そこで、今回も勝手に代表校の戦力分析をしてみました。正しいかどうかは大会が終わるまでわかりません。(部長談)解説へ
お知らせ | 8月末を持ちましてサイト移転いたします。新URLは http://fwif1316.g.dgdg.jp/index.htm です。現在ミラーサイトとして運営を開始しています。 | 移転後 高校野球先読み倶楽部
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ランク | 試合番号 | 勝利予想(左側)ー敗戦予想(右側) | 予想コメント | 結果
1回戦 | 1日目第1試合 | 鳴門3−2佐久長聖 | 開幕後の緊張感の中で平常心でいられた方が主導権を握りそう。大会注目の投手の一人鳴門の河野の立ち上がりが最大のポイント。球速はあるが制球力に難がある河野は荒れ球が持ち味だが良い方に転がると打ちにくいが最悪の場合は一人相撲で四死球連発もありえる。佐久長聖は豊富な投手陣を持つが県決勝で好投した塩沢の先発が濃厚。低めの制球力が良く立ち上がりさえ乗り切れば大量失点はなさそう。左打者の多い鳴門に対してだ左腕・森本の先発もありえる。打線は両チームとも爆発力には欠けるので単打を積み重ねて得点したい。 | ○
| 第2試合 | 智弁学園6−1出雲 | センバツ21世紀枠落選だった出雲が、春の時点では格上だったセンバツ優勝の智弁学園に立ち向かう見どころある一戦。県予選苦戦続きだった智弁学園はエース村上の不調が原因。走者をためても本塁に返さないピッチングが影を潜め、かろうじて1点差ゲームで接戦をものにしてきた。出雲はエース原と2番手加藤の踏ん張りがカギ。実力差はあるが村上を序盤で捕らえられれば接戦に持ち込める可能性もある。 | ○
| 第3試合 | 九州国際大付6−8盛岡大付 | 3年連続出場の九州国際大付は昨夏はベスト8。今年のチームも長打力はあり、看板の打線が盛岡大付の投手陣を捕らえられるかがポイント。盛岡大付も予選のチーム打率は4割近くをマークし、点の取り合いになっても互角にやりあえる感触はある。両チームとも投手陣の踏ん張りが鍵となる。。 | *言い訳・予想通り両チームの打線が投手を上回り点の取り合いとなった。ほぼ互角の打ち合いは投手陣の層の厚さが差となり、盛岡大付が逃げ切った。九州国際大付はエース藤本に継ぐ投手がいなかったのか最後は力尽きた。前田投手への継投が遅かったのは何故?? ●
| 2日目第1試合 | いなべ総合5−3鶴岡東 | 昨年、夏の甲子園初勝利を挙げ2年連続出場を決めた鶴岡東は直球に力がある投手陣と県予選で7本塁打を放つ長打力ある荒削りなチーム。総合力では投手力の差でいなべ総合が有利だがあまり差は無い。春夏連続出場のいなべ総合は持ち前の打力に投手力も強化して春挙げられなかった1勝を取れるチーム力となっている。ポイントはいなべ投手陣vs鶴岡東打線。鶴岡東が先行するようだと接戦になる。 | ○
| 第2試合 | 大分4−12中京 | 14年ぶり出場の中京はプロ注目の4番今井を中心とする打力のチーム。県大会ではチーム打率2割7部弱と不発だったが中軸はホームランが打てる長打力がある。大分は小柄な左腕エース石本を中心に投打にまとまる好チーム。春の九州大会で秀岳館を下したのが自信になり甲子園初勝利に燃えている。試合の行方は石本投手を中京打線が打ち込めるか。終盤に粘り強い大分の攻撃も注目したい。 | *言い訳・予想外に、中京打線が大分・石本投手を序盤で攻略してしまった。特に3番の満塁ホームランが効果的だった。大分も中盤反撃したが中京打線の方が一枚上手だった。中京打線の長打力を読み間違ったのが敗因。 ●
| 第3試合 | 履正社5−1高川学園 | 夏の甲子園ではまだたいした成績を残していない履正社だが今年は有力なチームとなっている。打率は4割を超えホームランも7本。寺島・山口の両左腕を擁し優勝候補の最右翼に挙げるメディアも多い。対する高川学園もあまり目立たないが県予選はワンサイドゲームで勝ちあがっており、センバツ1勝の南陽工も6−1と退けている。エースの山野も好投手で履正社に食い下がれば予想外の投手戦も考えられる。履正社は早めに先制してペースを握りたい。 | ○
| 第4試合 | 東邦19−9北陸 | 総合力で東邦が優位に立つ。東邦はプロ注目の選手で投打の柱の藤嶋の出来がカギ。県予選では打撃が湿り中軸も不調でチーム打率は3割を切った。もともと力のある打線が調子を戻しているかどうかが試合を左右しそう。北陸はセンバツ出場で本命・対抗だった敦賀気比と福井工大福井が決勝までに敗退し、福井商の復活かと思われたがそれを阻止して代表を24年ぶりに獲得した。県予選からの勢いを大事にしたい。ロースコアのゲームで特に藤嶋を乗せないで試合を進めたい。 | ○
| 3日目第1試合 | 八戸学院光星5−4市尼崎 | (延長10回) センバツベスト8の明石商の好投手・吉高に投げ勝った市尼崎エースの平林に注目。データ上はすごさは見えないがセンバツ時の智弁学園・村上投手のような打たれ強いタイプ。打力には定評がある八戸学院光星打線とどのような攻防を見せるかが焦点。光星打線がなかなか得点できないようだと市尼崎ペースとなる。市尼崎は得点力に欠けるので光星・桜井投手がセンバツ時のような好調さだと先制を許すと苦しくなる。市尼崎はロースコアゲームで粘りたい。 | ○
| 第2試合 | 山梨学院5−3長崎商 | 感慨深い組み合わせ。長崎商はセンバツ21世紀枠の創成時やたらと九州地区推薦校となったチーム。やっと29年ぶりに夏に甲子園に戻ってきた。対する山梨学院大付・吉田監督は長崎・清峰の優勝監督。長崎商は予選で清峰を破っている。ポイントは長崎商・本田投手が打率4割9分の山梨学院打線を抑えられるか。センバツ出場の好投手2枚のいる東海大甲府から12得点している山梨学院打線は本物と言える。投手力は継投策が基本だが得点力に課題のある長崎商としては本田投手が抑えて3,4点勝負にしなければ苦しくなる。 | ○
| 第3試合 | 横浜7−1東北 | 有名校同士の注目の一戦。横浜は好投手2枚と予選14本塁打の強力打線で優勝候補の最右翼に挙げられているチーム。東北も予選で昨夏甲子園準優勝の仙台育英を1点差で下しエース渡辺は左の変則技巧派投手で0点台の防御率を誇る。総合力では横浜が有利だが東北・渡辺投手の投球術が冴え横浜打線が沈黙するようだと面白くなる。東北も機動力があり得点力はあるので3,4点を争う接戦にできれば勝機も出てくる。 | ○
| 第4試合 | 近江0−11常総学院 | センバツや春の関東大会で期待を裏切った常総学院がエースの鈴木ともども復調しているかがポイントとなる。投手陣はサイドスローの倉田が台頭し鈴木とも2枚看板となっている。ただ打線は3割1分台でやや迫力不足か。対する近江のエース京山は直球に力のある本格派でセンバツベスト8の滋賀学園も深田との継投で2失点に抑えている。試合の行方は京山・深田投手vs常総学院打線。力があると言われ続けてきた常総学院の真価が問われる一戦。 | *言い訳・近江は控えの深田先発の奇襲に出たが初回に失点しエース京山も流れを止められなかった。常総学院の強さを証明した一戦。 ●
| 4日目第1試合 | 広島新庄2−1関東一 | (延長12回) 予選4本塁打と相変わらず長打力ある関東一打線が、プロ注目の左腕・堀と対する注目の一戦。関東一はオコエを擁してベスト4入りを果たした昨夏ほどの打撃力は無いが今年も3,4番はチャンスに強く長打力もある。センバツ時弱点だった投手力もエース佐藤奨の台頭でめどが立ち攻守のバランスは良くなった。広島新庄は予選6試合で63奪三振のエース堀が大黒柱。ただし打線も機動力があり昨年のチームよりは逞しさも増している。焦点は関東一打線がどう堀投手を攻略するか。場合によっては投手戦の様相を呈する可能性もある。 | ○
| 第2試合 | 樟南9−1京都翔英 | 部長がともに「ダークホース」に考えていた両チームの対決。特徴は対照的だ。樟南は浜屋・畠中のダブル本格派左腕エースを中心に守り勝つスタイル。一方、京都翔英は初出場ながらチーム打率が4割を越え実力校の立命館宇治や福知山成美も9−2,11−1と一蹴していることから打力は本物。ポイントは当然樟南投手陣vs京都翔英打線。特に4番の石原は見た目もドカベン体型で長打力もあり勝負強い。彼を抑えるかどうかで試合の流れが決まっていきそうだ。 | ○
| 第3試合 | 星稜2−8市和歌山 | センバツにも出場し赤羽ー栗栖と投手2枚看板を擁する市和歌山に対し、春の北信越チャンピオンで打線が看板の星稜の攻撃力が戦いを挑む一戦。市和歌山は盗塁やバントで走者を送るオーソドックスな攻めを得意とする。継投策の星稜は打者の目先を替えて失点を抑えたいところ。打線は予選で9本塁打と長打力があり、市和歌山の投手陣が、とくにセンバツで乱調だった左腕・栗栖がどう抑えるか注目したい。 | *言い訳・序盤は互角の打ち合いだったが、星稜はランナーを出しながらも5併殺を喫する拙攻。継投策も決まらず試合運びがまずかった。市和歌山は我慢の野球から終盤に相手のミスもあって突き放すことができた。 ●
| 第4試合 | 花咲徳栄6−1大曲工 | 花咲徳栄が実力で上回る。花咲徳栄はセンバツは秀岳館に初戦負けを喫したが今夏のチームはエース高橋の成長とともに別のチームか?というほどレベルが上がった。今大会でも優勝候補の一角に名を連ねている。大曲工は悲願の夏初出場。初出場した2年前のセンバツでも1勝しており大物食いのチームという印象がある。今年のチームも県決勝で好投手相手に大逆転勝ちをしており、花咲徳栄としても油断はできない相手。大曲工は序盤の失点を抑え3点差ぐらいで終盤を迎える展開にしたい。 | ○
| 5日目第1試合 | 日南学園7−1八王子 | 投手力の差で日南学園がわずかにリード。日南学園はセンバツ初戦負け後打線をテコ入れし予選では3割7分を超えた。エースの森山も安定感を増し投打のバランスが良くなっている。八王子はもう一歩で甲子園まで何度も近づいていたが今夏ついにたどり着いた。機動力が武器で早稲田実・東海大菅生といった実力校を接戦で破ってきた粘りがある。ゲームのポイントは日南学園エース森山を八王子打線が足も絡めてどう攻略するか。地区予選では失点を2点までに抑えている日南学園から3点以上は取らないと勝機は出てこない。 | ○
| 第2試合 | 富山第一1x−0中越 | 富山県と新潟県という北信越対決。総合力でやや富山第一が優位と見た。富山第一はエースの中津原に加えて森が台頭し投手力が向上。伝統の強打も健在で守備が乱れなければ投打に力はあるチーム。中越は昨夏のチームに投手力は及ばないが夏にぐんと実力を伸ばし特に機動力を中心とした得点力が伸びている。投手陣が3失点までに抑え打線が4点以上たたき出すゲームプランで夏の甲子園2勝目を目指す。 | ○
| 2回戦 | 第3試合 | 前橋育英3−10嘉手納 | 春の関東チャンピオンの前橋育英に初出場の嘉手納が挑戦する。前橋育英はデータ的には普通のチームだがエースの佐藤は被安打率が低く簡単に相手ランナーを出さないタイプ。打線も予選では4回戦から強豪相手が連続したことから2割5分台と低めだが割り引いて考える必要がある。焦点は嘉手納投手陣が前橋育英打線を抑えられるか。沖縄予選では相手を3失点までに抑えた投手陣が甲子園でどんな投球を見せるかに注目したい。 | *言い訳・試合の流れを感じさせた一戦。5回裏のホームインが認められず7回の嘉手納の攻撃は前橋育英の守備の乱れや押し出しもあり8点の猛攻。嘉手納の甘い球を痛打する集中力もあったが前橋が急に浮き足立ったように見えた。 ●
| 6日目第1試合 | 聖光学院5−3クラーク国際 | 昨夏久しぶりに初戦敗退を喫した聖光学院が初出場とはいえ実力があるクラーク国際とどう対するか興味のある一戦。聖光学院は10年連続出場と甲子園常連校になったがこの間初戦負けは昨年も含めて2度だけと初戦に強い。今年のチームはエースの鈴木拓の台頭によって弱点だった投手力が底上げされ機動力ある攻撃力は連年同様に洗練されている。初出場のクラーク国際はエースの平沢津の出来が試合の行方を左右する。かつてヒグマ打線を率いた佐々木監督直伝の攻撃力も注目される。 | ○
| 第2試合 | 松山聖陵1−2x−北海 | ナイジェリア人の父を持つ196センチと長身のアドゥワ投手に注目が集まる初出場の松山聖陵と昨夏の開幕試合18失点負けの汚名を返上したいその試合で登板した大西がエースとなった北海という注目校同士の対決。ポイントは予選打率3割8分に迫る北海とアドゥワ投手との攻防。北海打線が爆発するようなら大差になる可能性もある。攻撃力では劣る松山聖陵は北海エースの大西からチャンスで確実に1点づつ得点し3,4点を争う接戦にしたい。 | *言い訳・松山聖陵・アドゥワ投手は再三のピンチをよく防いでいたが、9回はついに限界が来たというピッチングだった。北海は攻めながらも勝ち越せない嫌な展開だったが松山聖陵打線を1点に抑え込んだ北海・大西投手の粘り勝ち。 ●
| 第3試合 | 作新学院3−0尽誠学園 | 県大会6連覇を果たした作新学院はことしも剛腕エースと猛打線のチームを作ってきた。対する尽誠学園はセンバツ準優勝の高松商、21世紀枠の小豆島の両校を破り9年ぶりに夏の甲子園に戻ってきた。みどころは尽誠学園エース渡辺の投球と作新学院の打線の対決。予選6試合中5試合で10得点以上をあげ打率4割3分を超える作新学院は今年も打線は活躍しそうだ。尽誠学園としては作新打線を4失点までに抑え味方の反撃を待ちたい。 | ○
| 第3試合 | 秀岳館6−1常葉菊川 | センバツベスト4の秀岳館にやや分があるが常葉菊川も攻撃力に関しては引けを取っておらず、打ち合いになったらどう転ぶかわからない対戦。秀岳館は予選打率が4割を超え機動力も洗練され攻撃力関しては今大会でも5本の指に入る強力打線。ただし投手力が思った以上に成長していない印象で打ち勝つ試合が多くなりそう。常葉菊川は予選はほぼノーマークだったがこちらも予選打率は4割を超え本塁打も8本と相変わらずフルスイング打線は健在。こちらも投手陣はエース落合頼みとみられるので、秀岳館打線を何点に抑えるかがポイント。春の東海チャンピオンの常葉橘を12−0と下した勢いは侮れないので「どちらの打線が上か」の決定戦になる可能性がある。 | ○
| 7日目第1試合 | 木更津総合2−0唐津商 | センバツベスト8の木更津総合が優位に立つ。木更津総合は予選4回戦からすべて甲子園経験校とあたりすべて1点差ゲームをものにしてきた。よってチーム打率は2割7分台と低いがセンバツで打線のレベルの高さは証明済み。大黒柱のエース早川も調子を戻し2番手武田ともども安定した投球を見せている。唐津商はエース谷口の粘りの投球が生命線。守備に課題があるが好調の打線に援護されて昨夏の準優勝から今年は決勝戦を制し優勝した。唐津商としては序盤で離されないように谷口投手の粘投を期待したい。 | ○
| 第2試合 | 明徳義塾7−2境 | 明徳義塾が優位に立つ。明徳義塾は中野・金津の投手陣と好機に強い打撃陣のバランスが良く馬渕監督の采配も健在。昨夏初めて甲子園初戦を落としたが今年は再スタートを切りたい。境は投手力に課題があるが予選は打線がそれを補って9年ぶりの代表に輝いた。見所は、境が明徳義塾に初回かき回されず無難に立ち上がることができるか。持ち前の打線で先行できれば接戦も予想されるが隠家・高木の投手陣が踏ん張って大量失点しないことが肝要。 | ○
| 第3試合 | 創志学園8−11盛岡大付 | 154キロの速球を投げ込む創志学園・高田に対して初戦で九国大付に打ち勝った盛岡大付の打線がどのようなバッティングを見せるか注目の一戦。センバツでも見せたように創志学園は機動力を生かした攻めが得意。盛岡大付の左腕・三浦がどう対応するか勝負を決める場面となるかもしれない。盛岡大付は高田の直球を攻略できるかが試合の行方を左右するカギ。与四球も少なくスライダーも切れるので直球に対応できないと苦労しそう。予選決勝で一度死んでいる創志学園は甲子園でものびのびプレーできそうだ。 | *言い訳・盛岡大付の思いっきりの良い打撃が0−4から好投手・高田を文字通り打ち崩す破壊力を見せ付けた。試合の流れを変えた3番植田のホームランと1点差に追い上げられての4番・塩谷のホームランはいずれも高田投手の冷静さを奪う効果的な一発だった。 ●
| 第4試合 | 智弁学園2−5鳴門 | ともにエースがしっかり試合を作り打線も集中打があるバランスのとれた両チームだが、佐久長聖戦でリリーフの塩澤を打てなかった鳴門の打線の調子が下降気味と見た。佐久戦では1,2回にホームランなどで3点を挙げたがそれ以降はチャンスも作れずヒットも7本に抑え込まれた。エースの河野も中盤までは速球が走っていたが終盤に球威が落ちたのが心配。智弁学園はエースの村上も復調気味で打線も13安打と好調さを維持している。ポイントは鳴門・エース河野と智弁学園打線の対決。3点までに抑え込めると鳴門に勝機が出てくる。鳴門は当たっている4番手束の前にランナーを出したい。 | *言い訳・鳴門のエース河野の好投もあったが智弁学園は打ち上げる打撃が多く疑問が残った。また主審のストライクゾーンが左右に狭くきわどいところを突くエース村上の決め球が何度もボールと判定されリズムに乗れなかったのも残念だった。鳴門無欲の勝利。 ●
| 8日目第1試合 | 山梨学院2−7いなべ総合 | ともに打撃に自信を持ち投手陣は継投策という似たイメージの両チーム。初戦は打線爆発とまではいかずどちらの打線に火が付くかが焦点。勝負の行方は投手陣の出来。水谷・山内・赤木と数は多いが初戦ピリッとしなかったいなべ総合投手陣が山梨学院打線を防ぎきれないと見た。山梨学院も吉松ー栗尾の継投時期を間違えないようにしたい。 | *言い訳・実力伯仲の好ゲームは終盤にいなべ総合が山梨学院・リリーフの栗尾投手を捕らえて決着をつけた。山梨学院は先発の吉松投手が好投。打線も押し気味で試合を進めていたがもう一押しが出来なかったのが痛かった。いなべ総合は先発の赤木が思いのほか持ちこたえたのが勝因。2番手の山内も冷静に投げ山梨学院打線を起こさなかったのが勝利につながった。 ●
| 第2試合 | 常総学院8−3中京 | 甲子園に入ってから打撃好調の中京打線を常総学院投手陣がどう攻めるかがポイント。中京は3番・北川、4番・今井に長打力があり大会に入ってから好調。甘い球は捕らえられるので鈴木投手も気が抜けない投球になりそうだ。古田ー岩川の継投策を取る中京は投手力ではやや劣るのでリードして終盤を迎え逃げ切る戦いをしたい。常総学院は早めの継投も視野に入れ大量失点だけは避けたい。 | ○
| 第3試合 | 東 邦10x−9八戸学院光星 | 八戸学院光星のエース桜井と東邦打線の対決。東邦は初戦19得点も9失点と危うさも見せた。藤嶋投手の登板もあり得る。ここしばらくの甲子園では2戦目で負けている八戸学院光星はチャンスは序盤から逃さず得点にして5点ぐらいは積み重ねたい。打ち合いになると東邦に分がありそう。 | ○
| 第4試合 | 横浜1−5履正社 | 早くも当たってしまった今大会注目の優勝後方同士の対戦。横浜は藤平、履正社は寺島といずれもプロ注目のエースを擁し打線も両チームとも長打力があり目の離せない試合にになりそうだ。ポイントはどちらが3点目を取るか。履正社は中心バッターの安田が藤平投手に対してどういう結果を残すかも注目したい。履正社・寺島投手の速球が横浜打線にどれだけ通用するかも楽しみだ。 | *言い訳・2度の雨による中断直後の登板など横浜・藤平投手にはやや不運な面もあったが履正社・寺島投手を打てなかったのが敗因。できたら両投手の初回からの投げ合いを観たかった気がする。 ●
| 9日目第1試合 | 日南学園6−4市和歌山 | 春のセンバツではともに初戦敗退だったが、夏は1回戦を突破した両校の対戦。ともに投手力を中心とした守りからリズムを作っていくチームとしては共通点が多いが初戦市和歌山・赤羽投手の調子が今一つだったことからエースの状態で日南学園有利と見た。日南学園はエース左腕・森山が安定感ある投球を見せ八王子を1失点に抑えた。打線も終盤に得点を重ね打線も春に比べて力を持ったところを証明した。市和歌山も星稜の継投策を打ち砕き8得点と上々の滑り出し。赤羽投手が立ち直っていれば互角以上に戦える。 | ○
| 第2試合 | 樟南3−6花咲徳栄 | 初戦やや期待外れだった花咲徳栄エース高橋のピッチングと打線の攻撃力。一方樟南は左腕2枚の守備力と思いのほか当たっていた打線で京都翔英を一蹴しダークホースの名に恥じない試合運びを見せた。花咲徳栄は点差は6−1と快勝だったが試合運びに今一つ強さが感じられずこれから勝ち上がっていくにはやや不安の残る初戦の内容だった。高橋投手もここぞの場面で三振は奪っていたが安定感のある投球ではなかった。樟南は隙のない試合運びで調子の良さを感じさせたがこの試合は高橋投手から3点以上奪って接戦を逃げ切れるかが勝負となりそう。 | *言い訳・樟南は予想通り先制点を挙げたが1点にとどまり、花咲徳栄の反撃で1−4と一気に逆転されたのが痛かった。花咲・高橋投手は今回も11安打を許しながら3失点にとどめ粘りの投球で期待に応えた。花咲徳栄の総合力が勝っていたようだ。 ●
| 第3試合 | 広島新庄7−1富山第一 | 初戦堂々としたピッチングで強豪・関東一に2−1と競り勝った広島新庄・堀投手は直球に力もあり変化球もキレ攻略は難しそうな印象を残した。富山第一は中越を終盤でうっちゃってサヨナラ勝ち。波に乗っているが広島新庄とはやや総合力で差がありそう。中津原・森の継投でやはりロースコアに持ち込み接戦にしたい。 | ○
| 3回戦 | 10日目第1試合 | 嘉手納5−13明徳義塾 | 総合力の明徳義塾vsなんとなく今大会勢いがある嘉手納の対戦。ポイントは金津ー中野の継投策を取るであろう明徳義塾が今大会勢いを感じさせる嘉手納打線を抑えられるか。通常なら5−3ぐらいでで明徳が勝ちそうだが嘉手納の爆発力は初戦を見た限りでも侮れない。明徳としては序盤から1点づつ確実に加点し3点以上はリードして終盤を迎え逃げ切りを図りたい。 | *言い訳・予想した嘉手納の集中打は8回裏の攻撃で十分見せた、が、それまでの失点が多すぎた。7,8点差だったら明徳義塾の選手も浮き足だったかもしれないが12点差あったのでなんとか後続を断つことができた。明徳義塾の試合巧者ぶりがよく出ていたゲーム。 ●
| 第2試合 | 秀岳館6−1いなべ総合 | 打力に自信を持つ両チームの対決。投手力は互角ながら打線の長打力で秀岳館が上回る。試合のポイントはともに継投策をとる投手陣が大量失点を出さないようにうまくつなげるか。秀岳館では有村、いなべでは山内の投球が鍵を握る。5,6点ぐらいの点の取り合いになればいなべ総合にも勝機が出てくるかもしれない。 | ○
| 第3試合 | 鳴門11ー9盛岡大付 | ここまで打線爆発の盛岡大付だが、低めのコントロールが今大会さえている鳴門の河野投手相手に1,2回戦と同様のバッティングができるかが焦点。2回戦で152キロを記録した直球を有する創志学園・高田投手を打ち崩した打線だが、高めの球を痛打することが多かった。今度は低めの球をたたきつけるバッティングが求められる。盛岡大付は失点は5,6点は計算しないといけないので鳴門打線が7点以上得点すれば有利になる。 | ○
| 第4試合 | 履正社4−7常総学院 | 投打にレベルの高い両チームの好カード。履正社は左腕・山口の先発も考えられる。常総学院は鈴木の3連投でいけるところまでいくのではないだろうか。打線の特徴としては長打の履正社vs連打の常総学院。チーム状態が上り調子の常総学院が履正社の2枚左腕をどう攻略するかが試合のポイント。3,4点を争う好ゲーム期待。 | *言い訳・履正社は控えの山口先発も2回持たずに降板。急遽リリーフの寺島もつかまり序盤でまさかの5失点とハンデを負った。常総学院・エース鈴木はこの展開に持ち味を出し切り履正社打線に大量点だけは失わない余裕の投球。履正社は終盤に掛けて寺島も本来の投球を取り戻したが焦りの出た打線は爆発することなく終了した。 ●
| 11日目第1試合 | 東邦2−5聖光学院 | 今大会はやや投打に低調さを感じさせる聖光学院だが初戦は初陣のクラーク国際を終盤にうっちゃってしぶとく1勝をあげた。東邦は最終回怒濤の5得点サヨナラ勝ちを収め打線の勢いは今大会でも上位クラスの実力がある。ポイントは両チームの投手の出来。打ち合いは必至なので継投策も含めて失点を少しでも抑えた方が有利になる。藤嶋投手の調子が戻るかどうかも注目。 | *言い訳・聖光学院先発は県大会で登板の無かったまさかの鈴木駿。この鈴木が好投し東邦打線を7安打に抑え完投する殊勲のピッチング。この大会控え投手の先発で失敗するチームが目立つが聖光学院ははまった。東邦は2回戦のサヨナラ勝ちの勢いを持ち込めなかった。 ●
| 第2試合 | 花咲徳栄2−6作新学院 | 関東対決。注目の速球派・今井投手が力のある花咲徳栄打線を相手にどういうピッチングを見せるか興味深い一戦。花咲徳栄は強さは感じないもののしっかりと押さえるところは押さえる捕らえどころのない野球で2勝してきた。作新学院は例年ほどの打撃力を見せていないが高橋投手がこれまでのように得点を許さない粘りの投球が出来ると優位に立つ。 | *言い訳・花咲徳栄は控えの綱脇が先発。作新学院は2回に5得点のビックイニングを作りこれが結果的に勝敗を分けた。花咲徳栄・高橋投手は好調だっただけに投手起用に疑問が残った。作新学院はエース今井が10奪三振の力投。 ●
| 第3試合 | 木更津総合2−0広島新庄 | 木更津総合・早川、広島新庄・堀と左の好投手対決。ともに打線を投手が上回ると思うので2,3点を争う接戦が期待できる。総合力は互角だがセンバツベスト8の経験で木更津総合がほんの少しリードか? | ○
| 第4試合 | 日南学園1−4北海 | ともにコントロールの良いエースを擁し打線も長打は少ないものの単打を積み重ねる打撃で得点力はある。初戦ヒットを打ちながらも残塁が多かった北海はこのゲーム、チャンスで一本タイムリーが出るかがカギ。この試合も投手戦になる可能性が高いが日南学園が控え投手を先発させるようだとその失点が致命傷にならないことを祈る。 | *言い訳・日南学園は北海エースの大西のスライダーが打てず再三のピンチを切り抜けながら試合の流れを持ってくることが出来なかった。北海は打線が当たっていて低めに集める日南学園・森山投手から11安打。残塁も多かったが終始試合の流れを離さなかった。 ●
| 準々決勝 | 12日目第1試合 | 秀岳館4−1常総学院 | 今大会自分たちの野球が出来て好調の2校の対決。秀岳館は投手は継投で失点を防ぎ特に継投機は監督のひらめきが冴えている。打線は終盤に勝負を決める駄目押しが出来ており実力を出している。常総学院はエースの鈴木が安定。2,3番手も既に登板を果たし継投策も取れる。打線はチャンスに強く中京・履正社戦、ともに集中打が出て優位に立っている。ポイントは常総学院が中盤までリードを保てるか。終盤は秀岳館の反撃が予想できるのでそれまでに逃げ切れる点差をつけておきたい。 | ○
| 第2試合 | 明徳義塾3−0鳴門 | 春季四国大会では3−2で明徳が鳴門の追い上げをかわし逃げ切っている。3回戦で1点を積み重ねていく攻撃が冴えた明徳義塾はエースの中野に安定感があった。鳴門は河野投手の調子が下り坂を思わせ不安がある。ただ打線が当たってきたので先行して逃げ切る、四国大会とは別の展開にしたい。3回戦大当たりだった中山選手の活躍もカギ。4,5点勝負か。 | ○
| 第3試合 | 北海7−3聖光学院 | 今大会目立たないが好投を続けている北海・大西投手を聖光学院打線が捕らえられるが焦点。大西投手は松山聖陵・日南学園ともに4安打1失点に抑える好投。対する聖光学院はクラーク国際・東邦ともに終盤に打線が加点し逃げ切っている。北海は同じ北海道のクラーク国際の敵討ちの面もあり気合を入れてきそうだ。聖光学院は先発投手の選択を慎重にしたい。 | ○
| 第4試合 | 作新学院3−1木更津総合 | 関東対決。ここまで2試合連続完封の木更津総合・早川投手を打線上向きの作新学院打線がどんな対策を立てるかがポイント。木更津総合は打線の得点力は低いが逆にどんな投手からも2点は取る粘りはある。この試合の分岐点は3点と見ているので打線に長打力のある作新学院が3点目に近づく可能性が高い。登板の可能性がある木更津・武田、作新・入江投手の出来も試合の行方を左右しそうだ。 | ○
| 準決勝 | 13日目第1試合 | 作新学院10−2明徳義塾 | 6年連続出場の作新学院と7年連続出場の明徳義塾という甲子園超常連校同士の対戦。作新学院はここまで152キロの直球を投げるエース今井が一人でマウンドを守ってきた。控えの入江の先発もあり得るが決勝進出の大一番でもあるのでここはエース今井の連投と見た。打線は入江が3試合連続の本塁打を放っておりこの試合で新記録に挑戦する。作新学院は長打力では一日の長があるのでランナーをためての長打で大量点が欲しい。明徳義塾はエースの中野が好調。控えの金津もまずまずで継投策で失点を抑えたい。打線も単打を積み重ねる打撃は出来ており接戦になると面白くなる。何より強豪校相手だととにかく善戦する明徳・馬渕監督の作戦が楽しみでもある。序盤で明徳がリードする展開になると非常に面白くなりそう。 | ○
| 第2試合 | 秀岳館3ー4北海 | 総合力で秀岳館が上回る。北海としては立ち上がり不安定なエース大西が無難に立ち上がることと、秀岳館から2点以上先制することが試合を有利にする条件。北海としては複数の投手が投げる秀岳館投手陣から不調の投手を一人でも見つけ打ち込みたいところだ。北海は打線は3試合連続二桁安打続行中と当たっているので、単打を積み上げて5点はとりたい。秀岳館に先制を許すようだと苦しくなる。 | *言い訳・初回の無死3塁のチャンスを逃した秀岳館は尻上がりに調子を上げた北海・大西投手を打ち込めず無念の1点差負け。投手陣は4失点だったのでギリギリ及第点だったが打線は0−4になってからは焦りも見えいつものどっしり構える攻撃が出来なかった。打線も2番・7番に当たりがなく分断されたのが痛かった。大西投手は会心の投球。 ●
| 決勝 | 14日目第1試合 | 作新学院7−1北海 | ポイントはこれまで一人でマウンドを守ってきた北海・大西投手vs作新学院打線。準決勝で強打の秀岳館を3失点に抑えた投球が今回も必要。ただ連投になるだけ条件は悪くなる。作新学院は明徳投手陣から10得点とここに来て打線は上り調子。エースの今井も疲れが見えるので打線が援護したい。北海が先制して5,6点勝負となれば接戦となるが序盤で作新がリードするようだと一方的となる可能性もある。北海はとにかく二桁安打を目指し得点を積み重ねたい。 | *感想・序盤、北海が1点先制したときは「おや、北海打線また打ち出すのか!?」と思ったが作新学院が4回に北海エース大西を責めてビックイニングを作り試合の流れは大きく傾いた。作新学院・エース今井は丁寧な投球で北海打線に的を絞らせず二桁安打を止め7安打1失点に押さえた。投打に力を見せつけた作新学院の快勝。それにしても北海が決勝戦を戦っていることに改めてビックリ。 ○
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目標的中率 .700 どうなるかな? →.646に終わり目標達成はなりませんでした。
地区名 | 代表校 | コメント | 回数 | 投手力 | 攻撃力 | 守備力 | 総合力 | 初戦成績 | コメント |
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北北海道 | クラーク国際 | 初 | B | B | B | C | |||
南北海道 | 北海 | 2年連続 | 37回 | B+ | A | B | B | 11勝25敗 | 14回ベスト4、76・44・42・36・32・23・22・8回ベスト8 |
青森県 | 八戸学院光星 | 2年ぶり(春夏連続) | 8回 | B+ | A | A | B+ | 6勝1敗 | 94・93回準優勝、82回ベスト4、96・85・83回ベスト8 |
岩手県 | 盛岡大付 | 2年ぶり | 9回 | B | A | A | C | 1勝7敗 | |
秋田県 | 大曲工 | 初 | C | C | B | C | * | ||
山形県 | 鶴岡東 | 2年連続 | 5回 | B | B | B | B | 1勝3敗 | |
宮城県 | 東北 | 7年ぶり | 22回 | B | A | B | B | 11勝10敗 | 85回準優勝、41回ベスト4、87・67・58回ベスト8 |
福島県 | 聖光学院 | 10年連続 | 13回 | B | B | A | B | 9勝3敗 | 96・92・90回ベスト8 |
茨城県 | 常総学院 | 3年ぶり(春夏連続) | 16回 | B | B | B | B | 9勝6敗 | 85回優勝、69回準優勝、75回ベスト4、95回ベスト8 |
栃木県 | 作新学院 | 6年連続 | 12回 | B | A | A | B+ | 8勝3敗 | 44回優勝、93・40回ベスト4、94回ベスト8 |
群馬県 | 前橋育英 | 3年ぶり | 2回 | B | C | A | B+ | 1勝 | 95回優勝 |
埼玉県 | 花咲徳栄 | 2年連続(春夏連続) | 4回 | A | A | A | A | 2勝1敗 | 97回ベスト8 |
千葉県 | 木更津総合 | 3年ぶり(春夏連続) | 5回 | A | B | A | B+ | 3勝1敗 | |
山梨県 | 山梨学院 | 5年ぶり | 6回 | B | A | A | B | 1勝4敗 | |
東東京 | 関東一 | 2年連続(春夏連続) | 7回 | B | B | B | B | 4勝2敗 | 97回ベスト4、92・67回ベスト8 |
西東京 | 八王子 | 初 | B | B | B | C | |||
神奈川県 | 横浜 | 3年ぶり | 16回 | A | A | A | A | 12勝3敗 | 80・62回優勝、90・83・45回ベスト4 |
新潟県 | 中越 | 2年連続 | 10回 | B | B | B | C | 1勝8敗 | |
長野県 | 佐久長聖 | 2年ぶり | 7回 | B | B | B | B | 4勝2敗 | 76回ベスト4 |
静岡県 | 常葉菊川 | 3年ぶり | 5回 | B | A | A | B+ | 3勝1敗 | 90回準優勝、89回ベスト4 |
愛知県 | 東邦 | 2年ぶり(春夏連続) | 17回 | A | B | B | A | 8勝8敗 | 59回準優勝、74回ベスト4、52・47・26回ベスト8 |
岐阜県 | 中京 | 14年ぶり | 6回 | B | B | B | B | 4勝1敗 | 57回ベスト8 |
三重県 | いなべ総合 | 6年ぶり(春夏連続) | 2回 | B | B | A | B+ | 1敗 | * |
富山県 | 富山第一 | 3年ぶり | 2回 | B | B | B | B | 1勝 | 95回ベスト8 |
石川県 | 星稜 | 2年ぶり | 18回 | B | A | B | B+ | 9勝8敗 | 77回準優勝、73・58回ベスト4 |
福井県 | 北陸 | 24年ぶり | 3回 | B | B | B | C | 1勝1敗 | 74回ベスト8 |
滋賀県 | 近江 | 2年ぶり | 12回 | A | A | A | B+ | 6勝5敗 | 83回準優勝 |
京都府 | 京都翔英 | 初 | B | A | B | B+ | |||
大阪府 | 履正社 | 6年ぶり | 3回 | A | A | A | A | 1勝1敗 | |
兵庫県 | 市尼崎 | 33年ぶり | 2回 | B | C | B | B | 1勝 | * |
奈良県 | 智弁学園 | 2年ぶり(春夏連続) | 18回 | A | A | B | A | 12勝5敗 | 77回ベスト4、93回ベスト8 |
和歌山県 | 市和歌山 | 2年ぶり(春夏連続) | 5回 | B+ | B | B | B | 2勝2敗 | *49回ベスト4 |
岡山県 | 創志学園 | (春夏連続) | 初 | A | B | A | B+ | ||
広島県 | 広島新庄 | 2年連続 | 2回 | A | A | B | B+ | 1勝 | |
鳥取県 | 境 | 9年ぶり | 8回 | C | B | B | C | 1勝6敗 | * |
島根県 | 出雲 | 初 | B | B | B | C | * | ||
山口県 | 高川学園 | 初 | B+ | A | B | B | |||
香川県 | 尽誠学園 | 9年ぶり | 11回 | B | B | B | B | 6勝4敗 | 74・71回ベスト4、84回ベスト8 |
徳島県 | 鳴門 | 5年連続 | 11回 | B+ | B | B | B | 3勝7敗 | *32回準優勝、95回ベスト8 |
愛媛県 | 松山聖陵 | 初 | B | B | B | B | |||
高知県 | 明徳義塾 | 7年連続(春夏連続) | 18回 | B | B | B | B+ | 16勝1敗 | 84回優勝、94・80回ベスト4、95回ベスト8 |
福岡県 | 九州国際大付 | 3年連続 | 7回 | B | B | B | B | 2勝4敗 | 97回ベスト8 |
佐賀県 | 唐津商 | 5年ぶり | 5回 | B | B | C | C | 2勝2敗 | * |
長崎県 | 長崎商 | 29年ぶり | 7回 | B | C | B | C | 2勝4敗 | *34回ベスト4、11回ベスト8 |
熊本県 | 秀岳館 | 15年ぶり(春夏連続) | 2回 | B | A | B | A | 1勝 | |
大分県 | 大分 | 2年ぶり | 2回 | B | B | B | B | 1敗 | |
宮崎県 | 日南学園 | 2年ぶり(春夏連続) | 8回 | B+ | A | B | B | 3勝4敗 | 83回ベスト8 |
鹿児島県 | 樟南 | 3年ぶり | 19回 | A | B | A | B+ | 10勝8敗 | 76回準優勝、87・82回ベスト8 |
沖縄県 | 嘉手納 | 初 | B | B | B | B | * | ||
地区名 | 代表校 | コメント | 回数 | 投手力 | 攻撃力 | 守備力 | 総合力 | 初戦成績 | コメント |
「A」は優れている・「B」は全国レベル・「C」は弱点です。
2回戦で優勝候補の一角だった「横浜」が「履正社」に敗れ、その「履正社」も「常総学院」に敗れベスト8入りすらかないませんでした。かろうじてセンバツベスト4の「秀岳館」が今大会も
準決勝まで勝ち進み実力を見せましたが、「A」評価だった残りの2校「東邦」「花咲徳栄」も3回戦で姿を消すこととなりました。
優勝した「作新学院」は速球派エースの今井は話題に上がっていましたが、昨秋・今春と実績を残していないチームでしたので実力の把握がやや困難でした。
しかし大会が進むとともに「投手力は本物」「打線も例年並みに長打力がある」ことがわかってきて、他チームがエースを温存して消えていったのを尻目に今井投手が全試合先発を守るという王道
スタイルを貫いたことが結果的に「吉」と出たようです。決勝も初めてリードを許す展開から逆転し力のあるところを見せつけました。
準優勝の「北海」の快進撃は予想できませんでした。こちらも夏まで実績が残せていなかったチームで、大会前の評価で「大西投手は良さそうだ」とB+評価にはしましたがチーム評価は「B」でした。
しかし2年前センバツで準優勝した「東海大四」に似たチームカラーだなあとも思っていたのですが、打線が二桁安打を続けることは予想できませんでした。甲子園で伸びたチームだと思います。
ベスト4の2校は「秀岳館」と「明徳義塾」でした。「秀岳館」は非常にわかりやすい戦法をとり選手も監督の采配に答えていましたが、準決勝はミスが堰を切ったように続いてしまい追い上げましたが
1点届きませんでした。「明徳義塾」も評価は高くなかったですが、「境・嘉手納・鳴門」と確実に勝ってきたところはさすがと思います。ただベスト4入りの4校とも2回戦からのチームだったのは
偶然だったのでしょうか?大会を通しては「東邦」の9回裏大逆転劇はビックリしました。ここで大会も盛り上がりました。また、注目の本格派投手の陰に隠れていましたが「北海」大西投手を筆頭
に「木更津総合・早川」「常総学院・鈴木」「日南学園・森山」「明徳義塾・中野」などコントロールを主体とした技巧派投手の活躍も目立ちました。
ベスト8は「木更津総合」「鳴門」「聖光学院」「常総学院」となりました。関東勢の活躍と近畿勢の早期敗退が目立ちました。
さて、予想の方は31勝17敗(.646)と目標の.700は達成できず、あと3勝足りませんでした。近年初戦の的中率は高いのですが、2回戦3回戦の的中率が5割前後と落ち込むのが課題です。
今回は予選から大会期間中に掛けて約54万アクセスをいただきました。連年同様メールでの励まし・苦情・自分の意見表明などもいろいろいただきました。ご愛顧ありがとうございます。
8月末でサイト移転親しますが(プロバイダの都合)よかったら付いてきてください。
それではまた、センバツでお会いしましょう! ・組み合わせ・
八戸学院光星・創志学園・広島新庄も上位に来そうだ。→結局、「穴」に挙げておいた作新学院が優勝したので予想は当たりました。
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< 総評 >・「 優勝候補が次々倒れる混戦大会を制したのは成長中のチーム 」
第98回全国高校野球選手権大会はダークホース・作新学院とほぼノーマークの北海の決勝戦となり作新学院が54年ぶりに優勝を飾りました。
「 解説 」
創志学園 ─┐ ┌星 稜 *今回も前年に続き、その都度抽選方式のため、例年のようなベスト8予想は
九州国際大付┐┛ ┌┗市和歌山 行えません。
盛岡大付 ┛ ┗┏日南学園 よって初戦の組み合わせを参考に、単に強豪8チームを挙げると
佐久長聖 ┐ └八王子 横浜・履正社・秀岳館・智弁学園・東邦・花咲徳栄
鳴 門 ┛┓ ┌京都翔英 前橋育英・木更津総合 あたりかと思います。
出 雲 ┐┘ ┌┗樟 南
智弁学園 ┛ ┗┏花咲徳栄
山梨学院 ┓ └大曲工 3回戦以降の組み合わせ 準決勝・決勝の組み合わせ
長崎商 ┘┐ ┏広島新庄
いなべ総合 ┓┛ ┏└関東一 花咲徳栄 ┐
鶴岡東 ┘ └┌中 越 作新学院 ┛作新学院 ┓
近 江 ┐ ┗富山第一 木更津総合┓木更津総合┘作新学院 ┓
常総学院 ┛┓ ┏━嘉手納 広島新庄 ┘ ┃
中 京 ┓┘ └─前橋育英 盛岡大付 ┐ │作新学院┓
大 分 ┘ ┏━聖光学院 鳴 門 ┛鳴 門 ┐明徳義塾 ┘ ┃
東 邦 ┓ └─クラーク国際 嘉手納 ┐明徳義塾 ┛ ┃
北 陸 ┘┓ ┌─松山聖陵 明徳義塾 ┛ ┃作新学院
市尼崎 ┐┘ ┗━北 海 日南学園 ┐ │
八戸学院光星┛ ┌─尽誠学園 北 海 ┛北 海 ┓ │
東 北 ┐ ┗━作新学院 東 邦 ┐聖光学院 ┘北 海 ┓ │
横 浜 ┛┐ ┏━秀岳館 聖光学院 ┛ ┃北 海 ┘
高川学園 ┐┛ └─常葉菊川 常総学院 ┓ │
履正社 ┛ ┏━木更津総合 履正社 ┘常総学院 ┐秀岳館 ┘
└─唐津商 秀岳館 ┓秀岳館 ┛
┏━明徳義塾 いなべ総合┘
└─ 境
これだけ挙げておけばどれか当たるだろう?
優勝候補三点予想 横浜 履正社 秀岳館
ダークホース三点予想 花咲徳栄 智弁学園 東邦
だめ押し三点予想 木更津総合 樟南 作新学院
年 センバツ出場校予想 センバツ大会勝敗予想 夏の大会出場校予想 夏の甲子園大会勝敗予想
1998年 94.4%(36校中34校) 82.9%(35試合中29試合) 70.9%(55校中39校)(*本命22) 66.7%(54試合中36試合)
1999年 93.8%(32校中30校) 54.8%(31試合中17試合) 75.5%(49校中37校)(本命19) 62.5%(48試合中30試合)
2000年 90.6%(32校中29校) 67.7%(31試合中21試合) 69.4%(49校中34校)(本命18) 66.7%(48試合中32試合)
2001年 88.2%(34校中30校) 63.6%(33試合中21試合) 61.2%(49校中30校)(本命14) 66.7%(48試合中32試合)
2002年 87.5%(32校中28校) 61.3%(31試合中19試合) 61.2%(49校中30校)(本命20) 77.1%(48試合中37試合)
2003年 85.3%(34校中29校) 63.6%(33試合中21試合) 59.2%(49校中29校)(本命15) 54.2%(48試合中26試合)
2004年 87.5%(32校中28校) 77.4%(31試合中24試合) 73.5%(49校中36校)(本命9) 72.9%(48試合中35試合)
2005年 90.6%(32校中29校) 61.3%(31試合中19試合) 77.6%(49校中38校)(本命18) 72.9%(48試合中35試合)
2006年 93.8%(32校中30校) 58.1%(31試合中18試合) 75.5%(49校中37校)(本命17) 58.3%(48試合中28試合)
2007年 93.8%(32校中30校) 58.1%(31試合中18試合) 63.3%(49校中31校)(本命19) 66.7%(48試合中32試合)
2008年 91.7%(36校中33校) 65.7%(35試合中23試合) 70.9%(55校中39校)(本命*20) 77.8%(54試合中42試合)
2009年 90.6%(32校中29校) 58.1%(31試合中18試合) 69.4%(49校中34校)(本命19) 75.0%(48試合中36試合)
2010年 90.6%(32校中29校) 67.7%(31試合中21試合) 63.3%(49校中31校)(本命11) 72.9%(48試合中35試合)
2011年 96.9%(32校中31校) 71.0%(31試合中22試合) 61.2%(49校中30校)(本命18) 68.8%(48試合中33試合)
2012年 96.9%(32校中31校) 71.0%(31試合中22試合) 59.2%(49校中29校)(本命19) 72.9%(48試合中35試合)
2013年 91.7%(36校中33校) 48.6%(35試合中17試合) 69.4%(49校中34校)(本命16) 52.1%(48試合中25試合)
2014年 93.8%(32校中30校) 54.8%(32試合中17試合1分) 81.6%(49校中40校)(本命18) 60.4%(48試合中29試合)
2015年 90.6%(32校中29校) 74.2%(31試合中23試合) 73.5%(49校中36校)(本命21) 68.8%(48試合中33試合)
2016年 84.4%(32校中27校) 58.1%(31試合中18試合) 67.3%(49校中33校)(本命20) 64.6%(48試合中31試合)
雑居ビル入り口