかが焦点。対抗は進学校飯山北と実業校で歴史のある金沢商の一騎打ちか? 歴史の浅い高岡南はやや苦しく福井県知事の母校丹生はダークホース的存在。

[ 東海 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月26日県推薦校確定>
*東海* 
磐田東(静岡)県立津島(愛知)県立岐阜工(岐阜)県立松阪(三重)
東海地区・予想(過去・常葉橘、郡上北、神戸、津西、静清工、成章、成章、成章、名張桔梗丘(後に推薦辞退)、刈谷)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
松阪津島磐田東  

< 解説 >

* 21世紀枠 *   昨年は静岡県が推薦校を出さなかったが今年は4地区揃い踏みした。推薦校の傾向としては東海地区大会に出場していなかった刈谷が推薦されるなど、東海地区では地区大会出場は絶対的条件になっていない。

今回は磐田東・松阪の2校が東海地区大会に出場している。磐田東は1959年創立の私立高校で、野球部はこれまで目立った成績を残していないが、サッカーでは Jリーガーを複数輩出している。松阪は飯南女学校を前身に1948年創立の県立校。女学校時代から数えると創立100年を越える。

 県大会止まりの2校は津島・岐阜工津島は愛知県立第三中学校を前身とする県立校。1900年創立で110周年を迎えた。国公立校にも多数の合格者を出し進学校としても有名。岐阜工は1926年創立の県立工業高校。サッカー部は全国大会準優勝の実績がある。野球部も1952年の夏の甲子園に出場経験がある。

まとめると磐田東は地区大会でも1勝を上げ、実績では一番上位ながら東海地区では過去私立校の推薦は初回の常葉橘と静清工(現在の静清)以外無く、また、2校に比べて磐田東はやや野球部の実績面で劣るかな?という気もするので選考委員の判断が注目される。そうすると今回は県立校の松阪・津島が浮上してくる。津島は力のある愛知県高野連の推薦であるが「県大会ベスト16」からというのがややひっかかる。岐阜工もある程度野球部に実績があるので選出の可能性は残る。 

[ 近畿 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<府県推薦校11月26日確定>
*近畿* <確定>
県立守山(滋賀)府立北稜(京都)県立奈良朱雀(奈良)県立那賀(和歌山)太成学院大高(大阪)県立伊川谷(兵庫)
近畿地区・予想(過去・桐蔭、彦根東、橋本、耐久、桜井、県和歌山商、県和歌山商、畝傍、彦根東向陽
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
守山那賀奈良朱雀  

< 解説 >

* 21世紀枠 *   昨年向陽、一昨年彦根東が近畿地区の21世紀枠で2年連続選出され勢いに乗る近畿地区。今年は混戦模様だ。

 守山(滋賀)は地区推薦校のなかで唯一近畿地区大会に出場している県立の中高一貫校。創立は1963年。1967年に夏の甲子園に出場しているが44年前ということになる。これまではサッカー部が強豪として有名だった。 北稜(京都府)は1980年創立の新しい高校。チュートリアルの出身校でもある。しかし京都府は何故「塔南」を再推薦しなかったのだろうか? 奈良朱雀(奈良)は2007年に奈良工と奈良商が統合されて誕生した商業系と工業系を併せ持つ高校。タレントの明石家さんまは旧奈良商出身である。1972年に旧奈良工が選抜に出場している。那賀(和歌山)は1923年創立の農業学校を前身とする県立の普通科・国際科の高校。太成学院大高(大阪)は1935年創立の大東市に位置する私立高。 こちらも「キングコング」の梶原の母校でプロ野球選手も輩出している。伊川谷(兵庫)は神戸市西区に位置する1975年創立の比較的新しい県立校。

 総合的に見てみると今年は昨年の向陽のような本命がなく、純然たる進学校もなく、2回目の推薦校もいない混戦模様だが、近畿地区大会出場の守山(滋賀)が半歩リード。そして過去10回中和歌山県が6回推薦校を出しており和歌山県高野連推薦の那賀(和歌山)も侮れない。お笑いタレントの母校が多いがやはり大御所の母校奈良朱雀(奈良)も浮上か?塔南を差し置いて推薦された北稜もマーク。

[ 中国 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<県推薦校11月26日確定>
*中国* <確定>
県立水島工(岡山)県立鳥取中央育英(鳥取)県立総合技術(広島)県立出雲(島根)県立宇部工(山口)
中国地区・予想(過去・境港工、松江北、隠岐、鳥取城北、賀茂、米子西、華陵、華陵、呉宮原、防府)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
鳥取中央育英出雲総合技術  

< 解説 >

* 21世紀枠 *  松江北、隠岐、華陵と10年間で3校選出校を輩出している21世紀枠の名門・中国地区。これまでは中国地区大会出場校が推薦されているのでそれに沿ってみていくと今回は鳥取中央育英・総合技術・出雲の3校が出場している。鳥取中央育英は由良育英と赤碕が2004年に合併して出来た高校。歴史をたどれば創立100年を越える伝統校。駅伝が強く野球部も甲子園出場こそ無いものの、鳥取城北が今年甲子園に出場した今、鳥取県内ではもっとも 甲子園初出場に近い高校のひとつといえる。また、昨年に続いて2回目の県推薦校というのもプラス材料。総合技術(広島県)は三原市に位置する2005年に閉校になった旧・本郷工を中心に近隣の高校の技術科を集約して開校した新しいタイプの県立実業高校。野球部の実績は高校野球ファンならご存知の通り、2007年2008年と連続して夏の広島県予選決勝まで進み、いずれも広陵(2007年は甲子園準優勝)に敗れた本当にあと一歩で甲子園と言える高校。出雲(島根県)は県立の進学校。平成16年に続いて2回目の島根県推薦。1920年設立で90年余りの歴史があり国公立大学に毎年200名ほど入学している進学校。ラグビーも島根県内では有名。

この3校がリードすると思われるが、追うのは水島工(岡山県)1962年設立の県立校で、サッカー部は強豪として有名。野球部も1977年に夏の甲子園出場を果たしている。宇部工(山口県)は1921年設立の機械科など4学科を有する工業高校。野球部は1976年の選抜に出場経験がある。

整理すると、中国地区大会2勝でともにベスト4進出の鳥取中央育英総合技術が中国地区大会出場校で一歩リード。なかでも2回目の推薦校である鳥取中央育英がわずかに有利か?進学校の出雲も過去島根県からは2校(松江北・隠岐)21世紀枠として選出の実績があり、侮れない存在。 水島工・宇部工は甲子園出場経験もありいまいち今回はインパクトに欠けるか?

[ 四国 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<県推薦校11月26日確定>
*四国* <確定>
県立高松北(香川)県立城南(徳島)県立三島(愛媛)土佐(高知)
四国地区・予想(過去・富岡西、八幡浜、高知東、八幡浜、高松、室戸、高松一、富岡西、土庄、川島
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
城南土佐高松北  

< 解説 >

* 21世紀枠 *

昨年川島が選出されて10年間で3校選出の四国地区。4県だけの地区なので成績は良い方だ。4校中四国地区大会進出は2校。城南(徳島県)は1875年設立の師範学校付属中学を始めとして旧制徳島中学を経ての130年を越す伝統校。徳島県有数の進学校でもあり仙谷官房長官の母校でもある。土佐(高知県)は1920年設立の90年を越える私立校。攻守交替時の全力疾走、攻撃時の一塁ベースへのヘッドスライディングは有名。甲子園出場は夏4回選抜6回を数えるが1993年選抜が最後で18年前となる。


他の2校は県大会止まり。高松北(香川県)は平成19年以来3回目の県推薦。創立28年の中高一貫性教育の県立高校。ラグビー・サッカー女子バレーは強豪として知られているが、野球部の甲子園出場はまだ無い。 三島(愛媛県)は四国中央市に位置する県立校。1923年の創立で野球部は強豪キラーで知られる。

 まとめると四国地区大会出場組みはともに初戦敗退ながら香川西との試合内容から城南が浮上する。平成13年に続いて2回目の県推薦ということもあり一歩リードか?土佐も私立校ながら非常にファンに人気がある高校なのでチャンスは十分ある。県推薦3回目の高松北も可能性はある。 

[ 九州 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。
*九州* <11月26日確定>
県立嘉穂東(福岡)県立唐津商(佐賀)県立佐世保工(長崎)県立熊本西(熊本)大分(大分)県立西都商(宮崎)県立志布志(鹿児島)県立首里東(沖縄)
九州地区・予想(過去・宜野座、辺土名、直方、清峰、佐賀西、徳之島、都城泉ヶ丘、長崎商、大分上野丘、長崎商)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
西都商唐津商大分  

< 解説 >

* 21世紀枠 * 

 過去、宜野座・都城泉ヶ丘・大分上野丘の3校を当選させている九州地区。この地区は過去10年間地区推薦校は「全て九州地区大会出場校」であるという見えない不文律が存在している。(あくまで推定です)さて、それを踏襲すると今回九州大会出場校は大分・唐津商・西都商の3校。この3校が有力であることは間違いない。

 大分(大分県)は1952年創立の私立校。サッカー部は強豪。特進部・専門部のほか自動車工学専攻科がある。昨年に続いての2回目の県推薦だ。唐津商(佐賀県)は1917年商業補修学校として設立。創立90年を越える伝統校。これまで夏3回選抜2回の出場経験があり1984年の夏が最後なので27年前ということになる。 西都商(宮崎県)は西都市にある県立校。1963年県立妻高校から商業科が分離独立して設立。のちに情報処理科に一部改変され2学科体制となっている。

残る5校は県大会どまり。嘉穂東(福岡県)は1910年創立の女学校をスタートとする県立校。今年ちょうど創立100周年となった。佐世保工は1937年設立の県立校。甲子園は夏4回選抜3回の出場経験がある。特に1974年の選抜大会では補欠校からの代替出場が急遽であったため、初戦で敗れながらも観客席から健闘を讃える拍手が鳴り止まなかったことを覚えている。熊本西は1974年設立の比較的新しい高校。普通科と理数科があり体育コースを有している。ラグビー部は強豪として知られている。 甲子園は1985年の夏に出場経験がある。(26年前)志布志(鹿児島県)は1909年に発足の旧制志布志中学から続く県立の普通科・英語科の高校。進学校でもある。首里東(沖縄県)は那覇市に位置する1984年創立の比較的新しい県立校。

  さて総合的に観てみると、秋季九州地区大会出場3校は全て初戦敗退で戦績に差はないが、未だ嘗て私立校が推薦された実績が無いことから大分は本命から外れると予想する。残る商業校2校では野球部の実績で上回る唐津商にやや分があるか?九州地区はこれまでも長崎商を2回も推薦するという思想があるので、反省していなければ西都商は対抗となる。しかし口蹄疫で苦しんだ宮崎県のために西都商が選出される目もあり予断を許さない。
 残りの5校ではお久しぶりの佐世保工・熊本西もややお久しぶり感が足らず嘉穂東・志布志・首里東は進学校としてはややインパクトが弱く抜け出すのは難しいと思える。

< 12月15日ごろ、9地区推薦校決定です >

21世紀枠予想いったん終わり

線

最近の甲子園大会の結果・トーナメント表
第92回夏の甲子園大会



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第89回夏の甲子園大会第79回センバツ大会第88回夏の甲子園大会第78回センバツ大会第87回夏の甲子園大会
第77回センバツ大会第86回夏の甲子園大会第76回センバツ大会第85回夏の甲子園大会第75回センバツ大会
第84回夏の甲子園大会第74回センバツ大会第83回夏の甲子園大会第73回センバツ大会第82回夏の甲子園大会
第72回センバツ大会第81回夏の甲子園大会第71回センバツ大会第80回夏の甲子園大会第70回センバツ大会

先読み倶楽部・的中率実績
センバツ出場校予想センバツ大会勝敗予想夏の大会出場校予想夏の甲子園大会勝敗予想
1998年94.4%(36校中34校)82.9%(35試合中29試合)70.9%(55校中39校)66.7%(54試合中36試合)
1999年93.8%(32校中30校)54.8%(31試合中17試合)75.5%(49校中37校)62.5%(48試合中30試合)
2000年90.6%(32校中29校)67.7%(31試合中21試合)69.4%(49校中34校)66.7%(48試合中32試合)
2001年88.2%(34校中30校)63.6%(33試合中21試合)61.2%(49校中30校)66.7%(48試合中32試合)
2002年87.5%(32校中28校)61.3%(31試合中19試合)61.2%(49校中30校)77.1%(48試合中37試合)
2003年85.3%(34校中29校)63.6%(33試合中21試合)59.2%(49校中29校)54.2%(48試合中26試合)
2004年87.5%(32校中28校)77.4%(31試合中24試合)73.5%(49校中36校)72.9%(48試合中35試合)
2005年90.6%(32校中29校)61.3%(31試合中19試合)77.6%(49校中38校)72.9%(48試合中35試合)
2006年93.8%(32校中30校)58.1%(31試合中18試合)75.5%(49校中37校)58.3%(48試合中28試合)
2007年93.8%(32校中30校)58.1%(31試合中18試合)63.3%(49校中31校)66.7%(48試合中32試合)
2008年91.7%(36校中33校)65.7%(35試合中23試合)70.9%(55校中39校)77.8%(54試合中42試合)
2009年90.6%(32校中29校)58.1%(31試合中18試合)69.4%(49校中34校)75.0%(48試合中36試合)
2010年90.6%(32校中29校)67.7%(31試合中21試合)63.3%(49校中31校)72.9%(48試合中35試合)
2011年96.9%(32校中31校)



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2002夏・甲子園大会の予想と結果  2002夏・地区予選代表校予想の結果  2002春・センバツ大会の結果  2002春・センバツ代表校予想の結果  

2001夏・甲子園大会の予想と結果  2001夏・地区予選代表校予想の結果  2001春・センバツ大会の結果  2001春・センバツ代表校予想の結果  

2000夏・甲子園大会の予想と結果  2000夏・地区予選代表校予想の結果  2000春・センバツ大会の結果  2000春・センバツ代表校予想の結果  

99夏・甲子園大会の予想と結果  99夏・地区予選代表校予想の結果  99春・センバツ大会の予想と結果  98夏・甲子園大会の予想と結果  

98夏・地区予選代表校予想の結果


雑居ビル入り口   

1階 田舎映画館 アニメですE-Mail:めーるあどれす

2階 フランスワイン研究会

3階 高校野球先読み倶楽部

4階 管理人室

5階 駅前雑居ビル掲示板

非常口 特選リンク集

ヤマハ

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