そこで、今回も勝手に代表校の戦力分析をしてみました。正しいかどうかは大会が終わるまでわかりません。(部長談)解説へ
ランク | 試合番号 | 勝利予想(左側)ー敗戦予想(右側) | 予想コメント | 結果
1回戦 | 1日目第1試合 | 福井工大福井4−2常葉橘 | 三振も取れる速球派ながらコントロールに不安のあるエース菅原の福井工大福井と打たせて取るタイプの技巧派・宮崎がエースの常葉橘の剛・柔対決。工大福井は打線に力があり得点力も高いが、宮崎投手からまとめた得点が出来るかが試合展開に影響してくる。菅原投手は四死球から単調になる傾向もあるのでビックイニングを与えないように2番手菅谷もしっかりリリーフしたい。打率は高くないが粘りがある常葉橘打線は終盤まで接戦でいけば勝機が出てくる。 | ○
| 第2試合 | 広島工4−6飯塚 | 技巧派投手が踏ん張り強力打線が打ち勝つという同型のチームの実力伯仲の対戦。お互いに投手陣に相手を完封するほどの力は無いので打線のすばやい援護が必要。盗塁・犠打数同数の両校だが打点は広島工がかなり上回る。ポイントとなるのは飯塚・古賀投手の制球力。一試合平均5個の四死球を広島工が生かせるかどうか。継投も含め投手陣の出来が勝敗を左右しそうだ。 | *言い訳・予想通り序盤から点の取り合いになった試合は先発の古賀を早めにあきらめ西をリリーフに送った吉田監督の采配がピタリと当たった。広島工は序盤に球が高めに浮いた辻駒の投球が悔やまれる。 ●
| 第3試合 | 仙台育英8−2佐賀北 | 制球に優れたエース渡辺を擁する仙台育英がやや優位か?仙台育英は予選で4失点と防御面はすぐれている。打線も切れ目が無く接戦にも強い。佐賀北はエースの末次を中心とした粘り強いチーム。末次が踏ん張り終盤勝負に持ち込めれば勝機が出てくる。 | ○
| 2日目第1試合 | 作新学院9−5佐久長聖 | 打力に自信を持つ同型のチームの対決。昨夏のベスト4の作新学院がやや優位だがポイントはエース大谷の出来。作新の先発は水沼が有力視されるが、両チームとも投手陣の出来が試合の行方を左右しそう。佐久長聖も練習試合では12−4と勝利しているだけに佐久エースの五味が踏ん張れば点の取り合いの接戦が期待できそうだ。 | ○
| 第2試合 | 盛岡大付4−5立正大淞南 | (延長12回) これまで夏の選手権6連敗中の盛岡大付が大型エース出口と花巻東・大谷投手を打ち込んだ強力打線で甲子園初勝利を目指す。これまで守備型のチーム作りが多かった盛岡大付は今回は文句なく強打のチームに変貌。エース出口も波はあるものの試合を作れ実力は高い。立正大淞南は左腕エースの山下が踏ん張り機動力を生かした攻撃を得意とする粘りのあるチーム。山下投手の投球が注目される。 | *言い訳・うーん初戦の対戦の中でもこの試合はかなり自信をもって盛岡大付有利とみていたのでびっくりです。盛岡大付の攻撃が大味だったのと出口投手に球威がなく球も高めに集まっていたところを立正大淞南打線が堅実に捕らえました。また、エースの山下の粘り強い投球も称賛される。 ●
| 第3試合 | 桐光学園7−0今治西 | センバツベスト8の実力校・横浜を予選で破り注目される桐光学園は2年生左腕の松井も注目の存在。打線は走者をバントで送り適時打を待つというオーソドックスな戦法を得意としている。今治西は伊藤ー中内の投手力が安定し非力な打線の少ない得点を守り抜く試合運び。ポイントは松井投手vs今治打線。先制し追加点を取り優位に試合を進められるか? | ○
| 第4試合 | 常総学院14−0杵築 | 戦力的には今大会ダークホースに位置すると分析している常総学院が優位。茨城県勢は初戦6連敗中だが今回の常総学院は投打に力がある。エースの伊藤をはじめ菅原・飯田と左右の力のある投手陣を持ち打線も予選6試合で41得点と機動力を含めた攻撃力は脅威。杵築は県内では例年上位に進出していたが今回甲子園初登場。打線は常総学院に引けを取らないほど活発で得点力もあるが投手力にやや不安がある。得意のビックイニングを作って常総学院をあわてさせることができると面白い。 | ○
| 3日目第1試合 | 愛工大名電4−6浦添商 | 今年の投手ビックスリーの一角、浜田投手の愛工大名電がややリード。しかし名電は打線が本調子でなくまた、夏の初戦成績は2勝7敗とふるわず、投手力の良い浦添商には十分勝機がある。浜田投手も予選は平均2失点ほどしており浦添商は宮里ー照屋の投手陣が好投すれば2−1ぐらいのスコアで逃げ切ることも可能。浦添商投手陣の出来と制球力がカギになる。 | *言い訳・浜田投手は序盤で長打を浴びまさかの5失点。愛工大名電も反撃したが浦添商必死の継投策に追いつくとこが出来なかった。夏は勝てない愛工大名電の伝統?が出たか? ●
| 第2試合 | 北大津4−5滝川ニ | 戦力的にはほぼ互角。投手の出来が勝敗を左右しそうだ。北大津は同県の近江さながらの3投手の使い分けで一試合を乗り切る。滝川二はエースの佐藤が大黒柱。一試合を打たせて取る投球で投げ切る。打線は北大津が連打で得点するのに対し滝川二は機動力を交えて好機を確実に生かす戦法。焦点は北大津打線と佐藤投手の対決になりそうだ。 | *言い訳・序盤に打線が佐藤投手を捕らえ4−1と逆転した北大津にも十分勝機はあったのだが・・中盤から球を低めに集め長打を防いだ滝川二・佐藤投手のしり上がりの好投が勝因。 ●
| 第3試合 | 宮崎工1−3天理 | 例年選抜で初戦負けしたチームは夏も初戦負けに終わる事がある。(昨年は無、一昨年は3校)今大会では天理・鳥取城北・倉敷商が当てはまるが、総合力では宮崎工を上回る天理だが投手力に不安があり宮崎工打線に捕まると予想。試合を決めるカギは宮崎工・長友投手vs天理打線。力のある打者が多い天理だが長友投手の攻略に手間取るようだとあぶない。 | *言い訳・宮崎工打線が天理中谷投手から思ったほど得点できなかったのが誤算。逆に天理は先制された後、中谷ー山本の継投がうまく行き宮崎工を1点に抑えたのが勝因。 ●
| 第4試合 | 鳥取城北3−1香川西 | 本来は投手王国のはずの鳥取城北だがエースの平田が復調していないと打線好調の香川西に打ち込まれる可能性がある。鳥取城北はまだ甲子園で勝利がなく居地投手の台頭はあったものの昨秋の中国地区大会を制したような安定感には欠けている。また、鳥取県勢夏8連敗中というプレッシャーものしかかってくる。対する香川西も投手力に不安はあるが得点力があり鳥取城北投手陣が隙を見せれば寄り切る力もある。甲子園初勝利に向けて鳥取城北・平田投手の出来がカギ。 | ○
| 4日目第1試合 | 浦和学院6−0高崎商 | 隣県対決。選抜ベスト8の浦和学院は打力で高崎商を上回り先制点を取れれば優位に立って試合を運べそう。投手力は両チームとも安定している。浦和学院・佐藤は球威でねじ伏せるタイプではないが予選では29回の投球回数で1失点と安定した成績を残している。一方高崎商・関も46回で1失点と佐藤を上回る好成績。得点力は機動力が使える浦和学院がやや上回るが、1,2点勝負になれば予断を許さない展開となる。 | ○
| 第2試合 | 聖光学院2−1日大三 | 好カード。昨夏の優勝校・日大三が連覇に挑戦する。今年のチームは打線に昨年ほどの力がなくどちらかというとエース斎藤を中心として投手力のチームに変貌している。聖光学院は好投手・岡野を軸に春の東北地区大会を制した打線が成長し実力的には全国上位レベルにある。ポイントは日大三投手陣vs聖光学院打線。2,3点勝負になれば日大三ペースと言えるかもしれない。 | ○
| 第3試合 | 宇部鴻城5x−4富山工 | ともに投手力にやや不安があり、打線に自信を持つ同士の打撃戦になる公算が高い。ともに初出場校で宇部・笹永、富山・亀沢ともに相手を完封するだけの球威に欠けるのでチャンスを確実に点に結びつけた方が優位に立つ。守備が乱れないことも重要だ。 | ○
| 第4試合 | 佐世保実5−3札幌第一 | あまり目立たないが隠れた実力校同士の好カード。佐世保実・木村、札幌第一・知久と好投手を擁し打線も長打力はないが単打をつなぐしぶとい打線。3,4点勝負の接戦になると予想する。先取点の行方が大事になってくる。 | ○
| 5日目第1試合 | 龍谷大平安9−8旭川工 | (延長11回) 昨年初戦敗退の龍谷大平安とまだ甲子園で勝利がない旭川工のどちらもどうしても1勝が欲しい同士の対戦。龍谷大平安はエース田村、4番高橋と投打の軸を有する大型チームで今大会でも優勝候補の一角に挙げられている。旭川工も左腕エース官野を中心に今年は打力もありバランスのとれた戦力。官野投手vs平安打線の対決が注目される。 | ○
| 第2試合 | 東海大甲府3−0成立学園 | 東海大甲府は神原・本多と好投手が2枚揃い打線も予選の打率は4割をマークするなど総合力は高い。対する成立学園は打率も2割7分弱、エースも投球回数より被安打数が多いなど強さがデータに表れにくいチーム。しかしセンバツベスト4の関東一に競り勝つなどほとんど1点差勝利と競り合いに強さを発揮する粘りのチームとみた。東海大甲府は自慢の投手力を背景に終盤まで2点差以上のリードを保って迎えたいところ。 | ○
| 2回戦 | 第3試合 | 光星学院4−0遊学館 | 優勝候補の一角の光星学院に遊学館が挑戦する構図。光星学院は金沢・城間の投手陣に失点が多く田村・北條の打撃陣で打ち勝つ展開が多い。遊学館は黒萩ー平井の継投策で失点を減らし先制点を奪っって逃げ切るような展開に持ち込みたい。 | ○
| 6日目第1試合 | 神村学園3−2智弁和歌山 | 2季連続の九州地区チャンピオンで今大会も優勝候補に挙げられている神村学園にとってはやりにくい相手。神村学園はエース柿沢が好調で失点は計算できる。やや安定感には欠けるが左腕の平藪の使い方もカギとなる。智弁和歌山は打線に例年ほどの破壊力がなく吉川・土井・蔭地野の投手力で予選を勝ち進んだ印象。神村学園の強打を抑えることができれば接戦になりそうだ。 | ○
| 第2試合 | 鳴門1−3済々黌 | センバツベスト8の鳴門・後藤田投手と済々黌・大竹の両投手の投げ合いが予想される。後藤田投手はヒットは打たれるもののなかなか得点を許さない粘りの投球が身上。チーム打率が2割5分に満たない済々黌は機動力も駆使して少ないチャンスを得点に結びつけないと苦しくなる。4割打線の鳴門と大竹投手の対決が試合の行方を大きく左右しそうだ。 | *言い訳・鳴門打線が大竹投手を攻略しきれなかったですね。予選で九州学院を完封しただけの風格がありました。それにしても「3点目」の得点はルールの勉強になりました。私が主審だったらそのままダブルプレー無得点で進めていったかも? ●
| 第3試合 | 大阪桐蔭8−2木更津総合 | 木更津総合の好投手・黄本とセンバツで長打力を存分に見せつけた大阪桐蔭打線の対決が見もの。木更津総合・黄本は140キロを超える速球に多彩な変化球も操り今大会でも注目の投手。打線も予選の4回戦以降7得点以上を記録し攻撃力もある。大阪桐蔭は藤浪投手にやや不安定さもあるが控えの沢田投手も好調で今大会でも優勝候補の筆頭。黄本投手がどこまで大阪桐蔭を抑えられるかが焦点。 | ○
| 第4試合 | 県岐阜商1−6新潟明訓 | 春の東海地区大会チャンピオンの県岐阜商がやや有利か。県岐阜商はエースの間宮に前エースの藤後、左腕・藤田らの投手陣は人材豊富。打線も機動力を生かして登録メンバー全員で戦う厚みがある。新潟明訓はエースの竹石が復調して投打のバランスが整った。伝統的に打力はあるので竹石投手が大崩れしなければ4,5点を争う接戦が期待できそう。 | *言い訳・新潟明訓・竹石投手の出来がよく県岐阜商打線が付け入る隙がほとんどなかった。打線も好機を生かしコツコツと加点し悠々逃げ切った。佐藤監督のラスト年ということで選手のモチベーションも高かった。 ●
| 7日目第1試合 | 明徳義塾3−2酒田南 | 酒田南エースの会田の出来が非常に重要になりそう。会田投手は140キロを超える速球を持ち、調子の良い時は手が付けられないが、突然制球を乱すことがあり試合巧者の明徳義塾にはそこを突かれないようにしたい。明徳義塾は例年のチームと比べ春の四国王者ながら投打に普通クラスの成績でいつもの強さには欠ける印象。明徳が序盤から先行すると一方的になる可能性もあるが、ロースコアの接戦に持ち込めば酒田南も勝機が出てくる。 | ○
| 第2試合 | 倉敷商8−3松阪 | センバツ初戦敗退に終わった倉敷商はエースの西が安定感を身に着け粘りの投球ができるようになった。昨年のセンバツ21世紀枠候補だった松阪はエース左腕で3番打者の竹内が大黒柱。最速145キロを投げ変化球も交えて打たせて取る頭脳的投球が持ち味。打線はそれほど力がないので試合の見所は竹内投手vs倉敷商打線ということになる。松阪としては先取点が欲しい。 | ○
| 第3試合 | 福井工大福井3−8秋田商 | 投手の安定感では秋田商・近藤投手に分があるが初戦の常葉橘戦では福井工大福井・菅原投手もまずまずの出来だった。打力では工大福井が上回るので秋田商、近藤・阿部の両投手が工大福井打線をどこまで抑えられるかがポイント。秋田商は初戦というハンデがあるので早めに落ち着いてプレーできるかどうかも重要。 | *言い訳・見事な先制攻撃で2点を先行した福井工大福井だが先発の菅原投手の制球が悪すぎた。立ち直りに期待し3回まで続投させた采配が裏目に。リリーフした上野・菅谷投手はまずまずのピッチングを見せただけに悔やまれる。秋田商は2回のスクイズなど取れるときに得点する戦法で近藤ー阿部の継投も決まり快勝した。 ●
| 第4試合 | 仙台育英6−3飯塚 | 好投手・渡辺と飯塚打線の対決。制球良くコースを突き打たせて取る渡辺投手からはなかなか大量得点は望みにくい。また、仙台育英は打線も好調で初戦は終盤に佐賀北を突き放した。飯塚・古賀投手が粘り強く投げ仙台育英打線を5点までに抑えれば終盤勝負を賭けることが可能になるかもしれない。佐賀北と同じ九州勢ということもあり負けられない気持ちが試合にどう出るか | ○
| 8日目第1試合 | 作新学院19−3立正大淞南 | 総合力で作新学院が上回る。作新学院は初戦で0−4から逆転する底力を見せた。犠打をせず打たせていく采配がズバリ的中した形だった。特に3番篠原は当たっていて篠原の前に走者を出せるかがポイント。立正大淞南は初戦粘り強く戦い接戦を制した。この試合の見所はエース山下が作新学院打線をどこまで抑えられるか。ランナーを出しても併殺打に打ち取るという投球ができれば接戦に持ち込めるかもしれない。 | ○
| 第2試合 | 桐光学園7−5常総学院 | 初戦22奪三振の新記録を樹立した桐光学園・松井投手を初戦14得点の常総学院がいかに攻略するか(できるか?)が最大の見所。初戦では来るとわかっていてもバットに当てることができなかったスライダーだが、常総学院に左打者が多いことが吉と出るか凶と出るか。桐光学園も打線は当たっているので常総学院はとにもかくにも松井から得点しなければ話にならない。松井投手のスライダーのキレが注目される。 | ○
| 第3試合 | 浦添商6−1滝川二 | 優勝候補の一角だった愛工大名電を序盤の速攻で下した浦添商が、初戦しり上がりに好投を見せた滝川二の技巧派・佐藤投手を打ち崩せるかが焦点。長打力もあり打線に力がある浦添商だが、初戦の浜田投手とはまた違ったタイプの佐藤投手には、術中にはまると苦戦しそう。愛工大名電戦同様序盤に畳み掛けられるかが重要となる。滝川二はさほど打線に怖さはないが浦添商投手陣が四死球から崩れるようだと滝川二ペースとなる。 | ○
| 第4試合 | 天理6−2鳥取城北 | 春夏連続出場校同士の一戦。天理はエースの中谷がかなり復調し初戦は安定した投球を見せた。2番手の山本はコントロールに不安はあるが球威はありリードして継投したい。鳥取城北はエース平田が中盤から好投し逃げ切って甲子園初勝利をつかんだ。本来は力のあるはずの両チームの打線だが初戦はやや元気がなかった。先行した方が主導権を握りそうだ。 | ○
| 9日目第1試合 | 浦和学院11−4聖光学院 | 優勝候補の一角同士の注目の好カード。見所はたくさんあるが強いて言えば聖光学院・岡野投手vs浦和学院打線か。初戦の高崎商の好投手・関の攻略に手間取りながらも終盤できっちりと打ち込んだ浦和学院の打線は春よりしぶとさを増している。今大会屈指の技巧派の岡野投手との対決は勝負のポイントとなる。 | ○
| 第2試合 | 佐世保実7−12宇部鴻城 | 投手の安定感で佐世保実がやや上回る。佐世保実・左腕の木村投手は初戦3失点、宇部鴻城・左腕、笹永投手は4失点という成績だった。ともに11安打を許しこの試合も4,5点勝負になる可能性が高い。両チームとも打線には信頼を置いているだけに先制点を挙げたチームが優位に試合を進めそうだ。 | *言い訳・宇部鴻城打線非常によく振れている。中盤までは互角の打ち合いだったが終盤にかけて佐世保実の投手陣を上回った。コンパクトに振り切る打線は今大会でも屈指の攻撃力とみた。 ●
| 第3試合 | 東海大甲府4−2龍谷大平安 | 初戦完封の東海大甲府の投手陣に強打の龍谷大平安打線が挑む楽しみな一戦。東海大甲府はこの試合の先発は本多投手の可能性もある。監督の先発投手の選択も見所の一つ。初戦8失点の龍谷大平安は投手力の整備が必要。打力は平安に分があると思うので投手が東海大打線を何点に抑えるかが勝敗を分けそう。 | ○
| 3回戦 | 10日目第1試合 | 光星学院9−4神村学園 | 3回戦注目の一戦。光星学院はやはり打線の調子が今一つという状態だが田村・北條の3,4番は勝負強くいかにその前にランナーを出せるかが重要。神村学園はエース柿沢の調子がもう一つだったが、接戦で智弁和歌山を下しリリーフの平藪の好投もあり互角の戦いが可能。ポイントは柿沢投手vs光星学院打線。特に3,4番以外の選手が活躍できるかが試合展開に大きくかかわってきそうだ。 | ○
| 第2試合 | 大阪桐蔭6−2済々黌 | 初戦でセンバツベスト8の鳴門を下した済々黌・大竹投手の真価が問われる一戦。大阪桐蔭は木更津総合の好投手・黄本も攻略し、府予選では不調だった笠松選手も復調し田端選手にも一発が出て甘いコースに来ると長打を連発する打線の力を見せ付けた。大竹投手が大阪桐蔭打線を3点までに抑えると済々黌にも勝機が出てくる。 | ○
| 第3試合 | 新潟明訓0−4明徳義塾 | 実力伯仲の好カード。初戦好投した新潟明訓・竹石投手を明徳義塾打線がどう攻略するかが見所。明徳義塾は球に力のあった酒田南・会田投手に苦戦し3得点に終わり、打力に例年の力が感じられない。新潟明訓は佐藤監督最後の采配ということでモチベーションも高く、接戦になれば見えない力が働きそうだ。 | *言い訳・予想通り序盤は新潟明訓が押し気味に試合を進めたが先制点が入らなかった。ここで早めに2番手・岸投手に継投した馬渕采配が決まった。5回のワンチャンスに得点し長い中断にもペースを乱さず逃げ切った明徳義塾の試合巧者ぶりに脱帽。 ●
| 第4試合 | 秋田商1−5倉敷商 | 投手力では近藤ー阿部の継投が取れる秋田商が有利で打力では畳み掛ける打線の倉敷商に分がある。秋田商は工大福井戦で少ないチャンスを得点に繋げる効率の良さが目立ち守備の堅さも感じさせた。倉敷商はエースの西が失点を最小限に防ぎ初戦同様終盤に打線の援護を待ちたい。秋田商リリーフの阿部投手との対決が焦点。 | *言い訳・秋田商打線、倉敷商・西投手のシンカーを捕らえられず。倉敷商の打線が秋田商投手陣を上回った。 ●
| 11日目第1試合 | 作新学院3−2仙台育英 | 仙台育英の好投手・渡辺が打順二回り目には必ず先発投手を打ち込んでいる作新学院の力のある打線と対決する興味深い一戦。仙台育英・渡辺投手は飯塚戦で生命線のスライダーがコントロールされる前に連打を浴び3失点している。終盤に得点を重ねる作新相手に序盤に先制されるのは避けたいところだ。渡辺投手のコントロールが作新学院に通じるかが見所。 | ○
| 第2試合 | 桐光学園4−1浦添商 | 2試合18イニングでで41奪三振の桐光学園・松井投手に長打力のある浦添商打線が挑戦する。ポイントは序盤の攻防。早い回に先制点を挙げ、逃げ切る展開で勝ち進んできた浦添商は今回も先制パンチが欲しい。松井投手の調子次第だがどこかで3得点以上を上げないと勝ち目は薄い。逆に桐光学園は先制して松井投手が余裕をもって投げられるようにしたい。 | ○
| 第3試合 | 浦和学院2−6天理 | 今大会に入り好調の天理・中谷投手vs浦和学院打線が見所。投手力に不安があった天理だが中谷投手が好投しここまで3失点で勝ち上がってきた。対する浦和学院は聖光学院から11得点と相変わらず打線に力がある。総合力では浦和学院が上回りそうだが、天理がどこまで食い下がれるか注目したい。 | *言い訳・天理・中谷投手が切れのある速球で強打の浦和学院を2失点に抑える力投。浦和学院の佐藤・笹川を抑え打線を分断。天理は打ってもエースの佐藤を温存した浦学から先制点を挙げ終始主導権を渡さなかった。 ●
| 第4試合 | 東海大甲府3−2宇部鴻城 | 東海大甲府・神原投手vs今大会振れている宇部鴻城打線の興味ある対戦。東海は場合によっては本多投手の先発も考えられる。いずれにしても打線に切れ目がなくどこからでも得点できる宇部鴻城打線を抑えなくては東海に勝ち目はなくなる。東海投手陣のコントロールが勝負のカギを握りそうだ。 | ○
| 準々決勝 | 12日目第1試合 | 光星学院3−0桐光学園 | 今大会話題の奪三振王・桐光学園・松井投手と天久・田村・北條と一発のある強力打線の光星学院が対する注目の一戦。連投の松井投手は光星学院相手だと3失点は覚悟しないといけない。そうすると今大会得点力のある桐光学園打線が光星学院・金沢、城間投手から何点取れるかが勝敗に大きく係ってくる。光星学院の長打がランナーがたまったところで出るかどうかがポイント。 | ○
| 第2試合 | 大阪桐蔭8−1天理 | 今大会好調の天理・中谷投手が大阪桐蔭打線をどこまで抑えられるかが見所。浦和学院を2点に抑えたが大阪桐蔭は長打を打てる選手の数が多く3番の水本も当たっていて頭脳的投球をしていた済々黌・大竹投手も6失点している。ある程度の長打は仕方ないとしてビックイニングを作らせないピッチングが求められる。天理打線も先発が予想される大阪桐蔭・藤浪投手から3点以上の得点を挙げ中谷を援護したい。 | ○
| 13日目第1試合 | 作新学院4−8東海大甲府 | 東海大甲府・神原、本多の投手陣と作新学院打線の対決。東海大甲府は140キロを超えるストレートとフォークボールを交えた巧みな投球術をもつ神原投手が非常に安定感あるマウンドさばきを見せている。ショートの渡辺を中心にした守備も堅くロースコアの展開になれば強みを発揮する。作新学院は仙台育英戦と同様に長打を絡めて1,2点のリードを保って終盤を迎えたい。リリーフ水沼投手の出来もカギ。 | *言い訳・東海大甲府打線が好調だったこともあるが、エース神原投手に好投手の条件を見た気がした。当たっている作新学院3,4番には合計7安打されながらも球を決して高めに投げず単打7本に抑えたことで作新学院に大量点が入らず結果的に打ち勝つ展開となった。作新学院は大会前から恐れていた投手力の不安が、今大会好投していたリリーフの水沼投手がつかまったことで現実となってしまった。このことからも4失点したものの逆に神原投手の安定感が際立った。 ●
| 第2試合 | 明徳義塾4−1倉敷商 | 倉敷商・西投手の決め球・シンカーを明徳義塾打線がどう攻略していくかが焦点。新潟明訓の好投手・竹石をワンチャンスで攻略しそのまま逃げ切るなど試合巧者ぶりが発揮されている明徳義塾だがこの試合も効率よく得点することが要求される。倉敷商は継投策の明徳投手陣から積極的な打撃で先制して逃げ切る本来のスタイルに持ち込めるか。 | ○
| 準決勝 | 14日目第1試合 | 大阪桐蔭4−0明徳義塾 | 総合力で大阪桐蔭がリード。しかし練習試合では明徳義塾が勝っており予断は許さない。明徳義塾は昨春の日大三との対戦の際も負けはしたものの5−6とクロスゲームを演じて優勝候補相手には120%の力を発揮する伝統がある。(しかし結局惜敗するのだが・・)大阪桐蔭は沢田投手の先発の可能性もあるが、藤浪投手の場合も同様に立ち上がりに先制してペースをつかみたい。明徳義塾は継投策が予想される投手起用も重要になってくる。 | ○
| 第2試合 | 光星学院9−3東海大甲府 | 強打の作新学院打線を4失点に抑え勝ち上がった東海大甲府が今度は桐光学園・松井投手を打ち込んだ光星学院打線と対決する。作新学院戦で150球近くの球数を投げた神原投手に代わり、先発は本多投手が有力。中盤までリードした状態で継投したい。東海大甲府打線は作新戦で18安打と打線が当たってきたのは追い風。特に今大会調子が今一つの城間投手に対するときにチャンスをつかみたい。逆に光星学院は序盤から先制して余裕をもって逃げ切る試合展開にしたい。 | ○
| 決勝 | 15日目第1試合 | 大阪桐蔭3−0光星学院 | センバツ決勝は7−3で大阪桐蔭。光星学院先発の城間が3回持たずに降板し終始大阪桐蔭ペースだった。実力は互角。藤浪投手が好投すれば光星学院打線といえども4点取るのは難しい。ここでポイントとなるのは光星学院の先発が予想される金沢投手の出来。桐光学園戦のような投球ができれば光星学院にも十分勝機がある。両チームに複数存在するホームランバッターの打棒をいかに防ぎビックイニングを作らせないことが勝利の条件となる。まちがいなく今年最高の両チームの対決。好ゲームを期待したい。 | *感想・大阪桐蔭・藤浪投手が序盤こそ丁寧に用心深く投げていたが、中盤からは落ちるスライダーのコントロールもよく抜群の出来!!良いピッチャーは打てないという事を改めて感じた。光星学院にとって惜しかったのは送球ミスが相次いだこと。これがなければ白水のホームランの1点のみだったので最終回ももっと緊迫したゲーム展開になっていたかもしれない。試合としては大阪桐蔭の完勝。 ○
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目標的中率 .700 どうなるかな? → .729達成!2年ぶりに的中率7割を超えました。
地区名 | 代表校 | コメント | 回数 | 投手力 | 攻撃力 | 守備力 | 総合力 | 初戦成績 | コメント |
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北北海道 | 旭川工 | 7年ぶり | 5回 | B+ | B | A | B | 4敗 | * |
南北海道 | 札幌第一 | 3年ぶり | 3回 | B+ | B | A | B | 1勝1敗 | |
青森県 | 光星学院 | 2年連続(春夏連続) | 6回 | A | A | A | A | 4勝1敗 | 93回準優勝、82回ベスト4・85・83回ベスト8 |
岩手県 | 盛岡大付 | 4年ぶり | 7回 | B+ | A | A | B+ | 6敗 | |
秋田県 | 秋田商 | 7年ぶり | 16回 | B+ | C | A | C | 7勝8敗 | * |
山形県 | 酒田南 | 3年ぶり | 10回 | B+ | A | B | B | 3勝6敗 | |
宮城県 | 仙台育英 | 2年ぶり | 23回 | B | B | B | B | 12勝10敗 | 71回準優勝 |
福島県 | 聖光学院 | 6年連続(春夏連続) | 9回 | A | B | A | B+ | 6勝2敗 | 92・90回ベスト8 |
茨城県 | 常総学院 | 3年ぶり | 14回 | B | B | B | B | 7勝6敗 | 85回優勝、69回準優勝、75回ベスト4 |
栃木県 | 作新学院 | 2年連続(春夏連続) | 8回 | B | A | A | B+ | 5勝2敗 | 44回優勝、93・40回ベスト4 |
群馬県 | 高崎商 | 22年ぶり | 11回 | B+ | B | B | B | 3勝7敗 | *24回ベスト4 |
埼玉県 | 浦和学院 | 4年ぶり(春夏連続) | 11回 | B+ | B | A | B+ | 5勝5敗 | 68回ベスト4 |
千葉県 | 木更津総合 | 4年ぶり | 3回 | A | B | A | B+ | 2勝 | |
山梨県 | 東海大甲府 | 8年ぶり | 11回 | A | A | A | B+ | 7勝3敗 | 86・67回ベスト4 |
東東京 | 成立学園 | 初 | B | C | B | C | |||
西東京 | 日大三 | 2年連続 | 15回 | B+ | B | A | B | 9勝5敗 | 93・83回優勝 |
神奈川県 | 桐光学園 | 5年ぶり | 4回 | A | B | A | B+ | 2勝1敗 | |
新潟県 | 新潟明訓 | 2年ぶり | 7回 | B+ | A | A | B | 4勝2敗 | 92回ベスト8 |
長野県 | 佐久長聖 | 10年ぶり | 5回 | B | B | A | B | 3勝1敗 | 76回ベスト4 |
静岡県 | 常葉橘 | 2年ぶり | 3回 | B | C | A | C | 1勝1敗 | |
愛知県 | 愛工大名電 | 5年ぶり(春夏連続) | 10回 | A | B | A | A | 2勝7敗 | 63回ベスト4 |
岐阜県 | 県岐阜商 | 3年ぶり | 28回 | B | B | A | B | 17勝10敗 | *22回優勝、38・29・24回準優勝、91・46・43回ベスト4 |
三重県 | 松阪 | 初 | A | C | A | C | * | ||
富山県 | 富山工 | 初 | C | A | A | C | * | ||
石川県 | 遊学館 | 2年ぶり | 5回 | B | C | A | B | 4勝 | 84回ベスト8 |
福井県 | 福井工大福井 | 8年ぶり | 7回 | B | B | A | B | 3勝3敗 | |
滋賀県 | 北大津 | 2年ぶり | 3回 | B | B | A | B | 1勝1敗 | * |
京都府 | 龍谷大平安 | 2年連続 | 32回 | B | B | A | B | 24勝7敗 | 38・33・24回優勝・79・22・19回準優勝 |
大阪府 | 大阪桐蔭 | 4年ぶり(春夏連続) | 6回 | A | A | B | A | 4勝1敗 | 90・73回優勝、87回ベスト4 |
兵庫県 | 滝川二 | 13年ぶり | 3回 | B | C | A | B | 2勝 | 81回ベスト8 |
奈良県 | 天理 | 2年ぶり(春夏連続) | 26回 | B | A | B | B | 19勝6敗 | 72・68回優勝、62・54回ベスト4 |
和歌山県 | 智弁和歌山 | 8年連続 | 20回 | B+ | B | B | B | 11勝8敗 | 82・79回優勝・84回準優勝・88回ベスト4 |
岡山県 | 倉敷商 | 2年ぶり(春夏連続) | 10回 | B | B | A | B | 4勝5敗 | *71回ベスト8 |
広島県 | 広島工 | 20年ぶり | 5回 | B | A | B | B | 3勝1敗 | *74回ベスト8 |
鳥取県 | 鳥取城北 | 3年ぶり(春夏連続) | 2回 | B | B | B | B | 1敗 | |
島根県 | 立正大淞南 | 3年ぶり | 2回 | B | B | A | C | 1勝 | 91回ベスト8 |
山口県 | 宇部鴻城 | 初 | B | B | B | C | |||
香川県 | 香川西 | 4年ぶり | 4回 | B | B | A | C | 1勝2敗 | |
徳島県 | 鳴門 | 2年ぶり(春夏連続) | 7回 | B | A | A | B+ | 2勝4敗 | *32回準優勝 |
愛媛県 | 今治西 | 2年連続 | 12回 | B | C | A | B | 9勝1敗(中止)1 | *59・55・45回ベスト4 |
高知県 | 明徳義塾 | 3年連続 | 14回 | B | B | A | B | 13勝 | 84回優勝、80回ベスト4 |
福岡県 | 飯塚 | 4年ぶり | 2回 | B | B | A | B | 1敗 | |
佐賀県 | 佐賀北 | 5年ぶり | 3回 | B | B | B | B | 1勝1敗 | *89回優勝 |
長崎県 | 佐世保実 | 8年ぶり | 4回 | B | B | A | B | 1勝2敗 | |
熊本県 | 済々黌 | 18年ぶり | 7回 | A | C | A | B | 5勝1敗 | *32回ベスト4、38回ベスト8 |
大分県 | 杵築 | 初 | B | B | B | C | * | ||
宮崎県 | 宮崎工 | 52年ぶり | 3回 | B+ | C | A | B | 1勝1敗 | * |
鹿児島県 | 神村学園 | 2年連続(春夏連続) | 3回 | A | A | A | A | 1勝1敗 | |
沖縄県 | 浦添商 | 4年ぶり | 4回 | B | B | A | B | 2勝1敗 | *90・79回ベスト4 |
地区名 | 代表校 | コメント | 回数 | 投手力 | 攻撃力 | 守備力 | 総合力 | 初戦成績 | コメント |
「A」は優れている・「B」は全国レベル・「C」は弱点です。
注目されていたので、ここを序盤で倒したことは「本物の攻撃力のチーム」を印象付けました。
それにプラスして、準決勝、決勝連続完封をやってのけた藤浪投手がセンバツ時より安定感を増し、大阪桐蔭は投打にスキの無いチームに成長していました。
準優勝の光星学院も大会前から大阪桐蔭とともに2強の一角として見られていましたが、1番天久、3番田村、4番北條はチャンスに強く大会中この3人を黙らせるのは無理かも・・と思わせるほどでした。しかし武田・城間に当たりが出ず、そのあたりが
決勝で白水にホームランが出た大阪桐蔭との差になったかなと思います。ただエース金沢は桐光学園戦はエースらしい投球を見せ、決勝もよく藤浪投手に食い下がっていたと感じました。今回出てしまった守備の乱れを整備して次回こそ決勝で勝利してほしいです。
ベスト4の2チームは大健闘だと思います。東海大甲府は投打のバランスの良さからもしかしたら上位に来るかも?と予想していましたが特に神原投手の好投が目立ち作新学院に勝利した試合は打線も爆発し力を出し切った印象でした。
明徳義塾は例年より目立った選手がいなく部長としても「B」ランク評価でしたが、初戦で酒田南を接戦で破り夏初戦14戦無敗と記録を伸ばし以下新潟明訓・倉敷商と実力伯仲の相手を下しベスト4に進出しました。両チームとも準々決勝を勝ちきることに
全精力を傾けた感があり、準決勝はいっぱいいっぱいのゲームだったように思いましたが、いずれにしてもベスト4の成績は称賛されると思います。
ベスト8の中では桐光学園・松井投手に話題が集中しました。店に来店されたお客さんも「あの投手どうなった?」と何人の方にも聞かれ、奪三振新記録のインパクトはかなり強かったんだなあと思い知らされました。残念ながら光星学院・金沢投手が打てず
ベスト8止まりとなりましたが、来春・夏とあと2回チャンスがあるので、また姿を見せてほしいです。
作新学院も打線の力は今大会1、2を争うものだったと感じました。特に3番篠原選手は18打数13安打2本塁打.722と打ちまくり、4番の高山選手とともに作新学院を引っ張っていました。好投していたリリーフの水沼投手が東海大甲府戦でつかまり
昨年に続くベスト4入りはなりませんでした。他に天理・倉敷商も見せ場を作ってくれました。
さて、予想の方は35勝13敗(.729)と目標の.700をクリアすることが出来ました。本命と対抗に挙げた2校が決勝を戦うという順当すぎる結果に助けられた気がします。天理の勝利を2回はずしましたがこれは中谷投手の復調を読み切れなかったせいでした。
ベスト8以外で印象に残っているチームはよくまとまっていた仙台育英・浦添商、強打の宇部鴻城、エース大竹の済々黌あたりです。逆に愛工大名電、浦和学院、聖光学院はもうちょっとやれたのでは?という思いがあります。
印象に残った対戦としては一回戦の龍谷大平安ー旭川工戦が挙げられます。この試合は龍谷大平安6−8の9回裏2死ランナーなしから旭川工・太田投手が出した四球がきっかけとなり、そこから安打2本が続き8−8に追いつき延長戦に入りました。結局延長11回裏で龍谷大平安がサヨナラ勝ちをおさめるのですが、
この粘りはすごかったです。京都勢はこの試合に負けると夏初戦5連敗になってしまうので、龍谷大平安としても必死だったと思います。逆に旭川工は甲子園初勝利が
またもお預けとなってしまいました。
さて、山形県・茨城県・鳥取県・山口県が5連敗以上を継続中でしたが山形県以外は今大会の初戦を勝ち、連敗がストップしました。山形県は来年の連敗ストップはなるでしょうか!?
< 総評 >・「決勝に向けてしり上がりに調子を上げた藤浪投手。打線も援護しほぼ危なげなく春夏連覇!!」
第94回全国高校野球選手権大会は優勝候補の中でも本命視された、センバツ優勝の大阪桐蔭が春夏連覇し閉幕しました。木更津総合・済々黌・天理・明徳義塾・光星学院と強豪校を撃破しての優勝は価値があります。特に木更津総合・黄本、済々黌・大竹は好投手として
今回は大会期間中だけで約30万アクセスをいただきました。ご愛顧ありがとうございます。それではまた、センバツでお会いしましょう!
「 解説 」
・組み合わせ・
光星学院 ━┓ ┌今治西 A:光星学院と神村学園が入りレベルが高い。光星学院は予選では打線の爆発力が影を潜めたので
遊学館 ─┘┓光 ┏┗桐光学園 金沢・城間の投手の出来もカギ。昨年初戦敗退の神村学園は智弁和歌山に投手戦で競り負けないようにしたい。
智弁和歌山─┐┘星 ┏└┌杵 築 B:ここも激戦区。選抜優勝の大阪桐蔭が本命だが、初戦の好投手黄本擁する木更津総合は力がある。
神村学園 ━┛ 桐┃ ┗常総学院 済々黌・大竹も九州学院を沈めた剛腕。鳴門の打力が真価を問われる。
鳴 門 ─┐ 光| ┏浦添商 C:どんぐりブロック。どこが勝ち進んでも納得できそう。投手が復調すれば春の東海チャンピオンの
済々黌 ━┛┐桐 └┏└愛工大名電 県岐阜商が本命。四国チャンピオン明徳義塾は打線がカギ。新潟明訓もバランスが良い。
木更津総合─┐┛蔭 └┏滝川二 D:実力的には上位ではない5校が集まった這い上がりブロック。工大福井はエース菅原の制球次第だが打力もあり
大阪桐蔭 ━┛ └北大津 ややリード。松阪・秋田商は投手力、倉敷商は打力で活路。常葉橘はエース宮崎の粘投次第。
新潟明訓 ━┓ ┏天 理 E:昨夏ベスト4の作新学院、甲子園初勝利を目指す盛岡大付、震災から復活した仙台育英が中心になりそう。
県岐阜商 ─┘┐明 ┏└宮崎工 作新は昨夏快進撃の立役者・大谷が復調しないと厳しい。初戦の佐久長聖は打力があり侮れない存在。盛岡
明徳義塾 ━┓┛徳 ┏└┏鳥取城北 大付は立正大淞南を序盤でリードできるか。仙台育英はエース渡辺の制球に注目。飯塚・広島工・佐賀北は粘りが身上。
酒田南 ─┘ 天┃ └香川西 F:エース浜田を擁する愛工大名電が本命だが初戦の浦添商は夏に強く投手戦になると要注意。桐光学園も投打に
倉敷商 ━┓ 理| ┌高崎商 力があり対抗。常総学院も荒削りながら投打に潜在能力は高い。今治西は投手力、杵築は打力、滝川二・北大津
松 阪 ─┘┓倉 └┏┗浦和学院 は投打のバランスで勝負。
秋田商 ━┓┘敷 └┌日大三 G:センバツ出場校が4校集まり予想が楽しいブロック。センバツベスト8の浦和学院が試合運びさえ間違わなければ本命。
常葉橘 ┐┘ ┗聖光学院 連覇を目指す日大三は聖光学院の投手力を突破できれば可能性が出てくる。天理は投手力、鳥取城北は打力に不安。
工大福井 ┛ ┏宇部鴻城 エース長友が引っ張る宮崎工が不気味な存在。
飯 塚 ┓ ┏└富山工 H:投打に力のある龍谷大平安と久しぶりの東海大甲府が総合力でリード。打力の富山工・宇部鴻城に投手力の
広島工 ┘┐ ┌└┏佐世保実 旭川工、バランスの佐世保実・札幌第一が追う。強さがデータに表れない成立学園も注目。
佐賀北 ┐┛┐ 東| └札幌第一
仙台育英 ┛ |作 海┃ ┏龍谷大平安 「 ベスト8予想 」
佐久長聖 ┐ ┃新 ┗┌└旭川工 光星学院(神村学園)大阪桐蔭(木更津総合)県岐阜商(明徳義塾)工大福井(倉敷商)
作新学院 ┛┓┛ ┗┌成立学園 作新学院(仙台育英)愛工大名電(桐光学園)浦和学院(聖光学院)龍谷大平安(東海大甲府)
盛岡大付 ┐┘ ┗東海大甲府
立正大淞南┛
<準々決勝>
倉敷商 ┐
明徳義塾 ┛明徳義塾 ┐
大阪桐蔭 ┓大阪桐蔭 ┛大阪桐蔭┓
天 理 ┘ ┃大阪桐蔭
作新学院 ┐ |
東海大甲府┛東海大甲府┐光星学院┘
光星学院 ┓光星学院 ┛
桐光学園 ┘
優勝候補三点予想 | 大阪桐蔭 | 光星学院 | 愛工大名電
ダークホース三点予想 | 浦和学院 | 龍谷大平安 | 聖光学院
| だめ押し三点予想 | 桐光学園 | 東海大甲府 | 神村学園
| |
---|
常総学院・作新学院・明徳義塾もマーク!
結局大阪桐蔭が優勝し予想は当たりました!!
年 | センバツ出場校予想 | センバツ大会勝敗予想 | 夏の大会出場校予想 | 夏の甲子園大会勝敗予想 |
---|---|---|---|---|
1998年 | 94.4%(36校中34校) | 82.9%(35試合中29試合) | 70.9%(55校中39校) | 66.7%(54試合中36試合) |
1999年 | 93.8%(32校中30校) | 54.8%(31試合中17試合) | 75.5%(49校中37校) | 62.5%(48試合中30試合) |
2000年 | 90.6%(32校中29校) | 67.7%(31試合中21試合) | 69.4%(49校中34校) | 66.7%(48試合中32試合) |
2001年 | 88.2%(34校中30校) | 63.6%(33試合中21試合) | 61.2%(49校中30校) | 66.7%(48試合中32試合) |
2002年 | 87.5%(32校中28校) | 61.3%(31試合中19試合) | 61.2%(49校中30校) | 77.1%(48試合中37試合) |
2003年 | 85.3%(34校中29校) | 63.6%(33試合中21試合) | 59.2%(49校中29校) | 54.2%(48試合中26試合) |
2004年 | 87.5%(32校中28校) | 77.4%(31試合中24試合) | 73.5%(49校中36校) | 72.9%(48試合中35試合) |
2005年 | 90.6%(32校中29校) | 61.3%(31試合中19試合) | 77.6%(49校中38校) | 72.9%(48試合中35試合) |
2006年 | 93.8%(32校中30校) | 58.1%(31試合中18試合) | 75.5%(49校中37校) | 58.3%(48試合中28試合) |
2007年 | 93.8%(32校中30校) | 58.1%(31試合中18試合) | 63.3%(49校中31校) | 66.7%(48試合中32試合) |
2008年 | 91.7%(36校中33校) | 65.7%(35試合中23試合) | 70.9%(55校中39校) | 77.8%(54試合中42試合) |
2009年 | 90.6%(32校中29校) | 58.1%(31試合中18試合) | 69.4%(49校中34校) | 75.0%(48試合中36試合) |
2010年 | 90.6%(32校中29校) | 67.7%(31試合中21試合) | 63.3%(49校中31校) | 72.9%(48試合中35試合) |
2011年 | 96.9%(32校中31校) | 71.0%(31試合中22試合) | 61.2%(49校中30校) | 68.8%(48試合中33試合) |
2012年 | 96.9%(32校中31校) | 71.0%(31試合中22試合) | 59.2%(49校中29校) | 72.9%(48試合中35試合) |
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