BALL第85回センバツ高校野球大会へ地区予選終了!BALL



 第85回センバツ大会へ 36校決定が待ちどおしい!!

参考・第43回明治神宮大会の結果

参考・第84回大会の結果


☆☆ 3月22日開幕です! ☆☆

 
今回の明治神宮大会は、仙台育英(東北)が初優勝!東北地区がセンバツ1枠づつGET!

☆☆ 例年通りだと1月25日に出場校が決定します! ☆☆ 
組み合わせ抽選会は3月15日です。


・・・出場36校紹介・・・(36校中33校的中)
21世紀北海道遠軽

福島いわき海星

島根益田翔陽

高知土佐20年ぶり7回
北海道
北照2年連続5回
東北宮城仙台育英6年ぶり10回

福島聖光学院2年連続4回

岩手盛岡大付3年ぶり3回
東北絆山形山形中央3年ぶり2回
関東埼玉浦和学院3年連続9回

埼玉花咲徳栄3年ぶり3回

茨城常総学院8年ぶり7回

栃木宇都宮商34年ぶり3回
東京
安田学園


早稲田実4年ぶり20回
北信越福井春江工

福井敦賀気比2年連続5回
東海岐阜県岐阜商18年ぶり27回

三重菰野

静岡常葉菊川5年ぶり4回
近畿京都京都翔英

兵庫報徳学園2年ぶり19回

京都龍谷大平安5年ぶり37回

大阪大阪桐蔭2年連続6回

大阪履正社3年連続5回

奈良大和広陵28年ぶり2回
中国岡山関西2年ぶり12回

広島広陵3年ぶり23回

山口岩国商
四国高知高知2年連続17回

徳島鳴門2年連続8回

愛媛済美9年ぶり2回
九州沖縄沖縄尚学5年ぶり5回

熊本済々黌55年ぶり4回

長崎創成館

鹿児島尚志館


ついでに補欠校予想と結果
地区北海道東北東北絆枠関東東京北信越東海近畿中国四国九州21世紀枠
予想駒大苫小牧
北海
酒田南
青森山田
東北佐野日大
霞ヶ浦
日体荏原
創価
上田西
新潟明訓
市岐阜商
東邦
天理
智弁和歌山
岩国
崇徳
徳島商
英明
尚志館
宮崎日大
五泉
日立一
補欠校駒大苫小牧
酒田南
光南
(光南)前橋育英
霞ヶ浦
創価
日体荏原
上田西
新潟明訓
市岐阜商
東邦
天理
神戸国際大付
岩国
倉敷商
徳島商
丸亀
熊本工
宮崎日大
門司学園
日立一
的中










一位と二位の入れ替えは△で表示(12勝8敗2分け)・・・昨年は15勝3敗2分

選出の感想

<21世紀枠>
「東日本」いわき海星に決まりました。これは「論理を無視して予想した」予想通りですね。震災後2年目のセンバツとしては「はずせない顔」なのかな?と思います。
「西日本」土佐に決まりました。予想では門司学園を推していました。記念大会である今回は「私立校」を初めて選出しておきたいという意向があったと考えられます。

「3校目」は益田翔陽に決まりました。3校目に選出されるという事は、何かかなりインパクトある事実があるのでしょうが、今は不明です。

最後の「4校目」は遠軽が来ました。前々回の「補欠一位」より今回は下げることはできないはずで、なんとか今回滑り込んだという事ですね。
 補欠校は門司学園・日立一の順番でした。五泉・豊川・堀川が無印ということになります。地区大会の実績より「21世紀枠にふさわしいという印象」が大事なので五泉が微妙だとは思っていましたが補欠校にも入らなかったのはびっくりです。今回の教訓は「高野連が出したいと思っているところが選ばれる」という流れ、(昨年の洲本→いわき海星)という事がわかったことです。

 
 

<北海道>
北照で順当。駒大苫小牧が補欠校となりました。ここ2年北海道地区の補欠校は一校だけ選出のようですね。
<東北・東北絆枠>
仙台育英・聖光学院は順当。明治神宮枠は盛岡大付に行ったことになります。東北絆枠は山形中央となりました。これは被災地は考慮されず、酒田南は何らかの理由で嫌われ、青森山田は裁判係争中のためスルーされたと考えられます。そうすると東北地区大会でベスト8進出の山形中央・光南・光星学院が残り、酒田南を選ばないことから酒田南に敗れた光星学院は選ぶわけにいかず、光南との比較の結果山形中央が浮上したのではないでしょうか?補欠校は酒田南が一位となりました。青森山田はスルーされ光南が二位。という事は「東北絆枠」は単なる増枠だったという事でしょうか?
 
<関東>
ベスト4の4校、浦和学院・花咲徳栄・常総学院・宇都宮商は順当。5番手には前橋育英が来たようだが早稲田実との比較で補欠一位となったらしい。補欠二位は霞ヶ浦。
 
<東京>
安田学園は順当。2番手の早稲田実は関東地区5番手の前橋育英との比較で上回ったよう。補欠一位は創価、補欠2位は日体荏原。
 
<北信越>
順当に春江工・敦賀気比の2校が選ばれました。補欠校も上田西が一位で予想通りでした。新潟明訓が補欠二位です。
 
<東海>
県岐阜商・菰野の2校は予想通り。3枠目は常葉菊川。市岐阜商が2年連続の補欠一位、東邦は補欠二位でした。
 
<近畿>
京都翔英・報徳学園・龍谷大平安・大阪桐蔭・履正社は予想通り。6番手も大和広陵でした。補欠一位は天理。補欠二位は神戸国際大付となりました。
 
<中国>
関西・広陵の2校は順当な結果です。3番手は予想どおり岩国商。補欠一位は岩国。倉敷商が補欠二位となりました。
 
<四国>
ここも順当に高知・鳴門の2校。3番手は済美が入りました。徳島商は惜しい補欠一位、補欠二位は英明ではなく1勝している丸亀でした。
 
<九州>
沖縄尚学・済々黌は順当。3校目は創成館が入りました。さて、注目の4校目は同じベスト4から尚志館が滑り込みです。補欠一位は熊本工。補欠二位には宮崎日大が入りました。過去、実力重視の九州地区としては無難な選考でした。
 
{ 総評 }
今回の注目はまず、東京・関東の6校目。これは予想通り早稲田実になりました。東京は伝統校が準優勝すると2枠のチャンスがあります。
           次に東北絆枠の扱い。東北地区大会で1勝している山形中央は気になる存在ではありましたが、県大会決勝で3−2と勝っている酒田南を差し置いての逆転選考はいかがなものか?と考えます。
          「酒田南が嫌われた」という印象が残ってしまいました。また、「東北絆枠」という名称で被災地関係枠?というイメージがありましたが、どうやら名称付きの単なる増枠のようですね。
           ニュースでは「被災地の避難民を多く受け入れた山形県の・・・」といううまい言い回しをしていましたが。あと、青森山田が見事にスルーされたことも見逃せません。

           次は九州地区の準決勝コールド負け校の扱い。毎日新聞社の選考過程の記事では議論はあったが「準決勝の大敗も問題なしという結論になった」とありましたので、そのようです。
           最後は21世紀枠。過去の実績、地区予選の結果、チーム力という過程で分析すると、どう考えても候補に残らないいわき海星が、ラスト9校に残ってきたことを重く見て、東の一番手と理論なし予想をしましたが、
結局その通りとなりました。今後ベスト16に残ってさえいれば「実力不足」とは公には言われないようです。
           意外だったのは益田翔陽の選出とそれに伴って落選した門司学園ですが、「過疎地としての島根県勢」は21世紀枠では大変な武器になるように感じました。同様な印象だった新潟県の五泉を寄せ付けなかった
ことからも47都道府県で21世紀枠においては島根県最強かもしれません。門司学園の落選で、来年からは「福岡枠」は考えなくてもよいようですね。
           遠軽は4枠目とはいえ順当な選出。土佐も、「今回は私立を選出しよう」という機運が出来上がっていたように感じられ、四国地区大会出場という好成績もタイムリーに味方したようです。
           残念賞は酒田南と門司学園・熊本工です。目立ちませんが霞ヶ浦も近年連続して甲子園今一歩の結果となっており2度目の甲子園は遠いようです。

           それではいわき海星の甲子園での戦いぶりを心配しながら大会当日を待ちたいと思います。 

**今回の教訓***
 九州大会の準々決勝コールド負けも、2校の場合は選出されるらしい。21世紀枠は地区大会の実績より高野連が出したそうな高校が選出される。

それでは3月になったら、出場校の戦力分析をUPしたいと思います。


以下はセンバツ出場校の予想記事です。

無責任に代表校36校はここだ!(昨年は32校中31校的中)
ブロック出場確実
出場有力
補欠校1位予想補欠校2位予想
21世紀=4

いわき海星門司学園遠軽土佐
五泉日立一
北海道=1北照
駒大苫小牧北海
東北=2+1仙台育英聖光学院盛岡大付
酒田南青森山田
東北絆枠=1


石巻商
東北
関東=4浦和学院花咲徳栄常総学院宇都宮商


佐野日大霞ヶ浦
東京=1+1安田学園
早稲田実
日体荏原創価
北信越=2春江工敦賀気比
上田西新潟明訓
東海=3県岐阜商菰野常葉菊川
市岐阜商東邦
近畿=6京都翔英報徳学園龍谷大平安大阪桐蔭履正社大和広陵
天理智弁和歌山
中国=3関西広陵岩国商
岩国崇徳
四国=3高知鳴門済美
徳島商英明
九州=4沖縄尚学済々黌創成館熊本工
尚志館↑宮崎日大

この色は出場確実と予想した高校。 この色はボーダーラインと思える高校



各地区予選の結果
ブロック優勝校2位ベスト4ベスト8
北海道=1北照駒大苫小牧遠軽・北海富良野・札幌開成・旭川龍谷・北見北斗
東北=2+1仙台育英聖光学院盛岡大付・酒田南山形中央・光南・青森山田・光星学院
関東=4+浦和学院花咲徳栄常総学院・宇都宮商佐野日大・習志野・霞ヶ浦・前橋育英
東京=1+安田学園早稲田実日体荏原・創価日野・佼成学園・高島・日大三
北信越=2春江工敦賀気比上田西・新潟明訓遊学館・星稜・松商学園・福井商
東海=3県岐阜商菰野市岐阜商・常葉菊川静岡・飛龍・愛知啓成・東邦
近畿=6京都翔英報徳学園龍谷大平安・大阪桐蔭大和広陵・履正社・大商大堺・天理
中国=3関西広陵岩国商・岩国宇部工・崇徳・倉敷商・早鞆
四国=3高知鳴門徳島商・済美丸亀・英明・松山聖陵・池田
九州=4沖縄尚学済々黌創成館・尚志館久留米商・熊本工・長崎日大・宮崎日大

*関東・東京で6枠、東海・中国・四国各3枠 明治神宮大会優勝地区=東北地区は神宮枠「1」がプラスされています。また今回は「東北絆枠1」が導入されています。


[ 北海道 ]

北海道地区・予想(昨年枠=1)
代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
北照駒大苫小牧北海

< 解説 >

 優勝した北照が2年連続で順当に選出されそう。明治神宮大会でも京都翔英・沖縄尚学と破り2勝でベスト4。エース大串を中心に伝統の打撃力も健在で強打のチームとして甲子園でも暴れそうだ。昨年初戦で光星学院に完封負けを喫した悔しさを晴らせるか?補欠校1位には準優勝の駒大苫小牧が有力。近年低迷ぎみだったがこれを機に再び上昇気流に乗りたい。補欠2位は準決勝で敗れた2校、遠軽・北海と2回戦で優勝した北照に3−5と善戦した札幌日大あたりから選出されそう。このうち遠軽は21世紀枠での選出の含みがあるので北海に落ち着きそう。富良野もこの期に期待を持てる1勝だった。

 

[ 東北 ]

東北地区・予想(昨年枠=2+1)
代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
仙台育英聖光学院盛岡大付酒田南青森山田  

< 解説 >

 明治神宮大会で仙台育英が優勝して神宮枠1をGET。これに今年新設の「東北絆枠1」が絡み波乱の要素はあるがオーソドックスに予想してみたい。

優勝の仙台育英は上林を軸に投手陣が踏ん張り頂点に立った。明治神宮大会での活躍から本番の甲子園でも上位進出を期待できそうだ。準優勝の聖光学院も投打にバランスが良くセンバツは当選確実。明治神宮枠の恩恵に浴しそうなのは盛岡大付。準決勝で聖光学院に4−5で惜敗したものの、岩手県一位校でもあり滑り込みそうだ。代表はこの3校が有力。補欠1位はベスト4進出も仙台育英に1−10と7回コールド負けしていまった酒田南が落ち着きそう。この位置が「東北絆枠」に近いのかどうかは不明。補欠2位は青森山田が有力。場合によっては酒田南を逆転して補欠一位の目もある。他に光南・山形中央・水沢といったところが「東北絆枠」にかかわってくるかどうか*(東北絆枠については後日予想)

[ 関東 ]


関東・予想(昨年枠=4+1)
代表候補代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
浦和学院花咲徳栄常総学院宇都宮商佐野日大霞ヶ浦  

< 解説 >

今年も東京地区との1枠の綱引きが予断を許さない。
関東地区の確定の4枠。優勝の浦和学院は埼玉県2位校ながら、決勝戦で一位校の花咲徳栄にリベンジしての関東大会3連覇。両チームとも目立つ選手はいないが、投手力を安定させないと甲子園での1勝は簡単ではない。ベスト4の常総学院はスケールが大きく、ここもエースが確立できれば楽しみな戦力だ。ベスト4もう一校の宇都宮商は突然の復活。公立校の野球部らしさがありチーム力で関東大会ベスト4まで勝ち残った事は見事。以上の4校は当選確実。

東京地区との比較となる5校目はべスト8の中からコールド負けの習志野を除いた3校前橋育英・佐野日大・霞ヶ浦の比較になりそう。キーポイントになりそうなのが霞ヶ浦。神奈川一位校の東海大相模を下したプラスの評価とベスト4の4校中やや戦力が劣ると思われる宇都宮商に敗れたマイナス点を選考委員がどう考えるか。霞ヶ浦との比較では、宇都宮商に敗れている点から栃木一位校の佐野日大ががぜん浮上してくる。しかし投手力に決め手がなくインパクトは弱い。しかも同県の宇都宮商が選出確実なので、霞ヶ浦同様「地域性」でマイナス評価となる可能性が高い。前橋育英も0勝ながら浦和学院に善戦しており、エース高橋光が県大会の成績から「好投手」と判定されれば5番手にのし上がる可能性もある。0勝で相手にされないか、地域性の有利さで 浮上するか読めないところだ。3チームに順列を付けるのはかなり難儀しそうだが、佐野日大・霞ヶ浦・前橋育英の順と予想しておく。
他に夏ベスト4の東海大甲府は初回の4失点に泣き、神奈川一位の東海大相模は霞ヶ浦に競り負け今センバツでは選出は難しくなっている。

[ 東京 ]


東京地区・予想(昨年枠=1)
代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
安田学園早稲田実日体荏原創価  

< 解説 >

 優勝の安田学園はエースの大金が準々決勝の佼成学園で7回参考ながらノーヒットノーランを記録しそのまま決勝も制して初めての甲子園出場に王手を掛けた。準優勝の早稲田実も打力はあり投手力も豊富で戦力は厚い。以下順位としてはベスト4の日体荏原は打力に魅力があり創価は粘り強い総合力が売り物。ベスト8以下では国士舘が戦力バランスが良い。他に高島・日野の公立勢や日大三などが補欠校に入ってきそうだ。

 さて、東京2位校と関東5位校での最後のイスをめぐる比較をしてみよう。ここまでの予想では「東京・早稲田実」「関東・佐野日大」の比較となる。互いの練習試合の戦績なども考慮され慎重に選考されると思うが印象としては早稲田実が当落線上に絡むと割と選ばれやすい気がする。関東の5位校にもう一つ決め手がないというかマイナスポイントがある点から考えて、3年ぶりに東京に最後の一枠が来ると予想する。

[ 北信越 ]


北信越地区・予想(昨年枠=2)
代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
春江工敦賀気比上田西新潟明訓  

< 解説 >

記念大会なのに増枠にならなかった。決勝戦進出の2校が順当に選出されそうだ。優勝の春江工は坪田ー栗原のバッテリーに力がある。明治神宮大会でも浦和学院を破り、力があるところを見せている。準優勝の敦賀気比はエース岸本が安定。調子に波のある打線の出来がカギ。今回は以上の福井県勢2校が選出されそう。ベスト4の上田西・新潟明訓ももし増枠があれば出してやりたい好チーム。上田西は投手力が良いものの打線の強化が必要。新潟明訓は総合力と粘りが身上。他に福井商・遊学館も投手陣には見るべきものがあった。

[ 東海 ]


東海地区・予想(昨年枠=2)
代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
県岐阜商菰野常葉菊川市岐阜商東邦  

< 解説 >

東海地区は記念大会という事で1枠増枠となり「3枠」となった。優勝の県岐阜商は夏も甲子園で投げた左腕エース藤田が一回り成長し打線も援護した。準優勝の菰野は代役エースの山中が奮闘。打線を強化し、本来のエース浦嶌が戻れば楽しみな戦力となる

昨年センバツに県勢を送れなかった静岡県は常葉菊川が準決勝で県岐阜商とクロスゲーム。増枠分の3校目に滑り込みそうだ。補欠1位はベスト4進出ながら2−10と菰野に7回コールド負けを喫した市岐阜商が有力。補欠2位は県一位校ながら初戦敗退した東邦・静岡のうち地域性もあり東邦が浮上する可能性が高い。

[ 近畿 ]


近畿地区・予想(昨年枠=6)
代表候補代表候補代表候補代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
京都翔英報徳学園龍谷大平安大阪桐蔭履正社大和広陵天理智弁和歌山  

< 解説 >

 今年も6校選出される近畿地区。準決勝進出の4校はほぼ確実。優勝した京都翔英は出場が決まれば春夏を通じて初となる。甲子園での活躍はエース榎本の踏ん張り次第。。準優勝の報徳学園はエースの乾が大黒柱。打線も強力で総合力は高い。

ベスト4の龍谷大平安は優勝した京都翔英と準決勝8−9のクロスゲーム。今回は京都勢2校の出場が確実な情勢。ベスト4もう一校の大阪桐蔭は準決勝で0−8と報徳学園に7回コールド負け。しかし実力は評価されているので間違いなく選出されそう。藤浪・沢田が抜けた投手陣の整備がカギ。

さて、5番手はベスト8の大和広陵・履正社・大商大堺・天理に初戦敗退の神戸国際大付・智弁和歌山あたりを含めた争いとなりそう。まず履正社が投手力の充実さで浮上しそう。6番手は公立校ゼロを防ぐ意味でも大和広陵が選出されるのではないだろうか。準々決勝コールド負けの天理は県大会決勝では大和広陵に5−1と勝っているものの補欠止まりか?大商大堺は大阪勢2校が有力のため選出規定に触れ選出の可能性はなく智弁和歌山は投手力は評価されそうだが、打線の弱さが指摘されそう。

よって補欠一位は天理補欠二位は智弁和歌山と予想する

[ 中国 ]

中国地区・予想(昨年枠=2+1)
代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
関西広陵岩国商岩国崇徳  

< 解説 >

 2回戦の対戦が4試合とも同県勢対決という異例(恒例??)の展開になった中国地区大会。どういう思想で組み合わせしているのか疑問が残る。今回は記念大会で3枠が確保されている。優勝の関西は打線が活発でエースの児山も良く投げ、続く明治神宮大会でも準優勝に輝いた。準優勝の広陵は広島3位校ながら準々決勝で一位校の崇徳を7−1と下し波に乗った。速球派エースの下石が安定すればチーム力はよりアップしそう。3番手はベスト4の2校岩国・岩国商のうち山口県一位校で広陵に準決勝で0−2と惜敗した 岩国商が射止めそうだ。

補欠一位は準決勝1−11と7回コールド負けの岩国、補欠二位は倉敷商・崇徳の争いから僅差ながら県一位校の崇徳が選ばれると予想する。


 

 

[ 四国 ]

四国地区・予想(昨年枠=2)
代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
高知鳴門済美徳島商英明  

< 解説 >

記念大会で3枠を確保。優勝の高知は打線に力があるが投手力が不満。明治神宮大会でも初戦で浦和学院に敗退し、今一歩の総合力のアップが必要。準優勝の鳴門は昨年の甲子園経験者が多く残るのは強みだが、投打に決め手がなく昨年のような粘りのチームに成長したい。3枠目はベスト4の済美・徳島商の比較になりそう。

この両校では戦績・地域性で済美が上回り優勢。投手力も安楽という好投手がいる済美に魅力があり、徳島商は四国地区大会で2勝の実績はあるが補欠一位に落ち着きそうだ。補欠2位はベスト8の池田・英明・松山聖陵・丸亀の中から県一位校の英明が他3校は全て県3位校のため、浮上すると予想する。

[ 九州 ]

九州地区・予想(昨年枠=4)
代表候補代表候補代表候補代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
沖縄尚学済々黌創成館熊本工尚志館宮崎日大  

< 解説 >

地区枠は例年通りの4枠。今回は準決勝が2試合ともコールドゲームになり、かつ福岡県勢がベスト4に残れず複雑さを残している。


優勝した沖縄尚学は2本柱の投手陣が力投。打線は力もうまさもありチームに柱が出来れば甲子園でも期待できる。準優勝の済々黌は昨夏の甲子園で好投を見せた大竹がエースとして残り非常に安定感ある戦いぶりだった。打線の援護次第で十分甲子園でも期待できる。問題はベスト4敗退の2校。創成館は昨年この大会でベスト4に勝ち残りながら選考では宮崎西に逆転され補欠一位校に甘んじた。しかし今回も準決勝で沖縄尚学に1−8の7回コールド負けを食らい、当選確実とは言い切れない状態だ。プラスポイントは九州地区大会で3勝を挙げていること、すべて完封勝ちなこと。福岡県一位校の久留米商と鹿児島県一位校の鹿児島情報を破っていること。マイナスは県3位校であること。総合すると投手力は評価され実力もあると評価されると考えられる。あとは他校とも比較次第か?
ベスト4もう一校の尚志館は九州大会で2勝を挙げているものの準決勝で済々黌に0−8の7回コールド負け。対戦相手としては長崎県一位校の長崎日大佐賀県一位校の佐賀北を破っているのはプラスポイント。マイナスは鹿児島県2位校であること。以上この2校での比較では創成館の方が評価は上になりそう。

さて、選考枠にかかわってきそうなチームを見てみるとベスト8組の中から熊本県一位校の熊本工が注目される。準々決勝で、優勝した沖縄尚学に延長10回の末2−3で惜敗。更に県大会決勝で、済々黌を6−0と一方的に下し実力のあるところは見せている。この戦績から「組み合わせのあや」と判断されベスト4の2校を逆転する可能性は十二分に持っていると分析できる。具体的には沖縄尚学戦の比較から同校にコールド負けの創成館を戦力的に上回るのでは?という意見が出そう。しかし九州地区8県で4枠の狭き門の中、当選確実な同県の済々黌の存在が「地域性」という観点でどれだけマイナスに考えられるかが非常に注目される。もう一校は好投手・甲斐を擁する宮崎日大。九州地区大会で2勝しており沖縄県一位校の宜野座を完封していることは評価されそう。準々決勝の済々黌戦の0−3という完封負けが「打力に不安あり」という評価になるかが判断を分けそう。

総合的に考察すると3枠目は創成館と、同等以上の戦力があると評価されそうな熊本工が争いこの2校が3,4枠目に滑り込みそうな情勢だ。ただし九州地区はことさらコールド負けに厳しいことが過去の選出傾向でわかっており創成館落選で宮崎日大浮上の目も十分あり得る。いずれにしても尚志館の評価が熊本工の評価を上回るのはかなり厳しい気がする。「地域性」という言葉が味方になった時だけ尚志館の目が出てくる。

今回も福岡枠の発動はなさそうで、県の九州地区大会出場枠が3枠から2枠に減らされたことからも福岡県の影響力は低下していると考えられる。

整理すると3枠目から創成館・熊本工・尚志館・宮崎日大という順番となると予想する。

[ 21世紀枠 ]

21世紀枠予想(昨年枠=3)
東日本代表候補西日本代表候補第3代表候補第4代表候補補欠校1位候補補欠校2位候補
いわき海星門司学園遠軽土佐五泉日立一  

< 解説 >

 21世紀枠も13年目。今年は記念大会で4校が選出されることになっており、「東北絆枠」の存在もあり複雑化している。

 今回も選出の順番として、東日本5校から一校、西日本4校から一校。残りの7校から二校、計4校選出される。順番に予想してみたい。

 まずは「東日本ブロック」(北海道・東北・関東・北信越・東海)候補校は遠軽・いわき海星・日立一・五泉・豊川の5校。まず過去の実績を復習してみる。地区推薦校になるのは遠軽が平成22年度に推薦され補欠一位校となっている。他の4校は初めて。豊川のみ私立校。

次に地区大会の成績では遠軽はは北海道大会ベスト4(2勝)。五泉は準優勝校・敦賀気比に2−3の初戦敗退。豊川も飛龍に初戦敗退。いわき海星・日立一は地区大会出場無し。特にいわき海星は今年度から選出条件が緩和された県大会ベスト16からの選出。

  以上外的要因(客観的要因)では、遠軽がかなりリード。特に補欠一位校となった平成22年度より戦績もよく有力なのは間違いない。問題は被災地関係のいわき海星・日立一の処遇。昨年度は石巻工が東日本一番手で選出されたが、今回の2校は地区大会にも出場してなく地区大会に出場していた石巻工よりアピールパワーが落ちるのではないか?

 次に主観的予想をしてみると「文武両道」では日立一、甲子園出場にあと一歩さ加減では遠軽は断然リードで五泉・豊川がつづく。日立一は1985年夏(第67回選手権)に甲子園出場経験があり、いわき海星は甲子園今一歩とは言えないだろう。

困難克服ではもちろんいわき海星・日立一にアピールポイントがありそう。

 

以上を元に考えると、第一回目の投票で上位に残りそうなのは遠軽・いわき海星・日立一か?五泉は地区大会出場・甲子園今一歩さなどバランスは良いもののもう一つ飛びぬけるものが無く、豊川も東海地区未だ1回のみの21世紀枠選出という追い風があるのだが、私立でもありなかなか選びにくいはず。
 

さて、一歩リードと判断した遠軽・いわき海星・日立一。この3校で決選投票となった場合被災地関係2校がつぶしあい、遠軽が選出されると予想する。また、被災地関係枠がどちらか一校に絞られるとすると、やはり日立一に比べてインパクトの強い「福島県」のいわき海星が残る可能性が強い。遠軽・いわき海星の2校で決選投票となった場合は正直票が読めないが「昨年宮城県(石巻工)だったので今度は福島県」のような雰囲気になった時いわき海星の目も出てくるかもしれない。戦績に問題があるいわき海星は東日本一番手で選出されないと、今回の選出は難しいと思われる。大会歌が NHK東日本大震災復興支援ソングの「花は咲く」になったことから被災地関係のチームを2校は選出したいのが大会関係者の本音だろう。速報ニュースで「21世紀枠にいわき海星他4校選出」というテロップが一番インパクトがありそうな気がする。昨年洲本を西日本一番手で選出したように「大会テーマにあった高校を選出する傾向」という実績もあり、昨年は被災地宮城県の石巻工、今年は福島県から選びましょうという事で、遠軽の方がすべてにおいて上回るのだがいわき海星が東日本一番手として選出されると予想しておく。

   続いて「西日本ブロック」(近畿・中国・四国・九州)候補校は堀川・益田翔陽・土佐・門司学園。こちらは堀川・益田翔陽・土佐が甲子園経験がある。土佐のみ私立校。
 東日本と同様に過去の実績を調べてみると土佐のみ県推薦3回の経験がある。他の3校とも21世紀枠の地区推薦も県推薦も今回が初めて。

 次に地区大会の成績では益田翔陽・土佐・門司学園が地区大会へ出場。しかし3校とも初戦敗退している。堀川は地区大会に出場していない。よって戦績では益田翔陽・土佐・門司学園が一歩リード。なかでも益田翔陽のみ県大会を制した県一位校だ。

 

主観的要因の文武両道では堀川・土佐・門司学園が当てはまりそう。甲子園に後一歩さ加減では出場経験のない門司学園だが、やや甲子園には遠い位置にいたと思われる。

 困難克服では4校とも特筆される事柄は見当たらない。
 以上を基に考えると今回は土佐・門司学園が文武両道と地区大会の戦績で順当ならもっとも有力と思われる。なかでも門司学園は前身の門司高校が門司東だった1952年春センバツ出場を辞退している因縁があり、今回は出場できれば話題性もある。益田翔陽が2校に続くが校名変更の度の過去2回の出場がプラスにとらえられるかマイナスにとらえられるか難しいところ。

 さて2校または3校で決選投票になった場合のうち、土佐門司学園との比較になった時、西日本第一代表として「私立」を選ぶという事がネックになる可能性があり(初の私立代表は3番目か4番目にこそっと選びたいという気分)第一代表としては門司学園が選出されると読む。(福岡県勢2年連続センバツ大会選出ゼロも回避できる)

 さて、残りの7校からの2校の選出は困難を極めると予想する。それぞれ最終投票に残った遠軽・日立一・土佐を第一集団に五泉・豊川・益田翔陽・堀川を第二集団とみている。第二集団では豊川は東海地区推薦の追い風はあるものの進学校ではない私立校ということで今一歩押し切れず、堀川も復活出場・京大進学者数トップクラスという「売り」はあるものの県ベスト16から一校という向きになっても同じいわき海星の方がインパクトがあると思われ難しそう。五泉・益田翔陽は非常に似たタイプのため甲子園初出場のプラスがある五泉の方がやや有利か?五泉を第一集団に入れて比較検討すると遠軽・日立一・土佐・五泉ではまず21世紀枠としての実績で上回る遠軽が選出されそう。 残る3校の比較では日立一は被災地+文武両道、土佐は私立ながらオールドファンに人気があり高知県連3年連続の21世紀枠推薦の執念もある。最後の甲子園出場から20年という事の判断がカギ。五泉は今大会少ない日本海側、枠数が「2」のまま据え置きされた北信越勢、甲子園に今一歩のチームでもありバランスはとれている。
 今回は場合によっては4枠目の選出も投票となる可能性もあり、予断は許さないが、記念大会の一枠増分はここまで選出されていない「私立校」のなかでは全国的に見渡しても、最初に選出されるのにふさわしそうな土佐が射止めるのではないだろうか。そうすると4校中東日本2校、西日本2校とバランスもよくなる。もし今回は将来の私立校選出の実績作りのための補欠一位に土佐が留まるときには五泉が浮上すると予想する。そして日立一の目も十分考えられる。

 補欠校は五泉・日立一と予想。

[ 東北絆枠 ]

東北絆予想(昨年枠=0)
代表候補補欠校候補
石巻商東北  

< 解説 >

 一般枠として選出としか発表されていない神秘的な「東北絆枠」。単に「東北地区一枠増枠」としなかったことから「被災地関係の枠」と見るのが素直な見方だと思われる。しかし実態は蓋を開けるまで分からないので、想像できる3通りに分けて予想してみたい。

@単なる東北地区の増枠としての場合
 「東北地区」の予想で酒田南・青森山田を補欠校と予想したので、それぞれ繰り上がって、選出されるのは補欠一位と予想した酒田南

A被災地県(岩手・宮城・福島県)支援のため3県に限った枠とした場合
 @で予想した2校とも該当しないので、新たに東北地区大会出場校で見てみると盛岡大付・水沢・一関一・仙台育英・東北・石巻商・聖光学院・白河・光南の9校が該当。うち当確の3校を除いてベスト8入りしているのは光南のみ。よって光南と予想。

B被災地支援のための枠の場合
  Aにで挙げた9校のうち、被災地と言えるのは東北・石巻商か?白河・光南は内陸に位置するので選びにくい。このうち東北には2年前の大会開催にあたってお世話になったので(選抜されていた東北が参加できないという回答だったら大会そのものの開催が危ぶまれた)十分選出の可能性があるが、順当なら石巻商が選ばれるだろう。ただ、21世紀枠でいわき海星が落選し一般枠に回ってきた場合、ここで選出されるウルトラCも考えられる。

総合的に見てAにだと印象が弱くBだとストレートすぎるきらいがあるが、被災地代表として誰もが納得できる石巻商が来るのではないかと予想する。


さあ、後は25日を待ちましょう!!



☆☆ 21世紀枠地区推薦校9校。(12月14日ごろ決定)☆☆ (昨年度は9校中7校的中でした(本命的中も5校)。一昨年は9校中8校(本命的中は6校))

21世紀枠候補・地区推薦校9校
地区北海道東北関東・東京北信越東海近畿中国四国九州
推薦校遠軽いわき海星日立一五泉豊川堀川益田翔陽土佐門司学園
本命予想遠軽大館工日立一五泉津商八日市玉島商池田諫早
的中か

       ◎本命予想 △対抗予想 ▲大穴予想 ×ハズレ

< 解説 >
予定通り、12月14日(木)午後3時ごろ21世紀枠候補校(地区推薦校)9校が発表になりました。(高野連HP)記念大会の今回は、この中から4校が来年21世紀枠として選出されるわけです。今回は予想に挙げた本命が3校、対抗2校、穴3校が当たりました。どちらかと言えば「転換期」を思わせる思い切った推薦です。

 今回のキーワードは前回までつづいていた「私立校の排除?」→「見直しか??」です。まさか9校中2校私立校が入ってくるとはビックリでした。以下地区ごとに見ていきましょう。

  「北海道」は今回の9地区のうち、一番ガチでここしかない!という予想だった公立校の遠軽となりました。秋の北海道大会でもベスト4入りし、前々回「補欠一位」になった実績もあり今回は9校の中でも有力だと思います。
 「東北」は東北地区大会不出場で震災地のいわき海星がなんと県大会ベスト16から推薦されました。異論はありませんが同じ被災地で東北地区大会出場の石巻商を差し置いての推薦であり、驚きがあります。
 「関東・東京」は日立一・真岡・富岡などが有力視されていましたが、「被災地」が影響したのか?日立一になりました。

「北信越」も本命視されていた五泉が推薦されました。このチームは実力はありますが、代表校になれるかは微妙な位置にいます。それにしても北信越は「新潟県」が強いですね。
 「東海」は一つ目のビックリ豊川になりました。野球部の実力は文句ありませんが、高校駅伝での転校生で物議をかもしたこともあり、やはり推薦はビックリです。
 「近畿」は八日市と予想しましたが、堀川(京都)が推薦されました。今回の近畿地区大会出場校ゼロという好機を生かしたともいえます。本選では野球部が甲子園で戦えるのか?が選出の焦点となるでしょう。
 「中国」は益田翔陽でした。玉島商は懐かしさだけではだめだったのでしょうか?益田産業→益田農林と校名が変遷を重ねながら甲子園出場を決めてきたあたりが高野連の好みだったのかもしれません。
 「四国」は土佐でした。実は今回は土佐はチャンスだと思っていたのですが、四国地区で私立校が推薦されるとまで予想する勇気がありませんでした。二つ目のビックリです。
「九州」は門司学園でした。昨年は福岡勢の出場がなかったので、今回はなんとしてもという気迫が感じられる推薦です。諫早を上回った理由が知りたいです。

 それでは、この後の予想は2013年になってから。皆様それまでさようなら。よいお年を!


なお、以前高野連から発表された、第75回センバツ高校野球大会21世紀枠選考基準は以下の3点です。これがそのまま適用されていると思います。
1,秋季都道府県大会ベスト8以上
2,他校及びその地域に野球部の活動がよい影響を与えた学校
3,過去の甲子園大会に出場経験のない学校もしくは30年以上出場のない学校

 第78回センバツより、21世紀枠の都道府県推薦校の選出基準1の「ベスト8」を参加校数128校以上の次の都道府県に関しては「ベスト16」以上に変更した模様(北海道、埼玉、千葉、神奈川、東京、愛知、大阪、兵庫、福岡)


21世紀枠・地区推薦校を探る!

恒例のマイナーな企画。こんなこと予想している人は他にいるのかな?

過去の都道府県推薦校1

過去の都道府県推薦校2


[ 北海道 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。
*北海道*
北海道は未定ですので、便宜的にベスト16進出校を挙げておきます。
北照 ・駒大苫小牧・遠軽(道立)・北海・富良野(道立)・札幌開成(市立)・旭川龍谷・北見北斗(道立)
・滝川西(市立)・函館大谷・釧路北陽(市立)・札幌日大・中標津(道立)・稚内大谷・白樺学園・札幌光星

北海道地区・予想(過去・帯広南商、鵡川・稚内大谷・函館中部・札幌藻岩・釧路江南・釧路江南・武修館・北海学園札幌・武修館・遠軽・女満別
21世紀枠候補・本命21世紀枠候補・対抗21世紀枠候補・大穴
遠軽富良野駒大苫小牧  

< 解説 >

* 21世紀枠 *   比較的私立校が選出される率が他の地区より高い地区だが、武修館・札幌学園北海など実力校を推薦しても21世紀枠には選出されず、近年は公立校を推薦するようになりつつある。  順当に道立校が選ばれるとすると遠軽が有力。昨夏も北北海道大会準優勝に終わり2年連続準優勝と全国的に見てもいまやベストオブ「甲子園今一歩校」といえる存在だ。対抗としては昨年秋・昨夏につづいて好成績を残している富良野も可能性がある。 他に札幌開成・北見北斗・滝川西などが候補に挙がると予想される。
 私立は甲子園常連校が並んでいるがお久しぶりの旭川龍谷にわずかに可能性があるかどうか。
 今回はよほどの波乱が無ければ遠軽が推薦されると予想する。

[ 東北 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月26日県推薦校確定>
*東北*
県立大湊(青森)県立水沢(岩手)県立大館工(秋田)県立鶴岡南(山形)県石巻商(宮城)県立いわき海星(福島)
東北地区・予想(過去・安積、宮城農、大館鳳鳴、一関一一迫商、光南、上山明新館、(大曲工)→五所川原農林、利府山形中央大館鳳鳴石巻工
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
大館工水沢石巻商  

< 解説 >

* 21世紀枠 *   21世紀枠の名門東北地区。昨年まで4年連続で21世紀枠代表校を輩出している。ただし今年は神宮枠が東北地区に回った事と、「東北絆枠」の存在が微妙に影響を「与えない前提ながら」与えるかもしれない。例年東北地区大会に進出した高校が選出されているが、今回の進出校は石巻商・大館工・水沢の3チーム。大館工のみが初戦を突破している。今回の6校はともに甲子園経験はない。
石巻商は21年度に続いて2回目の県推薦。総合ビジネス科単科の実業高校。創立は1911年と古く創立100年を超える伝統校。大館工は1953年創立の県立校。電気・機械・土木建築の3学科を有する。水沢は1911年創立の昨年で100周年を迎えた伝統校。普通科と理数科がある。
 残りの3校では大湊が注目校。今回で県推薦3回目を数える創立60年あまりのむつ市にある県立校。近年県立校ながら県大会上位の常連に成長し、夏の県大会準優勝なども経験している鶴岡南は1877年に旧制中学として創立後合併・分離を繰り返し現在に至っている。いわき海星は1934年小名浜水産高校として創立し1995年に現校名に改称されている。

 総合的に見てみると2回目の県推薦で絆枠に最適?ともいえる石巻商は有力だが、初戦で同じ候補校の大館工に敗れていることと、昨年石巻工が出場しているのが不安材料。被災地でもあり今回は21世紀枠というより「絆枠」で選出の可能性が高い。石巻商に東北地区大会一回戦で5−1と勝利している大館工は一昨年の代表校大館鳳鳴ほど有力視できず決め手に欠けるところがある。
しかし一般枠で秋田県勢は選出される可能性がほぼゼロなのと聖光学院に0−2とスコア上は善戦しているのが有利に働きそう。 また、強豪・酒田南に東北地区大会で1−2の延長負けと善戦した水沢も一般枠で盛岡大付の出場が有力な点がマイナス材料ながら国公立大に毎年100名以上合格している進学校として浮上する可能性も十分ある。
また、東北地区大会に出場していないが上位校の決め手のなさから大湊に代表校の座が回ってくる可能性もわずかだがありえる。いわき海星も21世紀枠は難しそうだが「絆枠」での選出の望みは残る。

[ 関東・東京 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月26日県推薦校確定>
*関東・東京* 
県立日立第一(茨城)県立真岡(栃木)県立富岡(群馬)県立朝霞(埼玉)県立桂(山梨)専大松戸(千葉)平塚学園(神奈川)都立高島(東京)

関東・東京地区・予想(過去・稲毛、土浦三、真岡、桐朋、二松沼南、真岡工都留安房、身延、水戸桜ノ牧、大田原、高崎)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
日立一真岡富岡  

< 解説 >

* 21世紀枠 *

  ついに私立校の推薦が8校中2校とかなり少なくなった関東地区。空気が読めてきたようだ。この地区は昨年もそうだったように地区大会出場校が推薦に有利とはならない実績がある。そして今回はわかりやすいことに関東地区大会出場校はゼロということになった。

日立一(茨城県)は1927年設立の進学校。今年度より中高一貫教育校となった。毎年150名弱が国公立大学に進学しており1985年(第67回選手権)には甲子園に出場し1勝を挙げている。サッカーもラグビーも強く、文武両道校としては有力校。

真岡(栃木県)は1900年設立の進学校。平成14年に続いて2回目の県推薦校。平成14年の時には関東地区の推薦校となっており今回も有力視されている。甲子園経験はない。 

富岡(群馬県)は1897年設立の全日制は男子校。ここも毎年80名ほどが国公立大学に進学しうち群馬大学には20名以上進学している。甲子園経験はないがハンドボール部は強豪として知られている。21世紀枠は平成15年以来2回目の県推薦。

朝霞(埼玉県)は1963年設立の比較的新しい高校。

(山梨県)は1966年設立の普通科・文理科を有する県立校。

専大松戸(千葉県)は1959年創立の私立校。平成22年に続いて2回目の県推薦。近年野球部を強化しており昨春の県大会を制している。ラグビー部は強豪として知られている。

平塚学園(神奈川県)は1942年創立の私立校。1998年の第80回選手権大会に出場経験がある。今回の予選で桐光学園を下している。

高島(東京都)は1974年設立の普通科の都立校。

 まとめると甲子園経験があるのは日立一・平塚学園。2回目の県推薦校は真岡・富岡・専大松戸。甲子園にあと一歩という度合いでは断然専大松戸なのだが、私立校なのでかなり難しい。文武両道枠で日立一・真岡・富岡の争いになると予想する。
 この3校では県大会ベスト4の真岡をとるか、被災地の日立一をとるか選考委員のセンスが左右されそう。

[ 北信越 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月26日県推薦校確定>
*北信越* 
県立諏訪清陵(長野)県立五泉(新潟)県立富山東(富山)県立大聖寺(石川)県立鯖江(福井)

北信越地区・予想(過去・町野、長野日大、柏崎、七尾、金沢泉丘、金沢桜丘、武生商、富山中部、村上桜ヶ丘、新潟、佐渡、金沢西)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
五泉諏訪清陵鯖江 

< 解説 >

* 21世紀枠 *  これまで過去、町野・武生商を除いては北信越地区大会出場校から選出されているので今回も踏襲してみたい。今回の北信越大会出場校は五泉(新潟)の一校だけ。五泉は1921年設立の県立校。新潟県内では公立の強豪校として知られている。

残りの4校は県大会どまり。諏訪清陵は1895年設立の県立進学校。今回で3回目の県推薦となる。長野県内では公立の強豪校として知られ、2002年度の春の北信越大会で準優勝するなど、過去何度も甲子園に後一歩の戦績を残している。

富山東は1962年設立された比較的新しい県立校。

大聖寺(だいしょうじ=石川県)は1911年設立の進学校。県内ではしばしば強豪相手に番狂わせを演じている。

鯖江(福井)は1915設立の県立校。福井商に次ぐ公立の強豪校として知られている。過去に1991年の秋季県大会で優勝経験があり今春の県大会を制している。平成15年に次いで2回目の県推薦。

 地区大会出場という利点と推薦校過去12校中4校が新潟県勢という相性のよさで五泉が一歩リードと考える。北信越大会で準優勝の敦賀気比に2−3の惜敗というのも好印象だ。対抗は進学校諏訪清陵と同様に実力校の鯖江が挙げられる。ともに今回地区大会に進出していればかなり有力だったはず。 大聖寺・富山東は今回は顔見世程度にとどまりそうだ。

[ 東海 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月16日県推薦校確定>
*東海* 
県立大井川(静岡)豊川(愛知)県立長良(岐阜)県立津商(三重)
東海地区・予想(過去・常葉橘、郡上北、神戸、津西、静清工、成章、成章、成章、名張桔梗丘(後に推薦辞退)、刈谷、松阪、大垣西)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
津商長良豊川  

< 解説 >

* 21世紀枠 *   推薦校の傾向としては、一昨年東海地区大会に出場していなかった刈谷が推薦されるなど、東海地区では地区大会出場は絶対的条件になっていない。(昨年は4校とも東海大会不出場)今回東海地区大会に出場しているのは津商・豊川の2校だ。アドバンテージになるかどうか?

津商は1920年設立で90年を超える伝統校。昨年に続いて2年連続の県推薦。三重県3位校として東海大会に出場している今回は昨年よりインパクトはある。

豊川は1928年創立の私立高校で、愛知県大会でも上位に顔を出すことが多い。女子の駅伝部は全国制覇の経験のある強豪。

東海地区大会に出ていない2校。大井川は1984年設立の県立校。2014年に再編統合が決まっている。

長良は1949年に市岐阜商から分離する形で設立された県立の進学校。センバツに出場経験があり1974年の第46回大会に出場している。

まとめると2回目の県推薦校であり一定の戦績を有する津商が一番選びやすい。豊川も戦績面では十分だが、東海地区での推薦校は過去初年度の常葉橘、平成16年度の静清工以来はすべて「公立校」で占められているのが気がかり。長良もオールドファンには懐かしい名前だが津商を押しのけるインパクトがあるかどうか? 

[ 近畿 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<府県推薦校11月26日確定>
*近畿* <確定>
県立八日市(滋賀)市立堀川(京都)市立一条(奈良)県立和歌山東(和歌山)府立堺東(大阪)県立北条(兵庫)
近畿地区・予想(過去・桐蔭、彦根東、橋本、耐久、桜井、県和歌山商、県和歌山商、畝傍、彦根東向陽、守山、洲本
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
八日市一条堀川  

< 解説 >

* 21世紀枠 *   昨年、洲本が21世紀枠代表に選出され過去4年間で3校目と上げ潮ムードの近畿地区。この地区は昨年の洲本(地区大会不出場)同様地区大会出場は参考にはなるが、推薦校に選ばれる切り札ではない。しかも今年は近畿地区大会出場校はゼロという横一線の状態になった。

八日市(滋賀)は旧制八日市中学として設立は1907年、東近江市にある進学校である。1953年の夏の選手権・第35回大会に出場しているがおよそ60年前ということになる。

堀川(京都府)は1908年女学校として設立された市立の伝統校。京都大学進学者が多い京都屈指の進学校でもある。甲子園は1956年の第28回センバツ大会に出場経験がありそのときはベスト8入りしている。

一条(奈良)は1950年に設立された奈良市立の進学校。昨年に続いて2回目の県推薦となる。1971年の第43回センバツに出場している。

和歌山東(和歌山)は1974年設立の普通科の公立校。

堺東(大阪)は1972年設立の公立校。

北条(兵庫)は加西市に位置する1923年設立の県立校。野球部は甲子園経験は無いが、過去幾度も強豪校相手に番狂わせを演じてきている。

 総合的に見てみると今回はかなり予想が難しい混戦模様。カムバック組みの八日市・堀川・一条が半歩リードかとも思われるが。北条も侮れない。比較的新しい高校の和歌山東・堺東はアピールポイントがあるかどうか。

進学校+県大会ベスト4の実績で八日市・一条が有利かと思える。あとは甲子園出場が古い順と、2回目の推薦というプラス材料を加味して八日市・一条・堀川という順番かな?といまいち根拠は薄いが予想しておく。北条は昨年同県の洲本が推薦されているので、今年は遠慮するのではないだろうか?

[ 中国 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<県推薦校11月26日確定>
*中国* <確定>
県立玉島商(岡山)県立倉吉東(鳥取)県立呉商(広島)県立益田翔陽(島根)県立豊浦(山口)
中国地区・予想(過去・境港工、松江北、隠岐、鳥取城北、賀茂、米子西、華陵、華陵、呉宮原、防府、総合技術、広島観音)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
玉島商益田翔陽呉商  

< 解説 >

* 21世紀枠 *  ここ4年21世紀枠に代表を送れていない中国地区。過去これまでは中国地区大会出場校が推薦されているのでそれに沿ってみてみたい。今回は玉島商・益田翔陽の2校が出場している。玉島商は1926年に設立の、ビジネス情報科を有する県立校。昭和の時代は強豪として知られ夏の甲子園は3回、センバツは1回出場経験があり1969年の選手権ではベスト4入りしている。最終は1974年第56回選手権なので40年弱前となる。

益田翔陽(島根県)は2006年に益田産業と益田工が併合されて出来た県立校。甲子園は過去益田産業時代と益田農林時代に夏の選手権に出場している。最終は1991年の選手権なので22年前。

残りの3校は地区大会不出場。倉吉東(鳥取県)は1909年倉吉中学として設立され100年の伝統を誇る進学校。毎年国公立大学に150名近く合格している。甲子園は夏1回センバツ2回出場しており、1995年の第77回選手権が最後となっている。

呉商(広島県)は1957年設立の商業科・会計科・情報処理科を有する県立校。甲子園出場経験は無い。

豊浦(とよら=山口県)は藩校をはじめとする1792年設立の進学校。夏3回センバツ2回の出場経験がある。最終は1997年の第69回センバツ。

まとめると例年通り中国地区大会出場の2校がリードすると思われるが、益田翔陽は最後のセンバツから20年ほどしかたっていないのはややマイナスに思える。オールドファンも強豪校として懐かしさもある玉島商が一歩リードか?

追うのは実業校としてのレベルが高く甲子園出場経験が無くフレッシュさのある呉商倉吉東・豊浦の復活組の比較だが、ともに最後の甲子園から20年経っておらず、今回は難しいのではないだろうか?

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[ 四国 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。<県推薦校11月26日確定>
*四国* <確定>
県立観音寺一(香川)県立池田(徳島)県立今治工(愛媛)土佐(高知)
四国地区・予想(過去・富岡西、八幡浜、高知東、八幡浜、高松、室戸、高松一、富岡西、土庄、川島城南、小松)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
池田今治工土佐  

< 解説 >

* 21世紀枠 *

ここ3年間で2回選出されている四国地区。4県だけの地区なので成績は良い方だ。推薦校は四国地区大会進出校から推薦されることが多い。今回四国地区大会出場校は3校。今治工・池田・土佐の3校だ。

池田(徳島県)は高校野球ファンならずとも知っている、全国制覇も成し遂げている強豪校。ここが21世紀枠?ということには若干首を傾げたい気もする。学校は1922年に池田中学として設立された県立校。甲子園は選手権9回、センバツ7回出場している。最終は1992年の第74回選手権なので21年前ということになる。

今治工(愛媛県)は1942年設立の工業科の県立校。過去、甲子園に今一歩だったか?と言われれば若干答えに詰まる。

土佐(高知県)は1920年設立の90年を越える私立校。高知県高野連の執念を感じさせる3年連続の県推薦。攻守交替時の全力疾走、攻撃時の一塁ベースへのヘッドスライディングは有名。甲子園出場は夏4回選抜6回を数えるが1993年選抜が最後で20年前となる。


県大会止まりの一校は観音寺一(香川県)。平成17年以来2回目の県推薦。旧制・三豊中学と三豊高女を前身とする1900年設立の進学校。甲子園出場はまだ無い。

 まとめると四国地区大会出場組のなかで唯一1勝を挙げているのは池田。知名度・話題性は十分だが反発も予想される。今治工・土佐の比較では今治工が選びやすいが、今回は過去3回で一番成績自体は良く土佐の執念で私立初の推薦を勝ち取る可能性もある。

  観音寺一も進学校として漁夫の利を得る可能性も残る。

[ 九州 ]

各都道府県・推薦校は以下の通りです。
*九州* <11月26日確定>
県立門司学園(福岡)県立有田工(佐賀)県立諫早(長崎)県立熊本北(熊本)県立大分西(大分)県立小林(宮崎)県立加治木工(鹿児島)県立美里工(沖縄)
九州地区・予想(過去・宜野座、辺土名、直方、清峰、佐賀西、徳之島、都城泉ヶ丘、長崎商、大分上野丘、長崎商、西都商、宮崎西)
21世紀・本命21世紀・対抗21世紀・大穴
諫早門司学園有田工  

< 解説 >

* 21世紀枠 * 

 3年連続で21世紀枠に代表校を取れないでいる九州地区。この地区は過去12年間地区推薦校は「全て九州地区大会出場校」であるという見えない不文律が存在している。(あくまで推定です)さて、それを踏襲すると今回九州大会出場校は諫早・門司学園の2校。ともに初戦敗退ではあるが、この2校が有力であることは間違いない。

 門司学園(福岡県)は2007年に門司高と門司北が統合されてできた中高一貫併設の県立校。国公立大学にも70名近くが合格している。甲子園経験はなし。

諫早(長崎県)は1911年設立の旧制諫早中学と諫早高女を前身とする創立100周年を超える伝統校。これまで夏2回選抜2回の出場経験があり1980年の第52回選抜が最後の出場。32年前となる。毎年200名以上が国公立大学に合格する長崎県を代表する進学校の一つである。平成20年に続いて2回目の県推薦。

残る6校は県大会どまり。有田工(佐賀県)は1900年県立工業有田分校として創立の県立工業校。創立100周年を超える伝統校であり全日制はセラミック科など4学科を有している

熊本北は1982年設立の比較的新しい県立校。国公立大に100名以上合格者を出す進学校でもある。平成18年に続いて2回目の県推薦。

大分西は1961年設立の県立高校。女子駅伝部は強豪。

小林(宮崎県)は1921年に設立の県立校。駅伝部は全国的に有名。女子バスケット部も強豪として知られる。

加治木工(鹿児島県)は姶良市に位置する1910年設立の県立工業校。ラグビー部は強豪。

美里工(沖縄県)は1970年設立の比較的新しい県立工業校。機械科など5学科を有する。

  さて総合的に観てみると、秋季九州地区大会出場2校の比較では諫早が文武両道でやや分があると推測される。2回目の県推薦というのも微妙にプラスに働きそう。門司学園は一般枠での福岡県勢選出が絶望的に思えるため、なんとか出したいという力が働くかどうか。

残りの6校の中では工業高校が3校を占めるが有田工が過去の戦績などからやや印象が良いか?2回目推薦の熊本北も可能性はわずかにある。
 

< 12月14日、9地区推薦校決定です >

21世紀枠予想いったん終わり

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先読み倶楽部・的中率実績
センバツ出場校予想センバツ大会勝敗予想夏の大会出場校予想夏の甲子園大会勝敗予想
1998年94.4%(36校中34校)82.9%(35試合中29試合)70.9%(55校中39校)66.7%(54試合中36試合)
1999年93.8%(32校中30校)54.8%(31試合中17試合)75.5%(49校中37校)62.5%(48試合中30試合)
2000年90.6%(32校中29校)67.7%(31試合中21試合)69.4%(49校中34校)66.7%(48試合中32試合)
2001年88.2%(34校中30校)63.6%(33試合中21試合)61.2%(49校中30校)66.7%(48試合中32試合)
2002年87.5%(32校中28校)61.3%(31試合中19試合)61.2%(49校中30校)77.1%(48試合中37試合)
2003年85.3%(34校中29校)63.6%(33試合中21試合)59.2%(49校中29校)54.2%(48試合中26試合)
2004年87.5%(32校中28校)77.4%(31試合中24試合)73.5%(49校中36校)72.9%(48試合中35試合)
2005年90.6%(32校中29校)61.3%(31試合中19試合)77.6%(49校中38校)72.9%(48試合中35試合)
2006年93.8%(32校中30校)58.1%(31試合中18試合)75.5%(49校中37校)58.3%(48試合中28試合)
2007年93.8%(32校中30校)58.1%(31試合中18試合)63.3%(49校中31校)66.7%(48試合中32試合)
2008年91.7%(36校中33校)65.7%(35試合中23試合)70.9%(55校中39校)77.8%(54試合中42試合)
2009年90.6%(32校中29校)58.1%(31試合中18試合)69.4%(49校中34校)75.0%(48試合中36試合)
2010年90.6%(32校中29校)67.7%(31試合中21試合)63.3%(49校中31校)72.9%(48試合中35試合)
2011年96.9%(32校中31校)71.0%(31試合中22試合)61.2%(49校中30校)68.8%(48試合中33試合)
2012年96.9%(32校中31校)71.0%(31試合中22試合)59.2%(49校中29校)72.9%(48試合中35試合)
2013年91.7%(36校中33校)



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