第86回センバツ大会 優勝候補は 明徳義塾・横浜・沖縄尚学・日本文理・龍谷大平安 !!
ランク | 試合番号 | 勝利予想ー敗戦予想 | 予想コメント | 結果 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1回戦 | 1日目第1試合 | 岩国1−6神村学園 | 岩国のエース柳川と神村学園打線の対決。中国地区チャンピオンの岩国はセンバツはここまで勝利がない。今年のチームは投打のバランスが良く念願の初勝利に近いが、打線に力のある神村学園に先行されるとペースを握られる恐れがある。やや不安のある神村投手陣から先制点を挙げることが出来るかが勝敗を左右しそう。 *言い訳・点差ほど実力差は感じられなかったが、岩国は打線が低調で神村学園・東投手を捕らえられず、岩国エース柳川は序盤からスライダーに頼った投球だったが終盤にそのスライダーを神村打線に捕らえられてしまった。特に暴投で許した序盤の2失点が痛かった。 | ●
第2試合 | 福知山成美6−2山梨学院大付 | 投打に実力伯仲だが福知山成美・石原投手vs多彩な攻め手をもつ山梨学院大付打線の対決が焦点。福知山成美は近畿大会で報徳学園に完封されるなど打力に課題があるがエースの石原は安定感があり潜在能力は高い。山梨学院大付は投手力に不安があるが清峰で優勝監督となった吉田監督の采配で試合の流れを読めることがプラスポイント。福知山は終盤の石原の投球に注目したい。 | ○
| 第3試合 | 履正社11−0小山台 | 昨年のセンバツで岩国商にまさかの初戦敗退を喫した履正社だが、今回も好投手・伊藤を擁する小山台が初戦の相手となり油断は大敵。ただ伊藤は右腕のため昨年より力のある履正社打線を抑えるのはなかなか難しそう。伊藤投手は丁寧にコースを突き粘りのある味方打線が接戦に持ち込めるよう中盤まで1,2失点に抑えたい。 | ○
| 2日目第1試合 | 創成館0−3駒大苫小牧 | 投手力に見るべきものがある創成館と投打の総合力で勝負する駒大苫小牧の対戦。2枚エースの創成館は先発・広渡が濃厚。攻撃の幅の広い駒大苫小牧だが、なかなか打ち崩すのは難しそうだ。創成館も打線に迫力がないのでロースコアの展開が予想されるが、駒大の先発投手が序盤でつかまるようだと創成館有利となる。 | *言い訳・駒大苫小牧・伊藤大投手が好投し創成館打線を抑え込んだ。創成館・広渡投手は3失点とまずまずの投球だったが、味方打線の援護がなく完敗と言える内容。 ●
| 第2試合 | 池田4x−3海南 | やや池田優位。やまびこ打線で有名な池田だが今年のチームはどちらかと言えばエース名西の好投がゲームのキーポイント。予選で履正社・智弁和歌山といったところに1点差の好ゲームを演じた海南だがエースの岡本の出来がカギを握る。池田としては中盤までにリードして名西の力投で逃げ切る展開にしたい。 | ○
| 第3試合 | 日本文理3−4x豊川 | (延長13回) 一回戦屈指の好カード。日本文理は大型エース飯塚を中心に長打力のある打線と相まって神宮大会は準優勝。総合力は高い。対する豊川も東海大会準優勝ながら試合内容は押していて優勝した三重と実力的には互角と分析している。試合のポイントは豊川エース田中vs文理打線。田中投手が3失点までに抑えるようだと豊川に十分勝機が出てくる。 | *言い訳・開幕から6試合終えてのベストゲーム。豊川・田中投手が日本文理打線を3点に抑える力投。日本文理は8回・9回の追加点のチャンスを強攻策でつぶしたのが響いた。飯塚投手は評判通りの好投を見せただけに悔やまれる。 ●
| 3日目第1試合 | 沖縄尚学1ー0報徳学園 | 実績的には神宮大会優勝の沖縄尚学が優位に立つが、無印の時の報徳学園のまとまりには見るべきものがあり、接戦になる可能性もある。焦点は報徳投手陣の踏ん張り具合。継投策が予想されるが序盤に沖縄尚学にリードを許すと苦しくなる。中盤まで接戦で来れれば多彩な攻めで「逆転の報徳」を演じる可能性も出てくる。 | ○
| 第2試合 | 白鴎大足利9−1東陵 | 総合力で白鴎大足利が優位。関東チャンピオンの白鴎大足利は打線に得点力もありエースの比嘉も安定感がある。東陵も打線が看板だが、東北大会の青森山田戦のように佐藤投手が好投できるかがカギ。劣勢が予想される東陵だが気仙沼に「粘り」を届けたい。 | ○
| 第3試合 | 佐野日大2−0鎮西 | 共に投手力のチーム。佐野日大・田嶋投手は今大会注目の「剛」の投手。対する鎮西・須崎はヒットを許すが得点は許さない「柔」の投手。どちらが持ち味を発揮するかがポイント。鎮西は剛球派の岩見が本調子に戻っていれば継投策も取れる。両チームとも打線は得点力に欠けるので、どちらが確実に得点していくかで勝敗の行方が変わってくる。 | ○
| 4日目第1試合 | 三重2−7智弁学園 | B+にランクした実力校同士の対戦。ともに打力が良く4,5点を争う接戦になりそうだ。焦点は両チームの先発投手。三重・今井投手は安定感はあるが智弁・岡本を抑えきるだけの球威は無いので、岡本の前にランナーをためないことが必要。智弁・尾田投手は球を散らして強力三重打線に序盤で打ち込まれないようにしたい。 | *言い訳・思ったよりも総合力に差があった。敗因は三重打線が尾田投手を捕らえきれなかったことと、智弁学園・岡本選手にあっさり先制ホームランを許してしまったこと。三重得意の終盤の連打が出ず大差になってしまった。 ●
| 第2試合 | 美里工2−4関東一 | 2枚看板の強力投手陣を誇る美里工に対し、多彩な攻め手を持つ関東一打線が突破口を何処に見出すかが焦点。伊波・長嶺の両投手は秋の九州大会でそれぞれ1完封。ただ打線の援護があまり期待できないので、1,2失点に抑えることが肝要。関東一は羽毛田・阿部の投手陣に3失点までに押さえてもらうと勝機が出てくる。 | *言い訳・美里工が2点に抑えられるのは想定内だったが、終盤に関東一が4得点挙げるのは予想できなかった。ワンチャンスに集中打を見せた関東一の気合い勝ち。 ●
| 第3試合 | 明徳義塾3x−2智弁和歌山 | (延長15回) 一回屈指の注目カード。見所は明徳義塾・岸投手vs近年最強と噂される智弁和歌山打線の対決。昨夏、大阪桐蔭打線を1失点に抑え込んだ投球が再現できれば智弁打線といえども簡単には攻略できないだろう。投手力に難点がある智弁和歌山は今年はチーム打率も高い明徳打線に序盤から先行を許せば大差になる可能性もある。 | ○
| 5日目第1試合 | 広島新庄6ー0東海大三 | 投打に広島新庄が上回る。新庄は大会屈指の左腕・山岡を擁しチーム打率も3割5分越えと打力もある。中国大会決勝でなぜ岩国に敗れたか不思議に思えるほどだ。対する東海大三は制球力に優れたエース高井を中心に堅い守備としぶとい打線が噛み合って勝ち進んだ。ただ春になってエース高井の調子が戻っていないのが気になる。中村・平林を交えた継投策も含め、ビックイニングを作らせないように防御を固めてロースコアゲームに持ち込みたい。 | ○
| 第2試合 | 今治西1−5桐生第一 | 昨秋の時点では四国チャンピオンで神宮大会ベスト4の今治西に分があったが、エース山田を始め2年生がレギュラー陣に多い桐生第一の伸びしろは侮れない。焦点は桐生第一・山田投手と今治西打線の対決。今治打線が打ちあぐむようだと桐生第一の機動力を身に着けた攻撃力が優位に立つ可能性がある。 | *言い訳・まったく危惧していた通りの展開になった。今治西・神野投手は立ち上がり球が高めに浮くところを桐生第一打線にとらえられ序盤で5点を追う展開に。対する今治西は山田投手に力負けしわずか3安打1点に終わった。桐生第一ののびのび野球が目に付いた。 ●
| 第3試合 | 龍谷大平安16−2大島 | 投打に龍谷大平安が優位。大島は福永ー前山の継投で強力打線の平安をどう抑え込むかがポイント。神宮大会では日本文理に5−6と敗れたが試合内容は押し気味だった平安は今大会でも屈指の攻撃力を誇る。投手力には決め手を欠くが、攻撃陣にはタレントが揃い、中盤までに大量得点するか、大島投手陣がそれを防ぐかが勝敗の行方を握る。 | ○
| 6日目第1試合 | 横浜5−9八戸学院光星 | 好カード。ともに好投手を持つが、立ち上がりの安定感を欠き序盤の戦いが注目される。打線はやや横浜に分があるが、八戸学院光星も北條を始め蔡にも長打力があり、場合によっては打ち合いの様相を呈する可能性もある。特に伊藤投手に係る比重が大きい横浜は中盤までにマウンドを降りるようだと苦しくなる。 | *言い訳・横浜の5得点は八戸投手陣から考えるとやや少ない気もするが、まあまあ及第点。敗因は9失点の投手陣。先発のエース伊藤は3回に一挙5失点してゲームを難しくしてしまった。八戸学院は追い上げられた中盤以降に深江・新井徳と脇役に一発が出たのも大きかった。 ●
| 2回戦 | 第2試合 | 福知山成美12ー0神村学園 | 初戦はともに打線が6得点しエースが完投でヒット5,6本に抑える危なげない勝利。このゲームは福知山成美・石原投手と神村学園打線の対決がメインとなる。初戦、力のある岩国・柳川投手から二けた安打を奪った神村学園は振れていて、左腕の石原投手にも対応できるかが焦点。石原投手は初戦、思ったより球が走っていない印象だったが、コースを間違えると神村打線に連打を許す可能性もある。神村・東投手の立ち上がりもカギ。 | ○
| 第3試合 | 履正社7x−6駒大苫小牧 | 投打にバランスのとれた好チーム同士の対決。総合力ではやや履正社に分があると思えるが、駒大・伊藤大投手が初戦のような投球を見せれば攻撃では機動力が使える駒大にも十分勝機はある。投手戦の可能性が高いので、チャンスにどちらがタイムリーを打てるか、特に先取点を取った方が有利になる。 | ○
| 7日目第1試合 | 豊川4−1池田 | サヨナラ勝ち同士の波に乗っているチームの対戦。総合力では豊川有利。思ったより打てなかった池田は初戦のように終盤の粘りに賭けたい。エース田中が好調だった豊川は、池田・名西投手から序盤で先制できれば優位に立って試合を進められる。 | ○
| 第2試合 | 沖縄尚学8−1白鴎大足利 | 九州チャンピオンと関東チャンピオンの対決という好カード。初戦完封勝利の沖縄尚学・山城投手に、初戦9得点と打撃好調の白鴎大足利打線の対決に注目したい。初戦球が低めに集まるなど制球力のあるところを見せた山城投手が同様のピッチングを展開すれば白鴎大打線もそうそう捕らえることはできないだろう。東陵戦1失点ながら球威に欠けた白鴎大・比嘉投手が故郷の沖縄相手に序盤で攻略されないことも白鴎大にとっては重要。 | ○
| 第3試合 | 智弁学園4−5x佐野日大 | (延長10回) 今大会注目のバッター岡本と同じく注目のピッチャー田嶋の対決。この二人の対決も試合の流れを左右しそうだが、得点力に欠ける佐野日大としては1−0、2−1ぐらいの勝利が現実的な目安になるので田嶋投手は岡本も含めて智弁学園を2点までに抑える必要がある。田嶋投手のピッチングが全てのカギを握る | *言い訳・佐野日大打線が5点も得点したことが勝因。智弁学園も好投手・田嶋からなんとか4点を挙げて同点まで追いついたが最後はリリーフの岡本が力尽きた。どちらかと言えば智弁学園の健闘が感じられたゲーム。 ●
| 8日目第1試合 | 明徳義塾3−2関東一 | 智弁和歌山戦、140キロのストレートを、内外角に投げ分ける苦心の投球を見せていた明徳義塾・岸投手が、同じようなピッチングが出来れば優位に立つ。一方、左腕に弱いところが露呈した明徳打線だが、関東一・左腕阿部投手をどう攻略するかが焦点。総合力では明徳に分があるが、接戦で終盤を迎えると、美里工戦で見せた終盤の集中打で関東一にうっちゃられる可能性もある。 | ○
| 第2試合 | 広島新庄1−1桐生第一 | (延長15回引き分け) 共にエースがしっかりしていて打線も当たっている伸び盛りのチーム同士の対戦。総合力は互角だが左打者が多い桐生第一が左腕エースの山岡に対してわずかに不利と思える。ポイントは両投手の立ち上がり。特に1回を無難に立ち上がりたい。終盤まで接戦で行くと機動力のある桐生第一に勝機が出てくる。 | *言い訳・両ピッチャーがピンチで踏ん張り、好返球などもありしまった好ゲーム。広島新庄の守備の堅さも目を引いたが、桐生第一の粘り強さも印象に残った。これも昨夏の優勝県だからか? △
| 第3試合 | 八戸学院光星2−8龍谷大平安 | 東北と近畿王者の対決という好カード。ともに9点、16点と初戦は打線が好調だった。投手陣はともに継投策が予想されるが計算できる中川投手を持つ八戸学院光星がやや有利か?どちらがビックイニングを作れるかがカギとなる。 | *言い訳・八戸学院光星・中川投手は計算通りの投球だったが、先発の佐藤投手が踏ん張れなかった。また、体調不良がうわさされた龍谷大平安・高橋投手が光星の強力打線相手によく踏ん張った。 ●
| 再試合 | 9日目第1試合 | 広島新庄0−4桐生第一 | 2番手投手の先発(桐生・東宮、新庄・舟橋?)が予想されるので試合展開の読みが難しいが、打力・攻撃力は桐生第一がやや上で投手力は広島新庄がやや上か?両エースはリリーフ登板が考えられるが、なんといっても先発投手の出来具合が大きく試合展開を左右しそうだ。 | *言い訳・予想に反してなんと両エースが連投。春なのに大丈夫なのかな?広島新庄打線、桐生第一山田投手を打てませんでした。桐生第一は3番柳谷が3安打の大活躍。山岡投手は変化球は切れていたがストレートの威力が今一つで苦しい投球だった。 ●
| 準々決勝 | 10日目第1試合 | 履正社6−2福知山成美 | 福知山成美・石原投手vs履正社打線。3試合目の石原投手の出来に注目。神村学園戦は初戦より球が走っていた。履正社打線も昨年より確かに得点力が上がり終盤には良い当たりを飛ばすようになっている。試合展開は終盤に履正社が石原投手を捕らえると読んだが、勝つためには溝田ー永谷の継投で3失点までに抑えたい。 | ○
| 第2試合 | 沖縄尚学2−6豊川 | 豊川・田中投手vs沖縄尚学打線。田中投手は池田も1失点に抑え力のあるところを見せた。沖縄尚学は2回戦で終盤打線に当たりが出始め、上り調子の印象。田中投手はコントロールに気を付けた投球を心掛けないと、沖縄尚学得意の集中打が出る可能性がある。 | *言い訳・豊川が「チームのまとまり」といった面で沖縄尚学を上回ったゲーム。3回までに6点先取し優位に立ったが、この中には沖縄尚学の軽率なプレーが随所に垣間見えた。豊川・田中投手も粘りのピッチングで9安打されながらも2失点にとどめ危なげなく逃げ切った。 ●
| 第3試合 | 明徳義塾5−7佐野日大 | (延長11回) 佐野日大・田嶋投手を馬渕監督率いる明徳義塾がどう攻略するかが焦点。2回戦でも左腕投手を打ちあぐみ、左腕に弱いところが確定的となった明徳打線だが、今大会最高レベルの左腕を迎え、打線の真価が問われるゲーム。佐野日大は明徳・岸投手から是非先制点を挙げ、少ない得点で逃げ切る試合展開に持ち込みたい。 | *言い訳・佐野日大は明徳義塾・岸投手の立ち上がり、球が高めに浮くところを捕らえ4得点を挙げたのが勝因。また延長10回の一死満塁での明徳・森選手のいい当たりを併殺打に抑えた佐野日大・ショート竹村選手の攻守が光った。 ●
| 第4試合 | 龍谷大平安5x−4桐生第一 | (延長10回) 桐生第一の先発ピッチャーに注目。当たっている龍谷大平安打線を序盤抑えきることが求められる。桐生第一打線は、3、4得点は可能と思うので、投手陣がその点以内に抑える事が出来るかどうか。 | ○
| 準決勝 | 11日目第1試合 | 豊川7−12−履正社 | (延長10回) 共に準々決勝を快勝して勢いに乗っている。打線も振れていて投手陣も力があるレベルの高いチーム。ポイントは連投になる豊川・田中投手のストレートの威力。履正社打線も準々決勝で福知山成美の好投手・石原を攻略し、甘い球は逃さない集中打がある。豊川は履正社の継投策の隙をついてリードして逃げ切りたい。 | *言い訳・終盤まで二転三転するどちらが勝つかわからない展開。最終的には2枚看板がしっかりしていた履正社が一時は逆転を許しながら逃げ切った。8回裏の豊川の履正社・永谷投手を捕らえた5得点は鳥肌ものだったが、最後は投手陣が底を突き敗れた。エース田中投手の疲れからの絶不調が誤算。 ●
| 第2試合 | 佐野日大1−8龍谷大平安 | 明徳義塾との好ゲームを制して春夏通じて初のベスト4に駒を進めた佐野日大。やはり焦点はエース田嶋投手の出来。明徳戦も前の智弁戦も集中打を喰うことがあるので、打線の強力な平安相手にそこは避けたい。平安は複数投手が有利でもありまた、付け込むすきがあるところでもある。 | *言い訳・読み違えましたねー。4試合目になると絶対的エース1枚ではなかなか勝ち上がれないことを改めて勉強しました。佐野日大・田嶋投手は連投の疲れか精彩がなく龍谷大平安打線に打ち込まれた。味方打線も平安・高橋投手に1点で抑えられてしまった。龍谷大平安の総合力が出た試合。 ●
| 決勝 | 12日目第1試合 | 龍谷大平安6−2履正社 | 近畿大会準決勝と同カード。この時は11−7で龍谷大平安が打ち勝っている。今決勝も打ち合い必至。ともに複数投手を擁し継投期がポイントとなる。履正社は準決勝でリリーフエースの永谷に疲れが見えたのが不安材料。また、平安はエース高橋を準決勝で完投させたため、決勝の人選が注目される。元氏ー中田の継投策が有力か?打線はともに当たりが出ており、壮絶な打ち合いになる可能性が高い。 | *感想・打ち合いにはなりませんでした。両チームの投手陣が思いのほか丁寧な投球を見せ、時折鋭い当たりが出るも集中打は許さず、終盤まで緊迫した我慢の展開に。4人の継投で必死の防戦に努めた龍谷大平安が、履正社二人目の永谷を9回にとらえ4番河合のツーランでダメを押して逃げ切った。近畿勢のレベルの高さを感じさせたゲーム。 ○
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{ 組み合わせ・解説 }
組み合わせ
神村学園 ━━┓ ┌──鎮 西 A:Bランク集合。中国大会優勝の岩国がリードするも僅差で、初戦の強打の神村学園戦はエ
岩 国 ──┘┐ ┏┗━━佐野日大 ース柳川の真価が問われる。好投手・石原の成美とバランスの良い山梨も差がなく続く
福知山成美━━┓┛福知山┐ ┏佐日大└┏━━智弁学園 B:今年も履正社は好投手・伊藤の小山台と対戦となり打線の出来がカギ。投手力の良い創
山梨学院大付─┘ | ┃ └──三 重 成館を機動力の駒大苫小牧がどう攻めるかに注目。実力的には履正社がリード。
履正社 ━━┓ ┃履正社┓ ┌佐日大| ┏━━関東一 C:神宮準Vの日本文理ー豊川は好カード。豊川の田中投手と長打力のある文理打線の対決。
小山台 ──┘┓履正社┛ ┃ | └明徳塾┌└──美里工 池田ー海南は復活校対決。ともに投打のバランスが良く特に新生池田打線の活躍に注目。
駒大苫小牧━━┓┘ ┃ | ┗┌──智弁和歌山 D:神宮Vの沖縄尚学がリード。ただ初戦の報徳学園は試合巧者で注意が必要。白鴎大足利-
創成館 ──┘ ┃ | ┗━━明徳義塾 東陵は関東チャンピオンの白鴎が優位に立つ。東陵は気仙沼に元気を届けたい。
池 田 ━━┓ |龍平安┓ ┏━━広島新庄 E:ダークホース集合。今大会屈指の左腕、佐野日大・田嶋と技巧派の鎮西・須崎の投げ合い
海 南 ──┘┐ | ┃ ┌└──東海大三 は見もの。智弁学園・左腕・尾田も侮れず強打の三重打線との対決に注目。
日本文理 ──┐┛豊 川┓ | ┃ ┌桐生一┗┌──今治西 F:智弁和歌山ー明徳義塾は屈指の好カード。表の対決は明徳・岸投手vs智弁打線だが、勝
豊 川 ━━┛ ┃豊 川┘ ┗龍平安| ┗━━桐生第一 敗の行方は智弁投手陣を明徳打線がどれだけ打つかにかかる。好投手2枚看板の美里工は
報徳学園 ──┐ | | ┌──大 島 攻撃のバリエーションが多彩な関東一に序盤でかき回されないようにしたい。
沖縄尚学 ━━┛┓沖尚学┘ ┗龍平安┏┗━━龍谷大平安 G:広島新庄がリード。大会屈指の左腕・山岡の変化球のキレ具合が決め手。打線も得点力が
白鴎大足利━━┓┘ └┌──横 浜 ある。桐生第一・山田投手を四国チャンピオン今治西打線が捕らえられるかも注目。
東 陵 ──┘ ┗━━八戸学院光星 H:横浜と龍谷大平安の優勝候補が入った。龍谷大平安は投手力に不安があるが大島がそこを
突けるかどうか。八戸学院光星は横浜に打ち勝つ展開を目指したい。
**ベスト8予想**
福知山成美(岩国)履正社(創成館)日本文理(池田)沖縄尚学(白鴎大足利)智弁学園(佐野日大)明徳義塾(智弁和歌山)広島新庄(今治西)横浜(龍谷大平安)
優勝候補三点予想 | 横浜 | 明徳義塾 | 龍谷大平安 | ||||
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ダークホース三点予想 | 日本文理 | 沖縄尚学 | 履正社
だめ押し三点予想 | 広島新庄 | 佐野日大 | 三重
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地区名 | 代表校 | コメント | 回数 | 投手力 | 守備力 | 攻撃力 | 総合力 | 初戦戦績 | メモ |
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21世紀 | 小山台 | 初 | A | B | C | B | * | ||
海南 | 27年ぶり | 17回 | B | A | B | C | 10勝6敗 | *ベスト4(15・11回)ベスト8(30・18回) | |
大島 | 初 | B | A | B | C | * | |||
北海道 | 駒大苫小牧 | 9年ぶり | 3回 | B | B | B | B | 1勝1敗 | |
東北 | 八戸学院光星 | 2年ぶり | 7回 | C | B | B | B | 2勝4敗 | 準優勝(84回) |
東陵 | 初 | B | B | B | C | ||||
関東 | 白鴎大足利 | 初 | B | B | B | B | |||
桐生第一 | 7年ぶり | 4回 | B | C | B | B | 1勝2敗 | ベスト8(63回) | |
佐野日大 | 7年ぶり | 4回 | A | A | B | B+ | 2勝1敗 | ||
山梨学院大付 | 20年ぶり | 2回 | B | A | B | B | 1勝 | ||
横浜 | 2年ぶり | 15回 | B | B | B+ | A | 8勝6敗 | 優勝(78・70・45回)準優勝(75回)ベスト8(84回) | |
東京 | 関東一 | 2年ぶり | 5回 | B | B | B | B | 2勝2敗 | 準優勝(59回)ベスト4(84回) |
北信越 | 日本文理 | 3年ぶり | 5回 | B | B | A | A | 2勝2敗 | ベスト8(78回) |
東海大三 | 15年ぶり | 3回 | B | A | B | B | 1勝1敗 | ||
東海 | 三重 | 2年ぶり | 12回 | B | A | A | B+ | 6勝5敗 | 優勝(41回)ベスト8(64・62・42回) |
豊川 | 初 | B | B | B+ | B+ | ||||
近畿 | 龍谷大平安 | 2年連続 | 38回 | B | A | A | A | 20勝17敗 | ベスト4(46・33・13・7回)ベスト8(80・75・71・69回他8回) |
智弁和歌山 | 3年ぶり | 11回 | B | B | A | B+ | 8勝2敗 | 優勝(66回)準優勝(72・68回)ベスト8(83・80・75回) | |
履正社 | 4年連続 | 6回 | B+ | B | A | B+ | 3勝2敗 | ベスト4(83回) | |
智弁学園 | 2年ぶり | 9回 | B | B | A | B+ | 3勝5敗 | ベスト4(49回)ベスト8(48回) | |
報徳学園 | 2年連続 | 20回 | B | A | B | B | 12勝7敗 | 優勝(74・46回)ベスト4(81・69・47・39回)ベスト8(57回) | |
福知山成美 | 5年ぶり | 2回 | B+ | B | B | B | 1勝 | ||
中国 | 岩国 | 14年ぶり | 7回 | B+ | B | C | B | 6敗 | * |
広島新庄 | 初 | A | A | B | B+ | ||||
四国 | 今治西 | 4年ぶり | 13回 | B | B | B | B | 8勝4敗 | *ベスト4(71・67回)ベスト8(45回) |
池田 | 27年ぶり | 8回 | B | B | B | B | 6勝1敗 | *優勝(58・55回)準優勝(46回)ベスト4(59・57回)ベスト8(51回) | |
明徳義塾 | 3年ぶり | 15回 | A | A | A | A | 12勝2敗 | ベスト4(76・55回)ベスト8(74・72回) | |
九州 | 沖縄尚学 | 2年連続 | 6回 | B+ | A | B | A | 3勝2敗 | 優勝(80・71回)ベスト8(77回) |
美里工 | 初 | A | B | B | B+ | * | |||
神村学園 | 2年ぶり | 4回 | C | B | B | B | 2勝1敗 | 準優勝(77回) | |
鎮西 | 24年ぶり | 3回 | B | A | C | B | 1勝1敗 | ||
創成館 | 2年連続 | 2回 | A | A | B | B+ | 1敗 |
「A」は全国トップクラス「B」は全国上位クラス「C」は全国レベル「D」は弱点です。
[86回大会優勝校を探る!]
部長の分析によると「総合Aランク」は5チーム。その中でも他校に頭一つ抜きん出ているのが選抜は3年ぶり出場の明徳義塾。エース岸に安定感があり、打線は超高校級はいないが連打で得点できる。
四国3番手とプレッシャーもなく、組み合わせさえ恵まれれば2つは十分勝てる戦力。今年のセンバツはぎりぎり選出校(当落すれすれだった)に力のあるチームが多いのが面白い。明徳義塾も危ないところだった。
対抗一番手は横浜。こちらも高浜・浅間の両輪が健在で打線は調子づくと大量得点が望める。不安があるとすると投手力だが、エースの伊藤は潜在能力はあり好投するとチーム力もかなり上がりそう。
明治神宮大会優勝の沖縄尚学はエース山城の好投と神宮大会決勝で見せた繋ぐ打線の集中打に見るべきものがあり基本戦力は高い。同準優勝の日本文理も打線に破壊力がありエース飯塚の投球次第で
かなり高いレベルまで上がりそう。龍谷大平安もチーム力は高いが投手力に不安が残る。ここが解消されると十分優勝戦線の顔を出しそうだ。
このAランク5校に続くのがB+ランクの9校。この中で投手力に優れるのは佐野日大・広島新庄・美里工・創成館の4校。佐野日大・広島新庄は田嶋・山岡という大会屈指の左腕を擁し、快投が期待される。
美里工・創成館は複数の主戦級投手を持ち、ロースコアのゲームになればしぶとく勝ち抜いてきそうだ。
打線に見るべきものがあるのが三重・智弁和歌山。三重は昨夏の大会で安楽投手を打ち込んだ打線が健在で智弁和歌山も投手力に不安はあるが今年は例年以上の強力打線となっていて相手校には脅威となりそうだ。
投打のバランスが取れた総合力派は豊川・履正社・智弁学園。投手力もかなりレベルが高く打線の得点力も十分あり、波に乗れば優勝も狙えるチーム力を誇る。
「B」ランクの中では地区チャンピオンの駒大苫小牧・八戸学院光星・白鴎大足利・岩国・今治西・に注目。データ的には強さは感じられないが、実際、各地区で優勝を遂げている+アルファの見えない力が不気味な存在。
「21世紀枠」の中では投手力の良い小山台に注目。エースの伊藤に安定感があり、打線が援護すれば初戦突破へ現実感がある。
個人的には選抜6連敗中の岩国が初勝利を挙げることができるかに注目している。
年 | センバツ出場校予想 | センバツ大会勝敗予想 | 夏の大会出場校予想 | 夏の甲子園大会勝敗予想 |
---|---|---|---|---|
1998年 | 94.4%(36校中34校) | 82.9%(35試合中29試合) | 70.9%(55校中39校) | 66.7%(54試合中36試合) |
1999年 | 93.8%(32校中30校) | 54.8%(31試合中17試合) | 75.5%(49校中37校) | 62.5%(48試合中30試合) |
2000年 | 90.6%(32校中29校) | 67.7%(31試合中21試合) | 69.4%(49校中34校) | 66.7%(48試合中32試合) |
2001年 | 88.2%(34校中30校) | 63.6%(33試合中21試合) | 61.2%(49校中30校) | 66.7%(48試合中32試合) |
2002年 | 87.5%(32校中28校) | 61.3%(31試合中19試合) | 61.2%(49校中30校) | 77.1%(48試合中37試合) |
2003年 | 85.3%(34校中29校) | 63.6%(33試合中21試合) | 59.2%(49校中29校) | 54.2%(48試合中26試合) |
2004年 | 87.5%(32校中28校) | 77.4%(31試合中24試合) | 73.5%(49校中36校) | 72.9%(48試合中35試合) |
2005年 | 90.6%(32校中29校) | 61.3%(31試合中19試合) | 77.6%(49校中38校) | 72.9%(48試合中35試合) |
2006年 | 93.8%(32校中30校) | 58.1%(31試合中18試合) | 75.5%(49校中37校) | 58.3%(48試合中28試合) |
2007年 | 93.8%(32校中30校) | 58.1%(31試合中18試合) | 63.3%(49校中31校) | 66.7%(48試合中32試合) |
2008年 | 91.7%(36校中33校) | 65.7%(35試合中23試合) | 70.9%(55校中39校) | 77.8%(54試合中42試合) |
2009年 | 90.6%(32校中29校) | 58.1%(31試合中18試合) | 69.4%(49校中34校) | 75.0%(48試合中36試合) |
2010年 | 90.6%(32校中29校) | 67.7%(31試合中21試合) | 63.3%(49校中31校) | 72.9%(48試合中35試合) |
2011年 | 96.9%(32校中31校) | 71.0%(31試合中22試合) | 61.2%(49校中30校) | 68.8%(48試合中33試合) |
2012年 | 96.9%(32校中31校) | 71.0%(31試合中22試合) | 59.2%(49校中29校) | 72.9%(48試合中35試合) |
2013年 | 91.7%(36校中33校) | 48.6%(35試合中17試合) | 69.4%(49校中34校) | 52.1%(48試合中25試合) |
2014年 | 93.8%(32校中30校) | 54.8%(32試合中17試合1分) |
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