☆☆ 1月28日に出場校が決定しました! ☆☆
組み合わせ抽選会は3月11日→4日に変更です。
21世紀 | 福井 | 丹生 | 初
大分 | 大分舞鶴 | 初
| 福島 | 只見 | 初
| 北海道 | クラーク国際 | 初
| 東北 | 岩手 | 花巻東 | 4年ぶり | 4回
| 福島 | 聖光学院 | 4年ぶり | 6回
| 関東 | 茨城 | 明秀日立 | 4年ぶり | 2回
| 山梨 | 山梨学院 | 2年ぶり | 5回
| 千葉 | 木更津総合 | 6年ぶり | 4回
| 埼玉 | 浦和学院 | 7年ぶり | 11回
| 東京 | 国学院久我山 | 11年ぶり | 4回
| 二松学舎大付 | 7年ぶり | 6回
| 北信越 | 福井 | 敦賀気比 | 2年連続 | 9回
| 石川 | 星稜 | 2年ぶり | 15回
| 東海 | 静岡 | 日大三島 | 38年ぶり | 2回
| 岐阜 | 大垣日大 | 11年ぶり | 4回
| 近畿 | 大阪 | 大阪桐蔭 | 3年連続 | 13回
| 和歌山 | 和歌山東 | 初
| 奈良 | 天理 | 3年連続 | 26回
| 大阪 | 金光大阪 | 13年ぶり | 3回
| 京都 | 京都国際 | 2年連続 | 2回
| 和歌山 | 市和歌山 | 2年連続 | 8回
| 兵庫 | 東洋大姫路 | 14年ぶり | 8回
| 中国 | 広島 | 広陵 | 3年ぶり | 25回
| 広島 | 広島商 | 20年ぶり | 22回
| 岡山 | 倉敷工 | 13年ぶり | 11回
| 四国 | 高知 | 高知 | 4年ぶり | 19回
| 徳島 | 鳴門 | 9年ぶり | 9回
| 九州 | 福岡 | 九州国際大付 | 11年ぶり | 3回
| 鹿児島 | 大島 | 8年ぶり | 2回
| 佐賀 | 有田工 | 初
| 長崎 | 長崎日大 | 23年ぶり | 3回
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地区 | 北海道 | 東北 | 関東 | 東京 | 北信越 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 | 21世紀枠 |
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補欠校 | 旭川実 東海大札幌 | 八戸工大一 青森山田 | 東海大相模 桐生第一 | 関東一 日大三 | 小松大谷 富山商 | 聖隷クリストファー 至学館 | 近江 八幡商 | 岡山学芸館 下関国際 | 明徳義塾 徳島商 | 興南 海星 | 札幌国際情報 倉吉総合産 |
予想 | 旭川実 東海大札幌 | 青森山田 八戸工大一 | 桐生第一 健大高崎 | 二松学舎大付 関東一 | 富山商 小松大谷 | 大垣日大 至学館 | 近江 智弁学園 | 岡山学芸館 下関国際 | 明徳義塾 英明 | 興南 海星 | 太田 高松一 |
的中 | 〇 〇 | △ △ | ● △ | △ ● | △ △ | ● ○ | ○ ● | 〇 〇 | 〇 ● | ○ ○ | ● ● |
選出の感想
「3校目」は只見に決まりました。ここも「仮定」甲子園にあと一歩のチームを選ぶ・・の仮定が間違っていたようです。今回はこの「只見」の扱いが難しく、部長は戦力の不安から「無し」と考えたのですが選考委員は違ったようです。
補欠校は札幌国際情報・倉吉総合産の順番でした。太田・相可・伊吹・高松一が無印ということになります。予想した2校が補欠校に入ったことで、予想の方向性は全く違っていたわけではなかったと少しだけ納得しています。
残念賞は「大賞」が聖隷クリストファー、そして東海大相模・近江・明徳義塾です。常連校といえども、前年優勝校、夏ベスト4といえども落ちるときは落ちると学習しました。
それでは3月になったら、出場校の戦力分析をUPしたいと思います。それまでお元気で。
ブロック | 優勝校 | 2位 | ベスト4 | ベスト8 |
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北海道=1 | クラーク国際 | 旭川実 | 国際情報・東海大札幌 | 旭川明成・士別翔雲・立命館慶祥・白樺学園 |
東北=2 | 花巻東 | 聖光学院 | 八戸工大一・青森山田 | 仙台育英・大館桂桜・山形中央・能代松陽 |
関東=4+ | 明秀日立 | 山梨学院 | 浦和学院・木更津総合 | 白鴎大足利・桐生第一・東海大相模・健大高崎 |
東京=1+ | 国学院久我山 | 二松学舎大付 | 関東一・日大三 | 狛江・修徳・帝京・東海大菅生 |
北信越=2 | 敦賀気比 | 星稜 | 富山商・小松大谷 | 都市大塩尻・日本文理・北越・松商学園 |
東海=2 | 日大三島 | 聖隷クリストファー | 大垣日大・至学館 | 津商・享栄・三重・中京 |
近畿=6+1 | 大阪桐蔭 | 和歌山東 | 天理・金光大阪 | 市和歌山・東洋大姫路・近江・京都国際 |
中国=2+ | 広陵 | 広島商 | 岡山学芸館・倉敷工 | 下関国際・立正大淞南・宇部商・鳥取商 |
四国=2+ | 高知 | 鳴門 | 明徳義塾・徳島商 | 尽誠学園・阿南光・新田・英明 |
九州=4 | 九州国際大付 | 大島 | 有田工・長崎日大 | 海星・興南・佐賀商・明豊 |
*関東・東京で6枠、中国・四国で5枠。 明治神宮大会優勝地区=近畿地区です。
代表候補 | 補欠校1位候補 | (補欠校2位候補) |
---|---|---|
クラーク国際 | 旭川実 | 東海大札幌 |
< 解説 >
優勝したクラーク国際は投手陣が安定していた。左右のエース・山中、辻田はタイプも違い継投策でも強みを発揮できる。打線も確実に1点づつ積み重ねる野球でセンバツ初出場が確定的となった。準優勝の旭川実は今回もやはりあと一歩足りなかった。エースの佐々木が試合を作り接戦をものにしたが例年に比べ今年は打線の得点力に課題があった。
ベスト4、2校も見どころがあった。東海大札幌のエースの門別は150キロ近い速球が持ち味。夏には怖い存在になりそう。ベスト4もう一校の札幌国際情報は軟投派のエース三浦を強力打線が援護するバランスの取れたチーム。21世紀枠の地区推薦校になったが実力も評価されると21世紀枠選出に有利に働くかもしれない。ほかには北海・白樺学園などの常連校がほとんど実力差がなく続き、夏には強力なライバルになりそうだ。
代表候補 | 代表候補 | 補欠校1位候補 | 補欠校2位候補 |
---|---|---|---|
花巻東 | 聖光学院 | 青森山田 | 八戸工大一 |
< 解説 >
優勝の花巻東は意外なことに秋の大会は初優勝。例年投手力優位のチームとなることが多いがこのチームは3番の強打者佐々木を中心に打線が強力。投手陣は技巧派左腕の万谷が中心となる。
準優勝の聖光学院は圧倒的強さは無いもののエースの佐山が粘り強く投げ失点を抑えて勝ち進んだ。ベスト4の2校はともに青森県勢で青森山田は接戦を勝ち抜き、八戸工大一はエース広野の好投で2勝を挙げた。
この2校で補欠一位二位を占めることとなりそうだが補欠二位はベスト8から県大会一位校の仙台育英・能代松陽が浮上する可能性もある。
代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 補欠校1位候補 | 補欠校2位候補 |
---|---|---|---|---|---|---|
明秀日立 | 山梨学院 | 木更津総合 | 浦和学院 | 東海大相模 | 桐生第一 | 健大高崎 |
代表候補 | 補欠校1位候補 | 補欠校2位候補 |
---|---|---|
国学院久我山 | 二松学舎大付 | 関東一 |
< 解説 >
例年最後の1枠の配分でもめる関東・東京。ここ4年間は関東が+1枠を獲得。そろそろ東京の順番かなと予想するが今年もどちらの地区に配分となるか注目だ。まずは関東地区。
関東地区大会優勝の明秀日立は初の関東大会優勝。地元茨城県開催の大会のプレッシャーの中初戦の健大高崎戦で波に乗り番狂わせと思える優勝となった。強力打線が印象に残ったがエースの猪俣の粘り強い投球も忘れてはいけない。準優勝の山梨学院も打線が強力だった。エースの榎谷も好投手で実力的には優勝校を上回っていたかもしれない。ベスト4の2校はともに今大会の優勝候補の一角に挙げられていた。木更津総合は注目のエース越井が君臨。打線の得点力が上がれば甲子園でも優勝候補となる。ベスト4もう一校の浦和学院は昨夏はあっさり初戦で甲子園を後にしたが監督が交代した昨秋も関東大会ベスト4まで食い込んできた。投手力が安定しているのでこちらも打線の強化が課題か。
続いて東京地区との比較になる関東5位校はベスト8、4校のうちコールド負けの白鴎大足利が選びにくく、残る東海大相模と群馬県勢2校との比較となる。
東海大相模は昨年も関東5校目に滑り込みセンバツ優勝校となった。今回のチームは投打に昨年のチームに比べると小粒だがチームの総合力では優位に立っている。
群馬県勢は桐生第一が一位校、健大高崎が二位校。桐生第一は打力、健大高崎は投手力に不安があり総合力ではやはり東海大相模の後塵を拝す。 ただ関東大会では打線が振るわず桐生第一の目も無いとは言えない。
次に東京地区に目を移してみると優勝の国学院久我山が選出確実。今回の決勝戦は土俵際でうっちゃった感じだったが日大三・帝京を下した力は認めたい。関東地区と比較になる東京2番手は準優勝の二松学舎大付が有力。3番手には試合内容からベスト4の2校のうち関東一が来そうだ。この2校の比較でも二松学舎大付が総合力で優位に立っているので逆転はないだろう。4番手はベスト4の日大三となりそう。
さて以上から関東東京6校目は東海大相模と二松学舎大付の比較になりそう。「昨年選抜優勝」の東海大相模のネームバリューか、実力的には引けを取らず五年ぶりの東京二校をバランス的にもそろそろ選びたい二松学舎大付か選考委員の胸一つにゆだねられているが、神奈川県大会を圧勝続きで制してきた東海大相模が今年も滑り込むと予想したい。ただ関東5校目が桐生第一となった場合は二松学舎大付が選出されるだろう。
代表候補 | 代表候補 | 補欠校1位候補 | 補欠校2位候補 |
---|---|---|---|
敦賀気比 | 星稜 | 富山商 | 小松大谷 |
< 解説 >
北信越は例年どおりの2枠。今年は逆転の要素は見当たらず順当に決勝戦進出の2校に落ち着きそう。優勝した敦賀気比は秋2連覇となった。昨年まで不安定だった上加世田が好投し一皮むければ甲子園でも活躍しそう。準優勝の星稜は初戦で東海大諏訪に大苦戦しそこを乗り越えてから接戦を制し決勝に進んだ。投打に逸材がそろいセンバツまでに伸びしろが感じられるチームだ。補欠1位は甲乙つけがたいがベスト4の2校のうち富山商がエース前田の投手力で上回りややリードか。補欠2位は小松大谷で異論はないだろう。
ベスト8組では前評判の高かった松商学園・日本文理に好投手・栗原、田中が居り夏には楽しみな存在。他には高岡商・帝京長岡などが投打にまとまった好チームだった。
代表候補 | 代表候補 | 補欠校1位候補 | 補欠校2位候補 |
---|---|---|---|
日大三島 | 聖隷クリストファー | 大垣日大 | 至学館 |
< 解説 >
東海地区は近年センバツからご無沙汰だった静岡県勢同士の決勝戦となった。ベスト4の2校に逆転の要素は薄く決勝進出の2校で間違いなさそう。
優勝の日大三島は元報徳学園監督の永田監督が就任して2年たたずに結果を出した。投打に特筆する選手は皆無だが粘り強く戦いいつの間にか接戦を制しているといったチーム。逆転も得意技だ。準優勝の聖隷クリストファーも浜松商・掛川西を甲子園に導いた上村監督が就任し近年県大会では上位に顔を出していたがついに甲子園初出場を当確にした。
東海大会では最終回の得点での逆転勝ちを2回演出するなど神がかっていたが、投打の実力では全国強豪にやや見劣りするのでセンバツまでにどこまで成長できるかがカギ。
補欠1位はベスト4の至学館・大垣日大の争い。ともに県大会2位校だが愛知県一位校の享栄を下していることから大垣日大が一歩リードか。補欠2位は至学館で落ち着きそうだが実力差はないので逆の目になることもあり得る。
昨夏甲子園1勝のエース上山が残った三重はエースの不調で勝ち進めなかった。昨夏の県大会準優勝に続き復活の甲子園まであと一歩に迫った享栄もあと一歩のところで足踏みとなりそう。
代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 補欠校1位候補 | 補欠校2位候補 |
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大阪桐蔭 | 和歌山東 | 天理 | 金光大阪 | 京都国際 | 東洋大姫路 | 市和歌山 | 近江 | 智弁学園 |
< 解説 >
今回は大阪桐蔭が明治神宮大会優勝で7枠となったが、実力伯仲で選考には時間がかかりそう。
優勝の大阪桐蔭は昨夏のチームからほぼメンバーが一新したが新2年生の投手陣が活躍し大会を圧勝。その勢いで明治神宮大会も制しセンバツでも優勝候補に挙がりそう。
準優勝の和歌山東は和歌山2位から京都・大阪勢を撃破しての決勝戦進出と勢いに乗っていた。2回戦で優勝候補だった京都国際に3−2と競り勝ったのが大きかった。
準決勝進出の残り2校も安泰。3校目は大型エース南沢擁する天理が選出されそう。奈良3位校からの勝ち上がりだ。金光大阪もエースの古川の調子の波が気になるが打線は好調で久しぶりのセンバツが当確。ベスト8から選出濃厚な5校目は京都国際が昨夏の甲子園ベスト4の投手陣が残っていることから実力を評価されて選ばれそうだ。
6校目は残る東洋大姫路・近江・市和歌山から優勝した大阪桐蔭戦での点差が近畿大会を通じて最も小さい東洋大姫路が有力。ラストの7校目は近江・市和歌山の比較になるが昨夏甲子園ベスト4の原動力となった山田投手が投げなかった近江は失点が多いのは難点。一方和歌山東が当確な市和歌山は速球派のエース米田が楽しみだが地域性で不利。センバツでは「投手力」が評価される傾向が強いが近畿地区は各県から1校づつ出そうという機運もありかなかな予想が難しい。
結局今回は「地域性」か「投手力重視」かのどちらを尊ぶかを予想しなければならないが県一位校である市和歌山を「好投手枠」で選出すると予想する。
そうすると補欠一位校は近江、補欠2位は智弁学園・社・神戸学院大付などが浮上する。それぞれ弱点を抱えているが奈良県1位校の智弁学園が滑り込むとみている。
代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 補欠校1位候補 | 補欠校2位候補 |
---|---|---|---|---|
広陵 | 広島商 | 倉敷工 | 岡山学芸館 | 下関国際 |
代表候補 | 代表候補 | 補欠校1位候補 | 補欠校2位候補 |
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高知 | 鳴門 | 明徳義塾 | 英明 |
< 解説 >
今年も例年通り中国四国で5枠。ここの5枠目はその年の「機運」に左右されやすいので今年はどうなるか。
優勝の広陵は近年、広島新庄の後塵を拝していたが3年ぶりのセンバツが濃厚。エース森山が好投し「春の広陵」をわずかブランク2回でまた甲子園に導きそう。
準優勝の広島商は夏は2019年に出場したが春の出場となると20年ぶりとなる。投手力に不安はあるが春までに整備できるか。ベスト4までの2校に逆転の要素はなくこの2校が選出される可能性が高い。
四国地区との比較になる3番手は準決勝進出の岡山県勢2校が互角の様相。倉敷工が県一位、岡山学芸館が県2位校だ。昨年の3番手も鳥取県1位校の米子東と2位校の鳥取城北の間で検討されたが、昨年は米子東が準決勝コールド負けだったのが響いたのか鳥取県大会では米子東に敗れた鳥取城北が3番手となった。それに対して今回は順当に岡山県大会の結果も加味して倉敷工と予想した。しかし中国大会での試合内容では倉敷工は投手力に波があり、安定した投手力の岡山学芸館が逆転選出される隙はあると言っておこう。
補欠2位はベスト8勢から実力のある下関国際が有力。ただし山陰勢に注目して鳥取商という可能性もわずかだがある。
続いて四国地区。こちらも決勝進出の2校は当確。優勝した高知は昨年までの大エース森木がいなくなってから甲子園当確となる皮肉。準優勝の鳴門は近年徳島県の高校野球をリードしていて準決勝で明徳義塾を接戦で破り当確となった。
中国地区との比較になる3番手はベスト4の2校の比較となるが徳島商がコールド負けしているので高知県1位校の明徳義塾で間違いないだろう。
4番手は順当ならベスト4進出の徳島商が来るところだが鳴門がすでに当確なため県一位校で優勝した高知に1−2と善戦した英明が選ばれると見た。
さて、中国・四国5枠目の比較となる倉敷工・明徳義塾の比較検討では実力的には昨夏甲子園で好投した・吉村投手が残る明徳義塾が一歩リードだが今回のチームは打線が例年よりかなり見劣りするのがウィークポイント。また同県の高知が当確なのも足を引っ張りそう。ただ倉敷工も同じ山陽勢の広島2校が当確のため地域性でそれほど有利なわけでもない。ただ今までの選考では2014年以来5枠目が四国に来たことはなく、また、21世紀枠の選出校 (倉吉総合産・高松一)の動向も絡み、その結果によって5枠目がどちらの地区に行くか左右される恐れもありとても予想が難しいが、ここは例年を踏まえ順当に倉敷工と予想しておく。もし明徳義塾が選出されるときは「実力で中国地区候補を上回り」という形容詞がつくはず。
代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 代表候補 | 補欠校1位候補 | 補欠校2位候補 |
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九州国際大付 | 大島 | 有田工 | 長崎日大 | 興南 | 海星 |
< 解説 >
今回も例年通り4枠。今回は準決勝でコールドゲームがあり4枠目に波乱が起きる可能性がある。
優勝した九州国際大付は近年秋の九州大会に出場は続けていたもののなかなか勝ち進めないでいたが、ようやく結果を出した。左腕・香西、速球派・野田の両投手が踏ん張り持ち前の長打力ある強力打線とかみ合って秋は初の九州大会制覇となった。
準優勝の大島は左腕エース大野の存在が大きい。準々決勝で興南を完封してセンバツを当確にし準決勝・決勝は登板せず打線が接戦を制して準優勝となった。選ばれると一般枠での出場は初となる。
ベスト4の有田工はエースの塚本が2試合連続完封。準決勝ではスタミナが切れて打ち込まれたが佐賀県2位校から佐賀県勢としては2007年以来の一般枠での出場となりそう。さてもう一校の長崎日大は長崎2位校から打線が頑張りベスト4入り。準決勝では優勝した九州国際大付に2−12の7回コールド負けを喫した。
ベスト8では同じ長崎県1位校の海星と沖縄1位校の興南にチャンスがあり以上の3校の比較となりそう。長崎県大会決勝では2−0で海星が長崎日大を下しており、海星が逆転選出される要素はある。興南も投打の総合力が高く大島戦も終盤はやや押しており試合内容はほぼ互角だった。
2011年の九州大会でベスト4に入りながら創成館が落選したこともあり九州地区は準決勝コールド負けには厳しい印象がある。この時は同じチームに善戦したベスト8の宮崎西が選出されたが今回その理論を当てはめると鹿児島城西となる。しかし初戦負け(4−6)であり同県の大島が当確のため選びにくい。よってどこも決め手に欠け今回はベスト4の長崎日大が選出されると予想する。
補欠一位は僅差の争いながら興南、補欠2位は海星が有力。鹿児島城西も補欠校になら食い込む可能性がある。
[ 21世紀枠 ]
東日本代表候補 | 西日本代表候補 | 第3代表候補 | 補欠校1位候補 | 補欠校2位候補 |
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札幌国際情報 | 大分舞鶴 | 倉吉総合産 | 太田 | 高松一 |
< 解説 >
21世紀枠も22年目。なかなか3校全部当てることはできないが、今年も内容を検討していきたい。
今回も選出の順番として、東日本5校から1校、西日本4校から1校。残りの7校から1校、計3校選出される。まずは例年通り順番に予想してみたい。
まずは「東日本ブロック」(北海道・東北・関東・北信越・東海)候補校は札幌国際情報・只見・太田・丹生・相可の5校。まず昨秋の実績を復習してみる。地区推薦校になるのは5校とも全て初。県推薦は丹生・相可が2回目。あとの3校は初の道県推薦校。甲子園経験は相可が夏3回の出場経験があり、他4校は出場経験無し。
次に地区大会の成績では札幌国際情報は北海道大会ベスト4(3勝=すべてコールド勝ち)。あとの4校は地区大会に出ておらず丹生は県大会ベスト4残る只見・太田・相可は県大会ベスト8。実績ではそれほど差はないがベスト4入りの札幌国際情報・丹生が多少有利。
以上外的要因(客観的要因)では丹生はややリードし札幌国際情報が追うイメージだがほとんど差がついていないといえる状況。
次に主観的予想をしてみるとお馴染みの「文武両道」では太田が地方の進学校として実績がある。続くのは札幌国際情報。
困難克服では人口密度・自然環境などから只見、同様に雪の多い丹生、都市部であるが北海道の札幌国際情報にアピールポイントがありそう。
近年注目されている「話題性」では農学校発祥で「まごの店」で有名な相可、少人数学校の只見がマスコミで取り上げられることが多い。
「マークすべきチーム」。どちらかといえば「マークすべき地区」だが北信越は10年間選出が無く「そろそろ」なのか「もちろん今年も無し」なのか見極める必要がある。また地区推薦予想で本命ではなかった只見・太田・丹生・相可はなぜ本命校を抑えたのか深読みしたいところだ。
以上を元に考えると、例年東地区は投票で3校ほどに候補を絞るので、第一回目の投票で上位に残りそうなのは戦績優勝な札幌国際情報、上記で名前がたくさん上がった丹生の争いか。そこに久慈東・上尾を抑えて推薦された只見・太田が食い込めるかどうか。特に只見は21世紀枠的要素が豊富な有力校だが戦績に不安がありそれがどう評価されるにかかっている。
相可は町民の応援の好印象はあるが甲子園初出場でない点がマイナスポイントに働きそう。しかし近年実業高校の広い意味での「文武両道」が評価されており以前の帯広農の要因で食い込んでくる恐れもある。よって東地区は有力校がなく、かといって泡沫候補も無く非常に予想が割れる今年度となっている。
この中で1回目の推薦で当選高校を予想すると、今回は「甲子園にあと一歩」ということをポイントに考えてみた。話題性の只見はこの指標には当てはまらず「北信越」の丹生は同県の敦賀気比が一般枠で選出濃厚なので「北信越はまた来年!」となると予想(勘です)。よって地区大会出場校で実力も評価されていて何よりも本当に甲子園にあと一歩である、札幌国際情報を予想。ライバルは実力も評価されている太田と予想する。
続いて「西日本ブロック」(近畿・中国・四国・九州)候補校は伊吹・倉吉総合産・高松一・大分舞鶴。高松一は夏3回春1回甲子園出場があるが他の3校は甲子園経験なし。
東日本と同様に過去の実績を調べてみると21世紀枠の地区推薦は平成18年に高松一が地区推薦を受けているので今回で2回目。他校は初めて。県推薦は伊吹が初で倉吉総合産・高松一・大分舞鶴が2回目。
次に地区大会の成績では倉吉総合産・は中国大会で優勝した広陵に0−6の初戦敗退(県準優勝)、大分舞鶴は九州大会準優勝の大島に2−3と初戦敗退(県準優勝)。他の2校は県大会止まりで伊吹・高松一は県ベスト8。
主観的要因の文武両道では高松一・大分舞鶴がその範疇に入りそう。ただ東日本の太田が難関校の合格者数では上回っている。
困難克服では過疎地の範疇に位置する伊吹にアドバンテージがありそう。
「話題性」では怪童・中西太さんの母校・高松一、ラグビーの強豪校・大分舞鶴、同様にホッケーの名門・伊吹がアピールポイントを持ち倉吉総合産の野球教室もインパクトがありそう。
さて、以上を踏まえて考えると戦力・実績・文武両道を兼ね備えた大分舞鶴は他の3校をリードしている。次の3校は横一線で「地区大会出場」の倉吉総合産、近畿一般枠の動向も影響しそうな自然環境が厳しい伊吹、地区推薦2回目で文武両道でもある高松一の3校となるが、このうち何を評価するかで選出が左右されそう。部長の予想としては伊吹が過去、「意外な近畿地区推薦校」だった伊香・堀川と似た匂いがするのでここは良くても補欠校止まりと読んだ。(勘です)
ここまでをまとめると、東は札幌国際情報、続いて太田、西は大分舞鶴続いて倉吉総合産・高松一と予想する。
さて、ラスト1校の選出は残りの7校すべてのうちから選出されるが、近年はそれぞれのブロックで競り負けた1,2校の比較検討となっている。札幌国際情報・大分舞鶴と来ると同タイプの進学校の太田・高松一は選びにくく倉吉総合産あるいは大外から相可のまくりもあるかもしれない。
この3校だとすべて地区大会出場校になってしまうので札幌国際情報と太田の入れ替えはバランス上考えられる。ただ県ベスト8校は過去めったに選出されていないのでどうなるか。札幌国際情報は北海道ながら大都市の札幌に位置する高校なので、選出されるかどうかは今後大都市の高校が候補となった場合に大きなインパクトを残しそうだ。
補欠1位は太田、補欠2位は高松一または相可と予想する。只見はスルーと見たがどうなるか?
それでは28日を待ちましょう!
つづく
21世紀枠・地区推薦校を探る!
恒例のマイナーな企画。こんなこと予想している人は他にいるのかな?
地区 | 北海道 | 東北 | 関東・東京 | 北信越 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州
推薦校 | 札幌国際情報 | 只見 | 太田 | 丹生 | 相可 | 伊吹 | 倉吉総合産 | 高松第一 | 大分舞鶴
| 部長本命予想 | 札幌国際情報 | 久慈東 | 上尾 | 松本深志 | 中部大春日丘 | 塔南 | 倉吉総合産 | 高松第一 | 大分舞鶴
| 的中か | ◎ | △ | △ | △ | △ | ▲ | ◎ | ◎ | ◎
| 過去的中数(分母22) | 14 | 12 | 7 | 13 | 11 | 11 | 13 | 16 | 11
| |
---|
◎本命予想 △対抗予想 ▲大穴予想 ×ハズレ
< 解説 >
予定通り、12月10日(金)午後3時ごろ21世紀枠候補校(地区推薦校)9校が発表になりました。(高野連ホームページ)今回も、この中から3校が来年21世紀枠として選出されるわけです。予想としては、本命が4校、対抗4校、大穴が1校という結果になりました。顔ぶれを見ての感想としては「只見・太田・丹生・伊吹」と対抗勢ぞろいという印象です。
ここ数年の教訓キーワードは「私立高の推薦は簡単には行われない」でしたが、今回はゼロ。教訓は相変わらず生きているようです。今年度の結果を以下地区ごとに見ていきましょう。
「北海道」は本命・公立校の札幌国際情報となりました。道大会ベスト4は公立校では一番上位の成績です。北海道地区は「最高成績の公立校」という不文律が今年も有効でした。
「東北」は対抗の只見が推薦されました。下馬評が高かった大館桂桜が推薦辞退したため、もう一校の地区大会出場校の久慈東を予想しましたが、環境が厳しい只見のほうに軍配が上がりました。
「関東・東京」は対抗の太田が推薦されました。進学校3校のなかでは気になる存在でしたが、昨年再推薦された石橋の例を上尾が踏襲すると予想したので関東東京地区の軌道修正を見た気がします。
「北信越」も対抗の丹生が推薦されました。昔から大物食いで有名な高校でしたが都市部からは離れていることが本命予想の松本深志を上回る要因の一つだったかもしれません。
「東海」は東海地区大会未進出校の相可が推薦されました。私立校の中部大春日丘は推薦されませんでした。東海地区も公立重視の傾向がでてきたのかもしれません。一般枠で選出されない可能性の高い県勢(今回は静岡県以外)を推薦する伝統は守られています。
「近畿」は有力視された本命の塔南ではなく伊吹が推薦されました。所在地の米原市は新幹線は停車しますが都市ではなく可能性は感じていましたが9校中一番の意外な推薦高校でした。
「中国」は中国地区大会出場校の本命・倉吉総合産が推薦されました。予想通り。
「四国」は本命・高松第一でした。注目の松山商はスルーでした。
「九州」は本命・大分舞鶴でした。九州地区はやはり地区大会進出校が強いようです。小林秀峰は惜しかったですね。
「まとめ」今回は9校中4校と過去最低の成績でした。21世紀枠は毎年難しいです。今年は特に難しかったと思います。ただ、対抗が4校と当たらなかったとはいえ予想の方向性はまずまずかなと自己満足しています。
結果本命的中4勝5敗というのは過去最低ラインの成績でした。より一層精進したいと思います。それでは年明けに出場校予想でお会いしましょう!
各都道府県・推薦校は以下の通りです。
*北海道*
北海道は未定ですので、便宜的にベスト16進出校を挙げておきます。
クラーク国際 ・旭川実・札幌国際情報(道立)・東海大札幌・旭川明成・士別翔雲(道立)・立命館慶祥・白樺学園
・滝川西(市立)・函館工(道立)・知内(町立)・釧路江南(道立)・北海・北照・札幌静修・札幌第一
21世紀枠候補・本命 | 21世紀枠候補・対抗 | 21世紀枠候補・大穴 |
---|---|---|
札幌国際情報 | 知内 | 士別翔雲 |
< 解説 >
* 21世紀枠 *
近年は公立校を推薦するようになりつつある北海道地区。一昨年度は帯広農が当選したが昨年の知内は補欠2位にとどまり今年度に希望を残した。
今回の注目はベスト4入りした札幌国際情報を推薦するか、昨年補欠校になった余韻を頼りに再び知内を推薦するかが焦点。
札幌国際情報は1995年に設立され普通科・国際文化科・理数工学科・グローバルビジネス科を有する道立校。北海道大学をはじめ国公立大学に毎年100名以上が進学している。創立30周年にもならない新しい高校だがそれが評価の対象となるかで結果が分かれてきそう。
知内は昨年の地区推薦校で1993年の第65回センバツに出場経験がある。函館市の南西方向の上磯郡に位置しており1952年創立の普通科の高校。
また近年北海道大会に顔を出すようになってきた士別翔雲も今後のために覚えておきたいところ。旭川市の北部士別市にある2007年に士別と士別商が統合されて発足した道立高校。
私立では甲子園常連校が多い中2年連続準優勝の旭川実あたりを北海道高野連としては推薦したいところだろうが現実には難しいだろう。
総合的に見ると、今年度はベスト4入りの札幌国際情報が有力。ベスト16ながら知内も可能性ゼロではない。
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月15日県推薦校確定>
*東北*
県立弘前南(青森ベスト4)県立久慈東(岩手準優勝){県立大館桂桜(秋田準優勝)=推薦辞退}創学館(山形ベスト8)東北学院榴ヶ岡(宮城ベスト8)県立只見(福島ベスト8)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
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久慈東 | 只見 | 弘前南 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * 21世紀枠の超名門東北地区。ここ6年間で5校21世紀枠で送り出している。昨年も八戸西が下馬評通り選出された。この地区は例年東北地区大会に進出した高校が選出されている(例外・いわき海星)。今回の進出校は大館桂桜・久慈東の2校。東北大会で大館桂桜は1勝してベスト8入り、久慈東は初戦で5回コールド負けを喫している。
大館桂桜は昨年に続いて2回目の県推薦。2016年に大館桂・大館・大館工が統合して発足した。普通科・生活科学科の他に工業系3学科を有している。甲子園経験は無し。
とここまで書いて大館桂桜、まさかの推薦辞退!代わりの推薦校は出さないということなので5校で考えることとなった。
久慈東は初の県推薦。ただ統合前の平成12年に統合校の1つ久慈商が県推薦を受けている。2004年(平成16年)に久慈農林高等学校、久慈商業高等学校、久慈水産高等学校の3校統合され発足した高等学校。甲子園経験は久慈商時代の1993年に第73回夏の選手権に出場している。
以下は県大会止まり。
弘前南は平成15年に続いて2回目の県推薦。1963年に開校の男女共学・普通科の高校。進学校で生徒のほとんどが大学・短大・専修学校に進学している。甲子園経験は無し。
創学館は初の県推薦。1961年に創立の私立工業高校。平成30年4月に山形電波工業高校から現校名に改称している。甲子園出場はない。
東北学院榴ヶ岡は初の県推薦。1959年東北学院高校の榴ヶ岡校舎として設立。1972年に独立している。今夏甲子園出場した東北学院高校とは兄弟校。こちらは甲子園経験は無し。
只見は初の県推薦。1964年に分校として創立。もうすぐ60年を越える歴史がある。小規模校で普通科・1学年40名ほどがが在籍している。甲子園経験は無し。
以上のような顔ぶれとなったが本命視されていた大館桂桜の推薦辞退で一気に予想が難しくなった。残りの5校を総合的に見てみると東北地区大会に進出している大館桂桜・久慈東のうち久慈東が浮上すると考えるのが妥当、平成19年の大曲工辞退の時も東北大会進出の五所川原農林が地区推薦されている。しかも、過去地区推薦を受けると全勝(21世紀枠で選出される)の岩手県勢は侮れない底力がある
地区大会不出場の中では間違いなく不便な立地にある只見、2回目の県推薦の弘前南が注目される。残る創学館・東北学院榴ヶ岡は私立校なので東北地区で推薦を受けるのはまだ時期尚早と思える。
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月12日都県推薦校確定>
*関東・東京*
県立下妻一(茨城ベスト4)県立高根沢(栃木ベスト4)県立太田(群馬ベスト8)、県立上尾(埼玉ベスト4)県立甲府第一(山梨ベスト8)千葉黎明(千葉ベスト8)都立狛江(東京ベスト8)日大高(神奈川ベスト8)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
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上尾 | 太田 | 甲府第一 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * 一昨年は推薦校8校中私立勢が4校だったが昨年今年は2校と半減。今後このぐらいの比率に落ち着くか。
この地区は例年関東地区大会出場がそれほど重要視されていないようだが今年度は関東大会出場校がゼロという結果になった。
よって北から順番にプロフィールを見てみよう。今年度は進学校の推薦が多いようだ。
下妻一(茨城県)は以前推薦されていそうな気がしたが今回県初推薦。明治30年(1897年)に茨城県尋常中学校下妻分校として開校。進学校で毎年100名以上が国公立大学に合格している。甲子園経験はない。ちなみに下妻二は2回甲子園に出場している。
高根沢(栃木県)は初の県推薦。宇都宮市の北東に位置している。昭和25年(1950年)創立の普通科・商業科を有する県立高。甲子園経験は無し。
太田(群馬県)もこれまで推薦がなく初めての県推薦。明治30年(1897年)に群馬県尋常中学校新田分校として創立。進学校で東大・京大を含め毎年120名ほどの国公立大合格者を輩出している。甲子園経験は無し。
上尾(埼玉県)は平成27年度に続いて2回目の県推薦。この時は関東地区推薦校になっている。昭和33年(1958)設立の県立校。普通科の他に商業科を有している。甲子園は夏4回、春3回出場経験があり1984年の夏が最後。
甲府第一(山梨県)は平成15・13年に続いて3回目の県推薦。明治13年(1880年)創立の普通科と探究科を有する県立校。進学校で東大を含め国公立大学に毎年150名前後の合格者を出している。甲子園は夏に3回出場しており近年では1968年の第50回選手権大会となっている。
千葉黎明(千葉県)は初の県推薦。八街市に位置し大正12年(1923)創立の普通科・生産ビジネス科を有する私立校。
狛江(東京都)は初の都推薦。昭和47年(1971年)設立の普通科の都立高校。
日大高(神奈川県)は平成27・25年に続いて3回目の県推薦。昭和5年(1930年)設立の私立校。甲子園出場はなく、ここも過去何度も甲子園にもう一歩まで近づいている「甲子園まであと一歩高校」である。
さて、総合的に見てみると今年は過去に推薦経験がある上尾、文武両道で歴史がある下妻一・太田・甲府第一なども可能性があり都立で健闘した狛江もダークホースと思われる。
昨年石橋が2回目の関東地区推薦になったので上尾も2回目の推薦を受ける可能性は十分あるが、石橋が補欠校に引っかからなかった結果がどう評価されるかがカギ。
進学校3校の中では太田が気になる存在で進学校3校の中では一般枠で群馬県勢が当落線上のため21世紀枠に浮上する可能性がある。可能性としては太田>甲府第一>下妻一といった順番か。ただ3校の中で一番県大会の成績の良い下妻一が推される希望も残る
狛江は都立校でベスト8と健闘したことは称賛されるがそのほかにアピールポイントがあるかによる。
高根沢・千葉黎明・日大高は推薦までにはまだ決め手に欠けていそう。
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月24日県推薦校確定>
*北信越*
県立松本深志(長野ベスト8)東京学館新潟(新潟ベスト4)県立砺波(富山ベスト8)県立小松(石川ベスト8)県立丹生(福井ベスト4)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
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松本深志 | 丹生 | 小松 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * 平成22年度の佐渡以来10年間選出がない北信越地区。昨年補欠一位に終わった富山北部・水橋だが事前には有力視されていただけに北信越地区の選ばれにくさが浮き彫りとなった。
5校中北信越地区大会に出ているのは今回ゼロ。よって5校横一線での比較となる。
松本深志(長野県)は平成29年度に続いて2日目の県推薦。明治9年(1876)に設立された長野県内最古の歴史を持つ小学校・開智学校内に設置された中学校を祖とする県立校。東京大学を含む国公立大学に毎年130名ほどの合格者を出している県内有数の進学校。甲子園は1947年の第29回選手権に当時の松本中学として1回出場経験がある。
東京学館新潟(新潟県)は昨年に続いて2回目の県推薦。昭和58年(1983)に設立。普通科でスポーツに力を入れている。甲子園経験は無いがサッカー部・バスケットボール・男子バレー部は強豪。千葉県の東京学館と同系列校
砺波(富山県)は初の県推薦。明治41年(1908)に富山県立砺波中学校として創立。普通科の県立高校。東大・京大にも年度によって合格者がおり国公立大学に毎年130名あまりの合格者を出している。ラグビー部は強豪として有名。
小松(石川県)は初の県推薦。明治32年(1899)に石川県第四中学校として創立。進学校で東大京大をはじめ国公立大学に毎年200名前後の合格者を出している。甲子園には夏2回出場しており最後は1999年の第81回選手権大会となっている。
丹生(福井県)は平成22年に続いて2回目の県推薦。鯖江市の北西・越前町に位置している。大正14年(1925)に創立された高等女学校を祖とする普通科の県立校。男女ともホッケー部は全国的強豪である。甲子園経験はなし。
まとめると進学校3校とその他2校という並びとなる。進学校の中では松本深志が近年県大会でも上位に顔を出しており、より近年の甲子園経験がある小松と比べても新鮮味がありそう。砺波は進学実績で先の2校とはやや差がありそこが影響するかわからないがインパクトが弱い。
丹生は人口の少ない地域にあり県ベスト4の成績と相まって浮上する可能性がある。東京学館新潟は間違いなく近年力をつけているが私立校であり選出には躊躇するであろう。
進学校枠の松本深志・小松と丹生の一騎打ちか。
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<11月10日県推薦校確定>
*東海* <確定>
県立科学技術(静岡ベスト8)中部大春日丘(愛知ベスト4)県立大垣南(岐阜ベスト16)県立相可(三重ベスト8)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
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中部大春日丘 | 相可 | 大垣南 |
< 解説 >
* 21世紀枠 *
東海地区は過去「地区大会出場」は重要な推薦の要件とはなっていないようだが、今年も便宜上二つに分けて見る。まずは東海地区大会出場校。
中部大春日丘(愛知県)は春日丘高校だった平成13年に続いて2回目の県推薦。昭和38年(1963)に名古屋第一工業高校春日井分校として設立の中高一貫の私立高。甲子園出場はない。ラグビー部は強豪として知られている。
以下は県大会止まり。
科学技術(静岡県)は初の県推薦。平成20年(2008)に静岡工と清水工を再編して設立。静岡市に位置している。工業科と理数科がある。甲子園経験は無い。
大垣南(静岡県)は初の県推薦。昭和24年(1949)創立の県立校。フェンシング部は強豪。甲子園出場はない。
相可(三重県)は平成16年に続いて2回目の県推薦。明治40年(1907)に組合農業学校として設立された多気郡多気町に位置する普通科・生産経済科・環境創造科・食物調理科を有する県立校。食物調理科は「まごの店」で有名。甲子園は夏3回出場経験があり最後は1983年の第65回選手権大会となっている。
さて、総合的に考察すると私立校にアレルギーのない東海地区としてはやはり東海大会出場の中部大春日丘を推薦する可能性が高い。ほかの3校の中では一般枠で静岡県勢が当確なことから大垣南・相可が浮上し県大会の成績上位の相可が2番手に位置しそう。科学技術は設立13年の新設校でもあり今後に期待となりそう。
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<府県推薦校11月12日確定>
*近畿* <確定>
県立伊吹(滋賀ベスト8)市立塔南(京都準優勝)市立高田商(奈良準優勝)県立熊野(和歌山ベスト8)星翔(大阪ベスト4)県立加古川西(兵庫ベスト8)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
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塔南 | 熊野 | 伊吹 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * 昨年東播磨を見事に当選させた近畿地区はここ13年間で8校を当選させている隠れた21世紀枠の名門地区だ。
これまで近畿地区は近畿大会出場校が特に優先される事はなかったが、今回の「近畿大会出場校」は塔南(京都府)高田商(奈良県)の2校となっている。昨年の東播磨も近畿大会出場校だったことから昨年あたりから一定の条件となっているかもしれない。
塔南(京都府)は平成21年・20年に続いて3回目の府推薦。昭和38年(1963)に洛陽・伏見高校の普通科を併合して設立された普通科・教育みらい科の市立校。甲子園出場は無い。
高田商(奈良県)は初の県推薦。昭和29年(1954)に設立の県立商業科校。大和高田市に位置する。夏1回春3回甲子園出場があり近年では2017年の春に出場している。
以下は県大会止まりの高校。。
伊吹(滋賀県)は初の県推薦。昭和56年(1981)に設立された普通科の県立高。体育コースがある。ホッケー部は全国的強豪。甲子園経験は無い。
熊野(和歌山県)は初の県推薦。大正12年(1923)に農学校として設立の県立高。総合学科と看護科がある。甲子園経験は無い。
星翔(大阪府)は初の府推薦。昭和13年(1938)に設立された普通科・工業科を有する私立校。摂津市に位置している。浪速工から改称する際に校名を一般公募した。甲子園経験は無い。
加古川西(兵庫県)は初の県推薦。明治45年(1912)郡立の高等女学校として創立した。進学校で毎年100名ほど国公立大学に合格者を出している。甲子園経験は無し。
以上から予想すると、近畿大会出場校の中では高田商は甲子園に出たばかりなので推薦しにくく塔南は有力な存在。近畿大会出場校以外では歴史の古い熊野、進学校の加古川西あたりが推薦枠を争うと予想する。ただし昨年兵庫県の東播磨が推薦されていることから 伊吹の浮上があるかもしれない。私立校の星翔はまだ難しそう。
まとめると塔南・熊野に加古川西・伊吹が絡む展開か。
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<県推薦校11月19日確定>
*中国* <確定>
市立玉野商工(岡山ベスト8)県立倉吉総合産(鳥取準優勝)県立三原(広島ベスト8)県立松江南(島根ベスト8)県立宇部工(山口ベスト4)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
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倉吉総合産 | 宇部工 | 松江南 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * 21世紀枠の名門・中国地区。一昨年、同一県21世紀枠4回目の選出を成し遂げた島根県がここ3年連続で地区推薦校を出しているが今年はどうなるか?
この地区は基本的に中国地区大会に進出していることが推薦校になる必須条件となっている(例外・倉吉東)それでは他地区と同様に2つに分けて見てみる。
今回の地区大会に出場しているのは2校。
倉吉総合産(鳥取県)は地区大会では初戦敗退。平成13年に続き2回目の県推薦。平成15年(2003)に倉吉工業と倉吉産業(商業・家庭)の2校が統合され、総合実業高等学校として開校した。現在は機械科・電気科・ビジネス科・生活デザイン科がある。甲子園出場はない。
宇部工(山口県)は地区大会初戦敗退。平成22年に続いて2回目の県推薦。大正10年(1921)設立の機械科など4学科を有する工業高校。野球部は1976年の第48回選抜に出場経験がある。
以下は県大会止まり。
玉野商工(岡山県)は初の県推薦。昭和32年(1957)に設立された市立商業高校。2018年に機械科が設置され玉野商工に改称されている。甲子園出場はない。
三原(広島県)は初の県推薦。高等女学校を前身とする三原桜南と明善、旧制中学校を前身とする浮城が統合される形で、昭和24年(1949)に三原として開校した普通科の県立校。甲子園経験はない。
松江南(島根県)は初の県推薦。昭和36年(1961)に松江高等学校が南・北の2校に分割され、松江南として開校。毎年140名ほどが国公立大学に合格する進学校である。甲子園出場経験はなし。
総合的に見てみると、例年同様中国地区大会に進出した2校が有力。実業校同士の比較になるが歴史の古い宇部工か県大会準優勝という実績を重んじて倉吉総合産かは簡単に甲乙つけられない。が、今回一般枠で選出の可能性がない山陰の倉吉総合産を甲子園初登場というフレッシュさも加味して推してみたいと思う。
残りの3校では松江南に島根県勢地区推薦枠4連覇がかかるがこれまでの選考結果からすると可能性は低い。三原・玉野商工はアピールポイントがないと難しい。、
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<県推薦校11月9日確定>
*四国* <確定>
市立高松第一(香川ベスト8)県立松山商(愛媛ベスト8)徳島市立(徳島ベスト8)県立宿毛工(高知ベスト8)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
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高松第一 | 松山商 | 徳島市立 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * ここ2年間補欠校にも引っかからなくなった四国地区だが今年は復活なるか。近年12年で7度選出されている名門地区の一つ。
今回は四国地区大会出場校がないので4校横一線での比較となる。
高松第一(香川県)は平成18年に続いて2回目の県推薦。この時は四国地区推薦校に選ばれている。昭和3年(1928)に設立された高松市立第一中学校と、大正4年(1915)に設立された高松市立実科高等女学校が前身となっている。これまで夏3回春1回甲子園出場経験があり、最後の出場は1972年の第54回選手権大会となっている。
松山商(愛媛県)は初の県推薦。いわずと知れた甲子園レジュンド校のひとつである。明治34年(1901)県立商業学校として創立。全日制・定時制課程があり、全日制では商業科他3学科を有する。野球部は夏26回春16回の甲子園出場経験があり夏5回(松山東含む)春2回の優勝経験もある。近年では2001年の第83回選手権大会に出場している。
徳島市立(徳島県)は初の県推薦。昭和37年(1962)創立の市立高校。普通科と理数科がある。サッカー部は強豪として有名。甲子園経験はなし。
宿毛工(高知県)は初の県推薦。昭和29年(1954)に創立の工業高校。機械科他3学科がある。甲子園経験は無い。
以上を総合すると、前回地区推薦されている高松第一が一番順当。問題は松山商の扱い。レジェンド校なので有無を言わせず推薦という判断もあるが、甲子園から20年遠ざかっているのが長いのか短いのか、21世紀枠でレジェンド校を選んでOBのプライドを傷つけないか、また逆に、推薦しなかったら失礼ではないか?など四国地区高野連も頭を悩ましそうだ。
続くのはほとんど差はないが徳島市立・宿毛工という順番か。四国はこれまで実業高校が推薦されたことはなく今回も普通科の高校が有力視されるがそろそろ実業高校をという気もする。
今回は松山商はお休みいただいて高松第一と予想する。
各都道府県・推薦校は以下の通りです。<県推薦校11月19日確定>
*九州* <日確定>
県立福岡(福岡ベスト8)県立鹿島(佐賀ベスト4)県立諫早農(長崎ベスト4)県立熊本北(熊本ベスト16)県立大分舞鶴(大分準優勝)県立小林秀峰(宮崎優勝)市立国分中央(鹿児島ベスト4)県立北山(沖縄ベスト4)
21世紀・本命 | 21世紀・対抗 | 21世紀・大穴 |
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大分舞鶴 | 小林秀峰 | 福岡 |
< 解説 >
* 21世紀枠 * ここ4年間で3回選出されている九州地区、絶好調といえる。1推薦枠を8県で争うわけで関東東京と並ぶ全国一の激戦地区である。この地区も九州地区大会出場が地区推薦されるためには必要条件になっている(例外・大島・本部=地区大会進出校なし)ので二つに分けて見てみる。
九州大会出場校は2校。 大分舞鶴(大分県)は平成29年に続いて2回目の県推薦。昭和26年(1951)に設立の県立校。普通科・理数科がありラグビー部は全国的強豪。甲子園経験は無い。大分大学を初め国公立大学に毎年250名前後の合格者を出している進学校でもある。
小林秀峰(宮崎県)は初の県推薦。平成20年(2008)小林商と小林工を統合して発足。平成23年さらに高原を統合して現在に至っている。甲子園経験は無い。
県大会止まりは以下の高校。
福岡(福岡県)は初の県推薦。大正6年(1917)福岡県立福岡中学校(旧制中学校)として開校。県下有数の進学校で東大京大をはじめ九大に100名前後、国公立大学に300名弱の合格者を出している。甲子園経験は無い。ラグビー部は強豪として有名。
鹿島(佐賀県)は平成30年に続いて2回目の県推薦。ただし統合前の鹿島実は平成22,19年の2回推薦されている。明治29年(1896)に尋常中学校鹿島分校として開校。以来120年越えの歴史を有したが鹿島実と統合され新制鹿島高校として出発している。甲子園経験は夏2回。1960年の第42回選手権が最後だがこのときはベスト4入りしている。
諫早農(長崎県)は初の県推薦。明治40年(1907)に開校した「長崎県立農学校」を前身としている農業高校。農業科学科など7学科を有する。甲子園経験は無し。
熊本北(熊本県)は平成24・18年に続いて3回目の県推薦。昭和57年(1982)設立の比較的新しい県立校。普通科・理数科・英語科があり国公立大に100名以上合格者を出す進学校でもある。今夏の県大会も準優勝している。甲子園出場はない。
国分中央(鹿児島県)は初の県推薦。明治39年(1906)に精華学校として発足。以後県に移行したのち現在は霧島市立となっている。スポーツ健康科 ・ビジネス情報科・園芸工学科・生活文化科の4学科がある。甲子園経験は無し。
北山(沖縄県)は初の県推薦。昭和23年(1948) 名護高校の前身の田井等高校から分離独立し開校。普通科と理数科がある。駅伝部は強豪。甲子園経験は無い。
さて、この8校の中では九州大会出場の大分舞鶴・小林秀峰が一歩リード。県大会もそれぞれ準優勝・優勝と実績は申し分なくこの2校のどちらかがで99%推薦されるだろう。ただ2年前の本部の推薦が読めなかったように本部案件が発動すると福岡・鹿島あたりが浮上することも全くないとは言えない。
この2校は甲乙つけがたいが2回目の推薦・九州大会での準優勝チーム・大島に2−3の惜敗という試合内容から大分舞鶴のほうが有力だろう。
小林秀峰は九州大会での初戦コールド負けが悪印象だが「県大会優勝」ということが最大評価されると可能性はある。
諫早農・熊本北・国分中央・北山はなにかトピックスがあれば浮上する可能性があるがむずかしそう。
つづく
年 | センバツ出場校予想 | センバツ大会勝敗予想 | 夏の大会出場校予想 | 夏の甲子園大会勝敗予想 |
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1998年 | 94.4%(36校中34校) | 82.9%(35試合中29試合) | 70.9%(55校中39校)(*本命22) | 66.7%(54試合中36試合) |
1999年 | 93.8%(32校中30校) | 54.8%(31試合中17試合) | 75.5%(49校中37校)(本命19) | 62.5%(48試合中30試合) |
2000年 | 90.6%(32校中29校) | 67.7%(31試合中21試合) | 69.4%(49校中34校)(本命18) | 66.7%(48試合中32試合) |
2001年 | 88.2%(34校中30校) | 63.6%(33試合中21試合) | 61.2%(49校中30校)(本命14) | 66.7%(48試合中32試合) |
2002年 | 87.5%(32校中28校) | 61.3%(31試合中19試合) | 61.2%(49校中30校)(本命20) | 77.1%(48試合中37試合) |
2003年 | 85.3%(34校中29校) | 63.6%(33試合中21試合) | 59.2%(49校中29校)(本命15) | 54.2%(48試合中26試合) |
2004年 | 87.5%(32校中28校) | 77.4%(31試合中24試合) | 73.5%(49校中36校)(本命9) | 72.9%(48試合中35試合) |
2005年 | 90.6%(32校中29校) | 61.3%(31試合中19試合) | 77.6%(49校中38校)(本命18) | 72.9%(48試合中35試合) |
2006年 | 93.8%(32校中30校) | 58.1%(31試合中18試合) | 75.5%(49校中37校)(本命17) | 58.3%(48試合中28試合) |
2007年 | 93.8%(32校中30校) | 58.1%(31試合中18試合) | 63.3%(49校中31校)(本命19) | 66.7%(48試合中32試合) |
2008年 | 91.7%(36校中33校) | 65.7%(35試合中23試合) | 70.9%(55校中39校)(本命*20) | 77.8%(54試合中42試合) |
2009年 | 90.6%(32校中29校) | 58.1%(31試合中18試合) | 69.4%(49校中34校)(本命19) | 75.0%(48試合中36試合) |
2010年 | 90.6%(32校中29校) | 67.7%(31試合中21試合) | 63.3%(49校中31校)(本命11) | 72.9%(48試合中35試合) |
2011年 | 96.9%(32校中31校) | 71.0%(31試合中22試合) | 61.2%(49校中30校)(本命18) | 68.8%(48試合中33試合) |
2012年 | 96.9%(32校中31校) | 71.0%(31試合中22試合) | 59.2%(49校中29校)(本命19) | 72.9%(48試合中35試合) |
2013年 | 91.7%(36校中33校) | 48.6%(35試合中17試合) | 69.4%(49校中34校)(本命16) | 52.1%(48試合中25試合) |
2014年 | 93.8%(32校中30校) | 54.8%(32試合中17試合1分) | 81.6%(49校中40校)(本命18) | 60.4%(48試合中29試合) |
2015年 | 90.6%(32校中29校) | 74.2%(31試合中23試合) | 73.5%(49校中36校)(本命21) | 68.8%(48試合中33試合) |
2016年 | 84.4%(32校中27校) | 58.1%(31試合中18試合) | 67.3%(49校中33校)(本命20) | 64.6%(48試合中31試合) |
2017年 | 90.6%(32校中29校) | 71.0%(33試合中22試合2分) | 69.4%(49校中34校)(本命18) | 68.8%(48試合中33試合) |
2018年 | 94.4%(36校中34校) | 82.9%(35試合中29試合) | 82.1%(56校中46校)(本命25) | 72.7%(55試合中40試合) |
2019年 | 84.4%(32校中27校) | 71.0%(31試合中22試合) | 67.3%(49校中33校)(本命24) | 68.8%(48試合中33試合) |
2020年 | 93.8%(32校中30校) | |||
2021年 | 84.4%(32校中27校) | 71.0%(31試合中22試合) | 77.6%(49校中38校)(本命21) | 56.5%(46試合中26試合) |
2022年 | 87.5%(32校中28校) |
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