第93回センバツ大会 3月19日開幕!
ランク | 試合番号 | 勝利予想ー敗戦予想 | 予想コメント | 結果 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1回戦 | 1日目第1試合 | 北海2−3x神戸国際大付 (延長10回) | 好投手を擁し打線もしっかり得点する同型のチームの対決。勝負のポイントは神戸国際大付の投打の中心・阪上投手の活躍。北海のエース木村は三振も取れる予選の防御率が0点台の好左腕。神戸国際大付は阪上の活躍なくしては木村を攻略することは難しい。北海としては木村の力投が続いているうちに先制しロースコアで逃げ切る展開にしたい。 *言い訳・開幕ゲームから高校野球の面白さが凝縮された好ゲームとなった。北海は先制しエースの木村が評判通りの投球で中盤まで相手打線をノーヒットに抑える好投。北海ペースで試合は進む。しかし継投した神戸国際大付の楠本が力投し接戦に持ち込むと0−2から神戸に好守が続出し試合のムードが変わりだした。最終回に2−2と振り出しに戻すと変わった流れは止められずサヨナラ勝ちを呼び込んだ。阪上だけで無く控えも含めて全員野球を展開した神戸国際大付の粘りと序盤の継投を含め選手を信頼して作戦を展開した青木監督の作戦も冴え選手もこれに良く答えた。 | ●
第2試合 | 明徳義塾0−1仙台育英 | ともに昨年の交流試合に続いての連続出場で10回以上の選抜出場を誇る伝統校同士の好カード。明徳は代木、育英は伊藤のほか複数の先発候補がおり締まった接戦が期待できる。ポイントは仙台育英の先発投手。相手の隙を見逃さない明徳・馬渕監督の先制パンチが決まれば明徳ペースで進むと予想される。打力では育英に分があるが接戦になればスクイズの上手さが試合を分けることもありそう。 | *言い訳・仙台育英の投手力が完璧すぎた。明徳義塾をわずか1安打に抑え失策・四死球も合計3で馬淵監督も作戦の出しようがなかった。明徳も再三の好守を見せたが流れを変えるまでには行かなかった。 ●
| 第3試合 | 健大高崎6ー2下関国際 | 総合力では健大が上回るが投手力にやや不安がある健大を試合巧者下関国際・坂原監督がそこを突けば下関にもチャンスはある。今大会の出場校の中でも指折りの破壊力を持つ打線の健大高崎は継投策の下関投手陣を早めに打ち込み、味方投手が失点しても余裕を持って試合を進められる展開にしたい。 | ○
| 2日目第1試合 | 天理7ー1宮崎商 | 総合力では天理に分があるが県大会で2試合6点差を逆転している宮崎商の打線も投手力にやや不安がある天理としては不気味。天理はエースの達、打線の中心・瀬とキーマンの活躍が欠かせない。近畿大会で見せた脆さ(4−11大阪桐蔭)が出なければ中盤までに優位に立てるはず。宮崎商はエースの日高が粘り強く投げることが欠かせない。打線も天理に離されないように食い下がり爆発するチャンスを待ちたい。 | ○
| 第2試合 | 鳥取城北6−2三島南 | 打力で上回る鳥取城北が優位。ただし両チームとも投手力に課題があるので点の取り合いになる公算が高い。鳥取城北はエースの広田が出来るだけ長いイニングを投げ、打線は長打力のある畑中・徳山の前にランナーを出し先制点を狙い自分のペースで試合を進められるか。三島南は植松・前田の投手陣の踏ん張りが欠かせない。長打力では引けを取るので序盤での大量失点を避け3,4点勝負の接戦に持ち込みたいところだ。 | ○
| 第3試合 | 東海大相模3ー1東海大甲府 | (延長11回) 秋の関東大会準々決勝の再現。この時は1−2で東海大相模が敗れている。ポイントは相模がその時抑えられた甲府のエース左腕・若山を攻略出来るか。特にキーマンの4番柴田にチャンスで回せるかがカギになる。甲府としては同じ左腕の加藤を含め相模打線を3、4点までに抑えて接戦に持ち込みたい。 | ○
| 3日目第1試合 | 具志川商8ー3八戸西 | 大会史上3回目の21世紀枠対決。具志川商・新川、八戸西・福島と共に軸になるエースを持ち秋の地区大会でも1勝づつ挙げている、そこそこ実力のあるチーム同士の対戦だ。チーム打率は八戸西の方が上だが具志川商は1試合平均3個の盗塁を決めており得点力は互角と見ている。3,4点を争う接戦になりそうなので先制点の持つ意味が大きくなる。 | ○
| 第2試合 | 福岡大大濠2−1大崎 | 東海対決に続いてこれまた九州地区大会決勝戦の再現。この時は5−1で大崎が勝利しているが共にエースの毛利、坂本は投げていない。試合のポイントは全員の総合力で攻めてくる大崎を福岡大大濠投手陣がどう裁くか。大濠エースの左腕・毛利は三振が取れる好投手。大崎も地区大会のように簡単に得点はできないだろう。先発が両エースでない場合は継投の見極めも重要になってくる。大崎・清水監督の采配も注目したい。 | ○
| 第3試合 | 明豊10xー9東播磨 | (延長11回) くじ運でこの日4校目の登場となる九州沖縄勢。明豊は例年ほどの長打力は感じさせないが昨年の交流試合も含めて3年連続センバツ出場と甲子園に慣れているのはアドバンテージ。今回のチームは太田ー京本の継投で接戦を競り勝つチームになっている。対する東播磨は昨秋の近畿大会で今大会NO1投手と評されている市和歌山・小園投手と投げ合い1−2と惜敗したが好投した鈴木投手が大黒柱。打線は長打力はないが機動力でしぶとく得点するタイプ。鈴木投手が明豊打線を3点までに抑えることで勝機が出てくる。 | ○
| 4日目第1試合 | 県岐阜商0−1x市和歌山 | 今大会注目の市和歌山・小園投手の投球に注目が集まる。公式戦の防御率は0点台を誇り三振奪取率も高い。県岐阜商の野崎も好投手で基本的には1,2点を争う投手戦になりそう。打線は両チームともキャッチャーが中軸を打ち好投手のリードとともに打棒もポイントとなる。県岐阜商・鍛冶舎監督が作戦を遂行できるだけのランナーが出れば有利に試合を進めることが出来そうだ。 | *言い訳・県岐阜商は3回の1死2,3塁のチャンスに得点できなかったのが痛かった。市和歌山・小園、県岐阜商・野崎の投手戦で試合は進み先に県岐阜商がリリーフに松野を送り動いたが得点できず最後は粘った市和歌山にタイムリーが出た。 ●
| 第2試合 | 大阪桐蔭6−8智弁学園 | フリー抽選のためか今大会は同地区対決が多くこの試合は近畿大会決勝戦の再現。この時は7−3で智弁学園が勝っている。大阪桐蔭は松浦・関戸と150キロ越えの2投手を揃えるがまだ大きな大会で結果を出しているとは言えずこの試合が試金石となる。智弁学園は技巧派左腕の西村、本格派の小畠と投手陣も揃い打線も前川・山下と注目のバッターを揃える。大阪桐蔭期待の2投手を攻略出来るかで智弁学園にも勝機が出てくる。 | *言い訳・大阪桐蔭の先発・松浦、リリーフ関戸共に立ち上がりが乱調で智弁学園につけ込まれた。大阪桐蔭も流石の長打力で反撃したが失点が大きすぎて追いつけず。中盤まで大阪桐蔭を1安打に抑えた智弁学園・先発の西村投手の的を絞らせない投球も見事だった。 ●
| 第3試合 | 広島新庄1xー0上田西 | (延長12回) 花田・秋山と安定感のある2投手を揃え今大会のダークホースにも挙げられている広島新庄だがチーム打率出場校中1位で4割超えの上田西打線も直前の練習試合でも当たっており好ゲームが期待できる。共に140キロを超える広島新庄投手陣が3,4点までに上田西打線を押さえ込むかがポイント。逆に上田西エース左腕の山口は終盤まで4,5点に抑えると終盤勝負に持ち込む事が可能となる。 | ○
| 5日目第1試合 | 東海大菅生4ー3聖カタリナ | 共に好投手を擁するが打力の差で東海大菅生が優位に立つ。東海大菅生はエース左腕の本田に安定感があり失点が計算できる。打線も公式戦のチーム打率出場チーム中2位で秋の都大会では平均得点9点を誇った。聖カタリナはエースの桜井が大黒柱。打線はやや非力だが控え投手も充実しているので終盤まで継投策も含めて僅差で付いていきたい。 | ○
| 第2試合 | 京都国際5−4柴田 | (延長10回) 甲子園初登場の初陣同士のフレッシュな対戦。投手は京都国際が森下・平野の左右の継投、柴田は大黒柱の谷木が打たせて取る投球で試合を作る。ともに相手打線を抑えきるだけの力はないので少ない好機をどちらの打線が生かし切るかがポイントとなる。柴田は谷木が降板すると苦しくなるのでピンチでの失策には気を付けたい。 | ○
| 第3試合 | 常総学院9ー5敦賀気比 | (延長13回タイブレーク) 評価が高い常総学院と北信越大会王者の敦賀気比の強豪同士の対決。打力は互角、投手力は秋本・大川の2枚看板が安定している常総学院に分がある。よって敦賀気比はエース左腕の竹松の踏ん張りが不可欠。両チームともチーム打率は3割5分を超え穴がないのでビックイニングを作れる打力がある。常総学院は継投機もポイントだがリードして自分のペースで戦えるか。 | ○
| 6日目第1試合 | 中京大中京2ー0専大松戸 | 剛腕エース畔柳を擁する中京大中京が総合力で上回る。畔柳は最速151キロを誇り公式戦の防御率も0点台、イニング数を上回る三振を奪っている。打線もプロ注目の1番細江を始め切れ目がなく秋の東海大会では全試合7得点を奪っている。専大松戸はエースの深沢のピッチングが生命線。横手からのコントロールに定評があるので上手く中京大中京打線を打たせて取れれば十分戦える。そのためにも打線は早めに3点ほどの援護を挙げたい。 | ○
| 2回戦 | 第2試合 | 仙台育英13−5神戸国際大付 | 初戦継投で完封勝ちの仙台育英と楠本投手が好投した神戸国際大付の対決。総合力で仙台育英に分があるが楠本投手が再び好投すると投手戦になる可能性もある。ただ初戦、古川ー伊藤の継投が完璧だった仙台育英が先行すると高い投手力を背景にそのまま逃げ切られる目算がたつ。神戸国際大付としてはなんとしても先制点を挙げたい。 | ○
| 第3試合 | 天理4ー0健大高崎 | 実力伯仲で予想が難しい一戦。ポイントはどちらの先発投手がより持ちこたえられるか。天理の達投手も長打力はある健大高崎戦では甘いところに行くと痛打を浴びそう。初戦好投した健大高崎・高松投手も打線のレベルが上がる天理相手だと後ろに回るか継投策になる可能性がある。打線は互角と見ているので投手陣の出来が試合を左右しそうだ。 | ○
| 7日目第1試合 | 東海大相模1ー0鳥取城北 | 東海大相模が総合力で上回る。初戦先発の石川が投手陣で石田と共に計算できるようになったのは大きな戦力増。打線も東海大甲府・若山投手には抑えられたが元来力はあり鳥取城北・広田投手もコントロールには気をつけたい。鳥取城北としては、序盤で東海に大量点が入ると一方的になる危険性もあるが、ビックイニングを作らせないように継投も含めて粘りの展開に持ち込めるか。 | ○
| 第2試合 | 福岡大大濠8ー4具志川商 | (延長11回) 2回戦でも地区大会の再戦が実現。秋の九州大会2回戦では両エースが登板し3−0で福岡大大濠が完封勝ちしている。福岡大大濠は初戦エースの毛利が見事な投球で九州大会決勝で敗れた大崎に2−1とリベンジ4安打に抑えた。具志川商は八戸西との21世紀枠対決を8−3で制した。この試合エースの新川の丁寧な投球と機動力を生かした攻めが目を引いた。この試合も九州大会同様投手戦が予想される。総合力では大濠がやや有利だが具志川商には勢いを感じるので、足を使って先制点を取れれば接戦に持ち込む事も出来そう。 | ○
| 第3試合 | 市和歌山1−2明豊 | なんと言っても市和歌山・小園投手がどんな投球を見せるかに尽きる。明豊は初戦12安打と打力は健在。しかし京本・太田らの投手陣が乱調気味で10−9の大乱戦となった。この試合は小園投手を打つ前に投手陣が踏ん張ることが要求される。3点以上の勝負に持ち込めると明豊にも勝機が出てくるが小園投手は近畿大会でも1失点しかしておらずかなり難しい目標となる。 | *言い訳・明豊投手陣が初戦とは別人のように好投し市和歌山打線が思った以上に打てなかった。小園投手の先発回避と9回の無死からの盗塁など市和歌山の監督采配にやや疑問が残った。ただ明豊の先発・太田、特にリリーフ財原投手の落ち着いた投球が勝ちにつながったと言える。 ●
| 8日目第1試合 | 智弁学園5ー2広島新庄 | 初戦、上田西を延長12回継投で完封した広島新庄の投手力と大阪桐蔭に打ち勝った智弁学園の打力のガチの勝負。広島新庄は先発が予想される花田は直球に力がありリリーフの秋山はチェンジアップに威力があり共に大崩れしない。智弁学園は初戦は大阪桐蔭投手陣が勝手に自滅した感もあるが力のある3,4番の前川・山下以外からタイムリーが生まれており打線に切れ目がなく8四死球を選ぶなど選球眼も良い。強豪同士の対決なので2,3点勝負と見たが意外に投手陣も良かった智弁学園の西村・小畠投手から広島新庄が何点取れるかもカギとなる。 | ○
| 第2試合 | 東海大菅生5xー4京都国際 | 総合力で東海大菅生が上回るがエースの本田投手の肩が本調子でないとすると初戦で好投した鈴木、左の桜井あたりの踏ん張りが不可欠となってくる。京都国際は森下ー平野の継投で、初戦6安打に終わったとは言え2本塁打を放った長打力のある東海大菅生打線を4,5点までに抑えることが必要条件。初戦2失策の守備も立て直しが必要だ。東海大菅生は初戦同様先行して優位に試合を進めることが出来れば逃げ切れそう。 | ○
| 第3試合 | 中京大中京15ー5常総学院 | 共に打力に自信があり投手力も整備されている強豪同士の対戦。常総学院は初戦6回まで4−0の楽勝ペースから追いつかれ選抜初のタイブレークを戦っての2回戦進出。この試合は隙を見せると確実に持って行かれそう。中京大中京も専大松戸の好投手・深沢に3安打に抑えられ打線に火が付いていない。この試合は4点以上は取らないと勝ちはないので常総先発が予想される秋本投手を5回までに降板させられるかがカギとなる。中京大中京も畔柳投手の先発を回避し松田・柴田投手の先発もあり得るがその時は打撃戦を打ち勝つ必要がある。 | ○
| 準々決勝 | 9日目第1試合 | 仙台育英3−10天理 | エースのコンディションという面で仙台育英が有利。仙台育英は初戦先発の古川、完封リレーの伊藤と休養でき万全の体制。天理はエースの達が2試合目2安打完封と調子が上がってきているが2試合完投後なので疲労の蓄積具合が心配。控え投手の先発もあり得る。打線でも2回戦で13得点と育英打線は当たってきており上り調子で試合を迎えられる。天理としてはエースの達が行けるところまで抑えその間に打線が得点する流れで2,3点勝負に持ち込みたい。 | *言い訳・雨で1日順延が天理エース達には恵みの雨となったようだ。逆に仙台育英古川は1回戦のような投球が出来ず、エースの伊藤も変化球の制球に苦しみ天理打線に直球を狙い撃たれた。140キロを超える直球でも弾き返す天理打線は力があった。天理先発の達投手は球に力があり大崩れしなかった。 ●
| 第2試合 | 東海大相模8ー0福岡大大濠 | 初戦2点、2回戦1点と打線が湿りっぱなしの東海大相模が福岡大大濠の好投手・毛利に対してどう得点していくかが見どころ。互いに2回戦は大苦戦したのでこの試合は波に乗った方が案外スルスル行く可能性がある。ポイントは福岡大大濠の先発投手。2回戦でやや調子が落ち始めた毛利が3試合目も先発で行くのか控え投手を起用するのか、いずれにしても中盤まで東海打線を眠ったままにしておけるかが大濠勝利のカギ。 | ○
| 第3試合 | 智弁学園4−6明豊 | 総合力で智弁学園に分があるが明豊は強豪相手だと何故か打線が爆発する伝統があるので智弁学園先発が予想される西村投手の出来がカギ。明豊打線は大会屈指の好投手・小園から得点を奪った勢いがあり油断は出来ない。明豊投手陣も太田ー財原が計算できるようになり京本投手を含め智弁学園打線のビックイニングを防ぎ点の取り合いになっても離されずに付いていきたい。4,5点勝負と見ているが明豊投手陣が2回戦のような好投ができるかが勝敗を分けそうだ。 | *言い訳・明豊の3投手がなんとか踏ん張り智弁学園を4点に抑えたのが勝因。特に先発の京本は変化球多投で3回までだったが智弁学園に得点を許さなかったことでペースを作れた。智弁学園は危惧していた投手陣の不安定さがここで露呈。大阪桐蔭戦では好投した先発西村が早々捕まったのが誤算だった。 ●
| 第4試合 | 中京大中京6ー0東海大菅生 | 東海大菅生は2回戦は最後にタイムリーが出て京都国際をうっちゃったが打線に今ひとつ繋がりを欠いている印象だ。中京大中京も畔柳投手が連投になるが松田投手の先発もにらみながらそれでも3点までには抑えるのではないかと予想。一方、エース本田が本調子では無い東海大菅生は中京打線を3,4点までに抑えられるかがポイントとなる。柱になる鈴木投手の踏ん張りが期待される。 | ○
| 準決勝 | 10日目第1試合 | 天理0−2東海大相模 | 実力伯仲、好ゲームが期待される。ポイントは天理・達、東海大相模・石田のエース対決。この試合は両エースの先発と予想する。達は制球には苦しんでいるが一貫して球に威力があり打者を上回っている。石田も準々決勝で本領発揮の14奪三振・完封。共に打線も当たっており投打のせめぎ合いが見どころ。3点勝負で長打も試合を左右しそう。東海大相模はショート大塚選手の復帰もカギ。 | *言い訳・天理・達投手の先発回避は予想しなかったが天理の敗因は東海大相模・石田投手を打てなかったことに尽きる。特に追い込んでからのチェンジアップが切れクリーンアップ3人をノーヒットに抑えたのが勝因。コントロールの良さも見せつけ15奪三振の好投だった。東海は天理先発の仲川投手に抑えられたが初回と最終回に1点づつ奪って石田投手の力投で逃げ切った。 ●
| 第2試合 | 中京大中京4−5明豊 | ここ2試合予想を外させている明豊がこの試合でもまた予想を裏切るのか?ポイントは中京エース畔柳投手vs明豊打線。5,6点勝負の打ち合いになると予想しており明豊3投手の失点4,5点(予想)までに畔柳投手が抑えられるかどうか。打線は中京トップの細江に初安打が出て中軸との繋がりが出来れば明豊としては脅威になる。明豊は4番黒木が活躍できるか。 | *言い訳・こちらもまさかの中京大中京・柴田投手の先発。畔柳投手が限界だったため交代が遅れた4回の5失点が痛かった。明豊は智弁学園戦に続いて先行逃げ切りの得意パターンに持ち込む事が出来、太田ー京本の継投も二人とも調子が良く見事に1点差で逃げ切った。 ●
| 決勝 | 11日目第1試合 | 東海大相模3xー2明豊 | エース石田が好調な東海大相模に分があるが、明豊が3投手とも好調だった場合「市和歌山戦」のパターンでロースコアの接戦を制する可能性もある。東海大相模は石田先発と予想するがこれまで甲子園で2試合完封は数多くあるが3試合完封は稀少だと言うこと。明豊はこれまで通り先制できるかがポイントとなる。ロースコアゲームになれば明豊の狙い通りだが東海大相模も2回戦で1−0というゲームを経験しておりその場合は我慢比べとなりそう。明豊は先発投手が崩れないことが大前提となる。 | *感想・先発・石川という意表を突いた東海大相模の作戦だったが明豊が先制し追いつかれてもまたリードするという明豊ペースで試合は進んだ。しかしエースの石田が登板してからは徐々に東海に流れが傾き最後は我慢の野球を続けた東海がサヨナラ勝ちを飾った。明豊・太田投手の好投は試合を緊迫したものにしたが、投手リレーを石川ー求ー石田と我慢に我慢を重ねた東海・門馬監督の采配が勝因となった。両チーム無失策の力の入った好ゲームだった。 ○
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{ 組み合わせ・解説 }
組み合わせ
神戸国際大付━━┓ ┏━━明 豊 A:地区大会優勝校が3校も入った激戦区。仙台育英が本命だがバランスの良い明徳義塾、投手
北 海 ──┘┐ ┏└──東播磨 力が良い神戸ー北海も差は無い。昨年の交流試合で完敗した仙台育英の仕上がり次第。
明徳義塾 ──┐┛仙台 ┐ ┏ 明豊└┏━━市和歌山 B:関東大会優勝の健大高崎の得点力が一歩リードしている。しかし初戦の下関国際は実力が高
仙台育英 ━━┛ | ┃ └──県岐阜商 く侮れない相手。天理も投手力が復活すれば勝ち上がる力がある。
健大高崎 ━━┓ ┃天理 ┐ ┏ 明豊| ┏━━智弁学園 C:甲子園ではなかなか見ることの出来ない東海大系列校対決。ユニフォームどうするのだろう?
下関国際 ──┘┐天理 ┛ | ┃ └ 智弁┏└──大阪桐蔭 東海大相模が一番地力はあるが試合で表わす事が出来るか。鳥取城北の打力も警戒。
宮崎商 ──┐┛ | ┃ └┏━━広島新庄 D:21世紀枠対決と九州大会決勝の再現という好カード。実力的には大濠がリードだが初陣3校
天 理 ━━┛ | ┃ └──上田西 の戦いぶりも注目される。好投手が多く真の好投手を見極めるブロック。
三島南 ──┐ ┃相模| ┏━━東海大菅生 E:一芸に秀でた対決。市和歌山の小園投手と県岐阜商・鍛冶舎監督の作戦は見物。東播磨・鈴
鳥取城北 ━━┛┐ ┃ | ┏└──聖カタリナ 木投手も好投手。得点力ある明豊を抑えられるか。総合力では県岐阜商に分がある。
東海大相模 ━━┓┛相模 ┓ ┃ | ┌ 菅生└┌──柴 田 F:智弁学園ー大阪桐蔭の近畿大会決勝再現は好カード。ポイントは大阪桐蔭の投手の出来。広
東海大甲府 ──┘ ┃相模 ┛ └ 中京| ┗━━京都国際 島新庄も2投手に力があり負けにくいチーム。上田西は打力で道を切り開きたい。
具志川商 ━━┓ | ┃ ┏━━常総学院 G:新鋭校が3校。その中でベテラン?の東海大菅生が一歩リード。初戦の聖カタリナはエースの
八戸西 ──┘┐大濠 ┘ ┗ 中京┌└──敦賀気比 桜井が好調だと手強い。柴田・谷木投手の軟投も注目される。京都国際も投手力は安定。
福岡大大濠 ━━┓┛ ┗┏━━中京大中京 H:V候補の一角・中京大中京には厳しいブロック。初戦の専大松戸のサイドスロー・深沢は打
大 崎 ──┘ └──専大松戸 ちにくい。常総ー敦賀は共に打力があり中京エース畔柳との対決が楽しみ。。
**ベスト8予想**
仙台育英(神戸国際大付)健大高崎(天理)東海大相模(鳥取城北)福岡大大濠(大崎)県岐阜商(市和歌山)大阪桐蔭(広島新庄)東海大菅生(聖カタリナ)中京大中京(常総学院)
優勝候補三点予想 | 中京大中京 | 大阪桐蔭 | 仙台育英
ダークホース三点予想 | 天理 | 福岡大大濠 | 健大高崎
| だめ押し三点予想 | 常総学院 | 東海大相模 | 北海
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地区名 | 代表校 | コメント | 回数 | 投手力 | 守備力 | 攻撃力 | 総合力 | 初戦戦績 | メモ |
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21世紀 | 八戸西 | 初 | C | C | B | C | * | ||
東播磨 | 初 | B | B | C | C | * | |||
具志川商 | 初 | B | B | B | C | * | |||
三島南 | 初 | C | C | C | C | * | |||
北海道 | 北海 | 10年ぶり | 13回 | A | A | B | B+ | 6勝6敗 | 準優勝(35回)ベスト4(32回)ベスト8(83・26回) |
東北 | 仙台育英 | 2年連続 | 14回 | A | A | A | A | 7勝5敗中止1 | 準優勝(73回)ベスト8(85・61回) |
柴田 | 初 | B | A | B | B | * | |||
関東 | 健大高崎 | 2年連続 | 5回 | B | B | A | B+ | 3勝中止1 | ベスト4(84回)ベスト8(89・87回) |
常総学院 | 5年ぶり | 10回 | B | A | A | B+ | 5勝4敗 | 優勝(73回)準優勝(66回)ベスト8(87回) | |
専大松戸 | 初 | B | A | B | B | ||||
東海大甲府 | 5年ぶり | 6回 | B | B | B | B | 3勝2敗 | ベスト4(62・59回)ベスト8(60回) | |
東海大相模 | 2年連続 | 12回 | B | A | A | B+ | 8勝2敗中止1 | 優勝(83・72回)準優勝(64・47回)ベスト4(90回) | |
東京 | 東海大菅生 | 6年ぶり | 4回 | B+ | B | A | B | 3敗 | |
北信越 | 敦賀気比 | 5年ぶり | 8回 | B | B | A | B | 5勝2敗 | 優勝(87回)ベスト8(78回) |
上田西 | 初 | B | A | B | B | ||||
東海 | 中京大中京 | 2年連続 | 32回 | A | A | A | A | 21勝9敗中止1 | 優勝(38・31・28・15回)準優勝(69・30回他) |
県岐阜商 | 2年連続 | 30回 | A | B | A | B+ | 22勝6敗中止1 | *優勝(17・12・10回)準優勝(31・28・16回)ベスト4(22回他3回) | |
近畿 | 智弁学園 | 2年連続 | 14回 | B | B | B | B+ | 7勝5敗中止1 | 優勝(88回)ベスト4(49回)ベスト8(48回) |
大阪桐蔭 | 2年連続 | 12回 | A | A | A | A | 10勝中止1 | 優勝(90・89・84回)ベスト4(87回)ベスト8(79・63回) | |
市和歌山 | 2年ぶり | 7回 | A | B | B | B | 4勝2敗 | *準優勝(37回)ベスト8(91回) | |
京都国際 | 初 | B | B | B | B | ||||
神戸国際大付 | 4年ぶり | 5回 | A | B | A | B+ | 1勝3敗 | ベスト4(77回) | |
天理 | 2年連続 | 25回 | B+ | A | A | B+ | 16勝7敗中止1 | 優勝(69回)ベスト4(64回)ベスト8(80・77・57・45回) | |
中国 | 広島新庄 | 2年連続 | 3回 | A | B | A | B+ | 1勝中止1 | |
下関国際 | 3年ぶり | 2回 | B | B | B | B | 1敗 | ||
鳥取城北 | 2年連続 | 3回 | B | B | B | B | 1敗中止1 | ||
四国 | 明徳義塾 | 2年連続 | 20回 | A | B | A | B+ | 14勝4敗中止1 | ベスト4(76・55回)ベスト8(86・74・72回) |
聖カタリナ | 初 | A | B | A | B | ||||
九州 | 大崎 | 初 | B | B | B | B | * | ||
福岡大大濠 | 4年ぶり | 5回 | A | A | B | B+ | 1勝3敗 | ベスト8(89回) | |
明豊 | 3年連続 | 5回 | B+ | B | A | B | 2勝1敗中止1 | ベスト4(91回) | |
宮崎商 | 52年ぶり | 3回 | B | B | B | B | 2敗 | * |
「A」は全国トップクラス「B」は全国上位クラス「C」は全国レベル「D」は弱点です。
[93回大会優勝校を探る!]
部長の分析によると「総合Aランク」は3チーム。例年に比べて隙の無いチームはなく投攻守どこかに課題を抱えた状態となっている。その中でも総合力と安定感で中京大中京が優勝候補NO1か。最速151キロのエース畔柳(くろやなぎ)に安定感があり打線も1番細江から切れ目が無い。あとは2番手投手の育成。大阪桐蔭は伸びしろNO1と言える。松浦・関戸の2本柱、
が共に崩れることは考えにくく4番池田を中心に長打力がある。仙台育英は潜在能力NO1といったチームで本番で実力を発揮できるかがカギ。エース伊藤に安定感が欲しい。
3校に続くのがB+ランク11校の中でも投手力が光る3校。福岡大大濠はエースの毛利が安定し2年生の多い打線が活躍すれば上位に食い込みそう。広島新庄も花田・秋山の2本柱が健在で一試合平均で3点以上失点することはまれ。打線の得点力がポイント。明徳義塾も
エース代木が成長し、相変わらずやや非力な打線が援護できればバランスは良くなる。北海・神戸国際大付も同型のチーム。
これに対して関東の強豪は打のチームが多い。健大高崎は「走」のイメージから長打力のチームに変化している。投手力の安定がカギ。常総学院は得点力に優れまた例年のチームよりも秋本・大川の投手力も優れている。
東海大相模は4番の柴田の打棒とエースの石田の踏ん張り次第。県岐阜商も昨年よりエースの野崎の成長により投手力が安定し接戦でも強みを発揮できるようになった。智弁学園・天理は打力は一級品なので投手の出来次第で上位に絡める。
Bランクの中では未だ選抜で勝ち星の無い東海大菅生、エース小園の投手力が良い市和歌山に注目。地区大会優勝校の敦賀気比・大崎も実力はある。
「21世紀枠」の中では一般枠との対戦となった三島南・東播磨ともに実力上位との対決となったが歯が立たない相手ではないので試合内容が楽しみだ。
個人的には柴田・大崎といった公立の新鋭校の戦いぶりに興味がある。
年 | センバツ出場校予想 | センバツ大会勝敗予想 | 夏の大会出場校予想 | 夏の甲子園大会勝敗予想 |
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1998年 | 94.4%(36校中34校) | 82.9%(35試合中29試合) | 70.9%(55校中39校)(*本命22) | 66.7%(54試合中36試合) |
1999年 | 93.8%(32校中30校) | 54.8%(31試合中17試合) | 75.5%(49校中37校)(本命19) | 62.5%(48試合中30試合) |
2000年 | 90.6%(32校中29校) | 67.7%(31試合中21試合) | 69.4%(49校中34校)(本命18) | 66.7%(48試合中32試合) |
2001年 | 88.2%(34校中30校) | 63.6%(33試合中21試合) | 61.2%(49校中30校)(本命14) | 66.7%(48試合中32試合) |
2002年 | 87.5%(32校中28校) | 61.3%(31試合中19試合) | 61.2%(49校中30校)(本命20) | 77.1%(48試合中37試合) |
2003年 | 85.3%(34校中29校) | 63.6%(33試合中21試合) | 59.2%(49校中29校)(本命15) | 54.2%(48試合中26試合) |
2004年 | 87.5%(32校中28校) | 77.4%(31試合中24試合) | 73.5%(49校中36校)(本命9) | 72.9%(48試合中35試合) |
2005年 | 90.6%(32校中29校) | 61.3%(31試合中19試合) | 77.6%(49校中38校)(本命18) | 72.9%(48試合中35試合) |
2006年 | 93.8%(32校中30校) | 58.1%(31試合中18試合) | 75.5%(49校中37校)(本命17) | 58.3%(48試合中28試合) |
2007年 | 93.8%(32校中30校) | 58.1%(31試合中18試合) | 63.3%(49校中31校)(本命19) | 66.7%(48試合中32試合) |
2008年 | 91.7%(36校中33校) | 65.7%(35試合中23試合) | 70.9%(55校中39校)(本命*20) | 77.8%(54試合中42試合) |
2009年 | 90.6%(32校中29校) | 58.1%(31試合中18試合) | 69.4%(49校中34校)(本命19) | 75.0%(48試合中36試合) |
2010年 | 90.6%(32校中29校) | 67.7%(31試合中21試合) | 63.3%(49校中31校)(本命11) | 72.9%(48試合中35試合) |
2011年 | 96.9%(32校中31校) | 71.0%(31試合中22試合) | 61.2%(49校中30校)(本命18) | 68.8%(48試合中33試合) |
2012年 | 96.9%(32校中31校) | 71.0%(31試合中22試合) | 59.2%(49校中29校)(本命19) | 72.9%(48試合中35試合) |
2013年 | 91.7%(36校中33校) | 48.6%(35試合中17試合) | 69.4%(49校中34校)(本命16) | 52.1%(48試合中25試合) |
2014年 | 93.8%(32校中30校) | 54.8%(32試合中17試合1分) | 81.6%(49校中40校)(本命18) | 60.4%(48試合中29試合) |
2015年 | 90.6%(32校中29校) | 74.2%(31試合中23試合) | 73.5%(49校中36校)(本命21) | 68.8%(48試合中33試合) |
2016年 | 84.4%(32校中27校) | 58.1%(31試合中18試合) | 67.3%(49校中33校)(本命20) | 64.6%(48試合中31試合) |
2017年 | 90.6%(32校中29校) | 71.0%(33試合中22試合2分) | 69.4%(49校中34校)(本命18) | 68.8%(48試合中33試合) |
2018年 | 94.4%(36校中34校) | 82.9%(35試合中29試合) | 82.1%(56校中46校)(本命25) | 72.7%(55試合中40試合) |
2019年 | 84.4%(32校中27校) | 71.0%(31試合中22試合) | 67.3%(49校中33校)(本命24) | 68.8%(48試合中33試合) |
2020年 | 93.8%(32校中30校) | |||
2021年 | 84.4%(32校中27校) | 71.0%(31試合中22試合) |
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