第91回センバツ大会 優勝は東邦(5回目)単独最多!!準優勝は習志野
ランク | 試合番号 | 勝利予想ー敗戦予想 | 予想コメント | 結果 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1回戦 | 1日目第1試合 | 市和歌山3xー2市呉 (延長11回) | 同じ市立校で投打にまとまったよく似たチーム同士の対戦。ポイントは両エースのどちらが踏ん張るか市和歌山・岩本はコントロールが良く大崩れは考えにくい。市呉・沼田は被安打が多いのが気がかり。長打力の差で市和歌山に多少分がありそう。 | ○
第2試合 | 高松商8−0春日部共栄 | 総合力は互角だが監督がいない春日部共栄が平常心で戦えるかがカギ。高松商は先行して香川ー中塚の継投で逃げ切る展開を目指したい。春日部共栄はエースで4番の村田の前に走者をためて大量得点を狙いたい。 | ○
| 第3試合 | 星稜3ー0履正社 | 1回戦ではもったいない好カード。星稜は今大会注目のエース奥川で履正社打線を3点までに抑えたい。履正社のエース清水も好投手。星稜も3点は取らないと勝利は手に入らない。1,2点を争う投手戦になる可能性もあるがエラー、小技が勝敗を分けるかもしれない | ○
| 2日目第1試合 | 習志野8ー2日章学園 | エース飯塚を中心に投手力が豊富な習志野が優位に立つ。習志野は機動力もあり確実に1点を積み上げ継投策で逃げ切る展開が得意。対する日章学園も投手力は豊富だが柱になるエースが固定できず打撃戦になることが多い。ともに長打力はそれほどないので先制点を挙げた方が優位に試合を進めそうだ。 | ○
| 第2試合 | 横浜5−13明豊 | 投打に潜在能力が高い横浜だがエース及川頼みの面もぬぐえない。及川が序盤で打ち込まれるようなら明豊の一方的なゲームになる危険性もある。明豊は打線が強力。及川にとっても気の抜けない打者が揃う。2年生エース若杉も安定感を増し度会を始め好打者が揃う横浜も攻略には手間取りそうだ。 | *言い訳・2回までは及川投手の調子も良く横浜ペースの展開。しかし3回に二つの四球から相手の中軸にタイムリーを打たれ一気に崩れてしまった。明豊の早めの継投に対して焦りが見える横浜はチャンスにタイムリーが出ずリリーフも打ち込まれる完全に負け試合の流れになってしまった。明豊の5番藪田の勝負強さと活発な打撃が勝因。 ●
| 第3試合 | 札幌大谷4ー1米子東 | 西原ー太田の継投が決まり神宮大会を制した札幌大谷が総合力で上回る。きびきびした攻守が持ち味の米子東は札幌先発が見込まれる西原投手を早めに攻略したい。今回の米東は打線に得点力もあるので中盤まで互角の点の取り合いになればエース森下の頭脳的投球も冴え勝機も生まれてくる。 | ○
| 3日目第1試合 | 龍谷大平安2ー0津田学園 | (延長11回) 龍谷大平安打線と津田学園・前投手の攻防が焦点。近畿王者の平安は投打に突出した者はいないが接戦に強く負けにくいチーム。投手陣では野沢が柱になり打線では4番・水谷が柱になる。津田学園は前投手のスタミナに不安がありリリーフにも不安を残す。打力は平安に見劣りしないだけにリードして終盤を迎えると勝機が出てくる。 | ○
| 第2試合 | 盛岡大付3xー2石岡一 | (延長11回) 注目の速球派投手、石岡一・岩本と盛岡大付打線の対決。チーム打率が3割5分近くを誇り長打力もある盛岡大付は序盤は抑えられても終盤には岩本投手を捕らえるのではないか?打線が非力な石岡一は技巧派の盛岡・阿部投手から先制点を奪って守り勝つことが勝利の方程式になる。 | ○
| 第3試合 | 山梨学院24ー5札幌第一 | 伝統的に打線が看板の札幌第一は4番・村田を中心に得点力がある。山梨学院はエース中込他複数投手陣を誇るが札幌打線を押さえ込む事は難しく継投策を採ることになりそう。一方、札幌第一も投手力が弱点でリードしても終盤まで気が抜けない。打ち合い・点の取り合い必至だが打線の爆発力の勝負となりそう。 | ○
| 4日目第1試合 | 筑陽学園3ー2福知山成美 | 投手力に優れた九州チャンピオンの筑陽学園はエース西舘を中心に防御力に優れる。ただし得点力に課題があり福知山成美としてはロースコアの接戦に持って行きたい。福知山成美は技巧派の小橋投手に安定感があり大量失点することはなさそう。互いに打線は少ないチャンスを得点に結びつけるコツコツタイプなだけに先制点を挙げた方が優位に試合を進めそうだ。 | ○
| 第2試合 | 広陵2−0八戸学院光星 | 河野投手が注目で優勝候補の一角に名を連ねる広陵に対して近年初戦の勝率が良く打線に力のある八戸学院光星の打力の激突。広陵は神宮大会では星稜に完敗を喫したが投打にレベルが高く優勝を狙える戦力を誇る。八戸学院光星もエースの後藤が安定感を増し神宮大会でも東邦を下すなど力はあるチーム。ともに地区優勝チームなだけにレベルの高い好ゲームが期待できそう。 | ○
| 第3試合 | 東邦3ー1富岡西 | 浮橋投手を中心に投打にバランスの良い富岡西が東海王者で投打に中心の石川が引っ張る強豪・東邦に挑む一戦。ポイントは東邦の先発投手。昨年に続き投手力に不安を抱える東邦だが富岡西も四国大会では打線が当たっていたので4,5点の取り合いになれば浮橋投手の踏ん張り次第で好ゲームになりそう。東邦は石川がバットでチームを引っ張りたい。 | ○
| 5日目第1試合 | 明石商7ー1国士舘 | 投手力が武器の両チームの対戦。明石商は中森・宮口の右腕、国士舘は白須・山崎の長身右腕と互いに2枚看板を擁し共に守りは堅い。安定感では明石商投手陣に分があるが2,3点を争う接戦になりそう。ポイントはやはり両チームとも打力。共にバント他、機動力を絡めて1点づつ積み重ねる攻撃だが明石商は来田、国士舘は黒沢の長打が勝敗を分けるカギになる可能性がある。 | ○
| 第2試合 | 大分4ー1松山聖陵 | 甲子園初勝利を目指す両チームの対決。大分は部長の評価が高い技巧派右腕の長尾投手の粘投に期待。松山聖陵は長身の根本・三振の取れる平安山他の継投策となりそう。打線は両チームともバント多用のオーソドックスな攻めだが長打力を欠くのでチャンスにタームリーが出た方が試合の流れを掴みそうだ。 | ○
| 第3試合 | 桐蔭学園3−5啓新 | 甲子園初出場の啓新だが実力上位校との対戦では非常に粘り強さを発揮するので関東チャンピオンの桐蔭学園も苦戦覚悟の戦いになりそう。焦点は啓新先発が予想される安積投手を桐蔭学園打線が早めに攻略出来るかどうか。中盤までにリードを奪わないとリリーフの浦松投手は球威があり簡単には点を取れないと思える。桐蔭学園は安定感のある伊礼投手の先発で啓新打線を中盤までは押さえ込みたい。 | *言い訳・啓新会心のゲーム。ポイントは序盤でリードできたこと、浦松投手の登板を8回まで遅らせることが出来たこと。桐蔭学園は啓新先発の安積投手からヒットは放つものの捕らえきれず啓新の必勝リレーの前に追いつくとこが出来なかった。 ●
| 6日目第1試合 | 智弁和歌山13ー2熊本西 | 智弁和歌山に分がある。おそらく今大会でも1,2を争う強力打線で特に黒川・東妻・西川の3選手は長打力もあり克つバッティングセンスもありなかなか押さえ込むのは困難。熊本西は投手力に不安のある智弁和歌山の立ち上がりを突き先制攻撃を仕掛けたい。エース霜上は智弁和歌山を5点までに抑えチームは6点以上取る事が出来れば面白くなる。 | ○
| 2回戦 | 第2試合 | 高松商2−6市和歌山 | 総合力で高松商が優位に立つ。市和歌山は初戦好投した岩本が打力のある高松商に対しても同じような投球に徹することが出来るかどうか。高松商は初戦で投げなかった中塚の先発もあるが左打者が多い市和歌山に対しては左の香川の連投がセオリーか。市和歌山としては先制点を奪ってエースの岩本を援護する試合展開にしたい。 | *言い訳・高松商先発の中塚投手のコントロールが甘く先制点を許し味方の守備も乱れた高松商の自滅のようなゲーム。攻めても市和歌山先発の柏山投手の高めのボール球に手を出し助けてしまった。市和歌山は打撃が好調で智弁和歌山の次の試合だったことも良い方に影響を与えた可能性がある。 ●
| 第3試合 | 星稜1−3習志野 | 星稜は奥川投手が先発すれば有利。寺沢・荻原投手の先発だったらつけいる隙がある。初戦強豪・履正社を寄せ付けなかった星稜はエースが投げてこその落ち着いた野球だった。習志野も山内投手が好投したがややスタミナに不安が見られたので飯塚投手との継投で防御に努めたい。習志野はとにかく点の取れるときに1点でも2点でも得点しロースコアの接戦に出来るかどうかが勝利を呼び込むカギになる。 | *言い訳・星稜は習志野2番手の飯塚投手を打てなかったことに尽きる。奥川投手は初戦ほどの調子では無かったが3失点に抑えているので責任はない。ただ味方が1点しか取れない時は0点に抑えるのがエースとも言える。とはいえ習志野は狙い通りのロースコアゲームに持ち込み会心の勝利。 ●
| 7日目第1試合 | 明豊2ー1札幌大谷 | 横浜投手陣を粉砕した明豊打線が札幌大谷・技巧派の好投手・太田と対戦する興味ある一戦。明豊打線は初戦、及川以外にも横浜のリリーフ陣からことごとく点を取り打線は当たっている。特に1,3,5番の表・布施・藪田には注意が必要。一方、札幌大谷の太田も初戦4安打に抑えるなど評判通りの好投。ただし最終回に点を許したので西原か阿部との継投ができればより万全となる。札幌大谷は明豊投手陣から5点取れれば勝機も見えてくる。 | ○
| 第2試合 | 龍谷大平安9ー1盛岡大付 | 速球派ではないがコントトールと球の切れで勝負する龍谷大平安・野沢投手と盛岡大付・阿部投手の技巧派エース対決。いずれも大崩れは考えにくいので我慢比べとなる可能性が高い。お互い強力打線を誇るが初戦は4安打、5安打と不発に終わっているので二桁安打を狙いたいところだ。延長11回を投げた両投手の回復具合も注目したい。 | ○
| 第3試合 | 山梨学院2−3筑陽学園 | 強力3投手を擁する筑陽学園に対して初戦24安打24得点の山梨学院打線の対決はもちろん注目だが、5失点と投手陣に不安を見せた山梨学院から、初戦3得点に終わった打線が課題の筑陽学園が5点以上取れるかが勝負のポイント。筑陽学園は初戦登板が無かった西舘投手を含めて山梨学院を5点までに抑えれば勝機が出てくる。そのためにも初戦2発の野村を抑えることが課題となる。 | *言い訳・実は当初の予想は筑陽学園。しかし山梨学院初戦の猛打と筑陽学園・西舘投手が登板しなかったことから山梨学院優位に予想を変えたのだったが裏目に出た。筑陽学園の勝因はなんと言っても山梨学院打線をうまく分断したこと。それで被安打10ながら2失点に抑えたことが最大の勝因。西舘投手のピンチでの好投も大きい。投手力に不安があった山梨学院投手陣も3失点と頑張ったと思う。しかし野村は3安打したものの打線がつながらずロースコア勝負という相手のペースになってしまった。 ●
| 8日目第1試合 | 広陵2−12東邦 | ともに伝統校で今大会優勝候補の一角に名を連ねる強豪同士の対決。ポイントは東邦・石川投手vs広陵打線。初戦1失点に抑えた石川だが打力が上がる広陵打線を3点までに抑えられるかが焦点。5失点すると苦しい。広陵は河野投手が好調なだけに打力のある東邦としても3点以上取るのはなかなか難しそう。勝利のためには石川の投打に渡る活躍が不可欠となる。 | *言い訳・広陵が投手力で東邦を上回ると分析したが東邦が打力で広陵を上回っていた。特に初戦ほどの調子では無かったとは言え広陵先発の河野投手を鋭いバッティングで捕らえた打線は圧巻だった。東邦・石川投手も球に力があり丁寧な投球で広陵打線を力で押さえ込んだ。東邦の充実ぶりが確認できた試合。 ●
| 第2試合 | 明石商13ー4大分 | 初戦前評判通りの好投を見せた明石商の本格派・中森投手と大分の技巧派・長尾投手の好投手対決。ともに打たせて取るタイプだけに被安打は多いが得点をなかなか許さない投球が出来る。打線はやや明石商に分がありそうだが大分もリードできれば長尾の投球が冴えるだけに両チームとも先制点が欲しいところだ。 | ○
| 第3試合 | 智弁和歌山5ー2啓新 | 初戦・スライダーが切れていた熊本西・霜上投手に対して打席2巡目から見事に対応し打ち込んだ智弁和歌山打線が、のらりくらり相手に的を絞らせない投球をする啓新・安達投手を打ち込めるかが焦点。序盤で攻略出来れば大差のゲーム。僅差で終盤を迎えることになれば浦松投手との対決が見物となる。啓新は早めに智弁和歌山投手陣を攻略しての先制点がどうしても欲しい。 | ○
| 準々決勝 | 9日目第1試合 | 習志野4ー3市和歌山 | 習志野は山内、市和歌山は岩本といずれも左腕投手の先発を予想。初戦は両投手とも好投を見せたがこの試合も先発投手の出来が大きく影響しそう。打線は市和歌山の方が当たっているがリリーフ投手は習志野に分がある。習志野は根本選手の復帰が無ければ苦しいが3点を争う接戦が期待される。 | ○
| 第2試合 | 龍谷大平安0−1x明豊 | (延長11回) お互いに打力もあり4,5点勝負の実力伯仲の好ゲームが期待できる。打線の調子が尻上がりの平安は初戦、津田学園の好投手・前の前に苦戦を強いられたが明豊リリーフの大畑は同タイプで前よりは制球が甘いので捕らえられると見た。問題は平安の先発投手。野沢なら連投になるがある程度失点が読める。豊田ら初登板のピッチャーならその出来が試合の行方を左右することもある。 | *言い訳・明豊の戦力の分厚さを感じさせたゲーム。両チームとも寺迫ー橋本という初登板の投手が好投し1点を争う好ゲームになった。リリーフした本来の主戦投手も好投を引き継ぎ緊迫した投手戦に。終盤に入ってからチャンスは平安に多く訪れたが打球の鋭さは明豊が上回り始めた。最後は紙一重の競り合いだったが打力で明豊がほんのわずか上回った。 ●
| 第3試合 | 東邦7ー2筑陽学園 | 打力に勝る東邦が優位。投手力が不安視されていた東邦だが石川投手が安定した投球を見せている。連投になるこの試合は2回戦で試した奥田・植田投手の先発もあり得る。打線の振りが鋭い東邦に対して筑陽学園は西・西舘・菅井の継投で3点までに失点を抑えられると勝機が出てくる。 | ○
| 第4試合 | 智弁和歌山3−4x明石商 | 秋の近畿大会準決勝の再現。このときは12−0で明石商がコールド勝ちを収めている。ポイントは明石商・中森投手vs智弁和歌山打線。2回戦の大分戦で宮口投手が本調子で無いことがわかり明石商は中森投手がどれだけ智弁和歌山打線を抑えられるかに懸かってくる。智弁打線は4番の東妻が当たっていないことが気になるが他の選手は上位から下位まで切れ目が無く2回目の対戦となる中森投手も捕らえるとみた。問題は智弁の先発投手。池田陽投手の連投か左の池田泰投手か?明石商はいずれにしても5点以上は得点したい。 | *言い訳・明石商は予想通り中森投手の一択、球数が増えてもリリーフの気配は無かった。そうすると智弁和歌山が終盤得点を挙げるはずだったが中森投手は8回頃から球威が戻り7回の無死3塁のピンチも抑え3失点完投。智弁和歌山の小林投手も良く投げたが智弁打線が抑えられたのが敗因となった。 ●
| 準決勝 | 10日目第1試合 | 明豊4−6習志野 | 明豊は準々決勝で寺迫が好投。寺迫・若杉・大畑の継投で3,4点までに失点は計算できそう。そうするとポイントは習志野・飯塚投手vs明豊打線。飯塚投手は星稜・市和歌山と打線を抑えきっており明豊としてもここまで無失点の飯塚を攻略するには表・布施・野辺に加えて藪田の一打が不可欠。このメンバーが抑えられるようだとロースコア勝負での習志野の勝ちが見えてくる。 | *言い訳・初回に3得点とこれ以上無いスタートを切った明豊だが習志野・山内投手が投球パターンを組み直してから追加点を取れなかったことが痛かった。習志野は明豊の若杉ー大畑の継投を打ち崩し特に終盤のチャンスでの勝負強さが目立った。小林監督の我慢の采配に選手も良く答えている。 ●
| 第2試合 | 東邦4ー2明石商 | ここまで不安視された「投手」で好調を維持する石川は「打」では若干不発気味。「投」では奥田投手の先発が予想されるのでこのゲームでは「打」で貢献したい。好調を維持する4番の熊田もタイムリーが欲しい。明石商は疲れが見える中森投手を来田をはじめ打線で早めに援護できるかどうか。3点ほどの接戦になれば準々決勝同様勝機も出てくる。中森投手が早めに崩れるようだと大差もあり得る。 | ○
| 決勝 | 11日目第1試合 | 東邦6ー0習志野 | 東邦の投手起用に注目。連投の石川投手で行くのか奥田投手の先発か。石川以外の先発時は立ち上がりがカギ。習志野は山内ー飯塚の万全の継投策で来ると予想する。打線では習志野は根本主将の復帰と4番の桜井に当たりが出たことが大きい。また下位打線が活発な事と終盤で集打が出るところも利点。東邦は当たりが止まっている石川に当たりが出ないと苦しい。4,5点勝負の接戦になると予想するが選抜優勝経験のある東邦の、春に強い伝統の後押しが見えない形で出てくるか? | *感想・まず東邦・森田監督が先発を連投になるエース石川にしたことが流石。石川投手は期待に応えて決勝戦も習志野打線をわずか3安打完封に封じ打っても先制・中押しと2本のホームランをかっ飛ばす超人ぶりを見せた。習志野も好守で対抗したがいかんせん打線が石川投手を打てなかった。東邦の落ち着きを感じさせる横綱相撲は見事だった。 ○
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{ 組み合わせ・解説 }
組み合わせ
市 呉 ──┐ ┏━━山梨学院 A:高松商ー春日部共栄の勝者が勝ち進みそう。高松商は投手も2枚おり投打のバランスも良い
市和歌山 ━━┛┓ ┌└──札幌第一 春日部はエースで4番の村上の活躍次第。市和歌山・市呉は初戦突破を目指す。
高松商 ━━┓┘市和歌┐ ┌筑 陽┗┏━━筑陽学園 B:本命・星稜とチーム力が高い履正社という優勝候補2校が初戦で激突!星稜は打線が点を
春日部共栄 ──┘ | | └──福知山成美 取れるかどうか。履正社はエース清水の投球注目。習志野もエース飯塚が侮れない。
履正社 ──┐ ┃習志野┓ ┏東 邦┃ ┏━━広 陵 C:横浜はエース及川の調子が気がかり。明豊も打線は強力で投手陣も豊富。神宮Vの札幌大谷
星 稜 ━━┛┐習志野┛ ┃ ┃ ┗東 邦┌└──八戸学院光星 は投手力で勝ち進みたい。米子東はエース森下の粘投で接戦に持ち込みたい。
日章学園 ──┐┛ ┃ ┃ ┗┌──富岡西 D:近畿Vの龍谷大平安がリードも投手に不安。初戦の津田学園・前は好投手で侮れない。打力
習志野 ━━┛ ┃ 東┃ ┗━━東 邦 のある盛岡大付とエース岩本で勝負の石岡一の攻防も見物。21世紀枠では一番勝利に近い
明 豊 ━━┓ | | ┏━━明石商 E:ダークホースの筑陽学園はエース西舘の出来と打線の得点力がポイント。山梨学院も投手が
横 浜 ──┘┓ | 邦| ┏└──国士舘 踏ん張れば面白い。福知山は投手と守り、札幌第一は打ち勝って2回戦に進みたい。
米子東 ──┐┘明 豊┓ | | ┏明石商└┌──松山聖陵 F:投手力の広陵と打力の東邦と2校の優勝候補が入った。広陵としては打力のある八戸学院光
札幌大谷 ━━┛ ┃明 豊┘ └明石商┃ ┗━━大 分 星は今後を占うには格好の相手。近年初戦に強い八戸もチャンスはある。富岡西は投手カギ
津田学園 ──┐ | | ┏━━啓 新 G:投手力に優れる明石商がリード。国士舘も継投がはまれば互角の勝負に持ち込める。技巧派
龍谷大平安 ━━┛┓平 安┘ └和智弁┌└──桐蔭学園 エースの大分に対して甲子園初勝利を目指す松山聖陵打線が打ち込めるかどうか?
盛岡大付 ━━┓┘ ┗┌──熊本西 H:智弁和歌山がリード。ただし投手力には不安あり。打線は今大会一二の強打線。関東Vの桐
石岡一 ──┘ ┗━━智弁和歌山 蔭学園も継投策がうまい啓新は侮れない相手。熊本西は打線が5点は取りたい。
**ベスト8予想**
高松商(春日部共栄)星稜(履正社)横浜(明豊)龍谷大平安(津田学園)筑陽学園(山梨学院)広陵(東邦)明石商(大分)智弁和歌山(桐蔭学園)
優勝候補三点予想 | 星稜 | 広陵 | 履正社
ダークホース三点予想 | 明石商 | 東邦 | 智弁和歌山
| だめ押し三点予想 | 横浜 | 筑陽学園 | 龍谷大平安
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地区名 | 代表校 | コメント | 回数 | 投手力 | 守備力 | 攻撃力 | 総合力 | 初戦戦績 | メモ |
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21世紀 | 石岡一 | 初 | A | B | C | C | * | ||
富岡西 | 初 | B | C | B | C | * | |||
熊本西 | 初 | C | B | C | C | * | |||
北海道 | 札幌大谷 | 初 | A | C | A | B+ | |||
札幌第一 | 2年ぶり | 3回 | C | B | B | C | 2敗 | ||
東北 | 八戸学院光星 | 3年ぶり | 10回 | B | A | B | B | 5勝4敗 | 準優勝(84回) |
盛岡大付 | 2年ぶり | 5回 | B | A | B | B | 2勝2敗 | ベスト8(89回) | |
関東 | 桐蔭学園 | 16年ぶり | 6回 | B | C | B | B | 2勝3敗 | ベスト4(60回) |
春日部共栄 | 22年ぶり | 3回 | B | B | B | B | 2勝 | ベスト8(69回) | |
山梨学院 | 5年ぶり | 3回 | B | B | B | B | 1勝1敗 | ||
習志野 | 10年ぶり | 4回 | B+ | B | B | B | 2勝1敗 | * | |
横浜 | 5年ぶり | 16回 | A | B | B | A | 8勝7敗 | 優勝(78・70・45回)準優勝(75回)ベスト8(84回) | |
東京 | 国士舘 | 10年ぶり | 9回 | B+ | B | B | B+ | 4勝4敗 | ベスト4(65・63回)ベスト8(68回) |
北信越 | 星稜 | 2年連続 | 13回 | A | A | B | A | 5勝7敗 | ベスト8(90・67・64回) |
啓新 | 初 | B+ | B | C | B | ||||
東海 | 東邦 | 2年連続 | 30回 | B | B | A | B+ | 20勝9敗 | 優勝(61・18・16・11回)準優勝(60・15回) ベスト4(17・14・12回)ベスト8(77・45・他4回) |
津田学園 | 17年ぶり | 3回 | B | B | B | B | 1勝1敗 | ||
近畿 | 龍谷大平安 | 3年ぶり | 41回 | B | B | B | B+ | 22勝18敗 | 優勝(86回)ベスト4(88・46・33・13・7回) ベスト8(80・75・71・69回他8回) |
明石商 | 3年ぶり | 2回 | A | A | B | A | 1勝 | *ベスト8(88回) | |
履正社 | 2年ぶり | 8回 | A | A | A | A | 5勝2敗 | 準優勝(89・86回)ベスト4(83回) | |
智弁和歌山 | 2年連続 | 13回 | B | B | A | B+ | 9勝3敗 | 優勝(66回)準優勝(90・72・68回)ベスト8(83・80・75回) | |
福知山成美 | 5年ぶり | 3回 | B | B | B | B | 2勝 | ベスト8(86回) | |
市和歌山 | 3年ぶり | 6回 | B | B | B | B | 3勝2敗 | *準優勝(37回) | |
中国 | 広陵 | 6年ぶり | 24回 | B+ | A | A | A | 14勝9敗 | 優勝(75・63・3回)準優勝(12・6・4回)ベスト4(82・52・42回) |
米子東 | 23年ぶり | 9回 | B | C | C | C | 4勝4敗 | *準優勝(32回)ベスト4(33回)ベスト8(38回) | |
市呉 | 2年ぶり | 2回 | B | B | B | B | 1勝 | * | |
四国 | 高松商 | 3年ぶり | 27回 | B+ | B | B+ | B+ | 18勝8敗 | *優勝(32・1回)準優勝(88・33・2回)ベスト4(37・5回) ベスト8(62・53・31・29・17・6・3回) |
松山聖陵 | 2年連続 | 2回 | B | B | B | B | 1敗 | ||
九州 | 筑陽学園 | 初 | A | B | B | B+ | |||
明豊 | 10年ぶり | 3回 | B | A | A | B+ | 1勝1敗 | ||
大分 | 初 | B+ | B | B | B | ||||
日章学園 | 初 | B | B | C | B |
「A」は全国トップクラス「B」は全国上位クラス「C」は全国レベル「D」は弱点です。
[91回大会優勝校を探る!]
部長の分析によると「総合Aランク」は5チーム。ただ投攻守すべてに秀でているチームはなく、投攻守どこかに課題を抱えた状態となっている。その中でも総合力では履正社・広陵のバランスが良い。履正社はエース清水に速球と安定感があり、
打線も守備も高いレベルにある。あとはロースコアとなったときの機動力が欲しい。広陵も河野・石原・森の3投手がそれぞれレベルが高く長打は少ないが守備も鍛えられており戦績も良い。
2校に続くのが投手力を武器とした2校。星稜は明治神宮大会準優勝と実績も残し何よりエースの奥川のピッチングは今大会NO1と目されている。控え投手の層も厚いが課題は得点力。北信越決勝で啓新と引き分けたり神宮大会で札幌大谷
の投手陣を打てなかったことは選抜では致命傷となる。明石商も同型のチーム。投手を中心とした守りからリズムを作るチームカラーだがやはり得点力に課題がある。この両チームは打線が打てなかった試合をどう勝ちにつなげるかに懸かっている。
横浜はエースの及川次第のところがあるが打線も度会がおりスケールの大きなチーム。これまで初戦戦績8勝7敗と脆さも同居するがチームが噛み合えば潜在能力はNO1かも知れない。
B+ランクは8校。注目は東邦・智弁和歌山。いずれも攻撃力は大会屈指ながら投手陣に課題がある。東邦は昨年も優勝候補ながら初戦敗退しており注目の打者・石川が投打に活躍できるかがカギ。昨年準優勝の智弁和歌山も投手力に不安があり
打ち勝つ野球で勝ち進みたい。神宮大会Vの札幌大谷は投手力のチーム。太田は安定感があるが西原の調子が上位進出のカギとなる。国士舘・筑陽学園は投手、明豊・龍谷大平安は攻撃力に見るべき物がある。高松商はバランスが良い。
Bランクの中では関東大会でミラクルを見せた桐蔭学園、投手力が良い習志野・津田学園・啓新・大分に注目。ともに下馬評には挙がってこないがベスト8ぐらいには入ってきそうな力がある。いまいち評価が低い東北・関東勢も侮れない。
「21世紀枠」の中ではバランスの取れた富岡西に注目。打力もありエース浮橋の投球次第で同士討ちを除いては21世紀枠久しぶりの1勝も期待できる。
個人的には古豪・米子東がどんな試合を見せてくれるかに関心がある。公立校の奮闘にも期待したい。
年 | センバツ出場校予想 | センバツ大会勝敗予想 | 夏の大会出場校予想 | 夏の甲子園大会勝敗予想 |
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1998年 | 94.4%(36校中34校) | 82.9%(35試合中29試合) | 70.9%(55校中39校)(*本命22) | 66.7%(54試合中36試合) |
1999年 | 93.8%(32校中30校) | 54.8%(31試合中17試合) | 75.5%(49校中37校)(本命19) | 62.5%(48試合中30試合) |
2000年 | 90.6%(32校中29校) | 67.7%(31試合中21試合) | 69.4%(49校中34校)(本命18) | 66.7%(48試合中32試合) |
2001年 | 88.2%(34校中30校) | 63.6%(33試合中21試合) | 61.2%(49校中30校)(本命14) | 66.7%(48試合中32試合) |
2002年 | 87.5%(32校中28校) | 61.3%(31試合中19試合) | 61.2%(49校中30校)(本命20) | 77.1%(48試合中37試合) |
2003年 | 85.3%(34校中29校) | 63.6%(33試合中21試合) | 59.2%(49校中29校)(本命15) | 54.2%(48試合中26試合) |
2004年 | 87.5%(32校中28校) | 77.4%(31試合中24試合) | 73.5%(49校中36校)(本命9) | 72.9%(48試合中35試合) |
2005年 | 90.6%(32校中29校) | 61.3%(31試合中19試合) | 77.6%(49校中38校)(本命18) | 72.9%(48試合中35試合) |
2006年 | 93.8%(32校中30校) | 58.1%(31試合中18試合) | 75.5%(49校中37校)(本命17) | 58.3%(48試合中28試合) |
2007年 | 93.8%(32校中30校) | 58.1%(31試合中18試合) | 63.3%(49校中31校)(本命19) | 66.7%(48試合中32試合) |
2008年 | 91.7%(36校中33校) | 65.7%(35試合中23試合) | 70.9%(55校中39校)(本命*20) | 77.8%(54試合中42試合) |
2009年 | 90.6%(32校中29校) | 58.1%(31試合中18試合) | 69.4%(49校中34校)(本命19) | 75.0%(48試合中36試合) |
2010年 | 90.6%(32校中29校) | 67.7%(31試合中21試合) | 63.3%(49校中31校)(本命11) | 72.9%(48試合中35試合) |
2011年 | 96.9%(32校中31校) | 71.0%(31試合中22試合) | 61.2%(49校中30校)(本命18) | 68.8%(48試合中33試合) |
2012年 | 96.9%(32校中31校) | 71.0%(31試合中22試合) | 59.2%(49校中29校)(本命19) | 72.9%(48試合中35試合) |
2013年 | 91.7%(36校中33校) | 48.6%(35試合中17試合) | 69.4%(49校中34校)(本命16) | 52.1%(48試合中25試合) |
2014年 | 93.8%(32校中30校) | 54.8%(32試合中17試合1分) | 81.6%(49校中40校)(本命18) | 60.4%(48試合中29試合) |
2015年 | 90.6%(32校中29校) | 74.2%(31試合中23試合) | 73.5%(49校中36校)(本命21) | 68.8%(48試合中33試合) |
2016年 | 84.4%(32校中27校) | 58.1%(31試合中18試合) | 67.3%(49校中33校)(本命20) | 64.6%(48試合中31試合) |
2017年 | 90.6%(32校中29校) | 71.0%(33試合中22試合2分) | 69.4%(49校中34校)(本命18) | 68.8%(48試合中33試合) |
2018年 | 94.4%(36校中34校) | 82.9%(35試合中29試合) | 82.1%(56校中46校)(本命25) | 72.7%(55試合中40試合) |
2019年 | 84.4%(32校中27校) | 71.0%(31試合中22試合) |
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